堕天使のトップアザゼルとその協力者ヴァーリとの接触から少し経ち、いよいよ授業参観当日となった
永人にとっては特にこれといった出来事は無く授業が進んでいったが、兄が何かやらかしたらしく兄のクラスが騒がしかった。
その後、体育館で謎のコスプレイヤーの写真撮影が行われていたり、それがソーナの実姉で外交担当の魔王セラフォルーだと分かり思わずドン引きすると同時にソーナに同情したりした
そして放課後、オカルト研究部は旧校舎内にある『開かずの教室』の前にいた。何でもここにリアスの『
「その子はどうして封印されているんですか?まさかとても凶暴なのですか?」
アーシアがリアスに質問するとリアスはそれを否定した
「違うわアーシア、こうなってしまったのは全て私のせいよ。ギャスパー…この部屋にいる僧侶の名前よ、彼は凄い才能を持っているんだけどそれをコントロールできないの。私は『自分ならあの子を助けられる』って自惚れて眷族にしたけど結果は見ての通りよ。それ以来、自分の無力さを嫌いにならなかったことは無いわ」
悲しそうに言うリアスに対しイッセーが何か言おうとするが永人がそれより前に、早く開けることを催促した。兄のことだ碌なことを言うはずがない、そう感じた永人であった
封印が解かれると同時に部屋から叫び声が聞こえた。イッセー、永人(+4人)、アーシア、ゼノヴィアは驚くがそれ以外の面々は驚くことなく部屋の主である金髪の女子生徒に話しかけた
「うっひょー!女の子!しかも金髪美女!」
イッセーがいつも通りの反応をするがここで衝撃的な事実が発覚する。なんとこの子、『ギャスパー・ヴラディ』は女装癖を持つ男子であり学年は小猫と同じ1年生であり、時間停止能力を持つ神器『
このことを知ったイッセーはショックで叫び、ギャスパーもそれに驚いて叫び部屋から出ないとリアスの誘いを拒否。立ち直ったイッセーがギャスパーの態度に怒り無理矢理部屋から出そうとするが、その瞬間時間が停止した。
永人とギャスパーを除いて
「え、止まっていない?」
ギャスパーは驚いているが永人自身も驚いていた
「何で僕だけ止まっていないんだ?あ、そうだみんな出てくれ!」
永人が呼びかけると飛彩達が永人の側に現れた。彼らも止まっておらず自由に動くことができた
「ま、また人が増えたーー!」
ギャスパーが再び叫ぶとリアス達は元に戻ったが、彼女達も永人にギャスパーの神器が効いていないことに驚いていた
何とかギャスパーを部室に連れてくることができた一同だが、当のギャスパーは某固体だったり裸だったりな蛇みたいにダンボールに閉じこもり、隙間から永人達を観察しては目が合うと慌てて目を逸らしていた
「部長さん、こりゃ相当重症だな」
貴利矢がダンボールの側に座り込むとギャスパーは急いで距離をとった。がそんな態度が気に入らないのかイッセーはギャスパーのダンボールを蹴ろうとした
「おっとアンタ、そのノリはダメだぜ。それじゃこいつの心にもっと傷を作るぜ」
が貴利矢がすぐに止めるとリアスに声をかけた
「なぁ部長さん、さっき永人達と話してたんだが
「え!急にそんなこと言われても……でも貴方達はギャスパーの神器の効果を受け付けないから適役かもしれないけど……本当に良いの?」
「問題ないぜ、なぁみんな?」
貴利矢がそう言うと一同は首を縦に振り、リアスはそれを承諾。こうしてギャスパーはしばらくの間、永人達が預かることとなった
そこから永人達によるギャスパーとの交流が始まった。がギャスパーはそれを拒否し続けるが貴利矢に上手く乗せられて自分の持つ不安や過去を暴露していた
「そっか、ギャスパー君は自分の力が怖いんだ。でもそう思っている君は強いって僕は思うよ」
「僕が……強い?」
永人の言葉にギャスパーが不思議がる。自分は神器の力をコントロールできていないのに何故そんなことを言えるのか疑問に思ったからだ
「だって君はその力で多くの人が迷惑するのを理解している。それを知らないで馬鹿みたいに使う奴って心が弱いと僕は思うよ」
永人にそう言われたギャスパーは今までそう言われたことがなく驚いていた。更にそこに他の4人が続いていく
「世の中には力に溺れて馬鹿をする連中がいる。そんな奴と違いお前は自分の力の恐ろしさを分かっている。それは誇りに思っても問題ない」
「そうだぜ、
「私達の力は戦う事しかできない。しかし君の力は何かを助けるのに使えるではないか」
「何かを助ける?…僕が…どうやって?」
不安がるギャスパーに対し貴利矢が代表して答えた
「例えば時間を止めて車に轢かれそうな猫を助けたりとか?
ま、何であれお前はお前だ。自分のノリを信じていけばいいんだ、間違ったら誰かが止めてくれるさ」
貴利矢がそう締めるとギャスパーは少し自信がついたのか目に力が入っていた。そんなギャスパーに貴利矢が提案した
「そうだ、俺たちの変身見るか?きっとノリノリになるぜ!」
「へ、変身?」
不思議がるギャスパーを見て、永人達は変身した
『ドラゴナイトハンターZ!』
「凄ーい!格好いい!」
ギャスパーがすっかり変身ショーに夢中になっているといるの間にか小猫にアーシアやゼノヴィア、サジとギャラリーが増えている事に気がついた。そして、アザゼルがいるのも
「アザゼル!いつの間にそこに⁉︎」
エグゼイドがそう言うとみんな驚くがアザゼルは両手を上げて戦う意思がないことをアピールしていた
「そう警戒すんなよ。俺は今度の会談の下見に来ただけだ。それにしてもそれがコカビエルを倒した力か……ちょっと俺に貸して「貸すと思っているのか、このクソカラス!」そんなのキレなくても良いじゃないか……」
怒るスナイプに対し少し悲しそうな表情をするアザゼルだが、代わりにギャスパーの神器の効率の良いトレーニング方を教えて帰ろうとするが、エグゼイドは彼に話しかけた
「あのーすみません!1つ聞きたいことがあるんですけど時間いいですか?」
「ああ構わねーぜ、むしろお前さんの力の源が何か分かるかもしれないから俺は大歓迎だぜ。で何が聞きたい?」
笑って対応するアザゼル。だが永人が質問した途端その表情は真面目な物になった
「ギャスパー君の神器で僕は停止しなかったんですけど、何でですか?」
「な!お前それは本当か?」
「え、はい本当ですけど……何か?」
アザゼルは永人を真剣に見た後
「リアス・グレモリーに転生したいって頼め、そうすりゃ分かる」
と言って帰っていった
その後言われた通りにリアスに頼んだ永人だったが彼女の持つ全ての悪魔の駒は永人達に全く反応しなかった。
「嘘……そんなこと有り得ないわ」
「あの〜部長、永人に駒が反応しないってことは、こいつの力が大したことないってことですか?」
イッセーが質問するとリアスは緊迫した表情で答えた
「逆よイッセー、悪魔の駒が反応しないってことは…相手が神仏の加護を受けている、あるいは神仏そのものってことなのよ。一般家庭に生まれた永人にこんなケースが当てはまるなんて、信じられないわ」
リアスの説明にイッセーは驚くが永人は心当たりが1つあった。それは例のフードの男だった。神出鬼没な彼が何かしたのなら納得がいくがリアスに言ってもどうにかできる人物では無いので黙っておく事にした
『永人に悪魔の駒が反応しない』このことはオカルト研究部内で箝口令が敷かれ、他勢力はおろか悪魔であっても口外してはならない事になった
ゴッドマキシマムマイティXガシャットの音声が面白すぎてMAX大草原wwwww
神の暴走は加速する!
ちなみにイッセーがギャスパーを蹴るのは原作でもやってます