「『地獄の最下層』にコカビエルを送りつけただと!アザゼルめ、あそこをゴミ捨て場かなにかと勘違いしているのか!
くそ、近いうちにハーデスに酒の1つでも送ってやるか……彼は数少ないギリシャの良心だ。どこぞの好色主神や嫉妬深いその妻とかに悩まされているからな………」
ギャスパーの神器と思われる時間停止が発生する中永人と飛彩達は動けていた。他に動ける面々は各勢力のトップとリアス、祐斗、ゼノヴィア、そして少し遅れてイッセーだった
「まさかアザゼルが言ったことは本当だったのか!(チッ、せっかくリアスの評価を上げれそうな駒が……)」
サーゼクスは永人達が動けることに驚いていた、すぐに切り直して状況を確認していた。
その後アザゼルから今回の襲撃者が和平に反対しているテロリストであることが告げられ、皆に緊迫した空気が流れる。しかし、どこからか「ドカーン!」と壁か何かが壊れるような音と、それと同時にバイクの走行音が響いた
全員が音のする方に目を向けると
「ぎゃーーーー!貴利矢さん、スピードを落としてくだーい!」
「そんなこと言われても、追われているんだから逃げなきゃダメでしょ!もっとスピード出すからしっかり捕まれよギャスパー!」
「え!これ以上スピード出すって、ちょっと待ってー!」
レベル2の姿で逃走しているレーザーと、そのハンドルに泣きながらしがみついているギャスパーがいた
その光景を見て永人は一安心したが、レーザーに加勢すべく変身しながら飛び降りた
レーザーはギャスパーを乗せながら逃亡しているとそこにエグゼイドやリアス達が助けに来たのでスピードを緩めた
「2人とも無事かしら?」
「ああ、何とかなったぜ。っと言っても自分のせいでギャスパーの神器が暴走しちまったけどな」
申し訳無さそうにするレーザーだが、ギャスパーは自分を責めていた
「貴利矢さんは悪くありませんよ、悪いのは僕ですよ…僕みたいな…僕みたいな役立たずのクズはいない方が「それは違うわギャスパー」ぶ、部長?」
自虐するギャスパーに対し、リアスはハグをしながら言う
「ギャスパー、確かに今の貴方は自分の力を抑えることができないわ。でも私はそんな貴方を一度も役立たずだと思ったことは無いわ。
今は貴方は助けられる側かも知れない。でもいつかは貴方は世界で一番の僧侶になって助けてくれる、そうなることを私は信じてるわ」
リアスの言葉がギャスパーの胸心に深く刻まれていった。かつて自分を助けてくれたリアスが信じてくれる。それがギャスパーを勇気付けた
そんな2人の様子を見ていたエグゼイドは、あるガシャットを起動させた。その名は…
『JU JU BURGER!』
リアス達はおろかガシャット開発担当的ポジションのゲンムすらその名を聞いて驚いていた
「永人、なんだその名前からしておかしなガシャットは?」
「これはみんなに内緒でこっそり作ってたレベル4用のガシャットさ、ずっと考えていた非戦闘用のガシャットでハンバーガーを作るんだ!」
自信満々に答えるエグゼイドに対し全員「ナニイテンダ、フザケルナ!」と言いたそうな雰囲気を出していた。しかしエグゼイドは足はローラースケートで手はケチャップとマスタードの容器の
「行くぜ!大大大大変身!」
『ガッシャーン!レベルアップ!マイティジャンプ!マイティキック!マイティマイティアクションX!!
アガッチャ!バ~ガ~♪バ~ガ~♪ジュージューバーガー!!』
「ノーコンティニューでハンバーガーを作るぜ!」
レベルアップしたエグゼイドは上半身にハンバーガー、足にローラースケートが装着されており、正直言って強そうでは無かった。
敵の魔法使いらしき者もそう思ったのかエグゼイドに攻撃するが、足に装着された
その光景をアザゼルは今回の襲撃の首謀者である『カテレア・レヴィアタン』と戦いながら見ていた
「こりゃまた面白いもんを見せてくれるな!」
ローラースケートで逃げつつケチャップとマスタードを撃つエグゼイドだが、ある程度動いた後にガシャットをホルダーにセットしていた
「お、必殺技か!待っていたぜ、どんな派手な攻撃になるのやら?」
アザゼルはこれから起きるであろうド派手な攻撃に期待していたが、その期待は裏切られた
『ガシャット!キメワザ!JU JU CRITICAL STRIKE!』
ホルダーから声が響くと固定された攻撃が光り出して1つになったかと思えば、敵味方問わず周辺にいる者全てにそれが拡散していった。「フレンドリファイアーか?」と思わず身構えるアザゼルだが気がつくと彼の手にはハンバーガーショップの袋が握られており、中には出来立てホカホカのハンバーガーが3つほどあった
「お待たせいたしました!当店自慢のジュージューバーガーでございます!どうぞ召し上げれ!」
エグゼイドがそう言うと、何故か敵の魔法使いの1人がハンバーガーを食べ始めた。そしてそれが1人また1人と増えていき皆笑顔になっていた。
アザゼルは不思議がるが、先程から漂うハンバーガーの匂いは妙に食欲をそそり食べずにはいられなくなり食べ始めた
「こ、このハンバーガー………美味い!美味すぎる!」
そうこれこそがジュージューバーガーの能力であった
ハンバーガーを食べることで食べたものは笑顔になり、戦闘を止める。まさに「非戦闘用のガシャット」であった。
一方カテレアはこの光景に目を丸くしていた
「何だあの力は?」
「人間の力だよ。戦わずに争いを止める………俺達のような馬鹿みたいに固執する奴らじゃ考えられない人間ならではの力さ」
アザゼルはハンバーガーを食べながら答えた。するとカテレアは信じられないような表情をしていた
「馬鹿な!非力で愚かな人間にこのようなことができる訳…」
「そう言う考えが古いんだよ。人間ってのは確かに核兵器みたいな自分で自分を滅ぼしかねない物を作っちまうって点じゃ愚かかも知れないがな、その反面じゃ俺達がたどり着けない宇宙や海の底に行けたりすんだよ。いつまでも自分達が一番だと思ってると……痛い目にあうぜ」
アザゼルがそう言うとカテレアはエグゼイドに攻撃を仕掛けようとするが、スナイプに狙撃されてそれははばまれた
「人間の分際で私の邪魔をするな!」
「そっちこそ悪魔の癖に人間の世界に関与するんじゃねぇよ」
怒るカテレアに対しスナイプはガシャコンマグナムで狙撃し、彼女を誘導していた。
「大我の言う通りだ。この世界は人間の世界だ、貴様らの植民地ではない!」
「そう言うこった、とっととお家に帰ってろ!」
スナイプがカテレアを誘導するとその先でブレイブが彼女を凍らせ、レーザーがガシャコンスパローで切りかかった。カテレアは身動きが取れずそのまま切られた
「に、人間に負けるのか?この私が?」
「私たちを、人間を舐めるなぁ!」
押されていることに動揺するカテレアにゲンムが渾身のパンチを彼女の腹に叩き込んで気絶させ、アザゼルの方を見ていた
「このままこの女を拘束しろ。多少は情報が得られるだろう」
「ふ、そうだな。しかしお前さんら強いな!どうだ、
ブレイブの冷たい対応に、思わず苦笑するアザゼル
だが次の瞬間彼の後ろに何かが落下した
「ん?何だ⁉︎」
突然の出来事に驚く一同であったが、落ちた物を見てさらに驚いた。それはアザゼルが渡していたリングで一時的に禁手を発動していたイッセーだったからである
「な!兄さんどうして?」
突然の出来事で驚く永人だが、ふと空を見るとそこには
ハンバーガーでみんなを笑顔に……
っと冗談は置いといて個人的に好きなガシャット「ジュージューバーガー」を活躍させてみました
そして皆さんお待ちかねイッセーがボコられました。次回はヴァーリ戦!お楽しみに