時間停止から復活したアーシアが見たのは地面にひれ伏すボロボロの
「どうした、いくらベースの差があるとは言えもう少しまともに戦えるはずだろ?このままだと………お前を殺してしまうかもしれんぞ」
冷たく言うヴァーリに対しアザゼルは危機感を感じていた。薄々感じてはいたがヴァーリは永人に自分を重ねている。ヴァーリはアザゼルと出会う前の自身の身内から迫害されており、少々形は違うが身内のせいで迫害されている永人のことを知って同情しているとは感じていたが、まさかここまで徹底的に痛めつけるとは思いもしなかった。アザゼルが冷や汗を掻く中サーゼクスやリアス達が集まり、ヴァーリとイッセーを見て驚いていた
「アザゼル、これは一体どう言うことかしら!」
リアスがボロボロのイッセーを見てアザゼルを糾弾した
「それが、どうやらヴァーリは
アザゼルがヴァーリに視線を向けた。するとヴァーリは顔が見えるように鎧を解除した
「そうだ。っと言いたいが正確に言うと協力しているだけでな…『アースガルズと戦ってみないか?』と誘われてな。それに、そこの
ヴァーリの声のトーンが一気に下がる。しかし彼から出されてる殺気は逆に高まっており、気の弱いアーシアやギャスパーはおろかゼノヴィアや祐斗なども恐怖を感じる程だった
「ガッカリ…ですって?」
リアスは声を震わせながらヴァーリに聞き返した
「そうだ、こいつには失望したよ。確かにこいつの爆発力は厄介だ。今は無傷だが何度か鎧を壊されたよ。けど、それだけだ…こいつの攻撃には何の重みも感じない。挙句の果てに『何で攻撃するんだ』『そんなインチキ効果を持った神器を使って卑怯だ!』だの、トンチンカンな発言や盛大なブーメラン発言ばっかりの薄っぺらいクズだとよく分かったよ」
嘲笑うかのような表情をするヴァーリに対し、ある程度回復したのかイッセーは立ち上がり一気にヴァーリと距離を詰め籠手からアスカロンをヴァーリの心臓あたりに突き出した
(貰った!)
イッセーは勝ちを確信するが、ヴァーリはイッセーの腹に魔力弾を叩き込んでイッセーを吹き飛ばしため息を吐くヴァーリ。
「つまらん、ここまで弱いと次の代に期待した方がいいな」
そう言うとヴァーリはイッセーを殺そうとするが、エグゼイドがヴァーリの前に立った。まるでイッセーをかばうように
「驚いたな…ってきり君はそこのクズを見捨てるかと思ったのだが……しかし良いのか?そいつは放っておくだけでもただの害だ、むしろ君も居なくなって清々するんじゃないのか?」
ヴァーリが驚く中エグゼイドは言い返した
「清々するか………確かに君の言う通りかもしれない」
ヴァーリの発言を肯定するエグゼイド。そんなエグゼイドにヴァーリは「なら何故助ける」と聞こうとするがその前にエグゼイドが口を開いた
「けど僕は医者を目指しているんだ、可能な限り命は救いたい。たとえそれがどんな悪人であっても、治療して罪を償わせる!それが僕が戦う理由だ!」
そう強く言うエグゼイド
ヴァーリはこの時確信した。エグゼイドが…永人こそライバルに相応しいと
「そうか…それが君が戦う理由か。ならばその
「望むところだ!」
エグゼイドはドラゴナイトハンターZを起動し、レベル5になり荒野のステージを展開してヴァーリと戦い始めた
戦闘を始めたエグゼイドをリアスとその眷族達は止めようとした。するとサーゼクスがそれを止めた
「リアス、気持ちは分かるが危険だ!近づいてはならない!」
「お兄様、でも相手は白龍皇。永人が危ないわ!」
「だからだ、今我々が介入すればタダでは済まないぞ!これは魔王としての命令だ!」
そう言われてリアス達は大人しくするが、サーゼクスの考えは別にあった
(ま、このまま白龍皇と戦って死んでくれればリアスに牙を向きかねない野蛮人は消えてくれるし、仮に勝ったとしても危険分子として死んでもらうがね。
人間なんぞに我々を超えられては困るのだよ)
しかし、彼の考え通りにはいかず、永人達は禍の団討伐に協力することとなり魔王とは言え簡単に手を出せなくなるのであった
ヴァーリが自分の神器である
(どうやらアザゼルが言ってたことは本当のようだな…人間のはずなのに神仏と同じような現象が起きるか………だからこそ面白い!)
魔力で威力を高めた拳をエグゼイドに当てるヴァーリ。それに対しエグゼイドもドラゴナイトブレードで鎧を切りかかると、まるでバターのようにあっさりと鎧に切り傷ができた
「さすがドラゴナイトハンターと言うだけあって、ドラゴンに対して強力な力を発揮するようだな!だがそれだけでは甘い!」
ヴァーリは距離をとって魔力弾を連射、エグゼイドはそれを撃ち落としたり切ったりするが全部は対処出来ず被弾してしまう
「く、こっちだってまだまだここからだ!」『分身!』
エグゼイドは『分身』のエナジーアイテムを使って3人に分身しヴァーリに必殺技を叩き込む
『ガシャット!キメワザ!DRAGO KNIGHT CRITICAL STRIKE!』
しかしその攻撃はヴァーリの手前で半分程の威力となりギリギリガードされた
「今の、まさか技の威力を半分にしたのか?」
「その通り、素晴らしい分析力だ。この能力を使えば君の背も半分にすることだってできるのさ!」
エグゼイドの分析を褒めるヴァーリ
しかし、それがまさかの乱入者を呼ぶことになった
「おいヴァーリ、それはつまりおっぱいも半分にできるってことか?」
ボロボロのイッセーがヴァーリに謎の質問をしてきた。ヴァーリは呆れながら答えた
「やれやれだ、本当に煩悩まみれなんだなお前は。お望み通り、女性の胸を半分にしてy「ふざけんな!テメェぇぇぇぇぇぇぇ!おっぱいを半分にされてたまるか!」ハァ?」
何故かキレるイッセーに面食らうヴァーリ。イッセーは瞬時に数倍も倍加を行いヴァーリに向かって特大の砲撃を行うが、発射の瞬間足元がふらつきエグゼイドの方に砲撃が発射され直撃した
その光景を見たヴァーリは堪忍袋の尾が、いや堪忍袋そのものが吹き飛ぶ程の怒りを感じた。イッセーの神聖な戦いに泥を塗る行為は彼をそこまで怒らすのに十分であった。
「よくも神聖な戦いに泥を塗ってくれたな!良いだろ、そこまで死にたいのなら貴様を殺して「待てよヴァーリ、まだ戦いは終わっていないぜ」⁉︎兵藤永人…?」
ヴァーリの湧き上がった怒りが瞬時に冷め、彼は驚きながら声がする方に向いた
そこには金色の光に包まれ無傷なエグゼイドがレベル2の状態で立っていおり、彼の前にはドラゴナイトハンターZガシャットが
「ガシャットが分身しているだと?どう言うことだ?」
ゲンムが困惑している中ガシャットはブレイブ、スナイプ、レーザーの3人の元に飛んでいった
突然の状況に皆がついていけない中、エグゼイドは解説をする
「このガシャットは『ハンティングゲーム』がモデルになっているんだ。ハンティングゲームの醍醐味って言ったら『通信によるマルチプレー』でしょ!」
その解説でゲーム好きなアザゼルは理解した
「成る程、つまりさっきの赤龍帝の攻撃のパワーを吸収することでその機能が生まれたって訳か」
アザゼルが補足をするとゲンム以外のライダー達はエグゼイドの元に集まり、ヴァーリを見ていた
「成る程、
ヴァーリがそう言うとそれを合図にエグゼイド、ブレイブ、スナイプ、レーザーは分裂したガシャットを、ゲンムはプロト版を起動した
『DRAGO KNIGHT HUNTER Z!』『FANG!』『BLADE!』『GUN!』『CLAW!』
5人はベルトにそれぞれガシャットをセットし一斉にレベルアップした
「術式レベル5」
「第伍戦術」
「5速」
「グレード0」
「大大大大大変身!」
『ガッチャーン!レベルアップ!』
『ド・ド・ドラゴ!ナ・ナ・ナ・ナ~イト!ドラ!ドラ!ドラゴナイトハンター!』
『エグゼイド!」『ブレイブ!』『スナイプ!』『レーザー!』
『ド・ド・ド・ド・ド!黒龍剣!ドラ!ドラ!ドラゴナイトハンター!Z!』
モノクロのハンターゲーマを装着しているゲンムに対し、エグゼイドは頭部、ブレイブは右の、スナイプは左の手足に、レーザーは両手両足にハンターゲーマが部分的に装着されており、
だがヴァーリは油断せず先制攻撃の大きめな魔力弾を放つ。するとゲンム以外の4人が光りそれが1つになると魔力弾を弾いたのであった。
「どうやら一人で戦ってるよりも能力が上がっているようだな!」
ヴァーリは5対1と言う圧倒的に不利な状況であるにも関わらず思わず嬉しくなった。これから始まる戦いに心踊らせてエグゼイド達に接近した
謎のサル顔の一般市民「勘違いするな!彼らは1の力を5分割して戦っているだけだ!」
やったねイッセー!エグゼイド達を(怪我の功名だけど)支援できたよ!っと冗談はさておき、ずっと原作読んでいて思っていたフレンドリーファイアーをやってみました。原作じゃ某ケルトのランサーの宝具みたいに「必ず当たる」って性能を持っているのかと思いたくなる程の敵にしか当たっていませんけど、イッセーやリアスとかの技って一歩間違えたらフレンドリーファイアー待った無しですよね
次回、白龍皇討伐クエスト第二弾です