High Scale D×D   作:クフフのナッポー

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〜とあるゲームセンター〜
「わ、悪かった!お前を2度勧誘しないと約束するよ!だからゆ、許してくれ!」
漢服を着た男の1人が命乞いをする。彼の周りにはさっきまで命があった物…つまり死体が転がっていた。
彼は思いもしなかった、自分達のリーダーが偶然目につけた男がここまでの力を持っていることを、そしてここまで冷酷な存在であったことに

「何言ってんだよ?敗者にはふさわしいエンディングってもんがあるだろう?」
命乞いは無情にも断られ、漢服の男は炎を纏った拳で殴られ壁に激突しそのまま動かなくなった

「さっきの槍の男は逃げ出したか…ったく偉そうにしておいてピンチになったら逃げるなんて、白けることするなよ」
殴った男はつまらなそうな表情をして廃墟同然となったゲームセンターから出て行ったのであった


第5巻『冥界合宿のヘルキャット』
7人目のRIDER!


アザゼルが駒王学園の教師ならびにオカルト研究部の顧問となり、彼は永人達仮面ライダーを冥界の堕天使領に連れてゲーマドライバーやライダーガシャットを調べていた

 

「どうです、何か分かりましたか先生?」

調査結果相手に睨めっこをしているアザゼルに永人が質問するとアザゼルは顔を一層しかめた

「ダメだ!さっぱり分からん!こいつら(ドライバーとガシャット)はブラックボックスの部分が多くて調べられん!分かってるのはお前らしか使えないってことと、これのモチーフがゲームだってことだけだ!」

「私も開発こそしているが、殆どは既存のガシャットのデータの流用だからな……」

 

アザゼルが根をあげると黎斗も独白した。するとアザゼルは黎斗に興味を示した

「そう言えばお前さんが使ってるモノクロ(プロトガシャット)のやつを元に永人達が使ってるカラフルなのにしたって聞いたな……今も新しいガシャットを作ってるのか?」

「さすがは堕天使のトップ、鋭いな。実はコカビエルの事件で入手したケルベロスとの戦闘データとドラゴナイトハンターのデータを合わせて新たなガシャットを開発中だ」

「そいつは興味あるな。なぁ俺も開発に参加してもいいか?」

「フフ、良いだろう。君とは仲良くなれそうだ」

握手をする黎斗とアザゼルを見て永人達は

『マッドサイエンティストっぽい者同士気が合うんだな』っと思ったのであった

 

黎斗との会話の盛り上がりが落ち着いた頃アザゼルは真面目な表情をしていた

「ところでお前ら…サーゼクスからの招集どうする?」

アザゼルが言っている招集、それは夏休みに直前に兵藤家が改築されたことが発端となって起こった出来事である

 

『眷族とのチームワーム向上の為』と理由の為にオカルト研究部の女性陣+ギャスパーが兵藤家に居候を始め、それに伴いグレモリー家が(勝手に)兵藤家を地上6階、地下3階の豪邸に改築したのであった。これだけなら、サーゼクスに不信感を持っている永人達も(少々思うところがあるが)サーゼクスに対する評価をあげるところなのだが、その後が問題であった

 

「永人、リアスさんのお兄さんが改築した家の感想を直接聞きたいから家に来て欲しいって連絡があったわ。ここまでして貰ったんだから絶対に行きなさいよ!」

そうサーゼクスは永人を何としても冥界に来させる為に、永人の両親に恩を売ってリアス達と一緒に冥界に来させようとしていたのだ。

これには流石のリアスも激怒し、すぐさま兄に連絡を取り苦情を入れたのであった。妹に甘いサーゼクスはリアスに対し強く出れずにただペコペコと謝っていただけであった

 

「その件でしたらリアス部長が交渉してくれたんですけど、向こうも何故か譲れない一線があるみたいで先に飛彩と黎斗が部長達と一緒に冥界に行って、後日僕達3人も行くことになったんですけど……何で部長のお兄さんは僕達に固執してるんでしょうか?」

うんざりしてる様子の永人にアザゼルも同じような表情をしてた

 

「恐らくお前らを自分の手駒のしたいんだろ。旧魔王派の連中よりかはマシだが今の魔王達も本質は変わっていないみたいだな……すまん」

「お前が謝っても仕方のないことだろ。気にすんな」

謝るアザゼルに対し大我がフォローし、その後特に用事もなかったので永人達は人間界に帰ったのであった

 

 

「しっかし永人の奴は持っている力もそうだが……その体質も不思議な奴だ」

永人達がいなくなった後アザゼルは1人呟いてた

仮面ライダーとしての力

そして多重人格者であり、その人格を実体化できること

 

「確かあいつが多重人格者になったのは8歳の時の交通事故が原因だって言ってたよな……一度あいつの両親にその時のことを聞く必要があるな……あんまりこういうこと(催眠術)とかはやりたくないんだよな……」

アザゼルは小瓶を持って考えていた

 

そして後日、冥界に出発するリアス達を駅まで見送った永人達は家への帰路についていた。しかしその道中の公園で永人は見覚えがある男を見つける

「あれ?パラド、パラドじゃないか!久しぶり」

それは永人のゲーム仲間のパラドであった。パラドも永人に声をかける

 

「久しぶりだな永人。早速だがゲームをやろうぜ!」

「ハハ、相変わらずのゲーム好きだなお前は。

あ、みんな紹介するよ。彼は僕のゲーム仲間のパラド。パラド彼らは…「皆まで言うな永人。お前の人格の一部の大我と貴利矢、それと同棲しているアーシアにゼノヴィアだろ?」え、そうだけど…何で知ってるの?」

 

パラドの様子を不審がる永人。それに対しパラドは懐からある物を取り出した。それは…

「それは…ガシャット⁉︎何でテメーが持ってるんだ!」

パラドが持っている物、それは青色をベースに黄色のダイアルがついたガシャットであった。自分達の知らないガシャットを持っていることに永人達が驚く中、パラドはガシャットのダイアルを右に回した

 

『PERFECT PUZZLE』

『What's the Next Stage?What's the Next Stage?……』

英語の音声と共にエナジーアイテムが出現し、パラドはそのままガシャットのスイッチを押した

「変身」

『Dual Up!

Get the glory in the chain…PERFECT PUZZLE!!』

パラドがゲートを通過するとそのゲートに描かれていた青を基調とし、胸にはジグソーパズルがデザインされた戦士が現れた

 

「か、仮面ライダー?永人さんの友達が仮面ライダー⁉︎」

アーシアが驚く中、変身したパラドは自己紹介を始めた

「ああ、その通り。俺の名は仮面ライダーパラドクスだ。さぁ永人、俺と一緒に遊ぼうぜ」




次回、パラド戦開始です
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