High Scale D×D   作:クフフのナッポー

38 / 62
ディオドラを捕まえる為に囮役となるアーシア。
イッセーは反対するが彼女の意思は変わらず、その事がイッセーは理解できなかった。
そんな彼にドライグは「善意の押し付けでは誰もお前の言うことを聞いてくれない」と指摘した。

前回の話でイッセーが永人を殴ろうとしたのを、イッセーが永人を問いただすのに変えました


暴走するDRAGON!

アーシアがディオドラの悪事を暴く為に囮になる事が決まり、遂にディオドラが動く確率が最も高い、彼とのレーティングゲーム当日となった。アザゼルは『自分達三大勢力と他神話、並びに人間との融和』と称して北欧神話の主神オーディン等の大者と永人達5人の仮面ライダーと元教会の人間であるアーシアとゼノヴィアをゲームに招待していた。

 

「アザゼルよ、そこにいる5人の男がお主が気にかけている者たちかの?」

オーディンは永人達5人(特に大我)を観察しながら質問した。ちなみにその側にいる銀髪の女性も永人達5人(これまた特に大我)を良く見ており、小声で「占い…当たった」とか「運命の…」と呟いていた。(余談だが彼女が「運命の…」のと言う前に男の叫び声と爆発音がしたのは気のせいだろうか?)

 

そしてゲームが始まると、ゲームフィールド中に旧魔王派を支持する悪魔の紋様が入った魔方陣が現れると同時にアーシアの背後にディオドラの魔方陣が出現した。

 

「ディ、ディオドラ君、一体何を?」

「見て分かんねーのかサーゼクス?こいつは禍の団と繋がっていたってことだよ。」

何も知らなかったサーゼクスが驚く中アザゼルは冷静だった。

 

「さすがは戦争前から堕天使のトップだったアザゼル、そこの身内に甘々な脳筋魔王や自分の保身しか考えていない天使長とは大違いだね。その通り、僕は彼ら(禍の団)の元に着いたのさ!その方が僕の好きな事を好きなように出来そうだからね。それじゃアーシアは貰って行くよ。」

ディオドラはそのままアーシアを連れて逃亡すると、それを合図に敵が一斉に攻撃を始めた。

 

「皆さん、ここは危険ですから下がってください!」

敵の攻撃と同時に銀髪の女性が永人達の前に立つ。しかし、

 

「俺たちのことは気にするな、アンタはいなくなった自分の上司の事を心配してろ。」

大我がそう言うと彼女はオーディンがいなくなっていることに気付き、永人達はその間の変身し、すぐにレベル2になっていた。

 

『マイティマイティアクションX!!』

『タドルクエスト!!』

『バンバンシューティング!!』

『マイティーアクショーンX!!』

『爆走バイク!!』「ゼノヴィア、自分に乗れ!」

レベルアップした後にレーザーはデュランダルを抜刀していたゼノヴィアを乗せて文字通り先陣を切り、残りのメンバーがそれに続く形となった。

 

「私達も続くぞ!」

『ガシャット!キメワザ!BAKUSOU CRITICAL STRIKE!』

ゲンムはプロト爆走バイクを取り出しホルダーにセットし、モノクロで瞳がないレーザー(レベル2)を召喚。エグゼイドは機動性を重視してジュージューバーガーを、ブレイブとスナイプは空を飛べるドラゴナイトハンターとジェットコンバットを使ってそれぞれレベルアップし、ディオドラがいるであろう神殿へと向かった。

 

「あいつらは先に行ったか。ならこっちも敵さんの幹部を潰しておきますか!」

アザゼルは6人を見送った後、自身とサーゼクスの前に現れた魔方陣に意識を向けた。

 

 

「オラオラどいたどいた!デュランダルに切られたく無かったら道を開けろ!」

「貴利矢、そんな風に言ったら返って敵が私を倒そうと近づいて来るんじゃないのか?」

大声を出すレーザーに突っ込みながらゼノヴィアは突っ込みながら神殿の奥へと進んで行く。途中で遅れてきたエグゼイド達と合流し神殿奥に到達すると、そこには鎧を身に付けディオドラと一騎打ちをするイッセーがいた

 

「みんな無事だったのね!」

エグゼイド達に気がついたリアスが声をかけると、同時にイッセーが巨大な魔力弾を放ちディオドラから戦意を奪っていた。

聞けばディオドラの悪事は彼自身と何故かいたフリードが暴露。リアスとアーシアはそれをしっかり録音し、ディオドラの悪事の証拠をしっかりと手に入れたのであった。更にディオドラの眷族も気絶させて、アザゼルが事前に手配していた施設に転送しており、今回の一件も無事に解決する事が出来た。

 

 

かに思えたが、ここである事態が発生したのであった。それは、アーシアを拘束している装置が外れないのであった。

 

「無駄さ!その装置は神滅具の中でも危険視されている4種の1つである絶霧(ディメンション・ロスト)の禁手によって作られた物だ!君たちにはどうやってもアーシアを解放することはできないのさ!しかも、その装置にはアーシアの回復能力を殺傷能力に切り替えてこのエリア全体にそのオーラを拡散するようになっている…つまり、君たちの詰みってことさ!」

勝ち誇ったように叫ぶディオドラの言葉を聞いて、全員様々な方法で拘束を外そうとするが効果は無く外れなかった。

 

「どうすれば…どうすれば良いんだ!」

祐斗が焦る中、イッセーは洋服崩壊を使ってアーシアの服諸共拘束を解除しようと倍加を始めようとする。

 

「全く面白そうな事が起きると思ったら…こんな白ける展開になるなんてな…」

しかし、その時に突如男の声がすると、どこからか見慣れたコイン(エナジーアイテム)がアーシアの拘束へと飛んできた。

『液状化!』

その音声がなると、拘束はドロドロになりアーシアは解放された。皆がコインが飛んできた方向を見るとそこには壁に寄りかかってるパラドクスがいた。

 

「な!パラド、なんでここにいるんだ?まさか……君も禍の団のメンバーなのか?」

まさかの人物にエグゼイドは驚き質問するとパラドは答えた。

 

「それは違うぜ永人。俺はただ面白い戦闘(ゲーム)が見れると思ってここに来たんだ。そしたら、そこで寝そべってる敗者(ディオドラ)白ける真似(悪足掻き)をするから、邪魔しただけだ。」

パラドクスはディオドラに近づきながら喋るが覇気がなかった。彼にとって敗者が『死』と言う末路を迎えないことは許せない事であり、恐らくこのままディオドラを殺すつもりなのだろう。しかし、パラドクスの前にアーシアが立った。

 

「何の真似だ?俺はそいつにエンディングを与えようとしてるんだ。どけよ。」

アーシアに殺気を飛ばすパラドクスだがアーシアは一歩も引かなかった。パラドクスはその行動が理解できなかった。

 

「何でそいつを庇うんだ?お前、そいつのせいで人生を狂わされたんだろ?邪魔なんじゃないのか?」

「確かに私は彼のせいで大変な目に遭いました。

でもだからと言って殺しても何も解決しません!どんな命でもやり直すチャンスはあります!」

一向に動こうとしないアーシアを見てパラドクスは踵を返し始めた

 

「ハァー、余計に白けたぜ。今日はもう帰るか」

 

パラドクスが踵を返し始めるとディオドラが這いずりながらアーシアに近づいた

 

「あ…アーシア!君は…まさに……僕にとって……最高の聖女だ!やはり僕と君は…運命の糸で結ばれた存在なんだ!」

都合の良い事を言いながら近づくディオドラ。

しかし、彼を見逃すものは1人もおらず祐斗が地面から剣を生やしてディオドラの衣服を固定し、動きを封じた。そんな状況で彼は「僕を誰だと思っている!魔王の実弟であるディオドラ・アスタロトだぞ!」と自分の置かれている状況を理解せずに喚いた。最も彼が自分の置かれている状況を理解する時間は無かった。

 

突如アーシアが光の柱に飲み込まれると、それと同時に彼の胸が光によって貫かれたのであった。エグゼイド達が驚く中、宙を浮く男の存在に気が付いた。

 

「全く…真のベルゼブブの血を引く私がわざわざ力を貸したのにこのザマとは…つくづく使えん屑だったな、ディオドラよ…

初めしてだな偽りの魔王の妹よ。私の名はシャルバ・ベルゼブブ。真の魔王たるベルゼブブの血を引く正当なる継承者だ。」

 

エグゼイド達は敵…シャルバが自己紹介をすると直ぐに警戒態勢を取った。しかしイッセーだけはまるで糸が切れた人形のようにふらつき、「アーシア…アーシア……」と壊れたテープのように呟いた。それを見たシャルバは笑っていた。

 

「全くたかが人間1人が死んだぐらいでそんな風になるとは……人間などいくらでも代えはあるだろうに?」

その言葉を聞いたエグゼイドは怒りの頂点に達した。

 

「お前……息をするように命を奪って、それでお前の心は何も痛まないのか⁉︎」

「痛む?私は悪魔であり、そして真の魔王、それすなわち万物の頂点に存在する者!そんな存在である私が目の前の人間(ちっぽけな存在)を殺す事など当たり前のことなのだyグオォ!」

「お前…少し黙ってろ。」

誇らしげに喋るシャルバに対し我慢が効かなくなったエグゼイドが顔面を一発殴った。シャルバは少し飛ばされると怒りの表情でエグゼイドを見ると目を見開いてた。

 

「おのれ…人間の分際で私を殴るなど……ん?赤龍帝の様子が…?」

シャルバの一言に皆つられてイッセーの方を見ると彼の体から異質なオーラが溢れていた。

 

「リアス・グレモリー並びに相棒の弟よ、今すぐここから離れろ。さもなくば命の保証はないぞ。」

突如としてイッセーの左腕から響く、低い男の声。声の主はエグゼイド達に警告すると次にシャルバに声をかけた。

 

「そこの悪魔よ。シャルバとか言ったか?

お前は……選択を間違えた。

次の瞬間、イッセーから膨大なオーラが放出され、この神殿にいた者を全て吹き飛ばしたのであった。

 

 

 

 

一方その頃、次元の狭間と呼ばれる場所では、白龍皇であるヴァーリが仲間の美猴とアーサー王の末裔である青年アーサーと共に探し物をしていた。しかし、対象が見つからず引き下がろうとしていた時であった。

 

「もー!突然周りが光り出しかと思ったらどこか変な場所に飛ばされるし、()()にはとんでもない事が起こっちゃうし、もうピプペポパニックだよー!

え、『取り敢えず落ち着こう』?無理に決まってるじゃない!」

と女性の声…それもかなり高いソプラノの声が聞こえたのであった。

 

「なんだなんだ?声の感じからして可愛い女の子がいるみたいだけど、何でこんな場所にいるんだ?」

美猴が眉間に皺を寄せて2人に聞くが、それは2人も同じだった。声の主が気になる3人は声が聞こえる方に向かうと、そこにはピンク色で長髪の女が1人いた。彼女は困ったように頭を抱えて独り言を言っており、そんな中美猴が(格好つけてながら)声をかけた。

 

「そこのお嬢さん、どうしたいんだい?お困りのようなら俺たちが助けr「あー!貴方は確かヴァーリとお供のお猿さん!」って誰がお供の猿だ!俺が猿は猿でも桃太郎の猿じゃ無くて西遊記の……えッ!」

美猴は自分を猿と呼んだ女の顔を見て驚いた。何故ならその女はアーシアだったからだ。これにはヴァーリも驚き彼女がここにいる理由を聞いた。

 

「成る程、シャルバの仕業でここに来たのか。そして何故かアーシア・アルジェントのスマホのプログラムであるポ…ポ…「ポッピーピポパポだよ!」ポッピーピポパポとアーシア本人の人格が統合されてしまい今に至るという訳か。それで、アーシアの人格ははっきりしているんだな?」

「うん!ちょっと待ってて……」

ポッピーがそう言うと、髪の色が金髪になり雰囲気も穏やかな物に変わった。

 

「改めまして…お久しぶりですね、ヴァーリさん。」

彼女の変化に美猴とアーサーは目を丸くするが、ヴァーリは動じなかった。彼は混乱している仲間に指示をして、アーシアを元の世界に帰す為に移動する。そして彼らは驚くべき光景を目にする事になる。

 

それは、ボロボロの覇龍(ジャガーノート・ドライブ)状態のイッセーとその近くに立つ2人のパラドクス。それに向かい合うゲンムと側に浮いている赤紫色の鎧。だが彼のベルトはゲーマドライバーではなく紫色が特徴的なベルトであった。そして1番目を惹くのはオレンジ色と青緑色のエグゼイド(2人のエグゼイド)だった。




ちょっと後半は駆け足気味でしたね
次回は今回のラストに繋がるようにしていきます

それと最近、忙しく投稿がもしかしたら不定期になるかもしれません。出来るだけ早く投稿できるようにしたいです
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。