High Scale D×D   作:クフフのナッポー

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アーシアがシャルバ・ベルゼブブによって殺されたことに怒ったイッセー
彼は神器に眠る力『覇龍』の力を解放させて暴走する
一方でアーシアは次元の狭間でヴァーリと遭遇するのであった


発動!Xの力

「ぐぎゅァーーーーーーーーーーーーーーーーーー!アーシアァァァァァァァァ!」

凄まじいオーラを放ったイッセーの姿は化け物のような声をあげながら変形していった。背中からは翼が生え、両手両足は爪のような物が伸び、兜には角が生えドラゴンのような姿になっていた

 

「一体兄さんに何が起こっているんだ?」

「分からんが……ただ言える事が一つある。今のあの男は戦うだけの兵器同然だと言う事だ」

エグゼイドの疑問にゲンムが答えるとイッセーはシャルバと戦闘…否、シャルバを蹂躙し始めた

 

素早い動きでシャルバに接近し、口に牙を生やし右腕に肩から食らいついた。シャルバは反撃しようとイッセーに光で攻撃しようとするが、イッセーがシャルバの左腕を狙って光線を放ちシャルバの左腕を消し去ったことで不発に終わった

 

「これが…覇龍の力なのか?……クソッ!私はまだ死ぬ為にはいかないのだ!貴様のような化け物の相手する訳に…は……!?」

シャルバが逃げようとするが彼の足は動かず棒立ちしていた

「あ、あれって僕の神器の力?何でイッセー先輩が僕の神器の能力を?」

ギャスパーが驚くが誰1人としてその疑問に答えてくれる者はおらず、ただ全員がイッセーがシャルバを殺す際の衝撃に巻き込まれぬように逃げるしか出来なかった

 

シャルバを殺した後もイッセーは正気に戻らなかった。そんな中、青い影がイッセーに近づいていた

「あれは…パラド!何で兄さんに近づいて……まさか、今の内に兄さんを!」

パラドクスの行動に気がついたエグゼイドも接近する

 

「え、永人!危険よ、下がりなさい!」

「私が永人を止めに行く!」

リアスが静止を呼びかけるとゲンムがバグヴァイザーを持ちながらエグゼイドを止めに行く。

 

近づいてくるパラドクスに対しイッセーは敵と認識して襲いかかろうとするがパラドクスの方が動きが早かった

「ようやくだ……ようやくお前をぶっ倒せる……そう思うと心が踊ってしょうがない」

パラドクスはそう言いながらエナジーアイテムを操り自己強化を行う

『マッスル化!』×5『伸縮化!』『高速化!』『ジャンプ強化!』『分身!』

「これで終わりだ」『デュアルガシャット!PERFECT CRITICAL COMBO! 』

 

5種類のアイテムを取り込んだパラドクスの体は膨張したまま2人に分身し、イッセーにアッパーを仕掛けて吹き飛ばした。そこからジャンプでイッセーの上に移動し、『伸縮化』によるバネの力で強化されたキックでイッセーを地面に向かって放つと『分身』で増えていたパラドクスが上空へと打ち返す、それを何度も続けた

「そらそらそらそら!」

まるで平安時代の貴族の蹴鞠のようなパラドクスの猛攻にイッセーはなすすべもなくボロボロになっていき、ついには気絶したのか動かなくなった

 

「何だよ、もう終わりかよ?やっぱりお前、つまらないな…もう殺すか」

そう言うとパラドクスはガシャットギアデュアルのダイアルを右に回そうとするが、自分に向かって車輪が飛んでいるのに気が付き手を止めそれを躱した

 

「永人…何で俺の邪魔をするんだ?お前だってこんなクズはいない方がいいだろう?

それに俺とお前のレベル差は10倍、いくらお前が天才ゲーマーだとしてもこのレベル差を埋めるのはキツイはずだぜ」

パラドクスの指摘を受けてエグゼイド(スポーツアクションゲーマー)は思わず黙ってしまう。しかし、その沈黙を破る者がいた

 

「甘いぞ……甘いぞパラドォォォォォォ!この私の存在を忘れるなァ!」

何故かやたらとハイテンションなゲンムはゲーマドライバーを外した

 

「く、黎斗!何やっているんだ?」

エグゼイドが驚き質問すると黎斗は『待っていました』と言わんばかりの笑みを浮かべていた

 

「よくぞ聞いてくれた永人。喜べェェェェェ!これまで集めた死のデータを元に遂にデンジャラスゾンビが完成したぞ!

刮目しろ!これが本当のデンジャラスゾンビの力だァァァ!ブゥゥゥン!」

 

『ガッチョーン…』

 

黎斗はハイテンションなまま、バグヴァイザーを取り出し腰に当てるとそれが不気味な音楽を流すベルト(バグルドライバー)となった。黎斗は笑いながらデンジャラスゾンビをベルトに挿し込み、ベルトの上部にある小さいスイッチを押して白目になりながら変身した

 

「変……身!」

 

『ガシャット!バグルアップ!デンジャー!デンジャー! (ジェノサイド!) デス・ザ・クライシス!デンジャラスゾンビ!!(Woooo!)』

 

「これが仮面ライダーゲンム レベルX(エックス)だ!」

 

自信満々に名乗るゲンム。一見するとベルト以外は外見は変わっていないが身体中から溢れ出るオーラは今までのゲンムとは違っていた

「レベルX?面白そうだな、俺を楽しませてくれよ!」

パラドクスがゲンムに近づきパンチを繰り出すがゲンムは片手でそれを受け止める。

その光景にパラドクスは嬉しそうな声を出す

「ほーどうやら自慢げに話していただけのことはあるみたいだな。既にエナジーアイテムの効果が切れているとは言え、俺の攻撃を受け止めるなんてな」

「レベルX…その意味は未知数の可能性を持ったレベルと言うこと。この姿で戦闘を続ければ続ける程私はもっと強くなる!天井知らずの強さを誇る……これこそが私の…神の才能だァァァ!」

ゲンムとパラドクスは互いに徒手空拳で交戦を始めた。エグゼイドも間に入ろうとしたが2人の圧倒的なレベルの差の前では自分は意味がないと感じていた

 

「ハハハ!面白いぜゲンム!まさか永人以外でここまで心が躍る戦いができるとは思っても見なかったぜ!

けど、この勝負…俺がもらった!」

ゲンムと一旦距離をとったパラドクスはエナジーアイテムを操作を始めようとする。しかしそれを黙って見ているゲンムではなかった

 

「甘いぞパラド!私の才能はこんな物ではない!」

ゲンムは赤紫色のガシャットギアデュアルβを取り出しダイアルを左側に回し、鎧の姿をした『ファンタジーゲーマ』が召喚された

 

『TADDLE FANTASY!』

『Let's going King of Fantasy! Let's going King of Fantasy!』

召喚されたファンタジーゲーマは魔方陣を展開し、そこから炎や雷などの魔法攻撃でパラドクスの邪魔をした

 

「そのガシャットは、まさか俺への対策用ガシャットか!」

「その通り! この『タドルファンタジー』は勇者を倒した魔王による世界征服を行うダークファンタジーをテーマにしたゲームであり、同時に貴様のエナジーアイテムの操作能力に対抗した魔法が使えるのさ!ハーハハハ!」

高笑いをするゲンムに対し、パラドクスは余裕な態度だった

 

「成る程そいつは厄介だな…けど油断大敵だぜ」『分身!』

ゲンムが油断している好きに2人に分身して攻撃を再開するパラドクス。しかし、その瞬間

うわぁーーーーーーーーー!

「な!永人、何をしているんだ?」

永人の叫び声が聞こえた

 

〜ゲンムがタドルファンタジーを起動させる少し前〜

エグゼイドは自分の無力さに悔しがっていた。パラドクスと始めて戦った時に為すすべもなく一方的にやられたことをずっと気にしていた。

 

(パラドの狙いは僕なのに僕が弱いから周りにも被害が出てしまう…それに今後はより戦いが激しくなる可能性もある!いつまでも今のままではいられない!強くなるにはパラドから貰ったこのガシャットを使うしかない!)

エグゼイドはベルトのレバーを閉じガシャットを取り替えた。すると途端に激痛が身体中に走り、エグゼイドは変身が解除され大声で叫んだ

 

うわぁーーーーーーーーー!

 

永人からオレンジと青緑の光が発せられるとガシャットが勝手に飛び出し永人の手に握られる。すると黒かったガシャットはオレンジと青緑の二色に彩られたガシャットへと変わっており、永人の目も右がオレンジ、左が青緑に光っていた

 

「な、何が起こっているんだ?l

ゲンムが驚く中パラドクスは笑っていた

 

「フフ、やっぱり永人は凄いぜ!」

「何?パラド!君は何か知っているのか?」

パラドクスに対して疑問を投げかける。しかしパラドクスが答える前に永人はガシャットを起動させる

 

『MIGHTY BROTHERS X X!』

永人はガシャットを差し込むがレベル1には変身せずそのままレバーを開いた

 

『ガッチャーン!ダブルアップ!俺がお前で!お前が俺で!(ウィーアー!) マイティ!マイティ!ブラザーズ(ヘイ!)XX(ダブルエックス)‼︎』

 

変身直後にレベル2が出たかと思えばパネルを潜った瞬間にレベル2が2人になり、そこからオレンジが特徴の『XX R』と青緑が特徴の『XX L』へと変身した

その光景にパラドクスを含む全員が驚く中、2人のエグゼイドはレバーを閉じてはまたレバーを開いた

 

『ガッチョーン……キメワザ!ガッチャーン!MIGHTY DOUBLE CRITICAL STRIKE!』

 

2人のエグゼイドによる同時キックがパラドクスに向かって繰り出した。パラドクスは直前に『鋼鉄化』を使用した為、変身解除こそされなかったが数メートル程飛ばされ、エグゼイドは変身が解除され2人から1人になり、そのまま糸が切れた人形のように倒れこんでた

 

「永人!しっかりしろ!」

ゲンムが永人の様子を確認する。脈や呼吸は正常であり単に気を失っているだけと分かり一安心するとリアス達(+ヴァーリ達3人とアーシアとイリナ)が駆けつけて来るのに気が付いた。よく見ると変身を解除している大我が気を失ってるイッセーをおんぶしていた

 

「黎斗、永人の様子は大丈夫か?」

「あぁ、気を失っているだけで大丈夫だ。問題ない」

飛彩が永人の体調について聞くとゲンムが答える

 

「おい、パラドの奴がいないぞ!逃げたのか?」

貴利矢がそう言うと、皆周りを確認するが彼の言う通りパラドクスの姿は見えなかった

 

 

こうして一連の事件は終わったが、その後禍の団のトップであるオーフィスや次元の狭間の主にして全ての勢力の頂点に立つ龍『グレートレッド』が現れたりともう一騒動あった

しかし、あの事件以降ポッピーがアーシアの人格として統合やイッセーはしばらくの間意識不明となるなどの騒動となった。更に永人に関しては急に人柄が変わり学校をサボってはゲームに熱中するようになったのであった




遂に登場マイティブラザーズXX!ですが今回はMovie大戦のようにいきなりレベルXXとなる言わば暴走状態?のような状態で、永人の性格も変わってしまうと言う状態になりました
そして、変神パッドの発送記念に登場しましたレベルX。といっても大した活躍はできませんでしたが…

次回は6巻ではなくオリジナル編を予定しています
タイトルは『臨時授業のファンタジーシミュレーション』です
タイトルで分かるかと思いますが…あの飛彩と大我を活躍させたいと思っています

それと今週は少し地元を離れることなっているので更新はかなり遅れます。読者の皆様にこの場をお借りして謝罪させていただきます。誠にすみません
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