High Scale D×D   作:クフフのナッポー

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投稿の感覚が空いてすみません。
実は私、今年から就職しており仕事に慣れるまで創作意欲がなかなか湧かずにいました
これからも更新を頑張っていきますので応援よろしくお願いします


We are ブラザーズ!

「フェンリルが大我に集中している今がチャンスよ。私たちもこの流れに乗るわ!」

レベル50へとレベルアップしたスナイプの空爆によってフェンリルは怯み戦いの流れは一気に護衛派に有利となった。リアスの指示に皆従うように親フェンリルの相手をする。

祐斗が剣の包囲網を展開してフェンリルの動きを制限すると突然アーサーが親フェンリルに向かって走りだしコールブラウンとは異なる剣を取り出し輝かせる。するとフェンリルの目から闘争心が消え去り、こちらを睨まなくなった。

アーサーはそれを確認すると指を『パチン!』と鳴らすとフェンリルの足元から魔法陣が浮かびどこかに転送した。ロキはそれを特に慌てる様子もなくただ見ていた

 

「ほう、支配の聖剣(エクスカリバー・ルーラー)か。相手をコントロールする力に長けた剣ではあるが疲労したフェンリルであれ捕獲は難しいはずだが、先程から使っていた聖剣から察するに貴様はアーサー王の末裔か。ならば紛い物とは言えエクスカリバーを使いこなせるもの理にかなっているか。それにしてもフェンリルを飼いならすか…かつての人間では考えもしなかったことを実践するとは、人も世界も変わっていると言うことか」

ロキがアーサーを観察しながら口を開くとこれまで見せたことのない邪悪な笑みを浮かべた。

「そろそろただ戦を見ているのにも飽きてきた。このロキ自らが相手になろう!」

「!!皆さん、伏せてください!」

ロキはそう言うと挨拶かわりと言わんばかりに地上に向かって幾多の魔法陣を展開。ロスヴァイセが警告をすると同時にそこから炎や氷、雷といった多様な攻撃を繰り出し、地上で気絶している子フェンリルもろとも敵を全てに攻撃した。

 

攻撃が収まるとそこには辺り一面クレーターが出来上がり、一同はボロボロであったが何とか戦線を維持していた。ロキはそれをつまらなさそうに見ておりイッセーはそんなロキに怒りを露わにしていた。

 

「チクショウ…ふざけるなよロキ!何つまらなさそうにしてるんだよ?この鎖を外しやがれロキィ!外せぇ!俺と戦え!」

「先程からただ見ているだけのくせに口うるさい輩だ。良いだろう、そこまで解放して欲しければ望みを叶えてやろう。」

そう言うとロキはイッセーの方に手のひらを向けるとニヤリと笑ながら

 

「ただしこの一撃に耐えれたらな!」

と叫びイッセーに対してロキが魔力弾を放った。拘束されていたままのイッセーはなすすべも無くそのまま直撃、鎖から解放されるが気を失ってしまう。その光景を見たロキは終始つまらなさそうだった

 

「今代の赤龍帝は、この程度か…いくら悪魔に転生して半年になるかならないかとは言えこれでは、同じ二天龍でも白龍皇とは天と地の差があるようだな。ま、その白龍皇も我が鎖に捕まってしまっているがな」

ロキがニヤケながら目線をイッセーから逸らすとそこには鎖に繋がれ身動きが取れなくなった白い龍の鎧(ヴァーリ)がおり、彼は悔しそうに口を開いた。

「流石はミドガルズオルムやフェンリルの生みの親だ。ただ相手の行動を封じるだけでなくその力も封じる鎖を作るとは、おかげで神器でこいつをどうにかしようにも手が出せない。イタズラ好きな神(トリックスター)の名は伊達では無いようだな」

「褒め言葉と受け取っておくぞ白龍皇。動けないので歯痒いだろうがお前にそうしてもらった方が都合が良いだろう、なぁピンク髪(エグゼイド)よ?」

ロキは視線をヴァーリから地上へと移すと、そこには厚みのあるガシャット(マイティブラザーズXX)を持ったエグゼイドが立っていた。

 

「先程からその手にしているソレが貴様の切り札のようだが、その様子では使うことに戸惑っているようだな?」

「ッ!」

挑発するかのように言うロキに対しエグゼイドはガシャットを起動しようとするが暴走への恐怖故に躊躇っていた。そんなエグゼイドの背中を押すかのようにゼノヴィアの声が響いた

「暴走を恐れるな永斗。何かあったら私が、私達が全力で止めてやる!」

ブラザーズを使うように進めるゼノヴィア。エグゼイドが周りを見ると、彼女の言葉に感化されたのか皆が彼と目を合わせる度に頷いていた。

 

「ゼノヴィア…みんな…ありがとう。行くぞ、ロキ!」

『MIGHTY BROTHERS XX!』

皆に背中を押され決意を固めたエグゼイドはガシャットを起動し、ベルトに差し込んだ。

『ダブルガシャット!』

「グッ!…ウググ!」

ガシャットをベルトに差し込んだ途端に自分の体が何かに乗っ取られるような感覚に囚われるエグゼイド。だが彼からは闘志が消えていなかった。

(僕に何かあってもみんなが止めてくれる…僕は、僕は一人きりじゃない!)

「変身!」

『ガチャーン!レベルアップ!マイティ!ブラザーズ!2人で1人!マイティ!ブラザーズ!2人でビクトリーX!!』

力強く叫びベルトを開くと、最初の変身とは違いレベル1に変身した時の変身するライダーをセレクトするディスプレイが出現し、エグゼイドはそこに描かれた新たなライダーのディスプレイをタッチし姿を変えた

 

「ほう、先程のピンク髪とは髪型も色も違うな。にしても背が低くなっていてまるで退化したようだな」

その一部始終を見たロキは興味深そうに感想を述べた。新しいエグゼイドの姿は右半分がオレンジ色、左半分が青緑色のレベル1の姿だった。ロキはそのままエグゼイドに対し魔力弾を数発放つ。すると

「へへ、見た目だけで判断されちゃ困るぜ!」

エグゼイドは猛ダッシュで攻撃を避けた上にそのまま勢いに乗ってロキの真下でジャンプし、ロキの顔面に向けてアッパーをかました。ロキは驚く暇もなく拳を食らって、そのまま重力に従い地面に墜落。それに対しエグゼイドは自慢気に鼻を擦り、ロキに威張っていた

「見たか、これが新しいエグゼイド。『ダブルアクションゲーマー・レベルX(エックス)』の力だ!」

「ふん、不意を打つかれたがこの程度の攻撃で神たる私を倒せると思ったか…極東の猿!」

殴られたことに対する怒りかロキは目に見えるほどの魔力を身体中から放出する。それを見ていた面々、特に同じ北欧神話に属するロスヴァイセは驚きや恐怖一色に顔を染めた。しかしエグゼイド達ライダーは特に気にしておらず、むしろどこか楽しそうにしていた。

 

「お、ようやくギアが入って本気モードか?乗りまくってやるぜ」

「ボス戦はボスが本気を出してからが本番だ。せっかく追い詰めたのにここでくたばるようなヘマするんじゃねぇぞ。特に黎斗、不死身だからって自爆特攻とかを仕掛けるな。見てるこっちがヒヤヒヤする」

「レベル50なんて体に負荷が掛かりまくってる代物を使ってる君には言われたくないな大我ァ」

「ま、軽口言える元気があるからいいじゃないか。よーし僕も本気出すぞ〜!」

軽口を言い合うレーザー、スナイプ、ゲンムを見たエグゼイドはベルトを一旦閉じて両手をグルグルと回しながら天を仰いだ

 

「いくぞ!だ〜〜〜い変身!」

エグゼイドが掛け声とレバーを開く。するとガシャットの厚みが同じレベル50なら必殺技の音声が響くが、ここではレベルアップの音声が響いた

『俺がお前で!お前が俺で!(We are!)マイティ!マイティ!ブラザーズ(Hey!)XX!』

音声が響く中レベルXのエグゼイドはジャンプをする。すると顔の部分から左右に手足が飛び出し、そこからオレンジと青緑の2人のエグゼイドに分離し数回ジャンプした後、2人は肩を合わせてポーズを決めた

 

(オレンジのエグゼイド)お前(青緑のエグゼイド)で!」

貴方(オレンジのエグゼイド)(青緑のエグゼイド)!」

「「俺達(僕達)2人合わせて、レベルXX(ダブルエックス)だ!」」

「レ、レベルXX(ダブルエックス)?」

「バカなァ、私のレベルXの上だとぉ?」

キラーンといった感じのSEが似合いそうな決め台詞を言う2人に周囲は面食らったように目を見開いたり、ロキに至っては笑っていた。

 

「ハハハハハ!面白い奴とは思っていたが、まさか分裂するとは。これまでヴァルハラで多くの英雄を見てきたがお前のような奴は初めてだ」

「俺達を笑っていられるのも今のうちだぜロキ!」

「僕達の超キョウリョクプレーで貴方を攻略()してみせます!」

オレンジのXXRと青緑のXXLの挑戦に対しロキの顔はますます笑みを浮かべる

「私を攻略(倒す)だと?神にそのようなことを言うなど天に唾を吐くも同然と言うのにそのようなことを言うとは。

クックク…ますます気に入った。オーディンを殺すは後回しだ。まずは貴様を…いや貴様ら2人を殺してやろう!」

ロキがエグゼイドに襲いかかろうとした瞬間、スナイプの砲撃とフルドラゴンとなったレーザーの火炎放射器が行き先を遮った

「俺達も忘れんなよロキ!」

「ノリに乗っかるのはいいが仲間ハズレはいただけないね」

「神の才能を持つ私もいるぞ!」

「チッ面倒だ。まとめて相手をしてやろう!」

エグゼイドの前に立つ3人もまとめて相手を始めるロキ。だが、その顔は終始楽しそうにしておりまるで新しい玩具を買った子供のようだった

 

 

『ガシャコンキースラッシャー!』

「オラオラ行くぜロキ!」『ズキュ・キュ・キューン!』

「1人で突っ走んな永斗。援護する」

「オラ、ノリノリで行くぜ!」

エグゼイドXXRは新たな武器『ガシャコンキースラッシャー』を取り出すと同時にガンモードに切り替えて射撃。更にそこにスナイプとレーザーの援護射撃を加えるがロキは魔法陣による盾や砲撃で相殺する。しかし…

「下がガラ空きだロキ!」

「何⁉︎下だと」

ロキの真下にはエグゼイドXXLがブロックを自身の頭上に展開してそれを拳で押し出し、某赤い配管工のように下から攻撃した。予想外の攻撃に対処できなかったロキはそのまま攻撃を受け、更にそこにレーザーからガシャコンスパローを(勝手に)借りたゲンムがブロックを足場にし斬撃を繰り出していた

「ちょ、それ自分の武器!勝手に使うなよ」

「今は非常事態だ細かいことを気にするな。それより…これだけ攻撃したのに敵はピンピンしているぞ」

抗議するレーザーをあまり気にせずロキを見るゲンム。その声色は驚き一色に染まっていた。

彼の言うようにロキはエグゼイド達の攻撃を受けても服が多少傷んだり埃で汚れている程度でコレといったダメージは受けている様子ではなかった

 

「ま…マジかよ」(クソ…黎斗が言ってた負荷のせいか体が怠くなってきた。あまり長くは戦えねぇぞ…)

ゲンムの言葉にスナイプは思わず弱気になってしまう。それは一心同体である他のライダーやこの戦闘の様子を見ている面々にもすぐに分かってしまった。

「なんだよ大我、もうリタイヤかよ?全く年寄りの介護は困るよ」

「あァァン!」

だがここでまさかXXL…つまり永斗の素の人格に近い方…から明らかに馬鹿にしている発言が飛んできて思わずスナイプはキレた。

「んだと永斗!勝手にに分離してこっちを混乱させたテメェには言われたくねぇぞ!」

「アワワ、落ち着けよお前ら」

「喧嘩はよせって!おい(XXL)、なんで大我に喧嘩売ったんだ?」

詰め寄るスナイプをレーザーとXXR…先日暴走してた時に近い人格…はXXLに質問した。

「簡単だよ。弱気の大我の背中を押すためだよ。これでアイツもヤル気が出てきただろ?」

「だとしてももっとマシな言葉のかけ方が有ったろ…ま、何処と無く私達らしいと言えばらしいか…」『ガシャット!キメワザ!』

あっさり答えるXXLに対しゲンムは呆れながら、満更でもなさそうな声でスパローにデンジャラスゾンビガシャットを差し込む。それにつられてレーザーはドラゴナイトハンターZガシャットをキメワザスロットに、スナイプはキレながらベルトのレバーを閉じた。

「いくぜ(XXL)!」

「うん、フィニッシュは必殺技で決まりだね!」

エグゼイドはガシャコンキースラッシャーにマイティブラザーズXXガシャットをセット。するとキースラッシャーが2つに分離し、そして…

 

『DANGEROUS CRITICAL FINISH!』

『DRAGO KNIGHT CRITICAL STRIKE!』

『BANG BANG CRITICAL FIRE!』

『MIGHTY BROTHERS CRITICAL FINISH!』

 

スパローから紫色のエネルギーが、レーサーの頭部と両手から真空波が、スナイプの両手両肩から砲撃が、そしてエグゼイド達はキースラッシャーの斬撃波を交差させるように放ち全員の攻撃を一つに合わせた

「フッ、技を合わせれば勝てるとでも思ったか…いいだろう、受けて立つぞ。オーディンの見込みし人間…いな!今を生きる極東の勇者(エインヘルヤル)達よ!」

ロキは自身の真正面に巨大な防御壁を展開し、合体攻撃を防御。それを見たリアス達は絶望の淵に叩き込まれそうになるが…

 

「「かかったなロキ!」」『『高速化!』』

エグゼイドは技を中止しエナジーアイテムを入手。その力でロキの防御壁の無防備である側面に移動。すぐにベルトのレバーを閉じて開いた

 

『『キメワザ!MIGHTY DOUBLE CRITICAL STRIKE!』』

「「これが正真正銘のフィニッシュだ!」」

 

2人のエグゼイドははっきりそう言うと左右同時に飛び蹴りを仕掛け、そのまま回転蹴りを数発当てた後に上空に打ち上げる。そこにレベルXへと合体しロキに一発攻撃しつつその上にジャンプ。そして再び2人に分裂してトドメの一発を当ててエグゼイドとロキは地面に着地した

 

「ハハハハハ、かの英雄王が神と決別したその日からこのような日(神が人に負ける)が来るのは時間の問題だったのかな?」

ロキはポツリと呟くとそのまま気絶。それを確認したリアス・ソーナ眷族、タンニーン、イリナ、ロスヴァイセ、バラキエル、そしてヴァーリチームは歓喜のあまり大声でロキに勝った喜びを分かち合った。だが変身を解除した永斗達ライダーは違っていた

 

「(い…今ロキにトドメのキックを当てる直前に何か違和感が…)みんなはどう感じた?」

永斗が質問すると3人も違和感を感じたのか質問に答えた

「俺も何か変なモノを感じた。何だったんだアレは?」

「少なくとも自分達しか感知してないみたいだな」

「これはアザゼルあたりに相談を…「永斗ォォォォォォ!やったなー!」ヴェァァ!」

冷静に状況を把握しようとしてた黎斗に興奮してるのか永斗の元へダッシュしてきたゼノヴィアがぶつかり、黎斗はギャグ漫画のように星になった

そんな光景に一同目を奪われながら笑っているが、一名だけ冷や汗をかいている者がいた。

 

「い、今のって部長の話にあった風魔…?何で…何で風魔は時間が停止した中で動いていたんだ?そもそも()()()()()()()()()()()()()()?」

独り言を呟くギャスパー。そう、それはエグゼイドがロキにトドメを刺す直前の出来事だった……

 

 

(あれ?)

ギャスパーは驚いた。何故ならそこには自分の神器が暴走したように皆が止まっていたのだから。しかもギャスパーも体全てが動ける訳ではなかった。今の彼は現在起きている現象を視認することしかできなかった

(部、部長に永斗先輩達、それにロキまで停止している。まさかまた僕の神器が暴走?いや今までこんな暴走はなかったし、最近はトレーニングの成果もあって安定して…え、アレは忍者?)

ギャスパーが混乱する中、1人の忍者がロキの近くに現れた。よく見るとその忍者は永斗達と同じゲーマドライバーを持っており、手にはゲンムの持っているガシャコンバグヴァイザーの色違いの物を持っており何かのガシャットがセットされていた

『……!……………!』

風魔がビームガンモードのソレに付いているBボタンを押しその後Aボタンを押すと力強さを感じるビームが発射されロキに直撃した

(あの威力…!いくら神でもアレと永斗先輩の必殺技を食らったらタダでは済まないはず)

ギャスパーはビームの威力に驚いていると、いつの間にか目の前に接近していた風魔が人差し指を自身の口元に当ててまるで『今見た光景は我々だけの秘密だ』とジェスチャーをしているのに気がついた

 

その後、風魔は姿を消し時間停止が解除されロキが倒されるのであった




原作では乳神なんてふざけた神様が助けてくれましたが、この作品では風魔が謎のビーム攻撃で助けてくれました。それにしても風魔の正体は一体何ノスなんだ?

次回は事後処理について触れたいと思っておりますので、出来るだけ早く書き上げるようにします

某アルター使いも言ってました
「この世の理は即ち速さだと思いませんか?
物事を速くなしとげればそのぶん時間が有効に使えます遅いことなら誰でも出来る20年かければバカでも傑作小説が書ける!
有能なのは月刊漫画家より週刊漫画家。週刊よりも日刊です!
つまり速さこそ有能なのが文化の基本法則!」

今後ともこれをモットーに頑張ります
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