貴利矢「おっとアザゼル先生。おサボりなんて感心しませんな〜」
黎斗「この後は職員会議がありますので出席して頂こうか」
アザゼル「は、離せ二人とも!お、俺は新しいライダーグッズの音声収録の仕事が…」
貴利矢「中の人ネタをサボりの理由に使うんじゃない!」
黎斗「どうせ京都の街で遊ぼうとしてるのだろう?遊ぶのは…仕事が終わってからだ!」
こうしてアザゼルは拘束された
修学旅行2日目、永斗はある場所に来ていた。そこは
「なんで東映太秦映画村に来たんだ永斗!」
「いやそう言われたって飛彩。何でかよく分からないけど体が勝手に…ってか飛彩達こそ何でここにいるんだよ?」
そうあの特撮番組などで有名な東映グループが運営している東映太秦映画村だった。京都での自由行動の観光プランを決めてる時に永斗はなぜかここに行かねばならない使命感を感じここに来たのであった。ここにいるのは永斗を始め、飛彩、黒歌、大我、ロスヴァイセ、貴利矢、黎斗の7名で教師の仕事は先輩教師達が「若いモンは修学旅行を楽しんで来い!」と引き受けてくれた事を永斗に話一同は映画村に入場した
永斗、貴利矢、黎斗は早速駒王町にいる家族と仲間への土産を購入していた
「なぁギャスパーにこんなサングラスはどうだ?」(星型サングラス)
「貴利矢、それは流石にナンセンスだ。私はこれをお勧めするぞ」(落武者風なカツラ)
「いや、普通にこのゴム製の手裏剣とかクナイにしようよ。リアス部長とか絶対に喜ぶって」
飛彩と黒歌、大我とロスヴァイセはそれぞれデート
「あ、あっちの着物とか可愛いわね。私も黒以外のを持った方がいいかな?」
「黒は女を魅力的にすると聞くしお前にその着物は似合っている。だが確かに他の色を着てるお前を見てみたいな。株とかで金はあるから今度買ってやるぞ」
「え、本当?ありがとう飛彩!」
女性スタッフが着てる着物を見て会話を膨らませる飛彩と黒歌に対し、大我とロスヴァイセは
「おい、何でここに行きたいんだよ?」
「いいじゃないですか!だって史上最恐って銘打ってるですよこのお化け屋敷、行きましょうよ!」
「だったらお前だけで行け!お、俺はここで待ってるからよ!」
太秦映画村名物の1つであるお化け屋敷の前にいた。お化けが大の苦手な大我は絶対に訪れたくない場所だが、ロスヴァイセは先輩教師のアドバイスで強く勧められたこの場所をなんとしても大我と一緒に入りたいのだった
結局大我が根気負けして一緒にお化け屋敷に入ったのだが……
「ウワー!で、出た!出たよオイ!怖い怖い!」
と大我は終始恐がりロスヴァイセにほぼ密着して離れようとせず、ロスヴァイセに至っては
(わわわわわ
とテンションフォルテッシモな状態であった。2人がお化け屋敷から出た時には、大我は恐怖でゲッソリとロスヴァイセは大我が密着したことによる嬉しさ諸々でキラキラしていた
ある程度時間が過ぎ皆で集まって今後の予定を話し合ってる時にふと紺色の忍び装束を着た忍者が自分たちに近づいている事、そして周囲から人がいなくなっているのに気づき皆で忍者に警戒すると忍者は自分の装束を取り払った。すると永斗達にとって見慣れた忍者、風魔の姿がそこにはあった
「風魔!何でここに?」
永斗は真っ先に質問すると風魔は両手を挙げて答えた
「私は現在、日本神話を束ねる天照大神に依頼されて京都の妖怪達と協力関係にある。それで京都の妖怪が君達にコンタクトを取りたいと要望があって迎えに来た」
「今さらっとこの国の超大物の名前が出てきた事を突っ込むべきなのかしら?」
日本神話のトップに名をサラッと出す風魔に黒歌は思わず突っ込んでしまう中、一同は京都に住む妖怪達の世界『裏京都」へと案内された
が……
「ヒッグ…もうヤダ…俺、ホテルに帰る!」
「た、大我さん、キャラが崩壊してますよ!今目隠しするんで待ってください(後、もっと私に密着して下さい)」
所狭しと妖怪達が住んでいる裏京都はお化け嫌いな大我にとってはまさに地獄とかしていた。お化け屋敷同様ロスヴァイセの後ろに密着しながら泣き出し、彼女に目隠ししてもらってようやく落ち着いた
ある程度歩くと大きな屋敷が見えそこの一室に案内された。風魔は襖の前にしゃがみながら声を出した
「九重姫よ、客人を連れてきた」
「うぬ、感謝するぞ風魔よ」
襖からは幼い声が聞こえると襖が開き、女の子とイッセー達の姿が見えた
「私は天照大神の命令で表と裏の京都のに住む妖怪達を束ねている八坂の娘、九重と申す。お主らには先日の襲撃の件で謝罪申し上げたい。すまなかった」
九重の謝罪から始まった対面は次第に彼女の母親が巻き込まれた事件へと話の内容がシフトしていた
事は八坂が日本神話の大使として須弥山の使者と会談に赴いたが道中襲われてらしく護衛の烏天狗が瀕死の重傷に。その烏天狗から八坂が襲われ誘拐されたことを聞いた妖怪達は怪しい輩を徹底的に探しては襲っていたらしい。九重はその件で再び頭を下げると母親の救助を頼んできた
「どうか…どうか母上を助けてるために力を貸してくれ…いや貸してください。お願いします」
九重の頼みに一同は力を貸すことを決め表の京都へと帰っていった
余談だが、八坂が描かれた絵画を見た時にイッセーが鼻の下を伸ばした際近くにいた妖怪達は今にでもイッセーを呪いそうになり、アザゼルが急いでイッセーの頭を掴んで謝らさせた
原作では須弥山と京都の妖怪達の会談でしたが、この作品では須弥山と日本神話の会談といった形にしました。だってそうじゃないと、『日本の知事が政府を通さずに無断で他国の政府と会談する』っていうトンデモ事案になりますからね
後、最後のイッセーの扱いは当然の結果です。仮にも下っ端が相手のトップをやらしい目で見てたら信用問題ですよ