駒王学園に在学する兵藤永人(エイト)は医者を志す多重人格者である
堕天使に誘拐されたアーシアを救うべくグレモリー眷族を利用する永人達は無事アーシアを救出する
そして、そこに居合わせたリアス達とついに対話をすることになった
駒王学園旧校舎、ここはリアスが部長を務めるオカルト研究部の部室であり同時に彼女達の悪魔としての拠点でもあった。
現在ここでは、永人とリアス達との会談が行われていた
悪魔の拠点と言うこともあり、永人は緊張のあまりガチガチになっていた
「そんなに緊張しなくても良いわ、別に貴方達を拘束してどうこうしないから」
そんな永人の様子を気遣ってリアスが微笑み、永人は緊張しながら質問した
「あの〜アーシアは大丈夫ですか?さっきからずっと寝たままなんですけど、もしかして何か怪我を?」
「彼女は大丈夫よ。今は気を失っているだけで特に怪我とかはないししばらくしたら眼が覚めると思うわ」
リアスがそう答えると永人は肩の力を抜こうとしたが、今度は自分を睨んでいる兄が気になった
「あの〜兄さんは何でさっきから僕を睨んでいるのかな?落ち着かないからできればやめて欲しいんだけど……」
「へ!どの口が言うんだか、こっちははぐれ悪魔退治に行ったらお前にボコられたことや、アーシアを助けようと協力したら騙されたことは絶対に忘れないからな!
お前を殴らず、こうして睨んでいるだけでも有り難く思えっての!」
ゲンムとの戦闘やレーザーに利用されたことを根に持っているイッセーは睨み続けていた。それに対して、永人の視線が
「ほぉ、その様子じゃお前が堕天使とやらに襲われた時に俺が助けたことは忘れたってことだな」
「助けた?確かに男の堕天使は相手してくれてたけどお前が夕麻ちゃんを逃したせいで大変だったんだぞ!」
「それについては謝る。がそれでレーザーとの一件は貸し借り無しになるだろ」
「はぁ?開き直るのもいい加減に「イッセー、少し静かにしてくれないかしら?」ぶ、部長⁉︎」
大我とイッセーの口論が止まらないと思ったのかリアスが口を挟み、イッセーがそのことに驚いていた
「前にも言ったけどゲンムとの一件は完全にこちらの過失よ。それにレーザーとの一件も、そもそも私たちは初対面でのゴタゴタを正式に謝罪してないから利用されても致し方ない部分もあるわ。それに今は私と彼との話し合いよ、ちょっとキツイ言い方だけど貴方は黙っていてね」
リアスの言葉にイッセーは黙るしかなかった
「おい、そろそろ話を進めてもいいか?」
大我が声をかけてきたが苛立っているのか眉間にシワがよっていた
「ごめんなさいね、うちの眷族が失礼をして」
「気にすんな、俺たち全員
大我の侮蔑を含んだ発言にリアスは内心絶句してしまった。確かに兄であるイッセーは学校内では問題行動を数多くやらかしており、決して立派な兄とは呼べないだろう。彼女も非常に問題がある『
リアスは気を取り直して質問することにした
「それじゃ早速質問させてもらうのだけど…まず貴方は本当に永人なの?さっき教会で直接会った時と今じゃ雰囲気が全く違うのだけど…」
リアスの質問に眷族全員が耳を立てた
「永人であると言えるし、そうじゃ無いとも言えるな…俺たちは世に言う多重人格者って奴でな、一般的なのと違って人格が変わると顔や雰囲気とか諸々変わっちまうんだ。
ちなみに俺の名は大我だ。『大』きい『
大我が自己紹介がてら自身の体質について説明をした。するとイッセーが真っ先に反応した
「ちょっと待て!永人が多重人格者だなんて聞いてないぞ!
お前さっきから勝手なことを言って俺たちを騙そうとしてるんじゃ「兄さんこそ勝手なことを言うなよ、今は真面目な話をしてるんだ」え、永人?」
いつの間にか人格が変わっていた永人はイッセーに対して
「すみません話の腰を折ってしまって。話を続けましょうか」
まるで何も無かったかのように話す永人に驚きと2人の溝が大きいことにショックを受けながらリアスは話を再開した
「それじゃゲンムやレーザーも貴方の人格の一部ってことなの?」
「 はい、そうです。2人とも他の人格が変身した姿でレーザーは貴利矢、ゲンムは黎斗って言います。よろしかったら2人に交代しましょうか?」
永人の誘いに乗ろうとしたリアスだが2人の名を聞いた途端イッセーが眉間にシワを寄せたので遠慮した
それにリアス自身、優先的に聞きたいことがもう一つ……と言うよりこちらが本題かもしれなかった
「残りの2人にも会いたいけどまた今度の機会にさせてもらうわ。
それより、私たちが一番気になるのは貴方のもう1つの能力よ」
そう、永人が持つエグゼイドへの変身能力、この存在がリアス達にとっての大きな関心となっていた。
神器のような謎の力。それが自分たちの害になるのかならないのか
「もう1つの能力ってゲーマードライバーとライダーガシャットのことですよね?
すみません、これに関しては僕達もよく分かっていないんです。ただ分かっているのはこの力がゲームをモチーフにしてることぐらいですかね」
「そうなの…分かったわ
後、それで相談なのだけど貴方悪魔に興味無い?」
リアスの質問にイッセーを除く眷族全員が「やっぱり」と言ったような顔をした。その問いに対して永人は眼光を鋭くし答えた
「遠慮します。っと言うより医者を目指している者としては今すぐにでもそんな道具は無くしたいぐらいです。その道具は命に対する冒涜です」
永人の力強い目にたじろぐリアスだが、すぐに謝罪をした
「ごめんなさい、軽い気持ちで変なことを聞いてしまって。今のは忘れてちょうだい」
リアスだが謝罪に今度は永人が頭を下げた
「いや、僕の方こそ先輩に対して失礼な態度をとってすみません」
この後も話は少し続き、結果永人はオカルト研究部にこそ所属することになったが悪魔では無いので顔を見せに来る程度で後は永人自身の都合に合わせて行動するっということになった
結果として永人はオカルト研究部の幽霊?部員となりました
まぁ入部しても正直悪魔の仕事なんてはぐれ悪魔退治ぐらいしかできませんからね
次回からは2巻の内容に入りたいと思います
これからも応援よろしくお願いします