SAO 〜無型の剣聖〜   作:mogami

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10話 上級修剣士生活 その5

黒藍の死剣を手に入れてから、2週間……あの騎士から手に入れた白い玉は放置中だ。

 

「先輩……ここはどうすれば?」

 

「ん?ああ……凍素は——」

 

ちなみに現在はロニエに神聖術について教えているところだ。

 

あー……話を戻す。黒藍の死剣を手に入れた日にアズリカ先生に言われた通りに毎日、アズリカ先生の元へ通い詰めている。その結果……いろいろと分かったことがある。

 

あの日、俺が使った力……《心意の技》と言う力で、本来なら整合騎士の限られた実力者しか使えないらしい。

 

そんで、心意のコントロールをアズリカ先生から学んでいる。……なんでこの人はこんな事を知ってるんだ?

まあ、心意の技や剣の記憶とか、《武装完全支配術》……エンハンス・アーマメントと言う心意力の精髄の真の奥義?について叩き込まれていた。

 

「はあ……」

 

「先輩……お疲れですか……?」

 

「あ、悪い……大事だから気にすんな」

 

やれやれ……口に出てたか……

 

「むう……」

 

「ん?どうしたロニエ「えい!」わぁ!?」

 

急に頬を膨らませたロニエに急にベットへと押し倒されてしまった……。どうしてこうなった?

 

「ロ、ロニエさん?」

 

「(い、勢いで押し倒しちゃった……)お、お疲れなら寝て下さい!」

 

「い、いや!大丈夫だから!」

 

「いいから寝て下さい!」

 

「………はい」

 

なんか今日のロニエは有無を言わさない感じ……いや、今日のではなく、最近のかな。

 

「はいっ!お休みなさい!」

 

俺に布団を掛けたロニエはそのまま部屋から……

 

「………」

 

へ、部屋から……

 

「………」

 

出て行って……ない!?

 

「あの、ロニエ……さん?」

 

「はい、どうしました?」

 

「いつまでそこに?」

 

「もちろん、先輩が寝るまでです!」

 

Oh……

 

確かに眠いけどさ……

 

——

 

「寝るまでって……ひと………はそんなにらはやく……ねれな…………Zzz」

 

うん……寝るの早いですね……

それに寝顔があどけなくて可愛い。なんて本人に言ったらどんな反応するかな?

 

「むにぁ……」

 

「ふふっ!」

 

本当にこんな子供見たいな寝顔をしている人が2週間前のあの戦いで私達とは別次元の強さを発揮したとは思えない。

 

「……あれから毎日アズリカ先生の元で何をしているのでしょうか……」

 

………はっ!良くない事を考えてしまった。

 

「うーん………にゅー……」

 

頭を撫でても……良いよね?

 

「わあ!」

 

髪の毛が結構というか、だいぶサラサラしてて気持ち良い……!

 

「ほう……ロニエ君にはそういう趣味があったのか」

 

「ふぇっ!?」

 

こ、この声は………

 

「アルスが出てこないから気になって入ってみたら……」

 

「ち、ちなみにいつから居たんですか……?」

 

「そうだな……アルスの寝息に対して「ふふっ!」って笑ったあたりからだな」

 

かなりニヤついたキリト先輩が居た。

 

「それってアルス先輩が寝てすぐじゃないですか……」

 

「まあまあ、時にロニエ君……」

 

「はい、いかがなされましたか?」

 

「君はアルスの事をどう思ってるんだ?」

 

私がアルス先輩をどう思っているか……?

 

「私は……私が初めてアルス先輩に出会った時は変な人達に絡まれてる時でした。そしてそこでアルス先輩に助けて貰って、入学式の日にセルカと出会って、そこで偶然にも再会しました……そしてさらに、先輩の傍付きに指名された時は本当に驚きました」

 

「(うわぁ……凄い偶然だな。)」

 

思い出す今日までの日々。

アルス先輩との出会い。再会、そこからの日々。

 

「(うん………私は……先輩のことが……)」

 

なんと言うか、今になって気付くなんて……

 

「私はアルス先輩のことが……好きです」

 

……言ってしまった。本人がすぐ側で寝ているというのに。

 

「……そうか」

 

けど、私が気持ちを打ち明けるとキリト先輩は安心した様で遠い目をした。

 

「アルスはかなり無茶をする時はするし、鈍感だぜ?」

 

「はい、何となく分かってました……」

 

キリト先輩の表情からして恐らく実際に見た事やら実感したことだろう。……一番付き合いが長いって言ってたし……そう考えると私、先輩の事を何も知らないんだな…。

 

「まあ、頑張れよ。ライバルは……俺の知る限り1人だけいるが……アルスが幸せに成れるなら応援してるぜ!」

 

「はい!」

 

明日からもっと積極的にアプローチしようと心に決めた私であった。

 




ああ……恋愛的描写の難しさ!
ひとまず閲覧ありがとうございました!
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