以前の投稿から約1ヶ月近く経ってしまった……。
本当にすみません!
言い訳となりますが、テスト前の勉強期間で1週間、テスト本番で1週間。卒業式……あれこれ有りまして、本日に至ります。お陰様で無事に進級できる……筈(苦笑)
まあ、これからもまったり、ゆったり、のんびりを心掛けて投稿していきますので宜しくお願いしますm(_ _)m
ドクンとユージオの心臓が跳ねる。
突如として形を成した《ソードゴーレム》なる異形の人形に対しても驚いたが、アドミニストレータの口にした"向こうの世界"という単語、そしてキリトとアルスがその世界から来たという発言がユージオの心臓の鼓動を加速させ、冷静さを奪って行く。
キリトとアルスと知り合った頃、冗談めかして彼らの記憶について聞いたことがある。
『2人は本当に記憶喪失なのかい?』
『うーん……俺もアルスもお互いの事を覚えているし、剣術についても知識があるから喪失というより、欠落なんじゃないか?』
『まあ、もしもの事が起きたらその時は包み隠さず話すさ、俺もキリトもわかる範囲の事をな」
あの時の2人はそう言っていた。
隣のアリスにユージオが目を向けると彼女も同じ様に同様している。
2人はアルスとキリトに視線を向け、その表情を確認する。
横顔から覗くその瞳は力強い光を放っている。
—今は信じてくれ!—
そう瞳で叫んでいるのが分かる。
「( そうだ。キリトが約束してくれたじゃないか。記憶が戻ったからこの戦いが終わったら全部話すって)」
ユージオはアルスとキリトに向けて浮かんでいた疑惑じみたものを取り消す。
そして、ユージオがそんな思考を巡らせてる間にもアルスとキリトはアドミニストレータに対峙している。
「さて、一応聞いておくわね。あなた達……剣を置く気はないのかしら?剣を置き、今に至るまでの無礼を詫びるなら許してあげるわよ。そっちの黒ずくめの坊やもアルスも殺してしまうには勿体無いもの」
「残念ながら、俺達の謝罪をあなたが信じてくれるとは思えないな。それに……俺達はまだ、負けを認めたわけじゃない。そうだろ、アルス」
「ああ、俺達は負けるつもりもあんたの人形になるつもりもない!」
アドミニストレータの誘いを断り、アルスとキリトは目の前のソードゴーレムに剣を向ける。その様子をアドミニストレータは愉快げに嗤う。
「その気が強いとこもろ嫌いじゃないけど、お馬鹿さんなのは頂けないわね。まさか、私のゴーレムに勝てる……なんて思っているのかしら?身体を構成する一本一本が神器級の優先度を持つこのお人形に?直に受けたあなたならその威力が分かる筈よね、アルス」
アドミニストレータはアルスの胸に視線を向ける。
先程、ソードゴーレムを構成する剣のうちの一本が突き刺さっていたその場所は未だに絶えず血を流している。アルスがその剣を受けてなおも生存しているのはチュデルキンを倒したことで上昇した天命と心意で無意識のうちに重要器官を保護していたからであろう。
つまり、天命の最大値がアルスよりも低いキリト、ユージオ、アリスがその一撃を受けようものならひとたまりもない。
アルスがその思考に至ったのを見届けて、立ち尽くす4人のいかなる表情を読み取ったのか、 アドミニストレータは冷たい微笑を浮かべたまま、緩やかに右手を振りか動かした。
「さあ……戦いなさい、ゴーレム。お前の敵を滅ぼすために」
主人の命令をひたすらに待ちわびていたかのように……剣の人形の心臓部で、紫色の光が強烈に瞬いた。
そしてその直後、金属音と咆哮を轟かせながら、4本脚の怪物がアルス達に向けて突進を開始した。
後書き
……久しぶり過ぎて調子がつかめていません。
これまで通りに拙い文章力を披露していきますがご容赦下さい。
VSアドミニストレータまであと何話かかることか……。
最後になりましたが、閲覧ありがとうございました。
だいぶ期間を空けてしまいましたが、これからも投稿していきますので宜しくお願いします!
PS.投稿期間は1〜3週間に1話くらいかな?まあ、不定期更新ということでお願いします。