【完結】僕のヒーローアカデミア・アナザー 空我   作:たあたん

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友情出演:八郎の母ちゃん(銀魂より)

なんで出そうと思ってたのかは永遠の謎。きがくるっていたとしか思えない。


EPISODE 38. 駆け抜ける嵐 1/3

 死体、死体、死体。

 

 久しく人間の出入りなどない山間の廃工場に、そうと呼ぶしかないものが大量に積み上がっていた。その肉体はあちこちがボロボロに崩れ去り、もはや原型をとどめていない。

 

 広がる血の海を雨が洗い流していく中で、唯一立ち尽くしたまま、雫の群れに打たれる青年の姿があった。濡れることを忌避するどころか甘受するかのように空を見上げている。見開いた血のいろの瞳に……太陽が、映るはずもない。

 

 この地に命ある者は、彼しかいない――そうではなかった。付近の廃材に腰かける、黒いこうもり傘を差した詰襟姿の少年。彼はずっとそうしていた。目の前の青年が異形の姿へと変貌し、この屍の山を築く……その一部始終をも。

 

「ねえ、」青年に呼びかける。「ひとり、逃がしたよ」

「………」

「……聞いてる?追わないの?」

 

 それでは、彼に課せられた"整理"の任は果たせまい。少年自身に許されているのは見守ることだけで、手出しはできない。

 

 しかし、

 

「……だいじょうぶ」

 

 首を反らせたまま、弔はひび割れた唇をゆがめた。

 

「一匹くらい、あいつにあげないと」

「……あぁ」

 

 

――かの女は、木々の中を走っていた。派手な化粧を無惨にも崩しながら、必死の形相で"何か"から逃げようとしている。その手の甲には、なんらかの動物を象ったのであろうタトゥが刻まれていて。

 

 日本語とは異なる言語で呪詛を吐きながら、疲弊した彼女は大木の裏に身を潜めた。わずかに顔を覗かせ、逃げてきた方角を見遣る。追う者の影は……浮かばない。

 

 女は安堵のため息をついたが、燻る恐怖は膨らんでいくばかりだ。行動をともにしていた仲間は皆、抵抗らしい抵抗も許されずに殺されてしまった。自分もいずれ、結局は……そんな思いに駆られる。

 だがいまは、とにかく生き延びることだ。そう心して彼女が立ち上がったそのとき、不意に頭上に影が差した。

 

 は、と顔を上げる女。彼女が最期に見たのは、鋭い牙を剥き出しにして迫る……血に染め抜かれたような赤の、異形の姿だった。

 

 

 

 

 

 舗装されていないダートトラックに、勇ましい鋼鉄のいななきが響き渡っている。

 

 砂塵を巻き上げ、剥き出しの大地にタイヤ痕を刻みながら駆け抜ける、一台のオフロードバイク。銀を基調とした車体に、カウルやマフラーなど至るところが淡いブルーで装飾されている。デザインそのものは、ディテールの差異を除けば警視庁の開発した最新型白バイの試作機"トライチェイサー"に瓜二つだった。

 

 

「――どうですか、"ビートチェイサー"の調子は?」

 

 その試験走行を見守る合同捜査本部の塚内管理官、そして森塚巡査のもとにやって来たのは、科警研の所長である結城だった。たまたま出張中だったため襲撃事件に直面することはなかった強運の持ち主。ただ出張先から飛んで帰ってきてからこっち、自宅に帰れない生活が続いていると聞く。

 その割に疲労をまったく窺わせない表情と声音に内心舌を巻きつつ、塚内が答えた。

 

「調子はいいでしょうね。……良すぎて困るくらいです」

 

 塚内が力ない笑みとともにそう返すのと、マイクに顔を近づけた森塚が「おらッ、しっかりしろやみど……デクゥ!!」と、どこぞの爆発さん太郎を思わせる檄を飛ばすのがほぼ同時だった。

 

 

――そう、騎手である緑谷出久は、ビートチェイサーのコントロールに苦心していた。振り回されていると言い換えてもいい。

 

「ッ、く……!」

 

(しっかりしろったって……!)

 

 しっかりどころか、全身全霊を込めて運転しているつもりだ……自分では。

 だが、ビートチェイサーはほとんど出久の運転に従ってくれない。振り落とされないようにするのが精一杯――まるで、暴れ馬のよう。

 

「くそッ、僕は……うぉおおおおっ!!」

 

 雄叫びめいた声をあげ、グリップを捻る。コントロールにばかり気をとられているようでは、この訓練の目的は半分も果たせない。トライチェイサーを遥かに凌ぐ性能を誇るビートチェイサー。その真髄を完全に引き出せるようにならなければ、これほどのマシンを与えられた意味がない――

 

 だが、

 

「……危ないな、いったん止めたほうがいい」

「え――」

 

 結城のつぶやきに警察官ふたりが反応したときにはもう、出久は大きくバランスを崩していた。

 

 ぐらり、と車体が傾き、

 

 

 ガシャンと激しい音をたてて、騎手の身体が地面に投げ出された。音ばかりでなく、大量の土埃も舞い上がる。フルフェイスのヘルメットのおかげで、それらが視覚に致命的な影響を与えることもないのが唯一の救いか。

 

「あーまたやりよったっ、緑谷くん!大丈夫!?」

 

 素に戻った森塚が飛び出していく。ちゃんと兄貴してるなあなどと場違いな感想を抱いた塚内であったが、流石に口には出さなかった。

 

 一方で、投げ出された出久はというと、

 

 

「……痛、ってぇぇ………」

 

 まぶしいほどの鮮烈な紺碧を目に焼きつけながら、そんなつぶやきを漏らしたのだった。

 

 

 

 

 

「痛ッ、」

 

「でぇええええッ!!」

 

 

 医務室にて、出久は恥も外聞もなく絶叫していた。全身の痛々しい擦り傷を手早く消毒され、膏薬を塗り込められる。痛くないわけがない。

 

「わめくんじゃないよ男の子なんだから!――ホラッ、これで終わりだよ!」

 

 なかなか前時代的なことをがなりながら的確に治療を完了させたのは、見るからに経験豊富そうな年かさの女性医師……というとずいぶん遠慮した表現なのである。パンチパーマに弛んで垂れた頬、四頭身くらいの肥満体型……ステレオタイプにすぎる"おばちゃん"である。体型こそ似たり寄ったりではあるが、自分の母と同年代か少し上くらいと考えると、何がなんだか頭がオットセイなのだった。

 

「あっ、ありがとうございました……」涙目でお礼を言いつつ、「でもあの、治癒の個性とか、そういうのは……?」

 

 おばちゃん医師の眉がつり上がる。

 

「個性だってェ?まったく近頃の若い子は、二言めにはすぐ個性個性!そんなモンにばっか頼ってたらバカになるよ!!いいかい、おばちゃんが若い頃はね――」

 

 唐突にはじまる説教という名の昔語り。かつて一度だけ顔を会わせた雄英の校医である老婆・リカバリーガールを遥かに凌ぐ強烈なキャラクターに、出久は圧倒されるばかり。

 そんな彼に救いの手を差し伸べたのは森塚だった。ノックもなしに部屋に忍び込んできたかと思えば、

 

「よし終わったね、積もる話もあるしもう行こうか!先生どうもありがとうございやしたー」

 

 そうまくし立てて、出久を引っ張って逃走を図る。おばちゃん医師はまだ何か言っているが、聞き届けることはしないのだった。

 

「ふー……」シャツの袖で汗をぬぐう森塚。

「あ、ありがとうございました……。あの人、パンチきいてましたね……」

「きいてたねぇ、色んな意味で。ここ、本郷総監の所有してるサーキットって話したよね?あの人雇ったのも総監なんだろうけど……謎だよねぇ、選考基準」

「あはは……」

 

 苦笑をかわしあったところで、森塚は不意に表情を引き締めた。話題が転換されることを予期して、出久はわずかに目を伏せる。

 

「そんな顔するなよ、きみが頑張ってるのは皆よくわかってる。誰も責めたりしないさ」

 

 「無論、僕もね」とウインクしてみせる森塚。風貌や振る舞いとは裏腹に、この人はやっぱり年齢相応には大人なのだと出久は思った。

 ただ、励まされてばかりもいられない。

 

「けど……一日も早く、乗りこなせるようにならなきゃって思うんです。トライチェイサーはもう、限界みたいだし……」

「ああ……マトリクス機能が作動しなくなっちゃったんだよね」

 

 今さら説明するまでもないことだが、試作機であるトライチェイサーには、量産型"α"では切り捨てられた様々な機能が搭載されている。そのひとつが"マトリクス機能"――平たく言えば、車体の色をまるごと、設定したとおりに変える機能だ。覆面パトならぬ覆面白バイとして活かされることが想定されていたのだろうが、緑谷出久=クウガが使用するにあたって、それは専ら世間に正体を隠すために使用されてきた。戦士となるために気持ちを切り替えるのにひと役買うという、副次的な効果もあったが――

 

 白バイとしての本来のカラーリングであるポリスヘッド、出久が日常生活で使用しているブラックヘッド、そしてクウガの相棒として戦場を駆けるゴールドヘッド。この三種の中では当然、ブラックヘッドにしている時間が圧倒的に長かったわけだが……ある日調整のために色を変えようとしたところ、うんともすんとも言わなくなってしまっていたのだった。

 

「困るよね、修理してもらおうにも科警研はあんなだし。フツーに走るにも気ィ遣うっしょ?」

「え、ええ。だから最近は……その、あまり乗ってないんです。大学とか、警視庁に行くときは電車にしてて」

「賢明だね。けど事件が起きたらそうもいかない」

「……はい」

 

 事件――次に起こるのはいつか。どんな敵が、現れるのか。それはまったく予想がつかない。

 

(けど……もし"あいつ"が、現れたら)

 

 漆黒のマシンを手足のように操る、バッタに似た――第6号に酷似した――グロンギ。出会い頭から戦闘時まで飄々とした態度を崩さなかった彼と彼のマシン"バギブソン"を前に、自分とトライチェイサーは敗北を喫した。もし奴が現れたとき、ビートチェイサーをモノにできていなければ――

 

「――僕、決めたんです」

「ん?」

 

 不意に立ち止まってつぶやかれたことばに、森塚は首を傾げるほかなかった。話の流れからすれば、脈絡がないととられても仕方がない。

 

「かっちゃんたちが帰ってきたとき、笑って迎えようって。そのためには、かっちゃんたちに胸を張れるようなヒーローでいなくちゃならないんだ」

 

 どんな強敵が相手でも、みんなの笑顔を守るために勝つ――そんなヒーローで、あり続ける。自分にならそれができると、いまなら自信をもって言える。僕はもう、独りぼっちじゃないから――

 

「……そっか」森塚がフッと微笑む。「一緒にがんばろーな、緑谷くん」

「はい!――ってわけで、その……」

「ん?」

「もう少し訓練、付き合ってもらってもいいですか?」

「お、おぉ……もちろん構わんけど、またあのおばちゃん送りになったらコトですよ?」

「それはまあ……気を付けます」

 

 再び屋外のダートトラックへと戻ろうとしたところで、今度は森塚が「あ」と声をあげた。

 

「そうそうあのおばちゃんのインパクトのせいで忘れかけてた、僕からひとつアドバイス」

「!、は、はい」

 

「何事も行き詰まったら初心にかえるのがセオリーだよ。思い出してみるといいんじゃないかな、初めてバイクに乗った日のこと」

「初めて……」

 

 そう言われると改めて、自分がバイクというものに触れてそう長い年月は経っていないのだと気づく。幼い頃はヒーローばかりで乗り物には興味を示さない子供だったし、二輪の免許がとれる歳になってもバイクという乗り物に憧れたことは一度たりとてなかった……と思う。

 

 何度も述べているとおり、転機は大学のとき。サイクリングからツーリングに趣味が進化(?)した心操人使が友人になって、彼に勧められるままに自分も貯めたバイト代でバイクを買って、気づけばすっかり生活の一部になってしまったけれど。

 

(ヤバかったよなぁ……最初は)

 

 当初はもう、生来の不器用が祟って酷いもので、練習に付き合ってくれていた心操をひやひやさせてしまったのを覚えている。自分みたいな人間にはやっぱり無理だと、あきらめかけたことも一度や二度ではない。

 

――あのときの、気持ち。

 

(僕はどうやって、あいつと一緒に走れるようになったんだろう)

 

 

 

 

 

 出久にバイクという趣味を教えた心操人使の所属する、G3ユニット。その移動基地たるGトレーラー。

 

 内部は明かりも灯されておらず、薄暗い。――にも関わらず、PCの液晶の光だけが、煌々と漏れだしていた。

 

 そしてカタカタとキーボードを叩く音……女の潜めた、笑い声。

 

「ウフfFFF……フfFF……」

 

 その声に違わず、女の唇は不気味な弧を描いている。桃色の髪を揺らしながら、彼女は一体、何を企んでいるというのだろう――

 

 

――そのとき不意に、トレーラー内が光に包まれた。

 

「!」

 

 はっと顔を上げる女。そのとき、

 

 

「電気もつけずに何をしているんだ……発目くん」

 

 呆れ顔でそう声をかけたのは、首から上がそのまま猫の警察官。女――発目明と同じデザインの制服を身に纏っている。

 

「ウフfF……すみませんねぇ、ついうっかり」

「うっかり忘れるか……?フツー」続く紫髪の青年が、ぼそり。

 

 整備担当の発目明、G3装着員である心操人使、そしてまだ21歳の彼らを統率する、ユニットリーダーの玉川三茶。彼ら3人はまぎれもない、G3ユニットの所属メンバーだった。

 

 

「――それで一体、」玉川が猫髭を揺らしながら訊く。「何をやっていたんだ?」

 

 対して発目は、悪びれる様子もなくニカッと笑みを浮かべ、

 

「ウフfFF……これです、これ!」

 

 ディスプレイを見せつけるように、身体ごと椅子をずらす。そこに映し出されていたのは、

 

「設計図……?」

 

 それも、武器の。玉川も心操も文系だが、それだけはわかった。

 

「スコーピオンもサラマンダーも、想定以上に未確認生命体への効果が薄いようですからねえ……」

「……まあな」

 

 実際にそれらを扱う身として、うなずかざるをえない心操。ただ、それらの既存武装が欠陥品とは思わない。通常のヴィラン制圧を想定するならば、むしろ過剰すぎる戦力とすらいえる。通常のヴィランでなくとも、たとえばかつての敵連合、奴らが使役していた脳無たちが相手であれば、G3で互角に戦うこともできただろう。

 

 それ以上に、グロンギたちは強力になっている。クウガやアギトのサポートに徹するにせよ、これではいずれ限界が来る――心操はそう考えていたし、発目もまた同じだったということだろう。

 

「構想は完成しましたので、数日以内に正式な上申書を提出いたします!具体的な説明はまたそのときに!」

「あ、ああ、わかった。待ってるから……」

 

 相変わらずぐいぐい迫る発目を宥めつつ、玉川はひそかに思う。

 

(予算、通せるかなぁ……)

 

 警視総監の肝煎りプロジェクトだから、おそらく大丈夫だとは思うが……それでも上層部への"御説明"は自分には向いていないと、未だ巡査肌な玉川は思った。

 

 

――そんな物騒だがどこか牧歌的な平時を打ち破る、アラートが鳴り響いた。

 

『渋谷区広尾にて、未確認生命体によると思われる事件発生。犯人は港区白金方面へ逃走中、バイクで犯行を重ねている模様。G3ユニットは至急出動されたし……』

「!」

 

 3人の表情が、一様に引き締まる。

 

「バイク……前に緑谷が襲われたっていう未確認か」

 

 心操がつぶやく一方で、

 

「――了解。G3ユニット、出動します」

 

 リーダーである玉川の応答により、Gトレーラーが動きだす。警視庁の地下格納庫から、地上へ――サイレンとともに駆け抜ける巨大トレーラーは、警察の底力の象徴として見る者の目に焼き付いた。

 

 

 

 

 

 未確認生命体出現の報は当然、ビートチェイサーの操縦訓練を再開しようとしている出久たちのもとへももたらされた。

 

「了解、緑谷くんにも伝えます」電話を切り、「――聞いてたね緑谷くん、奴らだ。それもバイクに乗ってる奴だって」

「ッ、あの時の奴か……!」

「おそらくね。……どうする、BTCSに乗ってくかい?」

 

 他の敵ならいざ知らず、あの時の6号に似たグロンギが相手だとするならば、BTCS――ビートチェイサーはこれ以上ない切り札となる。

 しかし出久は、首を縦に振ることを躊躇した。

 

(いま、あのマシンに乗っていっても……)

 

 まだ自分は、十全にマシンを操ることができていない。――答を、出せていない。

 

 

「我々としても、現時点では許可を出せないな」

「!」

 

 冷静なことばとともに現れたのは、塚内管理官……そして、結城所長だった。

 

「失礼、私とは初めてでしたね。科学警察研究所所長の結城です」

「あ、み、緑谷です……はじめまして」

 

 立派な肩書き……だけでなく。若々しい細面の割にあふれ出す威厳が、出久を縮こまらせた。

 

「本来ならばまず、あなたの貢献に感謝と称賛を述べるべきなんだが……状況が状況だ、このような耳の痛いことばを述べることをお許し願いたい」

「いや、そんな……」

 

 この人のことばを、自分は否定できない。――だから、

 

「僕、トライチェイサーと一緒にできるだけやってみます。たとえ力が足りなくたって、黙って見ているなんてできないから」

「……そうですか」うなずきつつ、「その思いを私は否定しないし、否定する権利もない。くれぐれも自分を大事に、頑張ってください」

「――はい、ありがとうございます!」

 

 一礼して、走り出す出久。森塚もまた軽く会釈をして、そのあとを追っていく。結城は塚内とともに、その背姿を見送った。

 

「緑谷出久……仮面ライダークウガ、か」

「は?」

「いや、なんでも。――塚内管理官、彼を大事にしてあげてください」

「……もちろんです」

 

 うなずく塚内は、結城がふと遠い目になるのを見た。どこか、昔を懐かしむような眼差しだった。

 

 

 




キャラクター紹介・リント編 バギングドググドゲヅン

玉川 三茶/Sansa Tamagawa
個性:ネコ
年齢:38歳
身長:178cm
好きなもの:マタタビ
個性詳細:
見たまんま、面構本部長のネコバージョンだが、彼のようなカッコイイネーミングがあるわけでもない。ただただネコ、マタタビもお昼寝も好きである。でもれっきとした人間なのでまっとうに警察官をやっている、でもでもやっぱりネコなのである。ごろにゃ~ん!
備考:
G3ユニットのリーダーを務める警察官。階級は警部補ながら、かつて塚内直正の部下として敵連合絡みの事件の捜査に危険も厭わず取り組んだ経験を買われる形で抜擢されたぞ!
かつて上司だった塚内とは阿吽の呼吸で、合同捜査本部との協力体制を築く。まだ学生の身である心操のことも一人前に扱う公平で実直な警察官だが、中身は割と小心者で、どうしてもいち巡査時代の癖が抜けないところがタマにキズだ!
動物頭つながりの面構警視長とは階級差が大きすぎてあまり接点はないのだが、たまに仲良く話をしていると一部から熱視線を受けることがあるとかないとか……。

作者所感:
猫かわいい(れっきとしたおじさんだけど)、名前の読みは個人的に「さんちゃ」のほうが好きです。
アギトにおける尾室のポジションということで、オリキャラでもよかったんですがせっかくなら原作の警官からってことで白羽の矢が立ちました。
塚内さんの元部下なので仕方ないかもですが微妙なキャラ被りが気になる今日この頃。そのせいでより平凡な面を強調しちゃってて申し訳ないのだ。
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