【完結】僕のヒーローアカデミア・アナザー 空我   作:たあたん

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対ガミオ戦→エピローグまで入れたら明らかに文字数過多になりそうだったので分けました。ある意味ラスボス戦(Wでいえば対テラードーパント)扱いだしいいよね…?


EPISODE 48. HEROES 4/4(前)

 

 深い闇に包まれた洞穴の中で、ン・ガミオ・ゼダが目を覚ました。──それと同時に、かの黒霧が周囲を覆いはじめる。

 

(さあ始めよう、我らグロンギ、"ザギバス・ゲゲル(最後のゲーム)を")

 

 響き渡る遠吠えは、始まりを告げるサイレン。──決戦の時は、もうすぐそこまで迫っていた。

 

 

 *

 

 

 

 街に再び、死を呼ぶ漆黒の霧があふれ出した。

 逃げきれなかった人々が呑み込まれ、苦しみながら死んでいく──そして、グロンギの姿をした怪物へと変身する。生前の記憶も理性ももたぬ彼らは見境なく生者に襲いかかり、さらに命を奪っていく。

 

 地獄への階段を転げ落ちていくようなその光景こそ、まさしく"究極の闇"だった。

 

 

『──本部から全車、大田区池上本門寺付近にて再びあの黒い霧が出現した!逃げ遅れた人々に……被害が出ている模様だ』

 

 塚内管理官から、全捜査員に向けて入った通信。"被害が出ている"ということばの孕んだ真実は、既に皆の知るところとなっている。

 

「……ッ、」

 

 たまらず飯田は唇を噛んだ。犠牲者たちは、ただ命を奪われたというばかりではない。その骸が原型をとどめぬ怪物と化し、さらなる惨劇をもたらすことになる。阻止するために自分にできることは……ただひとつ。

 

「インゲニウム」運転席の森塚が呼びかけてくる。「きみは、彼らを蹴り飛ばせるかい?」

「……はい!」

 

 その覚悟がなければ、守れないものがある。飯田天哉は既に決断していた。

 無論、森塚も容赦なく発砲する心積もりでいたし、鷹野はじめ捜査本部に属する者はほぼ全員が覚悟を決めている。

 

──戦場には赴かない者も、また。

 

「責任は、私がとる。──皆、頼んだワン」

 

 そう告げて通信を締めるのは、捜査本部の長である面構犬嗣だった。塚内を信頼して捜査の采配を委ねている彼だが、そのひと言まで塚内に背負わせるわけにはいかなかった。

 

「あとは彼らに任せよう。それとも塚内くん、きみも現場へ出たいか?」

「……いえ。私は管理官ですから」

 

 自分が現場に出なくとも、彼らは最大限の働きをしてくれる。部下を疑うことなく座して待つのも役職者の務めだと、塚内はこの9ヶ月で学んでいた。

 

 

 *

 

 

 

 事件発生の報を受けるまでもなく、轟焦凍の"勘"がン・ガミオ・ゼダの存在を捉えていた。

 

「ッ、来たか……!」

 

 焦凍の行動には躊躇いがなかった。踵を返し、まっすぐに病室を飛び出していく。

 出久も当然、それに続こうとした。だが、足が重い。決断に至っていない脳が、身体を押しとどめようとするかのように。

 

「……ッ」

 

 これから打ち砕かねばならない、グロンギたち。彼らの生前の姿を思うにつけ、それを躊躇してしまう自分がいる。焦凍は目を背けてもいいんだと言ってくれた。けれどそれは、過去の──勝己を見捨てて逃げ出したのと同じではないか。後悔は、しないか。

 

「僕、は……」

 

 そのとき、だった。

 不意に背後から強烈な視線を感じ取って、出久は振り返った。

 そこにはベッドがあって、勝己が眠っている。当然のごとく彼は未だ目覚めていないままだ、視線を受けることなどあるわけがない。

 

 しかし出久は確かに感じたのだ。滾る紅の瞳が身体を射抜くのを。そして、思い出した。自分にとって、これだけは譲れないという想いを。

 

「そうか……そうだったね、かっちゃん」

 

 逸る気持ちを抑えて、横たわる勝己に向き直る。見下ろされるのは腹立たしいことこのうえなかろうが、いまだけは許してほしいと思った。

 

「先、行ってるね」

 

 

──そして、今度こそ走り出す。

 

 

 *

 

 

 

 夜明けの街にひしめくグロンギの群れと、ヒーロー・警察のアライアンスが激突していた。

 

 撃て、の号令とともに拳銃の引き金を一斉に引く警官隊。戦いの中心たる捜査本部の面々が扱う神経断裂弾は命中の度にグロンギを撃破していくが、通常の弾丸しか支給されていない所轄署員の攻撃はほとんど通用していない。

 そんな彼らを守り、身体能力にすぐれたヒーローたちが矢面に立つ。数十名にも及ぶ人員が、グロンギの群れに立ち向かっていた。

 

「トルクオーバ──―レシプロ、バーストッ!!」

 

 ふくらはぎのエンジンを解き放ち、ハイスピードで敵に迫るターボヒーロー・インゲニウムこと飯田天哉。至近距離まで詰めたところで跳躍し、回し蹴りを放つ。鍛え上げられた右脚が炸裂すれば、グロンギといえども容易く吹っ飛ばされる。

 

「……ッ、」

 

 しかしその度に、フルフェイスに覆われた飯田の表情は歪められていた。彼らを攻め立て傷つける度に、見たこともない彼らの生前の姿が想起される。そのイメージは当然、飯田の心を苛んでいた。

 

(……すまない、救けられなくて)

 

 ヒーローとしての理想とは、到底程遠い現実。それを重々承知で、飯田はこの戦場に立つことを決めている。

 

──それに、

 

「えげつない数……。インゲニウム、へばってないよね?」

 

 こんなときだからこそ冗談めかして訊いてくる森塚駿。彼は携行する神経断裂弾を無駄にすることなく、既に多くのグロンギの命を奪っている。表向き飄々とはしていても、それが凄まじい重圧であろうことを疑うつもりはない。

 ゆえに飯田は、不敵な笑みを浮かべて応えた。

 

「当然です、"インゲニウム"の名は伊達ではありませんから!!」

「流石──っとと!」

 

 奮戦する彼らを標的と見定めたグロンギが襲いかかる。──その脇腹に、銃弾が突き刺さった。

 

「戦場のど真ん中でおしゃべりしないで!!」

「おぉう……鷹野さん」

「面目次第もございませんッ!!」

 

 生きた人間である以上、激戦が続く中にあっても緊張の弛む瞬間は生まれる。それが隙となったとしても、こうしてカバーしあうことができる。連携をする知能もそもそも失われ、ひしめくグロンギたちを相手に善戦できている最大の理由だ。

 

 そしてそんな光景を、狼の王は見下ろしていた。

 

「ガセグ、ゲンギダヂン……リント」

 

 確かにリントは変わった。だがそれは、ラ・バルバ・デが言うような意味だけなのか?

 ガミオの心はわずかに揺れたが、すぐ色濃く渦を巻く諦念に抑えられた。──彼らもまた、いまから黒煙に包まれる運命にある。

 

 彼が自らの掌に力を込めたそのとき……不意に、背後から闘気が迫ってきた。

 

「──ッ」

 

 振り向いたときにはもう、ガミオの周囲を幾重にも氷山が覆っていた。彼の立つビルの屋上が、そこだけ極地と化したかのように閉ざされた世界となる。

 その中心に着地したのは……かの三色の超人戦士。言うまでもない、アギトだ。

 

「………」

 

 見事に標的を捉えたアギトだが、その拳には力がこもったままだった。"究極の闇をもたらす者"が、不意打ちの氷結ひとつで止められるはずがない。

 

 それが、現実だった。数秒もしないうちに分厚い氷山に次々と亀裂が走り……砕け散る。

 

「アギト。我らグロンギ以上に、ヒトから遠ざかった者か」

「……かもな」

 

 姿を現したガミオのことばに冷静に応えつつ……既に、臨戦態勢をとっていた。

 

(ワン・フォー・オール……)

 

 

「──フルカウルッ!!」

 

 師より受け継いだ個性をセーブすることなく発動させ、一気呵成に距離を詰める。先ほどの氷とは対照的な灼熱が、左の拳を覆い尽くす。

 

「KILAUEA SMAAAASHッ!!」

「………」

 

 ガミオもまた、右の拳を構えて応じる。

 そして、

 

 拳と拳とが激突し──烈しい旋風が、辺りに巻き起こる。

 次の瞬間には、アギトはビルから墜落させられていた。

 

「ッ、ぐ……」

「………」

 

 地面に叩きつけられたアギトと対照的に、重力などなきかのように浮遊しながら降下してくるガミオ。アギト渾身の一撃とぶつけ合った拳は確かに傷つき、血が滴り落ちていた。そんなもの、瞬く間に癒えてしまうのだが。

 

「眩い力だ。……だが、その輝きの深淵に暗闇が見える」

「ッ、なに、言ってやがる……」

「貴様は誰かを憎み、殺意を抱いたことがある。そしてそのために、力を振るった……違うか?」

 

 一瞬ことばに詰まるアギト。そのさまを見たガミオは、静かに嘲った。

 

「……恥じることはない。ヒトとはそういうものだ」

 

──リントもグロンギも、何も変わりはしない。

 

「ゆえにすべてのリントはグロンギと同じものとなり、そして究極の闇がとこしえのものとなる。こうなるのも定めだ」

 

 ガミオのつくり出した怪物たちが、どこからともなく集いはじめる。彼らの闘争本能は、一様にアギトを捉えていた。文字どおり、四面楚歌の状況。

 

「勝手なこと言ってんじゃねえ!!」

 

 果敢に、アギトは立ち向かった。拳を振るい、氷結を奔らせ、劫火を昂らせる。その度に死した肉体がガスを発して消失していく。そうして消えていく数えきれない命はみな、ガミオの手にさえかからなければ守るべき人々だったのだ。躊躇はなくとも、身の切られるような感情を捨て去ることなどできはしない。

 対してグロンギたちは、人間ではなく塵からつくったかのごとく次から次へ湧き出し、襲いかかってくる。近くで戦っている飯田たちもまったく同じ状況であって、援護は期待できない。孤軍奮闘するしかない。

 

 悪いことに、連戦続きでろくに眠ってもいない焦凍の身体は疲弊していた。──早々に、限界は訪れる。

 

「ヌゥウウンッ!!」

「!?、がぁッ!!」

 

 ゴ・バベル・ダに似た個体の拳が鳩尾にクリーンヒットし……アギトは、吹き飛ばされた。壁に叩きつけられ、倒れ込むと同時にオルタリングが光を失っていく。それ即ち、アギトの姿を維持できないことを意味していた。

 

「ッ、ぐ……」

 

 青年の姿に戻った轟焦凍に対しても、グロンギたちはわらわらと集っていく。もはや彼らの獣眼は、青年を獲物としてしか映していない。

 

「……はっ」

 

 地獄のような光景を前に、焦凍は……笑っていた。美しいオッドアイが、ぎらぎらと煌めきを放っている。

 

「舐めんなよ、俺を誰だと思ってる……」

 

 右半身から、再び冷気が起こる。先ほどまでのような勢いはもうないが、周囲に氷を張り巡らせるだけで十分な牽制になる。

 それだけで終わるつもりはなかった。

 

「ふ──ッ!」

 

 ワン・フォー・オールを発動させると同時に、アイススケートの要領で氷上を滑走する。一歩間違えれば転んで大惨事になりかねないが、日常生活ならともかく戦場においてそんなへまをする焦凍ではない。

 そうしてハイスピードで距離を詰め、灼熱を纏った拳を見舞う。変身しているときほどの威力は発揮できないが、それでも。

 

「………」

 

 その光景を、ガミオは無感情に見つめていた。確かにずば抜けた力だが、多勢に無勢にもほどがある。

 実際、焦凍の攻撃は通用していないわけではない。しかし彼が一撃放つ間に、複数のグロンギが彼の肉体に暴力の嵐を叩きつける。次第に焦凍は弱り、立っていることすらおぼつかなくなる。

 

 そして、そのときが訪れた。

 

「が──ッ!!?」

 

 顎を貫くような、激しい拳。脳が頭蓋骨のうちを何度も揺れ動けば、気持ちの問題ではどうにもならない。一も二もなく焦凍は倒れ伏していた。

 

「……ッ、う、ぐ」

 

 舌舐めずりするかのごとく、迫るグロンギたち。焦凍が復活するより、彼らの到達のほうが圧倒的に早いだろう。

 

(ここまで、なのか……)

 

 次々と、繋がってきた人たちの顔が脳裏に浮かぶ。雄英の友人たち、捜査本部の面々、両親──師匠。

 ここで死ぬには、彼はあまりに多くのものを背負いすぎていた。

 

(まだ……終われねえ……ッ!)

 

「……足掻いたとて、何も変わりはせぬ」

 

 宿命という大きな流れには、誰も抗えない。ゆえに轟焦凍という人間は、ここで終わる。

 

 ガミオは知らなかった。彼らは運命に抗い、前へ進み続けてきた者たちなのだと。

 

 

──マシンのいななきが、響き渡る。

 

 本能から振り向いたグロンギたちの視界に飛び込んできたのは、ウィリー走行にて迫る赤と黒のマシン──ビートチェイサー。操るライダーもまた、赤の鎧に黒い肌をもつ異形の戦士で。

 

 疾風迅雷のごとく突進してくるマシンに、グロンギたちは混乱している。そうこうしているうちにホイールをぶつけられ、撥ね飛ばされる。

 しかし倒れ込んだ焦凍の目前にまで到来したところで、尾部からパラシュートを射出して急停車する。内心ひやりとした焦凍だったが、ぎりぎり表には出さなかった。

 そんなことより、

 

「緑谷、おまえ……」

「………」

 

 覚悟を、決めたのか──問うよりも先に、彼は声をあげていた。

 

「きみたちだけに、背負わせない」

「!」

「もうとっくに決めてたことだ。そのためなら、僕は──」

 

 ビートチェイサーの突撃を受けていないグロンギたちが、彼めがけて群がろうとしている。──彼はすかさず、トライアクセラーに手をかけた。

 そして、

 

「超変身ッ!!」

 

 筋肉が膨れあがり、赤が紫の金に変わる。トライアクセラーもまた、大剣"ライジングタイタンソード"へと。

 クウガはそれを、容赦なく振り下ろした。

 

「ごめん……。でも、僕にはこうすることしかできない」

 

 黒煙と化し消えていくグロンギを見つめながら、そうこぼす。沈んだ声とは裏腹に、剣を振るう所作に躊躇はなかった。

 

(緑谷……)

 

 そんな彼の背中が、力強くも哀しく、儚くも美しいと焦凍は思った。その姿はまさしく、自分の憧れた──

 刹那、彼の頭上に影が差した。

 

「緑谷ッ、上だ!!」

「!」

 

 鈍重なライジングタイタンフォームでは、反応が遅れた。彼の脳天から、漆黒の雷が肉体を打ち貫いていた。

 

「ぐぁ──」

 

 激しい痺れとともに全身が麻痺し、クウガは膝から崩れ落ちた。焦凍同様に変身が解け、緑谷出久の姿が露になる。

 同時に、雷をもたらしたガミオが口を開く。

 

「クウガ……貴様もまた争いを厭わず、力を求めたのだな。聖なる泉をもつはずの貴様ですらそうなのだ、この世は遅かれ早かれ究極の闇に包まれただろう。我らグロンギが、目覚めなかったとしても」

「……ッ、」

 

 思わず唇を噛み締める出久。確かに自分も、幾度か憎悪に駆られて究極の闇をもたらす者となりかけたことはある。ガミオのことばは重く響いた。

 それに対して、焦凍が反論のために声をあげようとしたときだった。

 

 

「違ぇな」

「!!」

 

 がなりたてているわけではない、にもかかわらず朗々と響く声。出久にとっても焦凍にとってもあまりに聞き慣れたもの。しかし、「まさか」という思いがあった。だって彼は──

 

「……かっ、ちゃん」

 

 そこに立っていた漆黒の衣装のヒーローは、まさしく想像したとおりの男だった。

 

「爆豪ッ、おまえなんでここに──」

「ア゛ァ?」訊いた焦凍を一瞥し、「こんなモン大したことねえって散々言ったろうが、舐めんなよ舐めプ野郎が!」

「……俺、舐めプなんかした覚えねえんだが」

 

 釈然としない様子の焦凍を放って、勝己は改めてガミオと向き直った。見る者を怯えさせるような猛烈な視線同士が、静かにぶつかり合う。

 

「"爆心地"……バルバが言っていた、もっとも我らに近しいリントだと。よく生きて現れたものだ」

「……あーそうかよ、もうまともに取り合うのもめんどくせーわ」

 

 それに、自分のことはどうでもよかった。このグロンギの王の無知蒙昧を正してやるためにいま、ここにいる。

 

「テメェはなんもわかってねえ。確かにそこにいるクソナードは人畜無害なツラしといてクソ頑固で傲慢で、人一倍泣き虫でどんくさいクセにいっちょまえに俺に逆らってきやがったサイコ野郎だわ」

 

「けどな、」

 

「そいつがそうなんのは、気持ち悪りィくらい他人のためなんだよ。自分がどんなに傷つこうが、誰かを笑顔にしたい──その気持ちだけはカケラもブレやしねぇ」

 

「一緒に」と、出久は言った。一緒に背負う、そうすると決めたと。"ムコセーのデク"に見下されるのが、かつては許せなくて、おぞましかった。

 

 でも、

 

 でも、いまは。

 

「そいつがそんなヒーローになろうっつーんなら……俺は、そいつのヒーローであり続けるって決めてんだ!!」

 

 出久が息を呑むのがわかる。子供の頃から変わらない大きな翠眼を煌めかせて、自分を見ている。

 彼は昔から何も変わっていない。こんな憧憬に満ちた瞳とともに浮かべられた笑顔を見るのは……少なからず、幼い勝己の心を沸き立たせた。ただ、それだけのことだった。

 

「……貴様らは、何者なのだ」

 

 ガミオが戸惑いに満ちた声をあげる。やはり彼は、何も知らない。他のグロンギは知ろうともしなかったが……ゴ・ガリマ・バを除いては。

 

「爆豪が言ったろ、まだわかんねえのか」

 

 焦凍が声をあげる。そして、

 

「僕たちは……ヒーローだ!!」

 

 誰かを救け、笑顔を守るために戦う宿命を自ら背負った者。

 

──人はそれを、ヒーローと呼ぶ。

 

「"究極の闇"は、ここで終わらせる!──轟くん!」

「ああ!」

 

 構えをとる。ふたりの腹部に、輝きを放つベルトが顕現する。

 

 孕んだ熱を感じながら──出久は、焦凍は叫んだ。

 

「変──「変、身ッ!!」──身!!」

 

 光がいっそう鮮烈なものとなり、ふたりの青年の身体を包み込む。闇を晴らし、希望をもたらす光。

 

 

──クウガとアギトが、並び立った。

 

 

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