【完結】僕のヒーローアカデミア・アナザー 空我   作:たあたん

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声優さんたちのラジオをヒロアカキャラの楽屋風景だと思い込んで聴くと面白いです
「○○なんスけど~」的なしゃべりの多い後輩キャラデクくん、おっとりした感じのかっちゃん、ちゃきちゃきしてる麗日さん、ハイテンション轟くん…などなど

過去キンとおとやんの人が肩組んで写真撮ってるやつとか、役と素のギャップみたいなのが好きです多分




EPISODE 10. ディープ・アライアンス! 1/4

 強敵メ・ビラン・ギの凄まじい殺傷力に対抗すべく、タイタンフォームに変身したクウガ。その超パワーによってビランを圧倒するものの……罠に嵌まり、荒川の深みに引きずり込まれてしまった。

 

「デク――――!」

 

 勝己の声は、出久に届くことはない――

 

 

「がッ、ごはっ……ア……!」

 

 ビランに文字どおり脚を引っ張られ、川底に沈んでいくクウガ。状況もさることながら、タイタンフォームを選んでしまったことが災いした。重い身体はもがけばもがくほど、当人の意志とは反対方向に沈もうとする。

 そもそもクウガは、水中で長く活動できない。呼吸ができないからだ。いくら強化された超人の肉体であっても、万能ではない――

 

(まず……い……このまま、じゃ……)

 

 懸命に蹴り落とそうとしても、ビランは巧みに避け、逆にカッターや牙で鎧に守られていない皮膚を引き裂かれてしまう。いよいよ苦しみが最大限になり、脳が悲鳴をあげる。

 

――次の瞬間、フッと苦痛が消え失せた。脳に一気に靄がかかり、視界が明滅する。

 

(あ……)

 

 危険を訴えかける頭の中の声が響かなくなるのを感じながら……意識が、途絶えた。

 

 一方で、ビランは勝利を確信していた。ピラニアの特性をもつ彼はエラと肺の両方をその身に備え、水中でも無限に活動できる。このままクウガが完全にエネルギーを失って変身が解け、もとの出久青年の姿に戻ったところでその血肉を喰らい尽くすつもりだった。

 それが実行されるのも時間の問題――というところで、どこからかモーターボートが接近してくる。エンジンの音……次いで、何か重量のあるものが飛び込んでくる音。

 

 振り返ったビランが見たのは、目の前に迫る鋼鉄のうろくずの群れだった。

 

「グオアァッ!?」

 

 体表面と接触した瞬間、それらは水中にもかかわらず大爆発を起こす。水の嵐を巻き起こしながらビランの身体が吹き飛ぶ。だが、まだだ。第二群が容赦なく喰らいついてくる。慌てて潜水して躱したビランだったが……どう見ても生物には見えないそれらは、まるで意志をもっているかのようにあとを追ってきた。

 

「バンザド……グワアァァッ!?」

 

 さらに吹き飛ばされるビラン。――彼に知るよしもないが、それは人間社会において"魚雷"と呼ばれる武器だった。小型とはいえ本来対人用ではないそれの雨あられを浴びせかけられ……彼は、撤退を選ぶほかなかった。

 

「………」

 

 その主は、ビランを深追いはしない。彼女の目的はかの怪物の抹殺ではなかった。水中を力なく漂う異形の戦士のもとへ泳ぎ寄ると、その身体を抱えこむ。そして潜水用バックパックのエンジンを全開にして、モーターボートへ戻っていった。

 

 

 

 

 

 同時刻。品川区八潮の倉庫前は複数のパトカー、警官に包囲され、物々しい空気に包まれていた。

 

「くんくん、クンクン」

 

 その中で唯一の犬頭である柴崎巡査が、さかんに鼻を動かしている。目の前の倉庫が未確認生命体のアジトであることを看破したのはまぎれもなく彼だ。険しい表情で閉じられたシャッターを睨みつつも、飯田はその功を称えた。

 

「ここまで早く発見できるとは……さすがです、柴崎さん」

「お褒めに預かり光栄だワン。でも、もとはと言えばオレたちに活躍の場をつくってくれた面構さんのおかげなんだワン」

「そうですね……あの方は、本当に――」

 

 同じく犬頭の本部長の顔を飯田がしみじみ思い浮かべていると、もう一台パトカーが入ってきた。運転席から鷹野警部補、助手席からエンデヴァーが降りてくる。

 

「ご苦労、インゲニウム。柴崎巡査も」

「お疲れ様です。……身体のほうは大事ないのですか?」

 

 第7号――ズ・ザイン・ダとの戦闘によって、彼が短時間の戦闘も厳しい身体となってしまっていることが明らかになっている。それゆえ飯田はそうことばをかけたのだが、

 

「ふん、戦えないわけではない。が……心配してくれるというなら、私が手出しせずに済むだけの活躍を見せてほしいものだな。特に焦凍の親友だったきみには」

「!、……勿論です」

「………」

 

 会話を横で聞いていた鷹野は一瞬気遣わしげな表情を見せたものの、すぐに刑事の顔に切り替え、前方で倉庫の様子をうかがう森塚のもとへ駆け寄っていった。

 

「森塚」

「おっ、鷹野さん。準備状況はどんな感じですか?」

「ヒーローは爆心地を除いてまもなく全員こちらに現着する。あとは、例の爆弾待ちね……」

「りょーかい。じゃ、こっちからもひとつ」

「?」

 

 飄々とした森塚の声が、わずかに低められる。

 

「さっき裏手から中年男性の遺体が発見されました。調べたらあの倉庫の社長、昨日から連絡がとれない状態だったそうで」

「……中の奴らに殺されたということ?」

「その可能性が大ですね。死因は失血死、肉をあちこち食いちぎられていたんで、おそらくは――」

「いま暴れている奴――第8号か……」

 

 活動中の8号がいるなら、他にも未確認生命体が集っている可能性は十分にある。きっと、B1号も。

 なんとしてもここで決着をつける――刑事とヒーローたちの決意をよそに、倉庫は不気味なくらいに静まりかえっていた。

 

 

 

 

 

 緑谷出久の意識が浮上したとき、最初に感じたのは強烈な喉の渇きだった。本能的に水を求めて目を開けると、低い木造の天井が薄暗い視界に飛び込んできた。

 

(ここ、は……?)

 

「目、醒めたかしら?」

「ッ!?」

 

 聞き覚えのない声に、出久は弾かれたように勢いよく身を起こし――

 

「!?、あ、い゙ッ、痛ぁ……ッ!」

 

 全身が悲鳴をあげる。そこでようやく、自分がほとんど何も身につけておらず、服の代わりにガーゼや包帯に覆われていることに気がついた。

 

「ケロ、動かないほうがいいわ。あなたの全身、パックリ切り裂かれているんだもの」

 

 半分涙目で痛みをこらえながら、出久は声の主をようやく見つけ出した。蛙を思わせる特徴的な顔立ち、大きな黒い瞳と目が合う。ぎょろっとしてはいるが、不気味さはあまりなく、愛らしさのほうが先に立つ。

 声はともかく、容貌には見覚えがあった。

 

「あなたは……フロッピー……?」

「ケロ、よくご存知ね。もしかして、爆豪ちゃんから聞いたのかしら?」

「いや、そういうわけでは……えっ、あ――」

 

 自分と勝己の関係を知っている?ということは、まさか自分の正体も?

 いや、そう考えるほうが自然だ。メ・ビラン・ギによって水中深くに引きずり込まれ、酸欠で意識を失った。その後の詳しい経緯はわからないが、とにかく水難ヒーローである彼女によって救け出され、ここに運ばれたのだろう。その過程で変身が解け、第4号が自分であると露呈してしまった――

 

 出久が顔を青くしていると、彼女は安心させるように口角を上げた。

 

「心配しなくても、あなたをどうこうしようというつもりはないわ。あなたが人を襲わず、むしろ未確認生命体から守っていること……何より、あの爆豪ちゃんがあなたを守ろうとしていること。十分、信用に値するもの」

「フロッピー……」

「お茶子ちゃんのことも守ってくれたそうね。友達として、お礼を言うわ」

 

 「ありがとう」と、頭を下げられる。

 まず去来したのは、驚き――次いで、胸がきゅっと詰まるような感覚だった。それは苦しみでも、痛みでもない。他人に認められたくて戦っているのではないけれども、認められているという事実が嬉しくないはずがなかった。

 

「改めて……初めまして、フロッピーこと蛙吹梅雨よ。梅雨ちゃんと呼んで」

「……緑谷、出久です。世間じゃ、第4号って呼ばれてるみたいですけど……」

 

 差し伸べられた手を握り返そうとして……出久は、自分がいまほとんど丸裸であることを思い出した。

 

「~~ッ」

「あら、どうしたの?」

「い、いや、その……この治療も、あすっ、梅雨ちゃんが……?」

「もちろんそうよ。誰かに手伝ってもらうわけにはいかなかったもの」

「そう……ですよね……」

 

 顔を真っ赤にしている出久を見て、ようやく彼の心情に思い至ったのだろう。蛙吹はくすりと笑った。

 

「気にすることはないわ。仕事柄、見慣れているもの」

「そりゃそうだろうけど……」

 

 蛙吹はそうかもしれないが、出久はそうではない。男女混合でプールや海水浴という、大学生ならありがちな経験も皆無なのだから。

 しかし、そんなことで詰めていても仕方がない。出久は勧められたミネラルウォーターのペットボトルに口をつけると、改まって問いかけた。

 

「あの……未確認生命体は、どうなったの?」

 

 蛙吹の表情が引き締まる。

 

「同僚や水上警察が追ってくれているけれど、まだ行方はわかっていないわ。いまのところ事件も起きていないのが不幸中の幸いではあるけれど……」

「……そう」

 

 またしても、一度で倒すことができなかった。それどころかこうして救けてもらっていなければ、自分の命がなかったかもしれない。――未熟すぎる、あまりにも。

 

(もっと、強くならなきゃ……)

 

 でなければたくさんの人を、その笑顔を守ることなんてできない。出久の苦悩を知ってか知らずか、蛙吹が「そういえば」と口にした。

 

「実は、アナタが目を醒ます前に爆豪ちゃんに連絡しておいたの。それで二、三アナタのことも聞かせてもらったわ」

「あっ、じゃあ、僕らが幼なじみってことも?」

「ええ。とっても不思議ね、人と人との縁って」

「あはは……確かに」

 

 未確認生命体第4号の正体が、爆豪勝己の幼なじみ――彼女たちからすれば、運命の悪戯を思うのも無理はなかろう。自分だって、まさかヒーローを――勝己の背中を追うことすらあきらめて六年、彼に背中を任せて戦うことになるとは思ってもみなかったけれども。

 

「爆豪ちゃんが来るまでもう少し時間があるし、幼なじみの緑谷ちゃんに訊いてもいいかしら?」

「う、うん、いいけど……」

「中学までの爆豪ちゃん、どんな感じだったのかしら?」

「どんなって……――うん、そうだな……」

 

「……いやな奴だったよ、正直。僕、元々は無個性だったんだけど、やっぱりヒーローになりたくて……それが気に入らなかったみたいで、ずいぶんひどくいじめられたよ」

「ケロ……そうだったの」

 

 蛙吹が気遣わしげな表情を浮かべるが……今さら同情を引きたいわけでも、告げ口したいわけでもなかった。

 

「でも……それ以上にすごい人なんだ。一時期は恨んだこともあったけど……結局僕にとってはオールマイトと並んで、永遠に変わらない憧れだと思う」

「……そうね、爆豪ちゃんって、周りにそう思わせる力があるのよね。性格はお世辞にもよくないけれど……でも、少し大人になったと思わない?」

「あっ、確かに。昔のかっちゃんだったら、天地がひっくり返っても僕をサポートなんてしてくれなかっただろうし」

 

 やはり雄英の三年間は、いままで孤高の帝王だった彼をそれだけでいられなくするものだったのだろう。その日々があったから、彼は本当にヒーローになれた――

 

「……羨ましいな、なんか」

「ケロ?」

「成長していくかっちゃんを、僕もそばで見てたかったな……」

 

 そこまで独りごちて……出久は、はっとした。顔に急速に熱が集まっていく。

 

「あっ、いや、その……忘れて、クダサイ……」

「どうして?その気持ちよくわかるもの、何も恥ずかしがることなんてないわ」

「ご理解、感謝、シマス……」

「ふふふ」

 

 そのあとも暫し和やかな会話を続けていると……不意に、小屋の戸を叩く音が強く響いた。

 

「ケロ、来たかしら」

 

 玄関へ駆け寄ってゆき、「誰?」と問いかける蛙吹。問いを待っていたかのように、即座に「俺だ」というぶっきらぼうな声が返ってくる。

 

「開いてるわ、どうぞ」

 

 蛙吹がそう告げるや、勢いよく戸が開かれた。漆黒のコスチュームと、真白い肌のコントラストが目に飛び込んでくる。――爆豪勝己だ。

 

「………」

「………」

 

 ふたりの間に一瞬、奇妙な沈黙が生まれる。出久があれっと思ったときにはもう、蛙吹のほうが口を開いていたが。

 

「直接会うのは卒業式以来ね、爆豪ちゃん」

「……そうだったかもな」

 

 ぶっきらぼうに応じつつ、勝己は唐突に出久をねめつけた。ニィ、と口角が上がる。それが幼なじみの生存を喜ぶ笑みでないことは明らかで。

 

「デクテメェコラァ……」

「ヒッ……」

「あんな魚野郎の罠にまんまと引っかかりやがってよォ……テメェの頭は魚類以下か?プランクトンか?アァン!?」

「う、うぅ……」

 

 こればかりは返すことばもない。出久は黙ってうつむくほかなかった。

 が、

 

「素直じゃないわね爆豪ちゃん。電話じゃあんなに心配してたのに」

「へぁ!?」「ア゛ァン゛!?」声がシンクロする。「俺がいつこのクソナードを心配してるなんつった!?」

「ケロ、言われなくても雰囲気でわかるわ。いいわね、幼なじみって」

「……ッ」

 

 勝己がぷるぷると震えている。これはやばい、出久は切実にそう思った。蛙吹の明け透けな物言いに、勝己の脆すぎる堪忍袋の緒が切れてしまう――

 

 と、思いきや。勝己はふうぅ、と大きな溜息をつくと、自ら怒りを鎮めたようだった。

 

「クソが……デク、行くぞ。さっさと服着ろ」

「あ、うん……」

 

 気を遣ったわけでは決してなく、さっさと話を切り上げたかったらしい。まだ何も解決していないことを考えれば当然ではあるが。

 出久が立ち上がろうとすると、蛙吹が「待って」と、打って変わって焦った様子で制止してきた。

 

「どうしたの?」

「まだ動いたらだめよ、ひどい怪我なんだから。応急処置は一応したけれど、もう少し安静にして、そのあと病院できちんと診てもらったほうがいいわ」

「あ、あぁ、そっか……」

 

 話をしているうちに、すっかり忘れてしまっていた。なぜなら、

 

「もう大丈夫だよ。痛くなくなったし」

「そんなはずないわ!実際、さっきだって――」

 

 言い募る蛙吹。実際に見せたほうが早いと思って、出久は胸のガーゼに指をかけた。べり、と音をたてて、それが剥がされる。

 

「……!」

 

 蛙吹が息を呑むのがわかった。――隠されていた傷痕はもう、ほとんど塞がっていたのだ。

 

「お腹のベルト……あ、それが力の源なんだけど、こうして傷を早く治してくれたりもするみたいなんだ。だから、大丈夫」

「………」

「でもありがとう、心配してくれて」

 

 へらりと笑う出久の表情に、異形の面影はない。まだ幼さの残る、やさしい顔立ち。それを目の当たりにした勝己の顔が一瞬歪んだのを、蛙吹は見逃さなかった。

 が、彼は即座にそれを取り繕うと、

 

「……早よしろ」

「あ、うん、ごめん」

 

 感情を押し殺した声で命じて、出久に背を向けた。そのまま小屋を出ていこうとして――不意に、蛙吹の横で立ち止まる。

 

「さっき話した件、頼んだぞ」

「ケロ、わかってるわ。その代わり、"約束"は守ってちょうだい?」

「……チッ」

 

 忌々しげに舌打ちしながらも、勝己は小さくうなずいた。そして小屋から出て行ったのだった。

 ほどなくして、出久も服を着終えた。

 

「僕も行くね。救けてくれて本当にありがとう、あすっ……つ、梅雨ちゃん」

「ケロ、どういたしまして。あと、呼びにくいようなら緑谷ちゃんのペースで構わないわ」

「う、う~ん……でもなるべく努力するよ。じゃあ、また……いつか」

「ええ、またね」

 

 勝己のあとを追い、去っていく出久。その背中を見送りつつ――蛙吹は、その"いつか"がすぐに訪れることを確信していた。

 

 




キャラクター紹介・リント編 ギブグ

心操 人使/Hitoshi Shinso
個性:洗脳
年齢:20歳
誕生日:7月1日
身長:185cm
血液型:AB型
好きなもの:猫・ツーリング
個性詳細:
文字どおり、他人を洗脳してしまう能力(ただし相手が心操のことばに反応することが条件)。洗脳スイッチのオンオフは心操の意のままだが、操った相手に一定以上の衝撃(ダメージ)が加わると強制解除されるので要注意だ!また受け答えのできない相手には当然効かないぞ!
精神作用型なので絵面は地味だが、洗脳に成功すればなんでもさせられるヤバイ個性だ。それゆえヴィラン向きと評されることも多いが……大丈夫、心操はダウナーに見えて熱いハートの持ち主!悪用なんてするわけがないぞ!(友人I.M.さんより)
備考:
城南大学法学部3年生。雄英高校普通科卒。かつてはヒーローを目指していたが、現在は警察官志望。一度夢破れても腐らず次の目標に向かって身体を鍛え、勉学に励む努力家だ!
外見&個性は近づきがたい感じだが、話してみると真面目でひたむきでしかも優しいときて、実は男女問わず隠れファンが大勢いるとか!?

作者所感:
作者お気に入りキャラ。主人公除くといちばん好きかもしれない子だったりします。斜に構えているけれど実はまっすぐな熱血漢……戦隊でいうとブラックタイプ?まあそういうブラックって実はそんないなかったりもしますが……。
趣味は原作のサイクリングから発展した形。出久とは「1年生の語学のクラスが一緒で交流をもつ→お互いの趣味嗜好や境遇が似通っていることがわかってさらに親しくなる」って感じで現在に至ると考えてます。出久がバイクに乗るようになったのも心操くんの影響でしょう。
お互い尊重、尊敬しあう理想的な友人関係ですが……心操くんが出久の秘密に気づきはじめたことでそれがどのように変わっていくのか、そして努力が報われる日は来るのか……まけるな心操くん!


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