【完結】僕のヒーローアカデミア・アナザー 空我   作:たあたん

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ちゃんと投稿時刻設定したはずなのに即時アップされて焦りました。数十秒で消しましたが、もしご覧になった方いらっしゃいましたら混乱させてしまい申し訳ありませんでした


元々猫派でしたが犬飼い始めたらもう猫には戻れなさそうです
実家から都内に戻ろうとしていると察して泣き(not鳴き)出したり
逆に実家に帰ると、尻尾ブンブンですよ犬、状態だったり

まだ若くて元気いっぱいですが、この調子で長生きしてほしいもんです


EPISODE 10. ディープ・アライアンス! 3/4

ガス弾が倉庫に投げ込まれ、暫しの時間が経過した。

 

「そろそろ薬が効いてくる頃合いか……出てくる気配はないわね」腕時計を確認し、鷹野。

「あっちにも効いちゃってるみたいですけど」こちらは森塚。

 

 彼が指し示したのは、そばで待機していた柴崎だった。涙目でゲホゲホと咳き込んでいる。

 

「ウゥ~、臭い……もう限界だワン……」

「やはり猟犬(ハウンド)の鼻にこれは厳しいか……。先に戻っていただくべきなのでは?」

「そうね……」

 

 手近な警官に命じ、柴崎をパトカーに乗せて先に帰庁してもらうことにした。それを見届けたところで、エンデヴァーが声をあげる。

 

「タイムリミットだ。もう突入すべきだろう」

「………」

 

 突入……それは最終手段だった。未確認生命体に一定以上の知能が認められる以上、その巣に足を踏み入れることには危険が伴う。ガス弾には炙り出しの期待もあったのだ。無論、主は標的の弱体化であるから、それが想定以上に効果を発揮していればなんの問題もないのだが。

 鷹野が逡巡していると、エンデヴァーはさらに強い調子で発破をかける。

 

「鷹野警部補、現場指揮官はきみだ。きみには決断する義務がある」

 

 そんなこと、彼女にだってわかっている。自分はこの場にいる警察官やヒーロー、全員の命を預かっている。だから躊躇が生まれるのだ。

 無論、エンデヴァーほどのベテランがそんな当然の心情を汲みとれないはずがない。だが、それでも言うのだ。――その決断を彼女に後悔させるような結末を、迎えさせるつもりは毛頭ない。

 

 彼の強い意志に説得されて、遂に鷹野は決意を固めた。

 

「……総員、突入用意!」

 

 女指揮官の号令を受けて、警察官もヒーローも一斉に動き出した。唯一の出入り口である倉庫のシャッター前に陣取り……ひと呼吸ののちに、それを押し上げた。

 

「突入ッ!」

 

 一斉に倉庫内に飛び込んでいくヒーローと警察官たち。指揮官である鷹野は最後に足を踏み入れたのだが、

 

「――!?」

 

 一瞬、何者かがすぐ横をすれ違ったような気配があった。反射的に振り返るが、そこにはなんの姿も影もない。気のせいだったか。

 意識を倉庫内に引き戻す。意気軒昂で戦闘態勢をとっていた部隊の面々は……いまや、一転して困惑に包まれていた。

 

 いないのだ、誰も。

 

「どうなっている……?」

「逃げたというのか?しかし、どうやって……」

 

 疑問をつぶやきつつ、飯田は盛大に顔を顰めていた。グロンギの姿はなくとも、その痕跡は鮮明に残されている。床に転がったマネキンの首、生肉の破片、台の上に置かれた硬貨の束――用途不明の、禍々しい形状をしたボードのような物体。

 

「なんて悪趣味な……」

 

 と、そのときだった。奥に進んでいた森塚の声が響く。

 

「鷹野さ~んッ!!」

「どうしたの!?」

 

 すぐさま駆けつける鷹野、飯田とエンデヴァーもあとに続く。待ち受けていた森塚が「これじゃないですか?」と指差すのは、床――そこには梯子のかかった地下への風穴が開いていた。そばに蓋らしきものが転がっている。

 

「奴ら、ここから逃げたのか……」

「……追うべきですかね?」

「推奨はせん。内部構造もわからないうえに……追いつく頃にはガス弾の効果も切れているだろう」

「………」

 

 鷹野が俯くのを認めて、エンデヴァーは淡々とした声で続けた。

 

「犠牲はなく、奴らの遺留物を獲得できた。……いまは、それで良しとするほかあるまい」

 

 

――彼らは知らなかった。この倉庫内に潜伏していた五体のグロンギのうち、この地下道から逃げたのは四体だけだったことを。

 

 

 同時刻。一台のパトカーが警視庁へ向けて走っていた。

 信号待ちで停車したところで、助手席に座る犬頭――柴崎巡査がつぶやく。

 

「皆大丈夫かな、気になるワン……」

「ハハハ……」運転担当の警官が苦笑する。「帰ってから確認するしかないですよ。いま連絡して聞くわけにもいきませんし」

「クゥーン……」

 

 首から上は犬でも、彼もまたまぎれもない立派な警官だ。正面切って戦うことはできずとも、現場で自分の従事した作戦の顛末を見届けたかったのだろう。その気持ちは、運転手に選ばれたためにお役御免となってしまった若い青年警官にもよくわかった。

 

 そのうちに、信号が再び青に変わる。それを確認してアクセルを踏みかけた瞬間、

 

「!、――ワンッ、ワンワン、ワン!!」

「!?」

 

 突然、激しく吠えはじめた柴崎。驚きのあまり警官は咄嗟にブレーキを踏んでしまった。パトカーががくんと揺れる。幹線道路でなく、後ろに車が続いていなかったことが不幸中の幸いだった。

 

「なっ……ど、どうしたんですか!?」

「未確認生命体のニオイだワン!」

「ええっ、どこに……」

 

 咄嗟に車の外に出、周囲を見回すが、それらしい影はない。だが、柴崎の鍛えられた嗅覚に誤りはないだろう。一体どこに――

 

「ワウゥッ!?」

「!」

 

 悲鳴のような柴崎の声に振り向いた彼が見たのは、ダークグリーンの体色をもつ、レプティリアンのような異形の怪人であった。その手が柴崎の首を絞め、身体を浮き上がらせている。

 異形――メ・ガルメ・レは、その不気味な風貌とは裏腹の、まだ変声を迎えていない少年のような声を発した。

 

「やあコンニチハ、犬のおまわりさん。オレたちのアジト見つけたのって、アンタでしょ?見た目どおり鼻がきくんだね~」

 

 まるで親しい友人に話しかけるような、朗らかな口調。それとは裏腹に、ガルメの手にはどんどん力がこもっていく。柴崎はもはや声も出せず、必死にもがき続けている。まずい、このままでは。青年警官は咄嗟にホルスターに手をかけ、携帯した拳銃を引き抜こうとする。

 それを見逃すガルメではなかった。

 

「がッ!?」

 

 ガルメの舌が瞬時に伸び、頬を叩く。その衝撃になすすべもなく吹っ飛ばされ、地面に頭を強く打った警官はそのまま意識を失った。

 そして、柴崎もまた。

 

「ガッ、アウ、ウグ……ッ」

 

 既に身体が痙攣しはじめ、口吻の端から泡を噴いている。それでもなお、ガルメは手の力を強めていく。

 

「ほんと、リントも変わったよねぇ。こんなオレたちみたいなのがそこらじゅういて、あんな武器まで作って。楽しませてもらったけど……ちょっとイラついちゃった」

 

 

 

「だからさあ――――ギベ」

 

 何かが折れる、音がした。

 

 

 

 

 

 爆豪勝己の推測どおり、メ・ビラン・ギは人間体に戻り、地上に潜伏していた。地べたに座り込み、時折痛みに顔をしかめている。船舶すら損傷させる魚雷の連射を喰らったダメージは、いくらグロンギといえどそう容易く癒えるものではなかった。

 そこに、複数の人影が姿を現す。――バラのタトゥの女に率いられた、グロンギの一団だ。

 

「バビゾ、ジャグンゼギス?」

「………」

 

 彼女の問いに、ビランはふいと目を逸らす。リントにやられたなどと、堂々と明かせるわけがない。

 その弱った様子に、ゴオマが食いついた。

 

「ゴセグバ、パデデジャソグバ!?」

 

 詰め寄るゴオマの手が、ビランの腕輪に伸びる。身構えるビランだが、彼自身が抵抗するまでもなかった。

 

「!?、ウギャッ!」

 

 バラのタトゥの女に張り飛ばされ、情けなく地面を転がる。蝙蝠傘が放り出され、陽光を浴びたゴオマはまたしても悶絶する羽目になった。

 

「ボシバギゴドボザ……」嘲りつつ、「ボヂサロ、ガジドゾジャサセダ、ビ、リント」

「バンザド?」

「ドドゾグ、バブバダダ」

 

 それを聞いて、ビランは忌々しげに顔を顰める。同時に腕輪を見せつけ、自身の"成果"をアピールすることも忘れない。

 

「ボセパ、ジュグボグザソグ?」

 

 バラのタトゥの女がうなずくのを見て、ニヤリと笑う。しかしすぐに何かに気づいたような挙動を見せ、

 

「……ガルメパ、ゾグギダ?ジャサセダボバ?」

「パバサン」バヂスが答える。「バンダンビ、パジャサ、セバギド、ゴログガバ」

 

 彼らは逃走に同行していないガルメの行方を気にかけているようだった。もっとも、それは"関心"の域を出ない。彼らにとり、仲間の生き死にはそれほど重要なことではないのだ。ただガルメはいち早く日本語を覚え、ぺらぺらと饒舌にしゃべる面白い奴だから、早々に脱落するのは少し残念――その程度のこと。

 もっとも、そうした感情を抱く必要すらないのはご存知のとおりであるが。

 

「オレならここだけど?」

「!」

 

 挙がっている当人の声が聞こえたかと思うと、ガルメは皆の前に姿を現した。唐突な出現であるにもかかわらず、仲間たちに驚きはない。

 怪人体のままだったその身体が縮み、人間の少年のそれに戻る。ニコニコと人好きする笑みを浮かべながら、彼は輪の中に入ってきた。

 

「何をしていた?」ショートカットの女が日本語で問いただす。

「いや、ちょっとね」

 

 誤魔化しつつ、内心舌を出していたガルメは、バラのタトゥの女がこちらを冷たく見下ろしていることに気づいて身を縮めた。自分は"ルール違反"をやってしまった。バレたら最悪、蝙蝠傘の下で小さくなっている黒づくめと同じ目に遭うかもしれない――そうはされない自信はあったが。

 

「それよりビラン、ちゃっちゃとゲゲル進めろよ。――ジバン、バブバスジョ?」

「……フン、パバデデギス。リデギソ!」

 

 まだ傷の癒えていないビランは、しかし仲間の催促を受けて動き出した。その牙は血に求めている。――その性質を弱点として突かれるとは、思ってもみなかった。

 

 

 

 

 

 千葉県柏市にある科警研からトライチェイサーを走らせた出久は、四〇分ほどかけて江東区に入っていた。荒川河川敷にある公園までたどり着くと、待ち合わせていた女性がこちらに手を振っているのが見えた。

 入口付近に停車し、潜れるくんの入ったケースを抱えて彼女のもとへ駆け寄っていく。

 

「あすっ……つ、梅雨ちゃん!」

 

 彼女――ヒーロー・フロッピーこと蛙吹梅雨は、微笑とともに出久を迎えてくれた。その落ち着いた雰囲気は、発目明という強烈すぎるキャラクターに触れて疲弊した精神を癒やすのにひと役買った。

 

「こんにちは。二時間ぶりくらいかしら?」

「こ、こんにちは。そうだね……まさかこんな早く再会するなんて思ってもみなかったけど……あっ、いや、すごく嬉しいんだよ!?嬉しいけど、やっぱりヒーローオタクとしては緊張が先立つといいますか……」

「ケロ、それで私のことも知ってたのね。私も嬉しいわ、どうもありがとう」

「……ど、どう、いたしまして」

 

 女の子にお礼を言われるというのは、やはりまだ慣れない。顔を赤くする出久だが、ゴホゴホと咳払いをして気を取り直した。

 

「あすっ、梅雨ちゃ……いや、フロッピー!」

 

 出久の様子が変わったことに気づき、蛙吹も居住まいを正す。

 

「さっきは一方的に救けてもらったけど……今度は一緒に戦わせてほしい。みんなの笑顔を、守るために」

「みんなの、笑顔……」

 

 ついいままで露わにしていたナード的振る舞いから一転、出久の表情には決然とした凛々しさが宿っている。変身の解ける瞬間を目撃しながら正直出久と第4号を同一視できなかった蛙吹だが、いま初めて、彼が本当にあの異形の戦士なのだと実感したのだった。

 

「……ええ。頼りにしてるわ、緑谷ちゃん……――私も呼び方を変えたほうがいいかしら?」

「あっ、じゃあ、"クウガ"って呼んでもらえると嬉しいかな……」

「クウガ?」

「うん。本当の名前なんだ、あの姿の」

 

 あの姿の――ということは、厳密には爆心地や自分のフロッピーといったヒーローネームとは異なるのだろうが。

 しかし、その名が彼の英雄的行為を象徴するものであることに変わりはない。蛙吹は深くうなずいた。

 

「わかったわ。よろしくね、クウガ」

「あ……」

 

 再び、手を差し出される。一度目のときは、自らの恰好のせいでうまく応対できなかったけれども。

 

「ケロ、今度は大丈夫よね?」

「……うん」

 

 少しばかり逡巡したあと、出久はその手をしっかりと握りしめた。彼女とはこれから肩を並べて戦う。仲間……いや、戦友となる相手なのだ、性別なんて関係ない。――そう言い聞かせないと顔に際限なく熱が集ってきそうなのが実情であるわけだが。

 提携(アライアンス)の儀式を終え、勝己から言い渡された作戦内容を伝達する。作戦といっても、それは至ってシンプルなもの。科警研で調達した人工血液を撒きながら、勝己が小型艇で荒川を航行。血の臭いにつられてビランが現れたところをふたりが挟み撃ちにし、攻撃を仕掛ける――それだけだ。

 

「ケロ……とはいえ、どこで釣れるかは神のみぞ知る、ってところかしらね。私たちが臨機応変に動かないと爆豪ちゃんが危険だわ」

 

 そう。この作戦において、勝己は独りで行動することになる。ビランの襲撃を受けた際、出久たちとの距離があればあるほど長時間狭い船上での戦いを強いられるのだ。

 

「なるべくかっちゃんのすぐ横をバイクで並走する。そこは僕に任せて」

「オーケー、あなたの腕の見せどころね」

「が、がんばるよ……他に何か質問あるかな?」

「大丈夫よ」

 

 そこでいったん会話を切り上げ、それぞれ"潜れるくん"の用意を行っていると――不意に、トライチェイサーの無線が鳴った。

 

「!」

 

 蛙吹に目配せして、ともにマシンへと駆け寄る。

 すぐさま、勝己の声が響いた。

 

『こっちの準備は終わった、これから川に出る。そっちも用意できてんだろうな?』

「なんとかね……すぐ行くよ」

「爆豪ちゃん、無理はしないでね」蛙吹が横から声をかける。

『……おぉ』

 

 ぶっきらぼうながら、応じる声が返ってくる。それを最後に通信が切れた。これ以上ことばはいらない、ということなのだろう。

 

「よし……――!」

 

 勇みだった出久は、自らの腹部に両手をかざした。そこから銀色のベルト――アークルが、染み出るようにして顕現する。

 既に慣れ親しみはじめた、右腕を前方に突き出す構えをとり、

 

「変身ッ!!」

 

 中央部の霊石が青き輝きを放ち、流水を模した起動音とともに出久の肉体が変化していく。

 蛙吹が見守るなか――出久は、クウガ・ドラゴンフォームへと変身を遂げた。

 

「ケロ……」

「行こう、フロッピー」

「……ええ!」

 

 動き出すふたり。――いよいよ、作戦開始だ。

 




キャラクター紹介・グロンギ編 ズガギ

サイ種怪人 ズ・ザイン・ダ/未確認生命体第7号※1

「ゴラゲゾボソギ、デバゾガゲデジャスン――ズ・ザイン・ダァ!!(おまえを殺して、ズ・ザイン・ダの名をあげてやる!!)」

「ガンムラタ、ギデデ、ダブゲビ、ザデデ、ゴセンザン!!(村田さん、俺のファンだって言ってたくせに!!)」※2

登場話:
EPISODE 3. エンカウンター
EPISODE 6. 吼えよドラゴン
EPISODE 7. 無差別級デスマッチ~EPISODE 8.デッドオアマッスル

身長:211cm
体重:246kg
能力:強靭な筋肉によるパワー
   硬質な皮膚による防御力
活動記録:
人間体はほぼ半裸の筋骨隆々の大男。未確認生命体第5号(ヒョウ種怪人 ズ・メビオ・ダ)の行動開始と時を同じくして姿を現す。車の排ガスなどの臭いを嫌悪している様子がみられた。
第6号(バッタ種怪人 ズ・バヅー・バ)が倒されたのち、ズ集団同士のバトルを制して行動を開始。茨城県の山間部はじめ各地でトラックを襲撃したほか、警官隊を全滅させ、計34人を殺害する。その後、県内の工場にて駆けつけた第4号と交戦、圧倒的パワーでねじ伏せるも4号が紫に変身しパワー勝負において互角となる。直後駆けつけたエンデヴァーのヘルフレイムを浴びて逃走。
火傷が癒えたのち行動を再開し、捜索班の警官をパトカーもろとも押し潰したあとトラックでおびき出しを敢行したヒーロー・ウラビティを襲撃するが、再び紫の4号が現れ、その剣に貫かれ爆死した。

作者所感:
原作と行動はほぼ同じでしたが、正式なゲゲルができた&倒され方が変わったお方。あとビランともわりと仲よさげになってます。
原作でもやってることは殺人ですし怖いは怖いんですが、子供心にあまり悪人に思えませんでした。思うに、なんか仲間に理不尽に責められてるっぽいこと&動物的本能のままに動いてるっぽいこと&演者の良い人感がにじみ出てしまっていること……あたりが原因ですかね。実際超全集のスタッフインタビューなど、演者の野上彰さん(プロレスラー)のことは色々な人が「良い人だった」と評していたり。グロンギの役者さんは良い人が多いみたいですが。

※1 原作では第22号。ゲゲル参加権を剥奪され、メ集団が行動を開始したあとに警察に認知されたため。
※2 楽屋ネタ短編「乙彼」より。 野上さんのファンを公言していた桜子さん役の村田さんにライジング桜子キックをかまされたことに対する心の叫び。

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