【完結】僕のヒーローアカデミア・アナザー 空我   作:たあたん

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時間ができて筆が進みまくってるのでアップ回数を増やしてます。春からはこうはいかなくなる・・・だから早めに話を進めておこうとそういう魂胆どす


今更ながらキョウリュウジャーが復活してて草生えました。しかも「ブレイブ」って共通点があるだけのソシャゲの会社がお金を出してくれてなぜか6人全員集まるという・・・こんなブレイブなことはないですね
戦隊の中でも一番ハマった作品なんですが、中でもラッキューロと空蝉丸が好きでした。こやつらのグッズは今でも大事に持ってます


EPISODE 12. 遺されたもの 4/4

 ざざん、ざざんと、白波の打ち寄せる音が響く。

 

 

「やあ」

 

 青年の宝石のような大きな翠眼が、やわらかく細められる。それを実加が目の当たりにするのは、これで二度目だった。

 

「どうして……」

 

 そのつぶやきは、客観的にみても当然のものだった。富津のこの海岸は、幼いころ父に連れられて訪れた地。今日はじめて出会ったばかりの青年が知るはずがない。母に訊いたという可能性も、ありえなくはなかったが。

 

「その貝、この辺でとれるものだから」

「……!」

「……って、かっちゃんに聞いたんだ」

 

 かっちゃん?その幼さを想起させる呼び名から具体的な人物を形作れず、実加は首を傾げる。

 「あぁ」と声をあげた緑谷青年は、頭を掻きながら言い直した。

 

「爆心地、ね」

 

 

 およそ半刻前、爆心地こと爆豪勝己から送られたショートメール。そこには実加の所在に心当たりある旨が書かれていた。この、富津の海岸。なぜ此処を指したかも。

 

――あの子の持ってた貝殻を、そこで拾ったことがある。

 

 

「かっちゃんね、小さいころこのあたりに旅行に来たことがあるんだって。僕も今日初めて知ったよ……幼なじみなのにね」

「幼なじみ……?」

「うん。とは言っても、世間一般が想像するような親しい関係ではないから……無理もないんだけどさ」

「………」

 

 細められたままの翠眼に一抹の寂しさが宿るのを、実加は見逃さなかった。

 

「僕ね、無個性なんだ」

 

 唐突な告白だった。実加がまず、そのことばの意味をよく噛み砕くことに手間を費やさねばならぬくらいには。

 

「4歳の誕生日までにね、個性が出なかったの。それで病院で診てもらったら……足の小指の関節が二本ある、だから個性は永遠に出ないだろう、って」

「……そう、なんですか」

「うん。ショックだったなぁ……人生最初の挫折だったよ。僕、ヒーローになりたかったから。それもオールマイトみたいな。"もう大丈夫、僕が来た!"……ってね」

 

 オールマイト。いまはもういない、平和の象徴。彼が表舞台から姿を消したとき実加はまだ幼かったし、ヒーローというものに人並み程度の関心しかもっていなかったから、ただ"すごいヒーロー"という程度の認識しかなかった。引退直後からそれまで息をひそめていたヴィランたちが待ってましたとばかりに社会をかき乱しはじめて、初めてそれだけ重大な存在だったのだと理解したけれども。

 

「かっちゃんは……彼は、そうじゃなかった。知ってると思うけどね。本当にヒーローになれるだけのものをもってる彼からしたら、何もないくせに夢だけはいっちょまえの僕なんかと仲良くできるわけがないんだ。――"デク"。何もできない無個性の木偶の坊。僕、名前がそう読めるから……そんなふうに、呼ばれるようになった」

「……ひどい人、ですね」

「うん、そうだね」

 

 苦い思い出を吐き出しておきながら、応じる声は不思議と落ち着いていた。

 

「かっちゃんのそういうところは、いまもあまり変わってない。気に入らないと思えばすぐに悪態つくし、自分が正しいと思えば誰かを傷つけてでもそれを実行する。……でも、それでもかっちゃんはヒーローなんだ。"俺は強い、だから全部守ってやる"――単純だけど、その気持ちだけは人一倍強いんだ、きっと。だから……」

「………」

 

 その瞬間、はっと我に返った様子で、出久は眉をふにゃりと下げて微笑んだ。

 

「……だからって、許せるわけないよね。あんなふうに言われてさ」

 

 許してあげて、とは言わない。彼もまた遺恨があるから、恨んでいるから――その割には、爆心地のことを語る瞳は楽しそうで、嬉しそうで。実加はこの青年のことがよくわからなくなった。

 不意に出久が落ちていた石を拾い上げ、それを海に向かって投げる。ばちゃん、と、水が弾かれる音が耳に飛び込んでくる。

 

「水切り、やったことある?」

「……いえ」

「そっか。僕はね、小さいころによくやったんだ、かっちゃんたちといっしょに。かっちゃんは七連チャン、簡単にできるようになったけど……僕はいまみたいに全然で。馬鹿にされて、嘲われて……悔しかったなぁ」

 

 また思い出話か、と思いきや。

 

「ね、いまなら七連チャン、できると思う?」

「え、……無理、だよ」

 

 出久の能力を侮っているわけではない。潮風が吹きすさび、波がたっているこの海原に、石が七度も跳ねてくれるとは思えなかった。

 出久は「そう思うよね」とうなずきながら、再び石を拾い上げ――円盤投げのような姿勢から、投げつけた。

 

 ばちゃん、ばちゃん、ばちゃんばちゃんばちゃん、ばちゃん――

 

 

――ばちゃん。

 

「……!」

 

 実加が目を見開くのと、出久が「よっしゃ!」と小さくガッツポーズをするのがほぼ同時だった。

 

「信じて!」

「!」

 

 青年の瞳が、またやわらかく細められる。

 

「みんな、やるときはちゃんとやってくれるよ。かっちゃんだって……そのときが来たら、絶対に。僕が保証するよ」

「………」

「そしてきみにもいつか、何かやるときが来ると思う。お父さんもきっと、それを楽しみに見守ってくれてるよ」

 

 実加はじっと、その深い光をたたえたエメラルドグリーンを見つめた。そして、ふと思った。"そのとき"は来たのだろうか。何もできない無個性のデクと呼ばれて、自分を何もない人間だと言った、この青年にも。

 だが、無邪気にぐう、と伸びをする彼の姿を見ていると、それを訊ねる気は萎んでしまった。そんなことをせず、ただこの人とふたり、しばらく波の音を聴いていたい――十四年間生きてきて、少女ははじめてそう思った。

 

 

 

 だが、平和な時間は長くは続かない。

 海を見つめるふたりの頭上では、蜂の魔人が、虎視眈々と"そのとき"を待っているのだから。

 

「ガドグボギザ……ラデデソジョ」

 

 その右手首には、鋭い針がぎらりと輝いている。もうすぐ生成が完了する。クウガの、最期だ――

 

 一方で、勝己もまたメ・バヂス・バの翅の発する超音波を追って急行していた。

 

(富津の海岸……奴の狙いは……!)

 

 理由なんていくらでも考えつく。――バヂスは、クウガ……緑谷出久を狙っている。先ほどの襲撃からもう十分以上が経過している。急がなければ。

 

 海岸線を視線でたどっていた勝己は、遂にふたつの人影を見つけ出した。その場で急ブレーキを踏み込み、ほとんどラグなく車両から飛び降りる。

 

「デク……!」

 

 

「――デクっ!!」

「!」

 

 鬼気迫る呼び声に、波の音に浸っていた出久はぎょっと振り返った。視界に飛び込んできたのは、全速力で駆けつけてくる幼なじみの姿。

 

「かっちゃん!?」

「14号がいる!!」

「!、えっ……」

「狙われてんのはテメェだ、デクっ!!」

「……!」

 

 飛び込んできた勝己は、突然のことに困惑して身動きとれずにいる実加を躊躇なく抱きかかえ、覆いかぶさった。大柄な身体に、少女はすっぽりと包み込まれてしまう。

 実加は、彼が守ってくれる――瞬時にそう確信した出久は、視線を上空に向けた。距離にして二キロも先、いくら障害物がないといっても肉眼では捉えることができない。

 だが……緑の姿なら。

 

 意を決した出久は、腹部に力強く両手をかざした。既に二時間が経過しているゆえに、元通りの鮮やかさを取り戻したアークルが顕現する。

 上空の敵を挑発するかのように、いつもより上向きに右手を突き出し、

 

「――変身ッ!!」

 

 疾風が、吹きすさぶ。緑谷出久の姿が、砂塵のむこうに消える。砂埃に実加がたまらず瞼を閉じ、そして再び開いたとき、

 

 風の止んだそこに出久の姿はなく……漆黒の皮膚と緑の鎧・複眼をもつ、異形の戦士がたたずんでいた。

 

(4、号……?)

 

 未確認生命体第4号。その正体は不明だが、とにかく同じ未確認生命体と呼ばれる怪物たちを倒す存在。だが実加は、彼の正体というものをはっきり認識せざるをえなかった。無個性だと言っていたあの青年が――

 驚きのあまり声も出せない実加とは対照的に、変身を見届けた勝己は冷静だった。今度は躊躇いなく片方の籠手を取り外し、緑の4号に向かって投げつける。4号――クウガはそれをがっちりと掴みとった。

 

――邪悪なるものあらば、その姿を彼方より知りて、疾風のごとく邪悪を射抜く戦士あり。

 

 桜子の解読してくれた碑文が、彼女とは別の無機質な女性の声で脳裏に流れる。腕から手に熱が通い、それが勝己の籠手に流れこんでいくのがわかる。

 そのとき、再びあの甲虫の幻が現れる。だが、今度は耐えられた。また"彼"が現れることは、予想がついていたから。

 

(きみが何ものか知らないけど……いまは邪魔しないでくれ)

 

(僕はあいつを倒さなきゃならないんだ。この、クウガの力で)

 

 出久の説得が通じたのか、甲虫の姿が徐々にフェードアウトしていく。もう何も阻むものはない。精神を研ぎ澄ませば、またすべてがクリアになる感覚。

 籠手が変形した疾風の弓矢――ペガサスボウガンを構えながら、微動だにしないクウガ。勝己も実加も、その背姿を見守ることしかできない。もはやすべては彼に託されているのだから。

 

 全身全霊で神経を研ぎ澄まして十数秒――やがてその聴覚が、蜂の羽音に似た音波を捉えた。

 

「!」

 

 咄嗟にその方角へ視線を向けたクウガ。聴覚同様に常人の数千倍まで強化された視覚は、上空二千メートルに滞空するメ・バヂス・バの姿を鮮明に映し出した。

 バヂスはこちらに右手を向け――毒針を射出した。物凄い速度で飛来する針。それを躱すことなど、いくらクウガとてできるわけがない――

 

――緑で、なければ。

 

「ふっ」

 

 彼は確かに回避はしなかった。そんな、万一にも勝己や実加に危害が及ぶふるまいをする必要自体なかったのだ。人差し指と中指の間で針を掴まえ、その場に捨て去る。勝己ですら感嘆の溜息をこぼしそうになるほどの神業だった。

 そして、その針を捨てる動作すら流れの一環にすぎない。クウガはその場に片膝をつきながらボウガン尾部のトリガーを引き伸ばした。黄金の弦が絞られ、銃口に空気が装填される。

 

「――はぁッ!」

 

 引き金を引くことで、圧縮された空気弾を……撃ち出す。そのスピードは、バヂスの毒針などとは比べものにならない。

 

「ギアァッ!?」

 

 その身が一瞬にして貫かれ、バヂスは短い悲鳴をあげる。ただ空気弾に身体を食い破られただけなら、グロンギ特有の超回復力でものともしなかったかもしれない。だが、その空気弾にはアマダムから供給された封印エネルギーがこめられている。刻印が宿ったが最後……もはやバヂスに、生きながらえるすべはない。

 

「ギイィィィ、グガッ、グアァァァァ……!?」

 

 うめき声をあげながら、態勢を保てなくなったバヂスは墜落していく。エネルギーの流入に耐えきれずバックルが真っ二つに割れ、そこから爆発が起きる。

 衝撃に引きちぎれたバヂスの全身が、燃えさかりながら次々海へ落下していく。やがて爆炎は水平線にかき消され、もはやその存在の痕跡はこの世界から消えうせたのだった。

 

「………」

 

 息をつきながら、構えていたボウガンをやおら下ろすクウガ・ペガサスフォーム。その複眼が、ゆっくりと実加に向けられる。かたちは大きく変容しているが、同じ緑――宝石のような煌めきは、本来の彼と変わっていないように思われた。

 

 

 

 

 

 深い蒼の広がる海原が、橙に染まりつつある。

 白昼から昏い夜の隙間、刹那の夕焼けのもとに、三つの人影がたたずんでいた。

 

「はぁ……くたびれた……」

 

 そのうちのひとつ――もとの姿に戻った緑谷出久が、力ないつぶやきとともに砂浜に座り込む。監視台に背を預け、いまにもまどろみに落ちてしまいそうだ。その疲労に見合う戦果を挙げたゆえか、爆豪勝己もその姿に文句はつけなかった。

 いや……それ以前に、彼にはもっとやるべきことがあったのだ。出久を見つめる夏目実加のもとに歩み寄り、その姿をじっと見下ろす。

 

「………」

 

 紅い瞳に射抜かれた少女は、怯えを含んだ表情でそれと向き合わねばならなかった。目の前のヒーローは、自分に何を言いたいのだろう。捜索に手間取らされたことに対する怒りをぶつけられるのだろうか、それとも。

 

 

「……悪かった」

「……!」

 

 鍛えられたその背を、勝己は折った。

 

「あんときは、言いすぎた。すまなかった」

 

 言い訳ひとつせず、それをはっきり己が罪と認めつつも。

 

「だが、やっぱり0号をいますぐどうこうはできねえ。……こいつの力借りて一体一体倒してくのがやっとだ、情けねえ話だけどな」

「………」

 

 実加がそっと目を伏せる。そこには抑えきれない落胆が浮かんではいるけれども、逆にいえばそれを超えたところは抑制しようとしているということ。――何を言ったのかは知らないが、自分がたどり着く前の出久のことばが胸にあるのだろうか。

 

 己の思いはすべて押し殺して、勝己はヒーロー・爆心地としてのことばを続けた。

 

「それでも、」

 

「奴らのいいようにはさせねえ。俺が……俺たちが必ずぶっ潰す。だからその日を、もう少しだけ待っててほしい」

 

 実加は気づいた。怒りと冷たさばかりがにじんでいると思った紅い瞳が、かすかに濡れていることに。――彼の幼なじみのことばが、いまなら理解できる気がする。

 

「わたし、も……」気づけば、ぽつりとことばを紡いでいた。「ごめん、なさい……ごめんなさい……っ」

 

「守ってくれて……ありがとう……」

「……おぉ」

 

 小さくうなずく勝己の口許がほのかにほころんだのを、出久は見逃さなかった。

 

 

 

 

 

「かっちゃん」

 

 しゃくり上げる実加が覆面パトカーの後部座席に乗せられたところで、出久は勝己を呼び止めた。

 

「ンだよ」

 

 素っ気ない応答。「まだ何か文句があるのか」と言外に含んでいると、出久は感じた。

 先ほどのことばを聞いて、文句などあるわけがない。むしろ、

 

「実加さんの居場所の心当たり、教えてくれてありがとう。あと……ごめん。僕も、言いすぎた」

「………」

 

 「気にすんな」なんて返ってくるとは思わなかったけれども。それでも出久は頭を垂れた。

 やがて、

 

「頭上げろや」

「!」

 

 思わぬことばにぱっと顔を上げた出久を待っていたのは、強烈なでこぴんの洗礼だった。

 

「ッ、痛だっ!?」

「バカが、クソナードの分際で俺に意見してる時点で"言いすぎ"なんだよ。それ以上でも以下でもねえ」

 

 「フン」と鼻を鳴らし、勝己は運転席のドアに手をかけた。ことばもなく出久はその背中を見つめていたのだが、

 

「……それに、俺が謝った意味がなくなるだろうが」

「えっ」

「じゃあな」

 

 質問の猶予も与えずさっさと運転席に乗り込もうとして、勝己はいったん「あ」という声とともに停止した。そして、

 

「籠手の対価、あの店のカレー百食で手ェ打ってやってもいい」

「!」

 

 それだけ言って、今度こそ乗り込んで扉を閉めた。ほどなくエンジンの駆動音とともに、車両が発進していく。

 

「かっちゃん……」

 

 「謝った意味がなくなる」――そのひと言の意味はよくわからなかった。

 でも……それでもいいかと、思えた。ポレポレカレー百食――都合の良い解釈かもしれないが、それは食事をともにしてもいいというサインともとれなくはない。たった六年前、いまの実加と同じ年齢だったあのころの関係から、勝己は踏みだそうとしてくれている――少なくとも、それははっきりと伝わってきた。

 

 フッと頬をほころばせた出久は、自身もトライチェイサーを発進させた。今日はしっかりと休もう。いつとも知れぬ次なる戦いで、勝己を裏切ることがないように。

 

 

――そういえば、あの甲虫の幻は一体なんだったのだろう。

 

 ふと胸に浮かんで、いったんしまうことにした疑問。

 

 九郎ヶ岳から発掘された無数の破片と、実加がもたらした翠の輝石。

 それらが出会ったそのとき、幻は現実のものとなって現れる――このときはまだ、知るよしもないのだった。

 

 

つづく

 

 





光己さん「次回予告ですわよ引子さん!」
引子ママ「はわわわ……わ、私に務まるかしら……」
光己さん「大丈夫ようちのバカと出久くんにできたんだから!ってわけで次回からは新章突入、"ふたりはママキュア"編スタートよ!プルスウルトラ~!」
引子ママ「いきなりウソはやめましょう!?その時点で務まってないから!」
光己さん「すいません、テヘッ。でも私たちが作品乗っ取れば、引子さんの心労も減るんじゃないかと思って~」
引子ママ「うう……確かにとても心配だわ……。いくら勝己くんや桜子さんたちが助けてくれるとはいっても、出久があんな怖い怪物と戦うなんて……あぁっ、出久ぅぅぅぅぅぅぅ!!」
光己さん「引子さん!こんな作者のために、これ以上引子さんの涙は見たくない!(中略)だから見ててください、私の!上京!!」

EPISODE 13. 来襲

引子ママ「さっさらに!」
光己さん「向こうへ!」

Wママ「「プルスウルトラ~!!」」

???『カディル・サキナム・ター』
引子ママ「!?」
光己さん「変なのキター!!」

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