【完結】僕のヒーローアカデミア・アナザー 空我   作:たあたん

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……うん、尺が足りなかったよね。
次回予告で出久が言ってる「かっちゃんのある決断」とそれに対する出久のアクションまで本当は入れたかったんですが、次回へ持越しになりゃりゃした。

皆さん既にお分かりかと思いますが遂に轟くんの秘密が明らかになります。ついでに出久の割とどうでもいい秘密も明らかになります。アニメのツマにでもお楽しみください。


EPISODE 19. すべてを棄てて消えた男の子 4/4

 兄弟ネズミの出現を知るよしのない捜査本部の面々のうち半数は、ここあかつき村を順次引き揚げ渋谷に向かおうとしていた。

 鷹野警部補、森塚巡査もそのひとり……もといふたりで。

 

「じゃあ、こっちは頼んだわよ爆心地」

「僕らがいなくても皆とうまくやれよ~」

「ガキかよ俺は……とっとと行ってください」

 

 言われるまでもなく、ふたりの刑事は峻険な山道をパトカーで去っていった。

 それを見送りつつ、勝己は「チッ」と舌打ちを漏らす。

 

(……ウゼェ雨)

 

 初夏とはいえ、いつまでも雨に打たれていると身体が冷えに冷えてしまう。ヒーロースーツの上から着ているレインコートもあまり役に立たない。汗を武器とする勝己にとって、それは命取りにも等しかった。本当は、グラントリノたちに同行すべきだったのかもしれないが――

 

「轟……」

 

 自分が唯一、ライバルと認めた男。自分より上だと、認めざるをえなかった男。

 それがいま、こんな山奥に逼塞している。苦しんでいる。認められたがゆえに与えられた、大きな力のために。

 

 

 いま自分の頭の中には、ひとつの選択肢が浮かんでいる。しかしそれを選びとることは、かつての自分も唯一憧れた男も、轟焦凍を過大評価していたと認めることに他ならない。

 

「……ッ、クソっ」

 

 自ら志を曲げる選択肢を検討しなければならない。少年時代は思いもよらなかった現実に青年が堪らず呪詛を吐くのと、携帯が振動するのが同時だった。

 

「……はい」

『すまない、いま大丈夫か?』

 

 相手は塚内管理官だった。声がわずかに上擦っている。

 

「ヤバかったら出てません。なんすか?」

『それもそうだな……ハハッ。いや笑ってる場合じゃないんだ、ちょっとまずいことになってね』

「まずいこと?」

『ああ。――エンデヴァーが庁内から消えた。携帯もつながらない』

「は……?それって――」

『轟焦凍の件を伝えた直後だ。……しくじったよ、表向き平然としていたから目を離してしまった。多分そっちに行くと思うから、なんとか見つけて足止めしてくれないか』

「……わかりました。なんとかします」

『頼むよ。九分九厘、親子感動の再会とはいかないからな……』

 

 最後に『すまない』と謝罪のことばを口にして、塚内が電話を切った。沈黙した冷たい金属の塊をレインコートのポケットに放り込み、勝己はそっと眉根を寄せた。まだ迷いのある自分を、振り払わねばならないときが来ている――

 

 

 

 

 

 ネズミ種怪人 ズ・ネズマ・ダとズ・ネズモ・ダ兄弟。グロンギには珍しい二体がかりでの連携を得意とする彼らは、グロンギの"掟"に適応できないがゆえに下位のズ集団に甘んじていた。

 実際、単体での実力はズの中でも下位――しかし二体揃えば、話は違ってくる。

 

「――ぐ……ッ!」

 

 呻き声をあげるクウガ。彼は防戦を強いられていた。スピードを活かした目にも止まらぬ連携攻撃。それに対してのクウガとグラントリノは、つい数時間前に出会い、少しばかり会話をかわした程度の間柄。ふたりいる利点を活かせるはずもない。

 

「無理に俺に合わせようなんて思うな、俺がおまえに合わせてやる。だから存分に戦え!」

 

 グラントリノがそう叫ぶが、クウガはどこか消極的だ。「そう言われたって……」というつぶやきが漏れてくる。

 

(見ず知らずのジジイの言うことなんざ信用できねぇか……)

 

 それができるという自負はあるといえど――どうしても対等には見られず、守るべき対象と認識してしまっているのだろう。自分が老齢であることが、足枷となってしまっている。

 ならば、

 

「どりゃあッ!!」

 

 ジェットで一気に前衛へ出たグラントリノは、その勢いのままにネズモへと攻撃を仕掛けた。ネズマとの距離を開かせようと試みる。

 

「グラントリノ!?」

「こうなったら、各個撃破といくしかないだろ!」

 

 サシに持ち込めば敵を弱体化できる。こちらは気兼ねなく戦えるようになる。いいこと尽くめだとグラントリノは考えたし、実際そのとおりだった。

 

 が、ネズマ&ネズモはそうした自分たちのウィークポイントを把握していた。

 

「ガゲスバァ!!」

「!」

 

 クウガの相手に集中していたように見せていたネズマが、唐突に動いた。鋭い爪を振りかざしてクウガが咄嗟に防御姿勢をとったその隙を突き、グラントリノへ襲いかかったのである。

 

「チィッ!」

 

 グラントリノもさるもの、半ば不意打ちだったそれを素早くかわしてみせたものの……わずかに、息があがっている。

 

「グラントリノっ!――超、変身ッ!!」

 

 逸るクウガの全身が青い光に包まれる。身軽なドラゴンフォームとなった彼は拾い上げた木の枝をドラゴンロッドに変え、グロンギの前に立ち塞がった。

 

「お前らの相手は僕だッ!!」

 

 勇ましく叫びつつ、ロッドを振り回す。その実、彼はひどく焦燥に駆られていた。

 相変わらず乱暴だが、いつも的確にサポートしてくれる幼なじみ。彼はいま、そばにはいない。呼んでいる暇はないし……未だ降り続ける雨は、彼の力を現在進行形で削ぎ続けていることだろう。

 

(かっちゃんには頼れない……。僕が、守らなきゃ……!)

 

 グラントリノも――轟焦凍も。

 

 

「……みどり、や、」

 

 本能に抗えずにふらふらと小屋から出てきた轟もまた、その背中を認めていた。異形へと変わり果てた背姿は、荒く上下し続けている。――何より、"守る"ために。

 彼はヒーローではない。心根の優しい、ただの学生――その優しさゆえに、偶然得た力を振るって戦っているのだ。

 

「おれ、は……」

 

 衝動とは似て非なる怒りの感情が、ふつふつと沸き立ってくる。ヒーローであるはずの自分が、ただ恐れ守られるだけでいる――そんなことが、許されるわけがない。

 

(俺、だって……!)

 

 その左手が、真っ赤に燃えて――

 

 

――刹那、ネズマとネズモ目がけて、烈しい火炎が躍りかかっていた。

 

「「ヴギャアッ!?」」

 

 これは流石に完全なる不意打ちだった。二体はあっという間に火だるまになり、その場を転げ回っている。

 

「なっ――」

「――!」

 

 それを目の当たりにしたクウガとグラントリノが振り向いたときにはもう、轟は跳んでいた。

 

 

「うぉおおおおオオオオオッ!!」

 

 全身が輝き、皮膚という皮膚に光流が奔る。それが、後ろに引いた右腕に収束し――

 

――乾坤一擲のストレートとして、放たれた。

 

「グガブァッ!!?」

 

 拳が接触した途端、顔面が大きくひしゃげ、もとの形を取り戻すことのないままネズマは吹き飛ばされる。――凄まじい、威力。増強系の個性だったとしても、並大抵のものではグロンギ相手には通用しない。まして轟のそれは、左半身で炎、右半身で氷を操るもののはず。

 

 ほぼ唯一、これだけの力を生身で発揮できる者があるとしたら、

 

「焦凍ッ!!」

「!」

 

 グラントリノの喉を自ら痛めつけるような叫びに、出久ははっと我に返った。轟はその場に膝をつき、しきりに身体を震わせている。ビキビキと音をたてながら、全身に光流が広がっていく――

 

「轟くん……ッ」

 

 出久は……クウガは揺れる感情を強引に押さえつけた。いま自分が優先すべきは、彼をあの化け物の姿にしないこと――

 

 そのために。クウガはドラゴンロッドを振り回し、高く高く跳びあがった。

 そして、

 

「うぉりゃあぁぁッ!!」

 

 倒れたネズマの腹部目がけ、先端を力いっぱい叩きつける!

 「グギャ」と潰れたカエルのような断末魔を発して、その身は容易く爆散した。古代文字が浮かび、ひび割れが発生したのはほとんど一瞬だった。

 

「ガァ、グ……ガッ、ガビビィィィ!!」

 

 火鼠と化しながらも、兄を呼んで絶叫するネズモ。グロンギのことばであれ、それが激しい悲しみを表していることは出久にもわかる。

 だが……そんなことで、躊躇ってはいられないのだ。

 

「はッ!!」

 

 ドラゴンロッドをその場に打ち捨て、跳躍する。頂を越え、跳び蹴りの姿勢をとったところで――赤に戻る。

 

「お、りゃあッ!!」

「ガハァァッ!?」

 

 炸裂する、マイティキック。三〇トンもの威力を誇るそれはたちまちネズモをも吹っ飛ばした。雨によってその身を包む火が消し止められたにもかかわらず……次の瞬間、彼もまた兄のあとを追うことになったのだった。

 

 

「ッ、ハァ、ハァ……うッ……」

 

 雨音とともに響く、轟の荒ぶった呼吸。すぐさまグラントリノが駆け寄り、その背中をさする。

 

「焦凍、しっかりしろ!……ったく、なんであんなムチャしたんだ、おまえ」

「………」

 

 光流ともども、ようやく呼吸の鎮まってきた轟。グラントリノの問いに、彼は黙して語ろうとしない。そして追及する間もなく、何処からかパトカーのサイレンが鳴り響いてきた。

 

「!」

「まずいな……。――緑谷、焦凍連れてこっから離れろ」

「そう、ですね……。轟くん、立てる?」

「……ああ」

 

 濡れた身体を震わせる轟を後ろに乗せ、出久はトライチェイサーを発進させた。

 

 山深い獣道を走ること数分――ふたりがたどり着いたのは、川の流れのほど近く。そこで大木の幹に寄りかかり、轟は身体を休めている。

 

「少し雨も弱まってきたし、ここならあんまり濡れないで済むかな……」

「………」

「轟くん、大丈夫?身体冷やすとよくないよ……あ、まあ、それどころじゃないとは思うんだけど……」

「……問題ねえ。あまりやりたかないが……こういうこともできる」

 

 ごちるようにつぶやくと、轟は自身の左半身をわずかに燃焼させ、全身に熱を伝えた。彼の個性は"半冷半燃"――ただ炎や氷で敵を攻撃するだけでなく、そういう穏やかな使い方も可能なのだ。

 

「わぁ……」出久は目を輝かせ、「戦闘のイメージが強かったけど、そんな活用法もあるんだね。雪山とか、寒冷地での救助任務にも使えそう……あ、右なら逆のことできるよね?」

「!、……まぁ、な」

 

 「そっか、万能だね!」と、なぜか嬉しそうに出久は微笑む。相反する力の融合した自分の個性、そういう利点があることは当然ずっと昔から理解しているが……面と向かってこんな具体的かつ純粋な称賛を浴びたのは、いつ以来のことだったか。自分も周囲も、いつしかそんなの当たり前だと思うようになっていたから。

 

「俺は……自分の個性、あまり好きじゃねえんだけどな。右はそんなことねえけど……左は」

「そっか……自分の中ではやっぱり色々あるよね。僕からしたら本当にすごくてカッコいい個性だけど……」

「まぁ……褒められて悪い気はしねえ。それは素直に受け取っとく」

「うん。――………」

 

 不意に出久が難しい顔をして黙り込む。何を考えているかは手にとるように察せたが……轟もまた、沈黙していた。

 やがて、彼が口を開く――

 

 

「僕が最後におねしょしちゃったの、小五のときなんだ」

「……は?」

 

 予想外すぎる内容に、轟は思わず呆けてしまった。小五でおねしょ?いやそれ以前に、なんでいまそんなことを?

 

「五年生ってさ、学校行事で自然学校ってあるじゃない?ほら、二泊三日とかでやる」

「あった……ような気はするが」

 

 あまり記憶がない。雄英に入学するまでのことは、彼にとってほとんどそんなものだった。

 

「僕、無個性でどんくさかったせいもあって友達いなくてさ……だいぶいじめられっ子だったんだ、ほぼかっちゃんが主犯だったんだけど……アハハ」

「それ、笑いごとじゃねえだろ」

「ほ、ほらまぁ、いまとなっては……っていうか。――でね、そんなだったから寝る時まで皆と一緒っていう状況にすごく緊張してたみたいなんだ、僕。それで……」

 

 普段は絶対にしないような失態を、犯してしまった。いま思い出しても恥ずかしく、情けない記憶。もっとも、それだけではないのだが――

 

「なんでンなこと、俺に話すんだ?」

 

 当然の疑問。仮に友人であったとてべらべら吹聴するようなことではないし、そもそもそんな話をする流れではなかった。

 無論、出久にもそれなりの意図があって。

 

「色々考えたんだけど……僕が人に知られたくない一番の秘密って、それかな~って思って。きみの秘密を追及するなら、最低限こっちも教えないとフェアじゃないでしょ?」

「……そういうことかよ」

 

 轟は小さく溜息をついた。意図的にこちらの気を弛緩させようとしているなら、信じられないくらい効果的だと思った。

 

「さっきのきみのパンチ……オールマイトに、そっくりだった」

「………」

「きみの異変とオールマイトって、何か関係があるの?」

 

 出久はもう、九割方真実へと近づいている。あと一歩――そこへたどり着くのは、自力では不可能だろう。しかし、自分さえ口を開けば。

 

 話すべきではないし、話す資格もない……その気持ちは、いまでも変わらない。――だが、この青年は?

 

 この青年には知る資格があるのではないかと、そう思った。ヒーローではなくとも、英雄(ヒーロー)たる心をもつ、この青年には。

 

「……いまから話すことは、この世界でたった数人しか知らない……そういう話だ」

「………」出久がごくりと唾を呑み込む。

「だから、絶対に口外はすんな。いいな?」

「……わかった」

 

 出久が了承するのを認めて、轟は口を開いた。己の手を、見つめながら――

 

「いまの俺が持ってる個性は、"半冷半燃"だけじゃない」

「え……どういう、こと……?」

「そのままの意味だ。俺の身体にはいま、もうひとつの個性が宿ってる。――オールマイトから、受け継いだ個性が」

「受け、継いだ……!?」

 

 受け継ぐ?個性を?

 

「そんなの……だって個性っていうのは、その人に生まれつき与えられた能力で……」

 

 個性はその名のとおり、個に宿った特性というべきもの。他人に譲ったり、貰えるものではない。でなければ、自分の苦しみは一体――

 

「……ふつうはな」うなずきつつ、「あの人の個性は特別なんだ。いや……そういう個性って、言うべきかもな」

「!、まさか……」

「そうだ、オールマイトの個性――"ワン・フォー・オール"の真髄は肉体強化じゃねえ。力を譲渡する"力"……人から人へ、脈々と受け継がれてきたものだ」

「――!」

 

 出久は、息を呑むしかなかった。かつて憧れだった最高の英雄、そして目の前の青年が、背負ってきたもの……。

 

「雄英に在籍してたとき……俺はあの人に認められ、この力をもらった。……嬉しかった。俺は他の誰でもない、オールマイトのようなヒーローになりたかったから」

「オールマイトのような、ヒーロー……」

 

 知らなかった。ヒーロー・ショートは短い活動期間、爆心地以上に固く口を閉ざしていたから。

 

(……僕と、同じ)

 

 出久の内心をよそに、後継者の独白は続く。

 

「オールマイトやグラントリノ……他にもたくさんの人に支えられて、ようやくこの力をなんとか扱えるようになって……でも……」

 

 ヒーローとしてデビューして程なく、身体に異変が起こった。それまでオンオフ自在だったワン・フォー・オールの制御がきかなくなりはじめた。ヴィランを前にして敵愾心が湧く度に個性が暴走し、危うく殺してしまいそうになったときもあった。

 そして、

 

「俺の身体は、あの化け物に変わるようになった」

 

 激情を抑えることができず、周囲の何もかもを見境なく破壊する……化け物。敵も、味方もなく。

 

「俺はもうヒーローではいられねえ、そう思った。だから俺は逃げ出したんだ、何もかも棄てて……」

「……でも、でもなんで、そんなことに。オールマイトは、そんなふうには……」

「……オールマイトはな、元々無個性だったんだよ」

「!」またしても、驚くべき真実。

「無個性――ある意味ニュートラルだったから、純粋なワン・フォー・オールの器になれた。でも俺には自分の個性があった。それも、ふたつが融合した個性がな」

 

 既にいっぱいになっている器は、"三つ目"の個性まで受け容れることができなかった。それゆえに、器は自ら形を変えるほかなかった。

 だが轟自身は、それだけだとは思っていなかった。

 

「……あの姿になっても、何もわからなくなっちまうわけじゃない」

「え……」

「意識はあるんだ。でも……俺の中にある怒りや憎しみ、汚ぇモンを抑えられなくなって、何もかも壊そうとしちまう。俺の中から、そういう気持ちが消えねえから……」

 

 「この傷」と、轟は右目の周囲、醜い火傷痕を指差した。

 

「……昔、母は俺に、煮え湯を浴びせた」

「な……!?」

 

 いよいよことばを失った出久を前に……轟焦凍は、独白を始めた。

 

 

『おまえの、左が憎い……!』

 

 

 憎悪と憤怒にまみれた化け物はその日かすかに、しかし確実に、産声をあげていたのだ――

 

 

つづく

 




デク「次回、予告」

デク「轟くんの壮絶な過去。ある決断を下すかっちゃん。僕は……僕には、一体何ができる?」
轟「憎い、憎い憎い憎い!!殺す、殺してやる――ウォオオオオオオッ!!」
デク「駄目だ、轟くん!」
轟「うるせえッ、消えろ消えろ消えろ――ッ!!」
デク「……轟くん、きみの憎しみは僕には消せない。でもッ、きみは僕が止める!僕が、きみを救けてみせる……!」

EPISODE 20. 轟焦凍:リオリジン

轟「俺は……俺は……!」
デク「きみはきみだ!きみのままで、変わればいい!!」

轟「ッ、さらに、向こうへ……!」


デク&轟「「プルス・ウルトラ!!」」

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