【完結】僕のヒーローアカデミア・アナザー 空我   作:たあたん

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学生の方は免許の取得とか考えてらっしゃいますか?
もし取ったらなるべくマメに乗るようにしたほうがいいです。

東京住みだったせいもあって取得から三年半乗らずにいた作者は一昨日久々に乗って前輪をぶっ壊す自爆をしました。相手がいなかったのがもっけの幸いではありますが……。

才能マンのかっちゃんならペーパードライバーになったとて問題なく運転できちゃうんだろうなぁとおもいました。(小並感)


EPISODE 20. 轟焦凍:リオリジン 1/4

 轟焦凍の父は、かつてのNo.2ヒーロー・エンデヴァーだった。"ヘルフレイム"の個性をもって凶悪なヴィランに打ち勝ち、限りない富と名声を得てきた強者。

 

 そんな非の打ちどころのない、立派な父親を、

 

 

――轟焦凍は、憎んでいた。

 

 

「あの男は、個性目当てで母を無理矢理娶った。――"個性婚"、聞いたことくらいはあんだろ」

「う、うん。でも、エンデヴァーはどうしてそんな……」

「これも知ってると思うが、奴は万年No.2ヒーローだった。No.2の座を守り続けてると言えば聞こえはいいが、裏を返せばNo.1にはなれねえってことだ」

 

 当然といえば当然だ。――その座には、"平和の象徴"オールマイトが君臨していたのだから。

 

「奴はヒーローになってからずっと、オールマイトに勝つことに固執し続けていた。……だが自分の力では勝てねえとわかって、個性婚に手を出したんだ」

「!、まさか、自分の子供に……?」

「そうだ。奴は自分の()に強力な個性を与えて、オールマイトを超えるヒーローに仕立てあげようとした」

 

 自身の炎と妻とした女の氷――その両方を受け継ぐ子供。三度の"失敗"の果てに、遂にそんな願望が成ったのが焦凍だった。

 焦凍に個性が芽生えるや、エンデヴァーはまだ幼い彼に虐待まがいの苛酷な訓練を強いた。子供らしく無邪気に遊ぶことも許さず、泣き叫んでも許さず。見かねて止めようとした妻に耳を貸さないどころか、あまつさえ暴力を振るった。

 元々気丈ではなかった彼女――焦凍の母は、どんどんおかしくなっていった。

 

 そして、ある日、

 

「――"おまえの左が憎い"。煮え湯を浴びせたその瞬間、母は確かにそう言った」

「………」

「だから俺は、右の力だけでヒーローになるんだと決めてた。決めて、雄英に入った。……でもそれじゃ駄目なんだって、オールマイトや爆豪……皆に教わってやっとわかった」

 

 半分だけでも、焦凍の個性は十分強力だ。ヒーローになることは可能だろう。――でももし、左を使わねば誰かを救えない状況に直面したら?自分のプライドを優先して、救いを求める誰かを見捨てるのか?

 

『ンなモン、テメェの父親以下だろうが!!』

 

 対峙する真紅が、そう教えてくれた。

 

 

「それであの体育祭の試合から、左も使うようになったんだ……」

「ああ……。――だがな、左を使うことは許せても、あの男を許せるわけじゃねえんだ。母をあんなになるまで追い詰めた、あの男を……」

「轟くん……」

 

「俺はずっと、憎しみを消せないまま生きてきた。オールマイトの後継者でいることで、蓋をして、誤魔化して……だから駄目だったんだな、俺は。平和の象徴に相応しくない汚ぇ感情を、こいつに見抜かれて……だからきっと、罰を与えられたんだ」

「罰……?」

「汚ぇモン抱えてるくせにヒーロー面して、あまつさえオールマイトの後継者に納まろうとした。……それは、許されねぇことだ」

「……ッ」

 

 フッと自嘲の笑みを浮かべて、焦凍は身体の力を抜いた。くたりと幹に背中を預ける。

 

「……そういうことだ。俺は最初っから化け物だった――それだけの、ことなんだよ」

 

 化け物に、この力は相応しくない――

 

 

「……だったら、」

 

 ことばを失っていたと思われた出久が、不意に口を開いた。

 

 

「だったらどうして、その力を手放さなかったの?」

「……!」

 

 焦凍がはっと顔を上げれば――あの澱みないエメラルドグリーンが、じっとこちらを見下ろしていて。

 

「……責めてるわけじゃないよ。そうすれば暴走も収まったかもしれないのに、きみはそうしなかった。その理由は、何?」

「り、ゆう……」

 

 再び俯きかける焦凍。それを許さないとばかりに、出久もまたしゃがみ込んだ。まっすぐに、射抜かれる。

 

「本当はまだ、あきらめたくないからじゃないの?オールマイトのようなヒーローに、いまでもなりたいと思ってるからじゃないの?」

「俺、は……」

 

 そうだ。この青年に守られる立場になって、まずもって覚えたのは悔しさだった。だから自分はあの瞬間、目を逸らすことより立ち向かうことを選んだ。

 

(俺はまた、ヒーローに……)

 

 

「――くっちゃべんのもそこまでだ」

「「!」」

 

 険しい声にぎょっと顔を上げたふたり。木々を掻き分けるようにして姿を現したのは、雨具から漆黒のヒーロースーツを覗かせた紅眼の青年。――出久にとっても焦凍にとっても、ある意味特別な存在。

 

「かっちゃん……」

「爆豪……」

 

 爆豪勝己――その存在を認めて、出久ははっとした。いまの話……焦凍の秘密を、聞かれてしまったのでは?

 そんな懸念が漏れていたのか、焦凍が小声で耳打ちしてくる。

 

「問題ねぇ、爆豪は全部知ってる」

「!、そうなの?」

 

 先ほどの遭遇の際、何かを察知した様子だったのはそういうことだったのか。出久はようやく合点が行った。

 

「――轟、」

「!」

 

 名を呼ぶ声は、低められてはいるが落ち着いていた――不自然なほどに。

 そしてそんな声音に、出久は心当たりがあって。

 

「テメェ自身が言ったとおりだ。――テメェは、ワン・フォー・オール(そいつ)の後継者に相応しくねえ」

「……!」

「なっ……かっちゃん、何言って――」

「テメェは黙ってろクソデク」

 

 冷たく斥けて、勝己は……言い放つ。

 

「その力、俺が貰ってやる。後継者候補だった、この俺がな」

「!?」

 

(かっちゃんが……候補……?)

 

 オールマイトを継ぐ者――次代の、平和の象徴。

 オールマイトは彼自身と彼の数少ない仲間とともに、その力の後継者を探していた。複数選び出された候補者の中に、爆豪勝己の名があったことは確かだった。

 

「俺、は……」

「目ぇ逸らしてんじゃねえぞ半分野郎」

「……ッ、」

「その力ァ大事に抱え続けて、テメェに何ができた?これから何ができる?……いまのテメェにできんのは、暴走して何もかもぶっ壊すことだけだろうが!」

 

 

「ふたつにひとつだ、轟焦凍。いまここで俺に力ァ渡すか……それとも、心中するか」

「……!」

「化け物に持たせとくくらいなら、消しちまったほうがマシだろうが」

 

 疎外されてしまった出久は、傍観者たるその立場ゆえにはっきりと見てしまった。――いよいよ進退窮まった、焦凍の絶望に染まった表情(かお)を。

 

「………」

 

 数十秒の間ことばもなく項垂れていた青年は、やがて徐に立ち上がった。その動作はあまりに緩慢で、弱々しくて。そのヒーローとしての矜持が風前の灯火であることを、如実に示していた。

 

「爆豪……俺は……」

「………」

 

 一瞬の逡巡のあと――彼の首が、ゆっくり、縦に振られようとして……。

 

 

「――駄目だっ!!」

 

 気づけば出久は、この川辺に響き渡るほどの大声でそう叫んでいた。

 

「駄目だよ、轟くん……。もしその力を手放したら、今度こそきみはヒーローに戻れなくなる」

「緑、谷……」

 

 自らもまた立ち上がった出久は、焦凍を庇うようにふたりの間に割って入った。

 

「ッ、デクテメェ……!」勝己の額に青筋が浮かぶ。「黙ってろ、っつったよなァ……!?」

「聞いてかっちゃん。暴走が心の問題だっていうなら、轟くんはきっと乗り越えられる!僕はそう信じてる!!」

「信じるだァ?今日そいつと顔合わせたばっかのテメェに、そいつの何がわかるってんだ!?」

「わからないよ……わからないことだらけだ!でもひとつだけはっきり信じられるッ、轟くんが、間違いなくヒーローなんだってことは!!」

「……ッ、」

「かっちゃんこそ、三年も一緒に過ごしてきたんだろ?ずっとそばで、轟くんを見てきたんだろ!?」

 

「――そのきみが信じないでっ、誰が信じてやるんだよ!?なのに……なのにンな簡単に、あきらめるなよ!!」

「――ッ!」

 

 

――ブチリ、

 

 

 何かが切れる音を、勝己は聞いた。

 

 

「ンで……テメェは……いつも、いつも……!」

「……!」

 

 一瞬俯き――顔を上げた勝己の瞳は、とどまることを知らない憤怒に覆われていた。レインコートを投げ捨て、その手から爆破を起こす。

 

「どけよクソナード……どかねえなら、テメェからぶっ殺す……!」

「ッ、かっちゃん……」

 

 鼻白みつつも……出久ももう、あとには退けなかった。

 

「僕はもう決めたんだ……轟くんを守る!!」

 

 「変、身」――搾り出すような声音とともに、出久の姿が赤いクウガのそれへと変わる。

 

 雨の中、異形と英雄とが対峙する。静かに、踏みしめるように、互いにその歩を進め――

 

「――うぉらぁアアアアアッ!!」

「うぉおおおおおおおッ!!」

 

 

 ふたつの焔が、ぶつかり合った。

 

 

 

 

 

 一方、渋谷。

 

 駅前スクランブル交差点で発生した事件は、未だ収束の気配を見せぬどころか、対応に当たったヒーローたちの中からさらなる被害者を出す結果となっていた。

 いまもまたひとり、スパンという軽快な音とともにヒーローの頸が宙を舞った。――カマキリ種怪人 メ・ガリマ・バの死神の鎌によって。

 

「少しは楽しませてもらった……少しはだがな」

 

 そうつぶやくや、左手首にぶら下げた腕輪の珠玉をひとつ、移動させる。まだ触れていない珠玉は……残りふたつ。

 

「ガド……ドググビンザバ」

 

 顔を上げたガリマの紅い双眸は、残されたふたりの若いヒーローを捉えていた。

 

 

「ゴルトリオン――ッ!!」

 

 たったいまその命を散らした事務所の先輩ヒーローの名を、エレクトリカルヒーロー・チャージズマこと上鳴電気は絶叫していた。

 雄英高校を卒業してまだ二年と二ヶ月、類似した個性をもつゴルトリオンは彼にとって尊敬すべき先輩だった。厳しくも優しく新米の自分を見守ってくれて、守るべきものたちの目に、常に勇敢な背中を刻みつけていた。名前そのままの獅子のような顔立ちが柔らかくはにかむのを、もう二度と見ることはできない。数秒かけてようやくそのことを認識して、上鳴の心は煮えくり返った。

 

「テメェェェッ!!許さねぇぇぇぇ――ッ!!」

 

 ヒーローとして、人間として。せめぎあうふたつの憤怒をひとつにして、彼は己が個性の最大級を見舞った。進軍を再開しようとしていたガリマは、全身に高圧電流を浴びてその歩みを止めた。常人なら黒焦げになってしまう電光、平然としていられるわけはない。

 

「グ……ッ、ボン、デギゾ……!」

 

 もっとも、逆に言えば"その程度"なのだが……。

 

「チックショ……!」

「ッ、無理だチャージズマ!ゴルトリオンが負けた相手に、アンタひとりじゃ……!」

 

 そう上鳴を制止したのは、彼と同期の女性ヒーロー、イヤホン=ジャックこと耳郎響香。所属事務所は上鳴と異なるが、彼女もまたこの渋谷周辺を管轄としている。

 

「……わかってる!」

 

 激情を露わにしながらも、上鳴にはまだ冷静な部分があった。少なくとも、自棄になったわけではない。

 

「だからって、俺らが退くわけにはいかねぇだろ……ッ!」

「……ッ、」

 

 そう、自分たちはヒーローだ。たとえどんな強敵が相手だろうと、自分の命が危うかろうと、一歩も退くわけにはいかない。それでしか、無辜の人々を守れないのなら。

 

「だったら、アンタがウェイになる前に決めるしかないね……!」

「そーいう、コト……!」

 

 覚悟を決めた耳郎もまた、ヒーローネームと同名の個性を発動させた。耳朶が変形したコード、その先端のプラグを地面に突き刺す。

 

「準備OK!」

「おしッ、いくぜ必殺――!」

 

 

「「ライトニングソニック!!」」

 

 上鳴の電撃で痺れた相手に、地面を介して耳郎の爆音を浴びせる――ふたりの合体技。痛覚と聴覚、二方向から耐えがたい刺激を送り込むことで、標的の意識を強奪してしまう。もっともやり過ぎると後遺症を残してしまうので、威力の調節が重要になるのだが……。

 

 今回に限っては、その調節を一切していない。なんの躊躇もなくこれだけの骸をつくり出した化け物相手に、手心をくわえてやる道理などないのだ。

 

「グ、ァ、アアアアアア……ッ!?」

 

 電撃のみにはなんとか耐えていたガリマが、遂に悲鳴をあげる。

 

(効いてる……!)

 

 殺害は無理。にしても、気絶させられれば捕獲という選択肢も生まれる。あとはどちらの体力と精神力が上回るか――

 

 やがて、

 

「ウ、ァァ……」

 

 ガリマの全身から力が抜け、ばたりとその場に倒れ伏した。

 

「ッ、やったか……?」

「うぇ、ウェイ……ギリギリだった……」

 

 上鳴は危ないところだったが、どうにかなった。若手だからと避難誘導に回らず、最初からこうして戦えていれば……傲慢に思える後悔だが、いまこのときばかりは無理もない心情だった。警官や先輩ヒーローたち、その多くの命が失われたことを思えば――

 

 

――だが結局、それは傲慢であることに変わりはなかった。プロヒーローたちが雁首揃えて差し出す羽目になったのは、まぎれもない現実なのだから。

 

 ひとまずヴィラン捕獲用ネットを被せようと接近するふたり。気絶したように見えるガリマ。投げ出されたその指が、ぴくりと動いて――

 

 

「響香っ!!」

「!?」

 

 刹那、上鳴が耳郎に飛びかかり、そのまま地面に押し倒した。何をするんだ、とは訊くまでもなかった。緑色をした鋭い影が耳郎の頸があったあたりを薙ぎ、突風を巻き起こしたのだから。

 

「ッ、大……丈夫か……?」

「あ、あたしは……。――あんたこそ……!」

 

 上鳴のヒーロースーツ、その左の袖がバックリと引き裂かれ、覗く二の腕もまた皮膚の裂け目から血を垂れ流していた。

 

「こんくらい、なんてことねえ……!」

 

 実際、出血は酷いが致命傷ではない。腕を斬り落とされたわけでもない。自分はまだ、戦える――

 

 闘志を燃やして振り返った上鳴が見たのは、やおら鎌を振り上げる緑の死神の姿で。

 

(あ……やられる)

 

 自分でも驚くほど冷静に、上鳴はそう思った。淡々とした脳の処理に合わせて、身体が勝手に動く。立ち向かうのでも、ましてや逃げるのでもない。耳郎に覆いかぶさるようにして、庇う――

 

「電気……ッ!?」

 

 呆然と目を見開く彼女を認めて、上鳴はフッと笑みを浮かべた。自分はいま、少しはヒーローらしいだろうか。カッコイイだろうか。一足先に向こうへ行ったゴルトリオンら先輩たちには、怒られてしまうだろうが……。

 

 万感の思いごと、上鳴電気の頸が刈り取られる――と、思われたそのとき、

 

 響いたのは、派手な衝突音だった。

 

「グァ!?」

「!」

 

 うめき声とともに吹っ飛ばされるガリマ。ホイールが、濡れた路面を滑る音。

 上鳴と耳郎が目の当たりにしたのは、特徴的なカウルをもつモノトーンのマシン。赤色灯が煌めいている。彼らは知らなかったが、それは配備が開始されて間もない警察の最新型の白バイだった。――名を、"トライチェイサーα"。

 

 その騎手は、警察官ではなく――

 

「4号……か?」

「……なんか、違くない?」

 

 耳郎の指摘したとおりだった。第4号にしては、あまりに機械的すぎる姿。映像や写真でしか見たことがなかったが、記憶にある生々しい容貌と一致しないことは間違いない。

 マシンを降り立った4号()()()は、ふたりに巨大な赤目を向け、

 

 

「上鳴くん耳郎くんッ、怪我はないか!?」

「――!?」

「その声……まさか、飯田!?」

 

 飯田天哉――自分たちの"委員長"である彼が、4号?いや、もどき?思考の整頓がかなわず、ふたりは混乱に陥りかける。

 それらを吹き飛ばすように、異形は本来の彼そのままの毅然とした声音で続けた。

 

「詳しいことは話せないが、この装備は科警研の試作品であってだな……。――それより、ここは俺に任せてくれ!」

 

『G2システム、オペレーション開始です!』

 

 メット内部のインカム越しに響く声に「了解!」と応じ、

 

「このG2が、おまえを討つ!!」

 

 ヒーロー・インゲニウムはG2を名乗り、未確認生命体(ターゲット)の面前に立ちはだかった。

 




ライジンヒーロー・ゴルトリオン

個性:チャージングメイン
たてがみ状の頭髪に充電することができるぞ!貯めた電気は一気に放電したり全身に纏ったり自由自在だ。充電度合いに応じてたてがみは逆立っていく。ゼロパーセントだとただの猫顔のロン毛のオッサンだ!


上鳴電気と同じ事務所に所属する、ライオンのような風貌が特徴の中堅ヒーロー。本名:獅子吼 金剛(ししく こんごう)。
後輩への説教の際の殺し文句は「おまえそれサバンナでも同じこと言えんの?」。ちなみに東京生まれ東京育ちである。
力押しを好みそうな外見とは裏腹に、ヴィランを電気ショックで気絶させ、負傷させることなく捕縛するのを得意とする技巧派。
豪放磊落、公明正大を地で行く性格で、非常に好感度の高いヒーローのひとりだった。悪に毅然と臨む厳しさと常に弱者を慮る優しさは、上鳴の今後のヒーローとしての在り方にも大いに影響を与えていくことだろう。


地味に初めてオリジナルヒーローを出したので(初だよね?)ちょっと設定公開。プロットにはなかった思いつきですが、割と主要人物に食い込みつつある心操くんですらそうだったのでそんなモンです。
流れ作業のように人が死んでいく作品ですが、殺されるためだけに登場するキャラにもそれぞれの人生があるんだなぁ……と思っていただければ。

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