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例え地獄に落ちても忘れないと思った。
「問おう」
燃える街並みの中にあってもひときわ目立つそれの、
「お前が私の」
燃えるような赤い髪と狂気に満ちた瞳だけは。
「
—1―
一言で言ってしまえばこうなる。
「わけが分からないよ」
所長に言われるがままに召喚を行い出てきたサーヴァント、クラスはバーサーカーと言い、真名は内緒のことで教えてくれなかったけどその強さはとんでもなかった。
だって、全部ワンパンで倒しちゃうんだもの。一瞬真名ワ〇パ〇マンかとおもったよ。
これには俺もマシュも所長も、それどころかモニターの向こうのドクターまでもが唖然とした。なんか途中で青い髪のキャスターが出てきたけど、何もしてなかった印象がある。
そして最後に出てきたレフの長引きそうな口上も
「うるせえよ」
の一言でおしまい。
あまつさえ、なんか特に意味もなくカルデアスに吸い込まれた所長を、強引に引っ張り出してたし。
あれ、ブラックホールとおんなじって聞いてたんだけど。
とまあそんな感じで、よくわからないまま無事特異点から帰ってきちゃったわけだけれども。
「先輩! 助けてください!」
突然、廊下の向こう側からマシュが走ってくる。そのまま、
ギュッ(謎の幼児ボイス)。
押し倒された。
「?!」
「先輩、先輩、先輩先輩先輩先輩先輩先輩!」
「?????」
え、マシュさん、いきなりどないしたとですか!? しかもそのかっこう、少し、っていうかだいぶ肌が見えてらっしゃいますよ? そして何か大きいのが当たってる、当たってるから。いや、落ち着け俺。こういう時は素数をかぞえるんだ。1.61803398874989410484820⋯⋯⋯⋯はっ、違う、これは黄金比だ。
「⋯⋯先輩」
「は、はっはいいい!」
「助けて、ください」
「へ?」
助けてって、いやそりゃまあ助けますけど、何から?
その時、さらに廊下の奥に二頭身の人影が見えた。
「待て待てやけにリアルになったかわいいかわいいなすびちゃんよ」
「ば、バーサーカー?」
「おや、
「そうだね」
今一瞬バーサーカーの腕が八本に見えた気がするけど、忘れよう。
「ところでバーサーカーはこんなところで何してるの?」
「私ですか? 私ならなすびちゃんに都民には決してお見せできない遊びを試していたところで、おや」
彼女がそのハイライトの薄い目で舐めるようにこちらを見やる。
「なるほど、今度のマスターはそういう性癖をお持ちでしたか」
そして今更ながらマシュと大分いかがわしい体勢になっていることに気づいた。
すぐに離れる。
「ごめん、マシュ」
「いえ、私の方こそ」
ああ恥ずかしい。恥ずかしくて顔が「はい、ラブコメはそこまで」
「え」
「そんなことよりなすびちゃん、君はいつの間にNTR なんて覚えたんだい? そういうのが好みなら、言ってくれればいいのに」
「い、いえ、決してそういうわけではなく」
あれ、もしかしてこの感じ。
「ねえ、二人って知り合いなの?」
「いえ、私は初めてお会いしましたが」
「じゃあ、バーサーカーはしってるの?」
「ええまあ」
「よし、バーサーカー、この後部屋でじっくりと話を聞かせてくれ」
「ちょっと先輩!?」
「いいですね。私にわかる範囲であれば存分に、あんなところからこんなところまでお聞かせしましょう」
そんなこんなでその日、徹夜で俺とバーサーカーはマシュに関する(主に眼鏡とか都民にお聞かせできないものとかの)話で盛り上がり次の朝には固い握手を交わしたのだった。
あと友好の証にとDVDをもらった。題名は確か、そう。
『私のヘビ女がどすけべな後輩に調教されて公の場で脱皮するDVD』
うむ、こいつぁデンジャラスだ。
真名:■■■■
クラス:バーサーカー(?)
ステータス
筋力:E 耐久:E
敏捷:C 魔力:E
幸運:E 宝具:-
スキル
・怪力EX
・反骨の相(運営)B-
・生命続行EX
・対魔力C
・騎乗(位)A+
・狂化EX
色々と規格外なサーヴァント
ウェヒヒヒ