鉄道これくしょん -鉄これ-   作:十六夜翔矢

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どうも、十六夜翔矢です。
今回は赤城を筆頭とした空母達が(一応)主役です。
それでは本編どうぞ!


Act10.世界観の違い

天城型航空母艦二番艦、赤城です。

今日は重桜の空母の方達と呑む事になりました。そういう訳で、今は鳳翔さんの居酒屋に来ています。あ、一応言っておきますけど、まだ呑み会は始まってません。鳳翔さんのお手伝い中です。姉さんに、高雄、愛宕に加賀さん、土佐ちゃん、蒼龍さん、飛龍さん、鶴姉妹、雲龍型姉妹に軽空母の皆さんも一緒です。まぁ、間宮さんと、伊良湖さんにもお手伝いに来てもらっていますけど。

 

 

「赤城〜、次は何すりゃええんや?」

 

「龍驤さんは…そうだ、私の刺身包丁研いでもらってもよろしいですか?」

 

「よっしゃ、任せとき!」

 

「土佐。唐揚げは出来たかしら?」

 

「はい!姉さんに言われた通りに沢山作りました!」

 

 

加賀さん達は大丈夫そうですね。

さて、鶴姉妹と二航戦'sはどうでしょうか?

 

 

「翔鶴姉、スカートにカレー付いてる!」

 

「えっ、どこ?カレーの汚れって落ちにくいのに…」

 

「ほら、ここに…」

 

「待って瑞鶴、あまりスカートを触らないで…!」

 

「あっ、翔鶴姉!大丈夫…」

 

「いたた…瑞鶴?」

 

「翔鶴姉…スカート脱げてる…」

 

「ほうほう、翔鶴ちゃん、意外にも大胆ですねぇ…」

 

「まさか紐パンとはねぇ…」

 

「もう!何で私ばっかり!」

 

「あ、待って翔鶴姉!わざとじゃないの!」

 

「五航戦姉妹、行っちゃったね〜飛龍。」

 

「瑞鶴先輩のパンツがあると聞いて!」

 

「葛城ちゃん、無いから。」

 

「あれ〜?気のせいかな〜?」

 

「葛城、戻ってきて。」

 

「は〜い」

 

 

…翔鶴さん、どんまいです。

まぁでも、殆ど出来てる見たいなので問題ないですね。

早い所準備して早く始めましょう!

 

 

一時間後、居酒屋鳳翔…

 

「それでは〜…空母の発展を願って、乾杯!」

 

「乾杯〜!」

 

「この食事の量は多すぎませんかぁ〜?一航戦の先輩方?太りますよ?」

 

「この量でも足りない位よ。それと、口を慎みなさい五航戦。」

 

「んなっ、その言い方だと私と翔鶴姉もじゃん!」

 

「そうね。丁度良いのじゃないかしら。」

 

「うっわ、ひどい先輩。これだから欠陥空母は。」

 

「貴女に言われたくはありません。七面鳥の如くやられた空母には特に。」

 

「まぁまぁ、加賀さんも瑞鶴ちゃんも落ち着いて、ね?」

 

「ここの私は五航戦の妹と仲が悪いのか?蒼龍。」

 

「いや〜、悪いという訳ではないと思いますよ?なんやかんやで無意識の内に連携出来てますし。」

 

「二航戦の蒼がつく方、後で工廠裏。」

 

「ちょっ、加賀さんそれはないでしょ〜!」

 

 

皆さん楽しんでますね〜

あ、私はガッツリ食事中です。

 

 

「そんなに食べて大丈夫なのかしら?もう一人の私は。」

 

「腹が減っては戦は出来ぬ、って言うじゃないですか。それに、食べなきゃ損ですよ!どうです?早食い競争でもします?それとも大食い競争?」

 

「貴女は食べる事しか頭にないのかしら?」

 

「さっきも言いましたけど、食べなきゃ損です!」

 

 

ん〜、やっぱり鳳翔さんの料理は美味しいですね〜箸が止まりません!

加賀さんもガッツリ食事中ですね。

 

 

「ヒャッハー!今日は呑むぞ〜!」

 

「そうですね〜!呑みましょ〜!」

 

 

隼鷹さんと千歳さんは何時もと変わらないですねぇ…

酒瓶が開けてすぐに空に…

これに那智さんとかPolaさんが入って来たら悲惨な事になりそうです。

 

 

「何で同じ瑞鶴でここまで違ってくるの…」

 

「さぁね〜何でだろ?」

 

「瑞鶴先輩が二人…ここは天国だった…?」

 

「そんな訳無いでしょ。葛城。」

 

「いてっ。瑞鶴先輩ひどい〜」

 

「ず、瑞鶴に胸があるやないか…どういう事や瑞鶴、裏切ったんかいな…」

 

「龍驤さん何言ってるの!私はこの通り!胸はありません!」

 

「これまで甲板胸同士仲良うやって来たのになぁ…瑞鶴…残念やでウチは…」

 

「瑞鶴ちゃん…それはないよ…」

 

「あーも〜!私はこの通りです!」

 

「ふふっ、面白いね。ここの私は。」

 

「面白くな〜い!」

 

 

さ〜て、今日は呑み明かしましょうか!

 

 

ガレージ…

 

「提督、エンジン吹かしてください!」

 

「よし来た、任せとけ。」

 

 

榛名が初めて組んだロータリー、じっくりと榛名のセンスを味わうとしようか…

 

 

「どうですか?」

 

「…初めてにしては上手く組めてるじゃないか。よし、今日はこの位にして鳳翔さんの所にでも行くか?」

 

「はい!是非ご一緒に!」

 

「よっしゃ、着替えて行くか。」

 

「分かりました提督!」

 

 

十分後…

 

 

「お待たせしました、提督。行きましょう!」

 

「ああ。」

 

 

鳳翔の居酒屋…

 

「うわ、くっさ!」

 

「中から強烈にお酒の匂いがしますね。」

 

「またPolaを筆頭にした呑兵衛たちか…まぁ仕方ない。」

 

「提督、本日貸し切りって書いてありますよ?」

 

「あ〜、マジか。仕方ない、俺の部屋で良ければ今から大丈夫だけど…」

 

「提督の部屋ですか?分かりました!」

 

 

疲れたから夜御飯を鳳翔さんに任せようと思ったんだけどな〜

仕方ない、適当に作るか。

 

 

「提督、この時間からだとあんまり大層な料理は作れないですけど…」

 

「榛名、大丈夫だよ。俺が作るからさ。」

 

「提督、お休みになってください…榛名が作るので!」

 

「何時も榛名が作ってくれてるからそのお礼だよ。今日はもう休め。」

 

「は、はぁ…分かりました…」




最後が思いっきり関係ない話でしたが、次回以降の伏線と言う事で…

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