鉄道これくしょん -鉄これ-   作:十六夜翔矢

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どうも、十六夜翔矢です。
前回の投稿からかなり日が経ってますが、色々と忙しくて中々書けてなかったもんで…w
とりあえず本編どうぞ!


Act18.Гангут達の国内旅行 後編

ん〜っ、朝か。

旅行も遂に最終日か…

さて、ちっこいのとТашкентを起こさないとな。

 

 

「おい、朝だぞ。起きろ〜」

 

「ん…Доброе утро.(おはよう)!」

 

「もう起きてるよ。」

 

 

ちっこいのはもう起きてたのか…

さて、早く準備をして由布院に行こうか!

 

 

別府駅…

 

「今日は由布院に行ってから武雄温泉に行くよ。」

 

「今日最初の電車は…」

 

「8時04分発のにちりんシーガイア3号、宮崎空港行きだね。久大本線が今は土砂災害で不通の区間があるから乗りたかったゆふいんの森に時間が合わないんだよね。」

 

「やっぱり日本は災害大国だな…」

 

「そうだね。ロシアだと中々無いから余計に…」

 

「仕方ないさ。そういう土地なんだし。」

 

 

大分駅…

 

「さて、ここ大分から由布院に向かうよ。普通列車で大体1時間と10分、特急で30分位かな。」

 

[6番乗り場、8時21分発、特急ゆふ、82号、日田(ひた)行きは、3両編成です。自由席は2号車から3号車です。2号車の一部は指定席です。お座席を確認の上、ご利用ください。指定席は1号車から2号車です。各号車番号、乗車口は足元に表示しています。この列車は、車内販売、グリーン車サービスを行っておりませんので、ご了承ください。特急ゆふ、82号の停車駅は、向之原(むかいのはら)湯平(ゆびら)由布院(ゆふいん)豊後中村(ぶんごなかむら)豊後森(ぶんごもり)天ヶ瀬(あまがせ)、終点の日田です。]

 

 

「来た来た、JR四国の中古車。」

 

「中古車?とてもそうには見えないが…」

 

「この車両は元々JR四国の老朽化した急行型気動車の置き換え車なんだ。」

 

「へぇ〜、でも何で九州にいるの?」

 

「JR四国がN2000系を新製、その影響で岡山・高松から高知を結ぶ特急、うずしおの運用が高知への送り込み1往復を除いてN2000系での運用になったんだ。その時に余った車両は元車番に3000足して普通列車用の車両に転身して松山に転属したんだけど、それでも余った車両があって、その時のJR九州は急行型気動車が老朽化で限界を向かえ初めていたんだ。その時にJR四国がキハ185の処分で困っていて双方の利害が一致したからこうやって九州にいるんだ。」

 

 

なるほどな…

日本だとこういう事もあるのか。

 

 

由布院駅…

 

「由布院に着いたね!早く温泉に行こう!」

 

「落ち着け、同志Ташкент。温泉は逃げないぞ。」

 

「そうだね。じゃあ行こうか。」

 

 

由布院駅前バスセンター…

 

「さて、由布院から博多駅までは高速バスで行くよ。乗るのはゆふいん号、西鉄天神高速バスターミナル行きだよ。」

 

「高速バスか…」

 

 

あまり印象が無いな…

だが、バスも旅には良いものだろうな。

 

 

「どの位時間掛かるの?」

 

「約2時間だよ。」

 

 

博多駅…

 

「着いたね。博多駅に。」

 

「ここから武雄温泉に行くのだろう?どうやって行くんだ?」

 

「司令官の会社を使うよ。ただ、特急を待つ時間が勿体無いから快速で行くよ。」

 

「そうか。なら、仕方ないな。」

 

 

[間もなく、5番線に、12時45分発、快速、二日市、久留米方面、佐賀行きが6両で参ります。停車駅は、南福岡、二日市、朝倉街道(あさくらかいどう)筑紫(ちくし)小郡(おごおり)久留米(くるめ)神埼(かんざき)です。乗車位置は足元赤色丸印、3番から8番でお待ちください。5番線、列車が到着致します。ご注意ください。]

 

 

「あれ?北九州エリアの放送変わったのかな?前はこんな感じじゃなかったと思うけどなぁ…」

 

「前はどんな感じだったんだ?」

 

「放送の終わりがなかったんだよ。何番線、列車が到着致します。ご注意ください。の所さ。今度司令官に聞いてみよう。」

 

「そ、そうなのか。」

 

 

佐賀駅…

 

[佐賀、佐賀です。お忘れ物の無いようにご注意ください。4番線に到着の列車は、折り返し、久留米、鳥栖方面、快速、小倉行きです。]

 

 

「さて、途中駅の佐賀に来たよ。ここからは特急列車に乗ろう。」

 

 

[まもなく、2番線に、13時35分発、特急、みどり19号、佐世保行きがまいります。途中の停車駅は、肥前山口(ひぜんやまぐち)武雄市(たけおし)有田(ありた)早岐(はいき)、終点の佐世保です。列車は8両編成で参ります。黄色い線までお下がりください。]

 

 

「あれ、この電車、鹿児島でも見た気がする。」

 

「九州の電車特急には485系を使うから鹿児島にもいるし、長崎や博多にもいるんだ。ちなみに、にちりん編成の運用で、朝夕に1本ずつかもめとみどりに運用入りするよ。ギミックはこうさ。前日夜発のエアポートにちりんで福岡天神から宮崎空港まで行って、折り返しで宮崎行き普通になって宮崎に行って、宮崎から鹿児島中央行きにちりんになって鹿児島中央に、そこから下関行きの有明になって下関、下関に着いたら寝台特急あさかぜに接続して宇部(うべ)まで回送、宇部からホームライナー5号佐賀行きになって佐賀に到着、夜間滞泊して翌朝、佐賀駅の始発である快速博多行きになって博多に行って佐世保まで1往復、それが終わったら夕方ラッシュまで博多駅留置線で休憩、夕方ラッシュが始まったら長崎まで1往復をしてそこから下関行き特急、ひびきになって下関に行って滞泊、また翌朝に寝台特急あさかぜからの接続で下関始発になってる有明になって鹿児島中央に戻って、鹿児島中央で休憩した後ににちりんで小倉まで行く運用があるんだ。」

 

 

ん?んん?何がなんだか分からんぞ…

一体どういう事なんだ…これは…

 

 

「何だか凄いな…聞いてるだけだと分からん。」

 

「でもこれは長距離運用のほんの一部だよ。東北の485系とか583系はもっと長い車両運用してるよ。」

 

「そうなのか…」

 

「東北の485系での最長運用だと上野から速達はつかりで青森に行って、青森で滞泊、翌朝の白鳥で大阪まで行って折り返し雷鳥富山行きで富山に行って滞泊、翌朝快速金沢行きになって金沢、そこから折り返しはくたかで上野まで戻って函館まで1往復する運用もあるよ。」

 

「さっきよりシンプルになったが、これが最長なのか?」

 

「確かにシンプルにはなったけど、この運用は485系トータルでの最長運用だよ。」

 

「そ、そうなのか…」

 

「うん。583系だと国鉄時代とほぼ同じ運用してるよ。」

 

「なるほどな…」

 

 

武雄市駅…

 

「さて、武雄市に着いたね。」

 

「時間は…大体14時位か。」

 

「そうだね。さて温泉に行こう。」

 

 

 

 

大体1時間半後…

 

「ふぃー、いい湯だったな!さて、ここからどうするんだ?」

 

「福岡天神に周り道して行こう。」

 

「「周り道?」」

 

「うん。三ヶ月前に開業した福岡急行電鉄で行こう。」

 

「その会社も提督の会社系列なのか?」

 

「うん。福岡近郊の新たな輸送需要を開拓する為だとか言ってた。」

 

 

[まもなく、1番線に、15時40分発、普通、佐賀行きが2両で参ります。停車駅は、佐賀までの各駅です。乗車位置は、青色丸印、2番、3番でお待ちください。1番線、列車が到着致します。ご注意ください。]

 

「佐賀までは普通列車で33分だね。」

 

「調べたのか、Ташкент。」

 

「うん。何か気になってね。」

 

「そうか…」

 

 

33分後、佐賀駅…

 

[佐賀、佐賀です。お忘れ物のないよう、ご注意ください。久留米、鳥栖、博多方面はお乗り換えです。]

 

 

「ここから鳥栖方面に行くよ。」

 

「隣のホームだね。」

 

 

[まもなく、2番線に、16時20分発、快速、香椎(かしい)行きがまいります。途中の停車駅は、神埼(かんざき)新鳥栖(しんとす)鳥栖(とす)基山(きやま)朝倉街道(あさくらかいどう)大宰府(だざいふ)宇美(うみ)志免中央(しめんちゅうおう)長者原(ちょうじゃばる)、終点の香椎(かしい)です。列車は4両編成で参ります。この列車は、途中の、神埼から福岡急行電鉄線に直通します。久留米方面には参りませんので、お乗り間違えのないようにご注意ください。2番線、列車がまいります。黄色い線までお下がりください。]

 

 

「あ、開業記念のヘッドマーク付きの編成だ。ラッキー。」

 

「このデザイン、どこかで見た覚えが…」

 

「き、気のせいだよ。早く乗ろう。」

 

 

香椎駅…

 

[香椎、香椎です。お忘れ物のないよう、ご注意ください。折尾、小倉、福岡天神、博多方面はお乗り換えです。]

 

 

「あ、もう福岡天神行きが来てる。急ごう。」

 

「あ、ああ。」

 

 

[まもなく、1番線から、17時55分発、快速、福岡天神行きが発車致します。扉が閉まります。ご注意ください。]

 

 

「あ、危なかったね…ギリギリ間に合った…」

 

「これくらい、春と夏と冬にいつもやってるから大丈夫さ。」

 

「お、お茶をくれ…」

 

「はい。お茶。」

 

 

何でちっこいのは平然としてるんだ…

全く、訳が分からんな…

 

 

福岡天神駅…

 

[福岡天神、天神、終点です。お忘れ物のないよう、ご注意ください。福岡急行電鉄線、藤崎(ふじさき)室見(むろみ)、福岡空港、篠栗(ささぐり)方面、西日本鉄道線はお乗り換えです。]

 

 

「18時15分、福岡天神到着っと…」

 

「よし、買い物するか!」

 

「うん!そうだね!」

 

「よし、行くぞ!」

 

「「Ура!」」

 

 

「残念だけど、買い物してる時間はそんなに無いよ。」

 

「「え?」」

 

「帰りの寝台特急が18時50分に博多を出発する。そして天神から博多までの所要時間は4分、福岡急行電鉄の博多駅は地下だから、乗り換えにも時間が掛かる。いくら連絡改札があるとはいえ、乗り換えに5分は掛かるんだ。ここから逆算すると少なくとも、天神を30分位には出なきゃいけないんだ。」

 

「むぅ…仕方ないな。買い物は諦めるか。」

 

「この駅の真上にデパートがあるからそこで買い物しよう。」

 

「うん!」

 

「最初からそう言ってくれ、ちっこいの…」

 

 

10分後…

 

「よし、後は鎮守府に帰るだけだな!」

 

「さて、博多駅に行こう。」

 

 

[まもなく、2番線に、18時30分発、快速、直方行きがまいります。途中の停車駅は、中洲一丁目(なかすいっちょうめ)、博多、福岡空港国際線ターミナル、福岡空港国内線ターミナル、志免(しめん)長者原(ちょうじゃばる)篠栗(ささぐり)桂川(けいせん)南飯塚(みなみいいづか)飯塚(いいづか)小竹(こたけ)南直方(みなみのうがた)、終点の直方(のうがた)です。列車は8両編成で参ります。2番線、列車がまいります。黄色い線までお下がりください。]

 

 

「来た、これが今回最後の九州車…」

 

「感動するのは良いんだが、何か人多いな。」

 

「今の時間だと帰宅ラッシュ時間帯だし、仕方ないよ。それに、ここは福岡・天神、九州随一の繁華街だよ。混まない訳が無い。」

 

 

いくら4分とはいえ、耐えれるか不安だ…

 

 

 

博多駅…

 

[博多、博多です。お忘れ物のないよう、ご注意ください。山陽九州高速鉄道、古賀、東郷、南福岡、二日市方面、福岡市営地下鉄、JR鹿児島本線、JR篠栗線、山陽新幹線、九州新幹線はお乗り換えです。]

 

 

やっぱり日本の通勤時間帯は慣れないな…

4分でも耐え難い。

 

 

「さて、乗り換えるよ。乗り換え口があって良かった。」

 

「乗り換え口?」

 

「そう。高架にあるホームまでのエレベーターだよ。切符買い直す場合は1回改札を出てからだけど、切符見たら分かるけど、天神から金城ふ頭って書いてあるでしょ?この場合、改札を出なくても良いんだ。」

 

「へぇー」

 

 

[まもなく、1番線に、18時50分発、寝台特急、金星、名古屋行きが14両編成で参ります。停車駅は、香椎(かしい)折尾(おりお)小倉(こくら)下関(しものせき)小野田(おのだ)徳山(とくやま)、岩国、宮島口(みやじまぐち)、広島、三宮(さんのみや)十三(じゅうそう)、草津、米原(まいばら)、大垣、岐阜、尾張一宮、終点の名古屋です。ご乗車には乗車券の他にブルトレ特急券、寝台券が必要です。金星、と表示した乗車口案内でお待ちください。列車は1号車、2号車の順で、一番後ろが14号車です。1号車から5号車と、10号車から14号車は、開放型B寝台車、8号車はロビーカー、9号車は食堂車、6号車、7号車は開放型A寝台車です。なお、食堂車の営業は小野田発車後になります。]

 

 

「来た来た、583系はやっぱり良いね。」

 

「お、おい。こいつは客車じゃないのか?電車が来たじゃないか。」

 

「金星はブルートレインと言うよりも寝台特急って言った方が正しいんだ。まぁ乗ってからのお楽しみだよ。」

 

 

乗ってからのお楽しみか…

まぁ楽しみにしよう。

 

 

「おいおい…これじゃあ雑魚寝じゃないか。」

 

「583系は3段寝台だから、雑魚寝スタイルになるのは仕方ないよ。ちなみに私はパン下中段、同志Гангутは向かい側下段、同志Ташкентは私の下だよ。」

 

「うむ、分かった。」

 

「あ、発車した!」

 

 

[博多からご乗車のお客様、ご乗車いただきましてありがとうございます。この列車は、寝台特急、金星、名古屋行きです。途中、止まります駅と、到着時刻をご案内致します。香椎19時丁度、折尾19時35分、小倉19時50分、下関20時05分、小野田20時35分、徳山21時10分、岩国22時09分、宮島口22時30分、広島23時丁度、三宮3時20分、十三3時40分、草津4時25分、米原5時丁度、大垣5時20分、岐阜5時32分、尾張一宮5時40分、終点の名古屋には5時50分に到着致します。終点の名古屋にて、東海道新幹線、6時20分発ひかり500号、東京行きに接続します。次に、車内の設備のご案内を致します。1号車から5号車、10号車から14号車は、開放型B寝台車、8号車はロビーカー、9号車は食堂車、6号車、7号車は開放型A寝台車です。なお、食堂車の営業は、小野田発車後から広島発車後でございます。準備が出来次第、車内放送にてお伝え致します。ロビーカーのシャワーにつきましては、日付が変わるまでのご使用が可能です。]

 

 

「今日の夕食はどうするんだ?ちっこいの。」

 

「食堂車だよ。最後の夕食だし、洋食ディナーコースを予約したんだ。」

 

「おお、そいつは良いな、хорошо(ハラショー)!」

 

「洋食ディナー…!楽しみだなぁ…!」

 

「ふふ。楽しみにしていてね。」

 

 

それにしても、ベッドに圧迫感があるのはどうにかならんのか…

流石に狭い。

 

 

 

 

翌朝…

 

ん…5時25分か。そろそろ起きなければ。

 

 

「やぁ。同志Гангут。眠れたかい?」

 

 

お、ちっこいの。

何かと早起きだよな。

 

 

「バッチリな。狭いが快適だった。」

 

「それは良かった。さて、準備をしないとね。」

 

「ああ。そういえばТашкентはどこに…」

 

「ロビーカーにシャワーを浴びに行ったよ。」

 

「そうか。さて、着替えるとするか。」

 

 

名古屋駅…

 

[名古屋、名古屋、終点です。お忘れ物ないようにご注意ください。この列車は、回送列車となります。ご乗車になれませんので、ご注意ください。JR線、名鉄線、近鉄線、地下鉄線、あおなみ線、東北東海ライン豊橋、中部国際空港方面、伊勢本線、中央本線はお乗り換えです。]

 

 

「着いたぁ〜!」

 

「帰ってきたな。名古屋に。」

 

「まだ鎮守府じゃないけどね。」

 

 

[間もなく、6番線に、6時丁度発、普通、金城ふ頭行きが4両で参ります。停車駅は、金城ふ頭までの各駅です。乗車位置は足元青色三角印、4番から7番でお待ちください。]

 

 

「これに乗って鎮守府に帰るのか。」

 

「最後は2600系の5次車だね。しかも5次車トップナンバー編成だ。」

 

 

金城ふ頭駅…

 

[金城ふ頭、金城ふ頭です。お忘れ物ないようにご注意ください。この列車は、折り返し普通、名古屋行きとなります。]

 

 

「福岡天神からの長旅が終わったな…」

 

「うん。疲れたなぁ…」

 

「司令官が車で迎えに来てるよ。」

 

「おお、提督が…!Спасибо(スパシーバ)!」

 

「よぉ、楽しかったか?」

 

「うん。楽しかったよ。」

 

「あたしは疲れたなぁ…」

 

「やっぱり日本は良い所だな!改めてそう思ったよ。」

 

「そうか。楽しんできて何よりだ。とりあえず車に乗ってくれや。帰ろう、鎮守府に。」

 

「うん!」

 

「そうだね。」

 

「ああ…!」




ク ソ 長 く な っ た
書きたい事書いてたら6000文字とか…
やり過ぎた(´∀`*)テヘッ

今回ガングート達が乗った列車
・特急 にちりんシーガイア
JR九州が走らせている博多発宮崎空港行きの特急列車です。
長野と大阪を結んでいた特急しなの9号、16号が廃止されてからはJRグループの優等列車で最長距離を走る特急列車です。作中では別府から大分までと、1区間だけを乗りました。博多から宮崎空港まで乗り通したら5時間半から6時間は掛かりますw

・特急 ゆふ82号
久大本線が九州北部豪雨の時に大分から日田まで運転された臨時列車です。定期列車のゆふ2号のスジ(運転時刻)で走ってました。
Верныйが乗りたかったゆふいんの森は特急ゆふの上位互換列車です。

・高速バス ゆふいん号
日田バス、亀の井バス、西鉄高速バスの3社共同運行の高速バス路線です。西鉄バスって北部九州のバス交通のドンだなぁ…
作中でガングート達一行が乗ったのは亀の井バスのノンストップ便です。

・快速佐賀行き
何の変哲もない快速列車です。

・特急 みどり
現在でも博多〜佐世保を結んでいる特急列車です。
作中では485系の特急列車として登場してますが、前回の特急にちりん同様、JR九州では485系は引退済なので、これも国鉄時代の復活です。余談ですが、JR九州の485系が現役だった時には車体の色がJR九州のコーポレートカラーである赤色一色に塗られていて列車名がみどり、という事で赤いみどり、という訳の分からない状態になっていました。

・485系
国鉄が開発、運行した特急型車両で、国鉄電車特急の顔とも言える存在。北は旭川、南は鹿児島中央、東は上野・名古屋、西は長崎・佐世保ととにかく運用範囲が広く、国鉄時代は新幹線が開通していない本線クラス路線ならばどこでも見れた車両。
実車は99.9%が廃車になり、残っているのはジョイフルトレインのみ。ですが作中ではインバータ制御とアルミ製車体を持つ特急車両として活躍しています。

・佐賀行き普通列車
これまた何の変哲もない列車です。

・快速香椎行き
作中で丁度新規開業した鉄道、福岡急行電鉄に直通する列車です。

・快速直方行き
同じく作中で新規開業した福岡急行電鉄の列車で、JR筑肥線筑前前原〜姪浜、福岡市営地下鉄空港線、JR篠栗線を一つにまとめた路線の列車です。

・寝台特急 金星
国鉄時代、新幹線が東海道新幹線しか無かった時代に走っていた寝台特急です。博多と名古屋を結び、名古屋では始発の新幹線に接続、そのまま東京に向かえる列車でしたが、山陽新幹線全通後に廃止された寝台特急です。また、視点を変えて見ると、唯一の名古屋発着の寝台特急でした。乗ってみたかったなぁ…

・普通金城ふ頭行き
何の変哲もない列車です。

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