今回はちょいとした日常編(?)です。
それでは本編どうぞ!
さーて仕事も終わった終わった…
「お疲れ様でした、提督。」
「おお、毎度すまんな。紅茶入れてもらって。」
「いえ、榛名に出来そうな事といえばこれくらいなので…」
「子守りもあるしな。無理はするなよ?」
「ええ。でも提督も合間を縫ってお手伝いしてくれますし大丈夫です!」
榛名と子供が退院してから二週間。
すっかり新しい生活にも慣れてきた。
あ、子供は女の子だった。名前は…母親が戦艦ならば名を継承すべきかと思ってな。察してくれ。
「そうか。それにしても毎日紅茶が違うように思えるんだが…」
「ふふ、実はベルファストさんに教えて貰いまして。」
「ああ、なるほどな。彼女の入れる紅茶に似ていると思ったがそういう事か。」
「はい!ベルファストさんには感謝してます。」
今度ベルファストには休みとボーナスでもあげよう。うん。
「…ふぅ。ご馳走様。」
「後片付けして来ますね。」
「おう。」
榛名がカップと皿を持って洗い場に向かう。
その中で、つい思った事を口にする。
「国際線需要が戻るのはいつになるかな…」
そう、松島航空だけの問題じゃなく国際的問題の航空需要の低下。
収益の6割を弾き出す国際線の運休は正直厳しい。国内線の4割も日を追う事に減少している。ここに三菱の
機材問題も割と深刻な問題だ。ボーイングは
ふと、そんな事を考えていると勢い良く扉が開いた。
「Hey提督!難しい顔してないで走りにいきませんカー?」
「…榛名に聞いてみる。」
「大丈夫デース!」
「もう既に榛名には私達が聞いておきましたので。」
「霧島…まぁ良い。行くか。」
鎮守府、駐車場。
「ところで金剛、コースは?」
「名港中央から入って東海で4号線に、そこから新洲崎で5号線に、そこからC2を1周して名港中央で降りるコース!」
「このコース考えたのは…比叡か?」
「良く分かりましたね司令!たまにはC1じゃなくてC2も良いかと思って!」
「よっしゃ、今日はアヴェンタドールで行くか!」
「提督、それじゃあ私達が置いていかれます。」
「ジョーダンだよ霧島。今日はエボ10で行くさ。」
コースについて話しているとユニオンの空母がやって来た。
「ごめん金剛さん!お待たせ!」
「あれ、ホーネットにエンタープライズじゃないか。」
「今回は私達も行かせてもらう。良い機会だしな。」
「ほう、バイクか。スピード合わせて走るか?」
「元からそのつもりさ。」
「Yes!今日は軽いドライブのつもりだヨ!」
「あーなるほどな。よし、準備して行くか!」
駐車場に4台の車と2台のバイクのエンジン音が一斉に唸る。
エンジンを掛けたら次にハンズフリー通話のセット。通話確認したら出発!
名二環、とある場所…
『やっぱりC2は長いですねー!』
「いやお前が言うか比叡。選んだのはお前だろ。」
『長いか?私は全くそう思わないが…』
『私も長いって思った事はNoデース。』
『私もかな〜』
「欧米組は達観してるな…距離感に対して。」
『西の砂漠地帯に比べたら景色も走る度に変わる。それだけでも短く感じるのさ。』
「西の砂漠地帯ねぇ…」
『確かにあそこは長いよね〜フォートワースやオクラホマが近くなるとそれも終わるけどね〜』
『距離感に対するスタンスというかなんと言うか…凄いですね。』
「それは思う。まぁ速度もあるだろうが…」
『それには一理ありますね、司令。』
「普段の半分位だからな…比叡が言う事も外れでは無いって事さ。おっと、そろそろトンネルだぞ、ライト点灯忘れるな〜」
通話しながら走り、鎮守府へ戻る。
日を追う事に鎮守府には車が増える。
そして一緒に走るメンツが増えていく。
こうやって会話するのも楽しみだな。
鎮守府、執務室。
「ただいま。」
「お帰りなさいませ、提督。」
「すまんな榛名。お前を置いて走りに行くとはな…」
「いえ、提督もここ最近仕事で会社への出勤が多いみたいですし、たまに息抜きは必要かと。」
「確かにな…アレのお陰で交通機関の運行にも影響が出やがる。それを調整するのは数字を勘案しつつ考えるのはスジ屋や運航部門だからな…」
「今じゃあ週に5日は会社に行ってますよね。」
「そうなんだよな…お陰で鎮守府は榛名や電、望月に任せっきりだし…」
「いえ、提督は私達を信頼して任せてくれているのですから…」
「ああ、早く『普段』が戻って来ないかな…』
なんか結局前回のアレを引きずってます。
ほんとに早く収まってくれ、例のアレ。