次回も明日か明後日くらいにはかけると思います。
よく晴れた青空の下、公園にて…
………なんだこれは、公園のど真ん中にクレーターそしてその中心には鍛えているのであろう黒光りした肉体にその体がよく似合うVパンを履いた小さな人の体…それが頭から地面に刺さっていた…しかも腕組んでるよ…怖い…
シュールだ、だが何故だろう。やけにスッキリとやけに胸にストンと落ちるような、そんな光景だった………
まぁそんな事あるはずも無く、ただ変だ、なんだこれ!?
「え?何これ…怖い…てかキモい…」
すると声に反応したのか
「.む!?人の声!そこにだれかいるのか?ならば頼む私を引き抜いてはくれないか?」
と、くぐもった声で言ってきた。
「オモチャじゃないのかよ!」
「むん!?この私をオモチャだとぅ!?私は生きている正真正銘の妖精だ!」
うわぁなんか返事してきたよ!声の主はこの小さいマッチョだよ!こんなのに関わり持ちたくねぇよ!
そう思い黙って帰ろうと背を向ける。
「む!?そこの者、しばし!しばし待たれよ!頼むこの私を地面から引き抜いてくれ!はやく!そろそろ空気が!息ができなくなる!ハリー!ハーリー!!!」
慌てたように手足をばたつかせている、その様はなんとも気持ち悪い物だった。しかしその必死さ、そうやって放置しておくのもなんだか急に申し訳なく思ってきてしまったう。
「あぁくそぉ!わかったよ抜けばいいんだろ!?」
もうやけだ抜いちまえ!と思いそいつのところに行く、困ったどこにも触りたくない…
「なぁどう抜くんだよ…」.
遠回しな触りたくないアピール
「あぁ適当に体を握ってから地面から一気に引き抜いてくれ!」
どうやら、こちらの狙いには全く気づいてくれそうにない、このままゴネても長引く予感しかしないので近づくと妖精(自称)のサイズは掌より少し大きめのサイズで大きさで例えるなら小さめのリ○ちゃん人形くらいだった
それをガッチリと掴む、生き物を掴むって想像してたよりも気持ち悪い…手の中で少し動くなよ…背筋がゾワゾワするから…
「じゃあ…引っこ抜くぞ?」
「あぁ、頼む!」
よく聞くと凄くいい声だから逆に反応に困る
「せぇーのッ!!」
「ふぉおぉんあぁあぁあ゛あ゛ぁぁァァ!!!」
自称妖精が叫ぶ、変な叫び方はしないで欲しい。
「ぐッ…お!!」
さらに力を込めて引き抜く。
「うぉおぉおぉぉ!!!体が!体が握りつぶされる!!」
さらに力を込めて、全握力、全腕力、全脚力、全背筋力を注いで引き抜く、すると「ズズッ!」と何かが無理やり出てくるときに出てくる摩擦音が聴こえると同時に少しだけ手が上に上がる。
「ギャァあぁあ!!!顔が!!顔が摩擦で痛い!!肌が!肌がめくれるぅぅ!!!」
「やかましいぃ!!さっさと抜けろ゛よ゛おオォォォ!」
さらに引き抜く、すると「ズポン!」という音と同時に体が少し飛ぶ。
「よぉし!!抜けた!!!」
渋い声でそんな言葉が聞こえた。どうやら抜けたようだ。
倒れた体を起こしてその声の主を見てみるとさっきまで埋まっていた顔が抜けたのを喜ぶかのようようにアドミラル&サイのポージングを決めたモアイがそこにいた。
「は?」
そう、俺がさっきまで全力で引き抜いていたのは顔が似ているので吐くモアイそのものの顔をした、モアイの顔に体が生えた生物だった。
「礼を言うぞ少年!ありがとう!君は命の恩人だ!」
「はぁ…」
渋い声のモアイはそんな事を言ってきた。モアイに生えた体というか首に鎮座したモアイへの驚きが先行していて全然集中できない。
「礼と言ってはなんだ、何か一つ私のできる範囲でならなんでも願いを叶えてやろうじゃないか!」
女の人が言うなんでもはなかなかにくるものがあるが男の(推定)しかも顔がモアイの奴に言われても何も感じない。
「えぇ〜それなら500兆円くれよ」
適当に言ってみる
「それは…すまんな私には無理だ…」
本気で謝ってくるから困りものだ。
「冗談だよ、それより自称妖精「自称ではないぞ」まぁどうでもいいけどなんで埋まってたんだよ?」
「ああそれはな、私も人間界に行こうと思ってな?
「お、おうふ」
言ってる事がぶっ飛び過ぎてよくわからない。しかも俺の感が告げている、これ以上関わるとろくな事にならないと。
「そ、そうか良く解った!うん、良く解った!じゃあな俺は帰るぜ」
よし逃げよう、背を向けてそそくさと逃げ帰る。
「私はここにいる私が必要な時はいつでも言ってくれ力になるからなぁー!!」
と後ろから声がかかってくるが無視して帰った。
あれから俺はさっき会った事を忘れようと家から少し距離はあるが街に行きゲーセンでゲームをしていた。
ゲームはいい心を落ち着かせてくれる。
「あ!野郎やりやがったなぶっ殺したる!」
とにかくストレス発散になるのだ。「ど畜生負けた!」
そ、そんな事よりそろそろいい時間だ、俺はさっきの事もすっかりと忘れゲーセンを出るとそこに見知った顔
「ん?茜だ…」
茜とその友達であろう子達が4人
「おぉーい!茜ぇ〜…」
呼んでみるがどうやら向こうは気づいていないようでその友達らとどんどん先に進んで行く。そして、ほんの出来心からちょっとばかし尾行していったすると人気の無いビル
とビルの隙間のさらに角まで進んでいった。なんだ?と思い見つからないように気配を消す。爺さんの稽古が初めて役立った…すると茜たちが何かボソボソいった時、先ほど俺に盛大にトラウマを植え付けてくれた妖精とどこか似た雰囲気を醸し出した。ものが現れたすると
「…ちゃ…変身……力を………倒して……」
ところどころしか聞こえなかったが、そんな事を言っていた、変身?は?なんのことだ?そう思っていると
瞬間、視界いっぱいに広がる光。
そして現れたのは約20年前に英雄と呼ばれていた存在、そして今現在にも現れたもの…
そう…魔法少女だ…つまり…
つまり茜は…魔法少女になったのだ。
その後魔法少女達は…いや茜達は空を飛び何処かに飛んでいってしまった。
「茜が?魔法少女?は?いやいや嘘だろ!?はぁぁ?」
何が起こったのかわかりたく無かった。しかし魔法少女への変身を見た本人が、自分がそれを許さない。完全に混乱していた。急いで携帯のワンセグを見るとまた怪物が出たらしくさっき見た魔法少女が戦っている、素人目に見てもわかる今回はだいぶ苦戦しているようだ。あ…中継が途切れた…どうやらカメラマンの方に攻撃が来たらしくそれから中継をストップさせたようだ。
それと同時に思考がある一点の答えに行き着く。
さっき飛んでいった魔法少女が戦っている…それはつまり……………茜が………俺の家族が………俺の妹が戦っている………そして今苦戦している………
気づいた時には俺は走っていた。自分が何をしたいのか何をするべきなのか、そんな事はどうでもいい何も考えずに走っていた。
「どうした少年!そんな怖い顔して、何かあったのか?」
と、聞き覚えのある渋い声。
「俺の妹が!茜が戦ったんだよ!!!今まさに苦戦したんだよ!!俺に戦える力をよこせよ!!!!早く!!」
俺は懐かしの公園でモアイ顔の妖精に叫んでいた。
アルモア 妖精
筋肉ムキムキの、ブイパンを履いた顔がモアイの妖精、やけに声が渋い、モアイ顔の色はもちろん灰色
過去の記憶が曖昧でアルモアという名前も多分で答えた名前
そこらへんは後々掘り下げます。
趣味は筋トレとその筋肉を見せつけること