前略、ワタシ:除名処分になりました。   作: 雹竜

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アルケインが幽体離脱し、見知らぬ場所をさまよい歩いていた。しかし、ふいに突如姿が見えだしたらしく?フランスパンを縦にした様な種族の者から、魔族最下級の≪魔物≫扱いされ神聖なるエルフの森で、追われる身のアルケイン・・さあ、どうなる???


大きくする気か!? 前編

??:「とまれと言っている!とまれーっ!!」

 

アルケイン:「とまれと言うなら、まず最初にあなたも止まって物事おっしゃーい」

 

??:「断るっ!」

 

アルケイン:「ならっ、私も止まりません! ふ、不公平ではありませんか?!」

 

??:「そういう権限は貴様に与えていない。さっさととまれっ!」

 

 

ざざざざざざーーーーーーっ!!!

 

アルケイン:「ふう、仕方がないですね。。見知らぬ文明に傷をつけたくはなかったのですが、やむおえませんね・・」

 

 

??:「最初からいうことを聞いておればいいものを・・・」

 

 

アルケイン:「はあああああああああ・・・っ!! とりゃあ!」

 

右腰の刀身を鞘から抜き上げ、手首を返して、肘がちょうど顔の横にくるように構える。❝霞の構え❞

その状態で左足を前に出し、半身になり、気迫をこめた状態を解いて、足元の地面に剣を突き刺す。

 

次の瞬間、地鳴りのごとく大地の激しい揺れと、四方8方への衝撃波が周囲のありとあらゆるものを吹き飛ばした

もちろん、耳の長い種族も例外ではなかった。。

 

アルケイン:「ふう。 これで邪魔者は消えましたか・・少々手荒ですが、致し方ありません。先を目指しましょう」

 

 

しばらく森を散策しつつ、前に進んでゆくと大きな像と、木のツル巻き付いた石板を発見する。

 

いずれの石板には、何かしらの文字が施されているが、何と読むのかは不明。

やはり、文明の違いは間違いなくあるようだ。。周囲のの状態を観察するのに、アレやコレやと見ていた時だった

 

 

??:「きさま・・その、石板に触れるでない!!」

 

アルケイン:「おやまぁ、生きていましたか。驚きですねェ~」

 

??:「当たり前だ。森とともに生きる我らエルフを、そんじょそこらのものと一緒にされては困る。」

 

アルケイン:「エルフ?えるふとは、なんですか?」

 

エルフ:「む? エルフを知らぬのか?」

 

アルケイン:「ええ、エルフとは森と共に生きると言われても、どういうことかわかりません。そして、触るなと警告された、この石板の意味と文字も、なんと読むのでしょう・・」

 

エルフ:「・・長くなるぞ?」

 

アルケイン:「構いません。お願いいただけますか?」

 

エルフ・・マナを紡いで魔術を使うことのできる唯一の種族で、千年以上生き続けている。はるか昔、超古代浮遊都市を築いていたが、争いの為に文明は崩壊。その時に唯一残った危険なものが、この石板。

争いの火種になった、「時空を超える」技術を周囲は悪用を恐れ、以来・・ずっと森に封印して、守ってきた。

それ以後は、≪オフェーリア≫という者に、指輪を託し、未来永劫封印されたままだ。

 

 

アルケイン:「≪オフェーリア≫ですって!!?」

 

エルフ:「知っているのか?」

 

アルケイン:「・・今じゃ、一国を預かる人物です。「テオドア共和国」という国の。」

 

エルフ:「ほお~。もし、会うことがあれば・・宜しく伝えてほしい」

 

アルケイン:「・・わ、かりました。。しかし、この時代から私の時代に帰るのには、どうしたらいいんでしょう」

 

エルフ:「・・・アンタ、さっきのアレは魔術だったね? その魔術を、この石板に向けて放ってみなさい。」

 

アルケイン:「 えっ?」

 

エルフ:「≪オフェーリア≫は、この石板で行き、帰ってこないからな・・行けるんじゃないか?保証はできかねんが・・。」

 

アルケイン:「・・・なるほど。」

 

 

 




さて、ほんとに危ない石板で元の時代に戻ることができるんでしょうか?
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