なんだかパッとこず、未記入でした。
その場その場での実績と評価の、新聞記事を鵜呑みにするのも、どうかと思いました。普段から新聞やニュースで活躍が浮彫になっているなら、判断材料としてはわかりやすいけど・・選挙ってときだけ、情報開示してくるのも、なんか妙で・・。
増税と消費税、年金・・・暗い未来しかないようですけど、
こちらの話は、もう少しミステリアスのようで、前へ1歩ずつ進展していくような
ストーリで行きたいと思っています。
お伝えしたい事は、気長にこれからも続きをお楽しみいただければ幸いです。
秋山:「薬を飲まされたって、言ってましたけど・・身体に何か気になる変化は起きましたか?」
「飲まされた時は、何もなかったんだけど・・」
音騎:「けど?」
「うまく言えないんだけど、歩けないんだ。何回も転んじゃう感じ」
ともさん:「逃げれないように、あらかじめ薬を飲ませたんでふな・・」
音騎:「ひどい・・。そんな危ない道って、どこにあるの?思い出すのが嫌かもしれないけど、お姉ちゃんきっとチカラになるから、教えてもらえないかな?」
「いいけど・・っ、おねえちゃんたちも危ないよ!?
久幸:「ゲホッ・・大丈夫、このねえちゃんめっぽう強い。心配はいらないよ」
「でも・・」
音騎:「んー、ねえ、アレ見えるかな? 」
「えっ・・どれ?」
音騎は、少年の目線にしゃがみこみ、ゾノ街の教会の屋根に備えてある鐘を指差す。
音騎:「アレ、ここから撃って鳴らすよ。見事当たったら、お姉ちゃんたちの事信じて教えてくれるかな?」
距離は、ゆうに300mはある距離である。
「ここから?! ホントにここから撃つの??」
答えを口にせず、鐘を見据える音騎。
背中の弓を躊躇いなくやや上に構え、ビュッと放つ。
トォォォ...オオオォ〜ンンン と、見事に金属音がこだます
音騎: 「どう?これでも、まだ不安かな?」
「...すっげ。。本当に当たったや!!これなら、アイツが怖くないね!」
久幸: 「アイツ?」
少年は、【カイゾク】に語り始めた。
この村で起きた薬を飲ませる危ない人物の話を。
「村に来た時は、いつもニコニコしてるお爺さんで、お婆さんと一緒に暮らしていたんだ。でも去年の冬にお婆さんは亡くなって、それからお爺さんは変わっていったんだ。でも、今村で起こってる神隠しとは、関係ない」
ともさん: 「関係ないって、はっきり言えるのはなぜなんだい?」
「子供が嫌いなんだ。なのに、子供ばかりを神隠ししてどうするの?」
秋山:「うーん...提案として。その危ない人は夜に現れるのか、昼間からなのかわかりませんから、...見回りに村を回ってみるのは、いかがでしょうか」
ともさん:「丁度これから夜になりますね」
久幸: 「ふむ、まぁ村の隅々まで見て回るから、自分の足で歩いて情報を得て、集めるのもいいか。」
??:「おい爺さん、この町に【カイゾク】一行が来ているらしいぜ、あの噂どおりの・・」
??:「儂らの果すべき事項にズレは生じていない。問題ないじゃろうて」
??:「そういうもんかい?相手は、あの【カイゾク】だぜ?」
??:「口実として、噂がそのまま正しいかどうかって話じゃよ。そんな事よりも、そろそろ町の色合いを帰る頃
合いだと思わないか?」
??:「・・もう一度、戦争を呼び込むのかい?」
??:「調律がされた紛争、そういってほしいナァ・・。理由も動機も成り立つだろ?」
??:「正しい争いだって言いたいのか?随分キレイごとを唱える・・」
??:「アンタは、そういう事を唱える人じゃないと思っていたんだけどな」
??:「どっちかは、犬に喰わせてみりゃ・・早いだろう?」
??:「犬? どこにいんだよ んな奴は。。」
??:「何を言っとる?そいつらが犬だろ」
??:「ふうん?」
??:「組むか忘れるか、あとはオマエ次第・・じゃろ?」
??:「そうだな」
??:「この世に信奉すべきは、剛力のみ・・ただひとつ」
??:「ケッ、久しぶりに爺さんの鎌捌きが拝めるかい?」
??:「爺さんと呼ぶな、バカモノ。もっと若ぇぞ」
??:「そうだった・・だな?」
??:「そうじゃ。若者の気概は耳に心地良いが、待つには長く、そして辛い...」
??:「爺さん?それはどういう・・」
??:「童らが辿る道筋は、遅かれ早かれ変わることはないという事じゃよ」
秋山:「こうしていると、京都見廻り組の頃を思い出しますね」
久幸:「数百年前のコトだが、まるで昨日のことのようだ」
秋山:「永倉さん、斎藤さん、藤堂さんに井上さん、・・
原田さん、沖田さん・・そして土方副長
どなたも、化け物のように強すぎでしたね」
久幸:「あぁ。。鬼強かったぜ。。」
秋山:「とくに理心流の・・あ、この通りですね、彼の言っていた危ない人物が出没するのは」
久幸:「頭を低くして行けよ? 逝きかけの駄賃にならんようにな」
秋山:「あーー! そういうこというんだー?酷いなぁ・・しっかり、狩りますよ。」
久幸:「お互いに、気をつけようや。透骨拳!」
両壁に何か重たい衝撃音が出て、辺りが粉塵舞う。
秋山: 「...1...3...5...聞き出さなきゃいけないことがあるから、生け捕りにしないと、。」