ネクロス魔装兵団と、団を率いたアルケインが、テオドア領のランドン古城に進行しようとしている、【カイゾク】一行を、焼け野原にするようにと、ネクロス国王カイゼルから直々に命じられた。が、しかし、それと引き換えにアルケインが大事に所有する貴重価値あるワインをカイゼルに奪取され、心中穏やかでないアルケインは、荒れ狂ったあげく、剣気を向ける方向を誤り、地面に向けて解放し、大地にとてつもない大穴を開けてしまう。
一方、古城で見つけた、ほこりを被る多数の酒瓶の山を発見した【カイゾク】は、果たして、この状況をどうするのであろうか。。。
~魔装兵団古城突入まで、数十分前の回想~
久幸:「うーむ・・酒瓶のラベルが、剥がれてるわ、字が掠れてるわで、何の酒か判断できんなァ。だが、かなりの数だぞこりゃあ・・」
秋山:「こんなに沢山あるので、振る舞って酔わせてしまう!という手はいかがですか?ワインがどうのこうのと、大声でおっしゃってましたし(;'∀')」
音騎:「ワイン好みでしょうか・・ただ単に飲むだけじゃ、楽しみ半減じゃありません? お酒は楽しく飲んで、
警戒心も、解けるほどが、一番いいですね~」
ともさん:「わらしが持ってきた羊の乳が、いくつか固まってましたんで、チーズと一緒に提供してみてはどうでふか?? ルイーダの酒場風で適当に振る舞って、酔いつぶれたのを確認したら、次に進むなり後退するなりでいいのではないふか?(;・∀・)」
久幸:「夜にカフェじゃ味気足りないだろうし・・酒場か。 まあ、やってみっか♪ 戦場で戦うだけが俺らじゃないとこも、みせつけよーかい☆ 秋山、『適度な感じに』お客さん対応ヨ・ロ・シ・ク・な♪」
秋山:「適度・・了解ですっ」
久幸:「ま、気楽に行こうぜ。あ、武器装備は外しておいてな」
「「「 了解!! 」」」
ネクロス兵C:「・・・テオドア兵を退けた相手だっ、油断するなよ・・前列っ、前へ進めッ!!!」
ガチャガチャガチャと、防具の鎧具の音が辺りに鳴り響き、前列の隊が、古城の垂れ幕をくぐって城内に入城を
した次の瞬間・・ネクロス兵は、目の前の光景と、響き渡る陽気な声に耳を疑った。。
ネクロス兵G:「 なぬーーーーーーーー!??? 」
秋山:「へいっ! いらっしゃい!らっしゃい、らっしゃいませェ~~ェエ!!! 団体さぁん、ご来店でぇす♪」
ネクロス兵H: 「ご来店ぇぇぇえんんん!!!??? ちょ、ちょっとまったー?!」
バサッと、入城した垂れ幕をめくり、外に前列5名の兵士が来た道を確認する。
ネクロス兵H:「古城に入ったんだよなぁ? 間違いないよなぁ?? 入店て、え??? ここ、古城じゃないのか?」
ネクロス兵J:「いや、ここはテオドア領で間違えないぞっ。しかし・・城を間違えたということか??」
ネクロス兵A:「前列っ、落ちつけっ! アルケイン様がさらに荒れ狂う前に、やらなければならんだろう!」
ネクロス兵J:「やらなければならんのは、理解しているぞっ、だが、もし城が違うと知った上で、目的以外の城と、関係ない人間を攻撃したら・・・それこそどうなる!? いや、アルケイン様のお立場もあるのだぞ?」
ざわつくネクロス魔装兵団の大半が、大混乱をしている。
・入る城間違えをしているのではないか?・・9名。
・古城の場所を間違えるはずがないが、狂乱しているアルケイン様を考慮すると、間違えている可能性が・・3名。
・この陽気な人間、我ら魔族を見ても同様していない・・どういうことだ??・・・13名。
・この際、どうでもいいから入店して一息ついて、落ち付こうではないか・・・・30名余り。
「ひくっ、あははっ、はふっ・・・おおぉぉぉ・・酒場・・・ワインワインワイン・・・・ふぶっ・・」
混乱して立ち往生している魔装兵団前列後列を抜いて、一人狂乱状態のまま古城の酒場に入店し、席に着くアルケイン
ネクロス兵団一同:「アルケイン様っ・・が、席にお座りになっているぞ、まずい、俺らマナー悪いかもっ」
どっどっどっどっ、がたんがたん、がったんがったん。。と、アルケインを見習い、正直まだ混乱しているが、ひとまず自分たちが着席しないと、と・・着席を次第にし始める複数の兵団。
アルケイン:「この酒場で、一番古いワインをみせてほしい・・ぶふぉっ・・・」
秋山:「はいっ! 先日、地中深くから発見された酒瓶がいくつかあります。ラベルの判別が難しいため、もし違うものが混ざっていても、その点はご了承ください♪ 今すぐにお持ち致します!」
ともさん:「お待たせいたすますた♪ こちらになります、左端から右端までになります」
アルケイン:「・・・おおおっ、確かに古い酒瓶ですねえ~。この色合いといい、形といい・・興味を引き立たせますねえ~♪ひくっ!」
ネクロス兵I:「・・・・アルケイン様の意識が戻ってきている!?」
ネクロス兵D:「・・いい仕事だ。」
アルケイン:「じゃあ、この真ん中のワインを開けたいのですが。私が開けても大丈夫でしょうか?ぐふっ!」
久幸:「どうぞ、どうぞ♪ 数種類のチーズと一緒にゆっくりお楽しみ下さい。」
アルケイン:「これは、ありがたいっ♪ では・・ひゆっ!」
ペキペキッ・・ぐりぐりぐりぐりぐりぐり・・・・・・シュポオン!!!!!
アルケイン:「この香り・・・古酒の・・熟成した香り・・たまりません!!」
トトトトッッ、トッ、トッ、トッ・・・・ スンスンスン
アルケイン:「いただきます!」
アルケイン:「 ごくっ! ヘブリカァァァァァーーーーーーーンンンン!!!!!ジェッタシィィィィ 」
ネクロス兵:K「 ヘブリカン!!?????」
【カイゾク一同】「「「「 ヘブリカン!?????? 」」」」
アルケイン:「・・コロラド州の真ん中~~カルフォルニアのパートタイマァ~~パパラッチからのエスケーィプ!ミッドナイトからのォ、ライドオォ~ンン、エンジン吹かして走り出そうぜぇぇ~~♪♪ ジェッタシィィィィ!♪
嘘で固めたチェリーンビーンズ♪ 彼女のイカレたピストル握り~~・・・♪」
くるっと120度まわって、音騎に向かって、指を指し示しながら・・
アルケイン:「踊り明かそうぜ~~ジェッタシィィィィィンンンン~~♪」
一同:『なんだか、とんでもないスイッチ入っちゃったらしい・・・』
to be continued・・・・・。
その昔、古いお酒には、その時代の物語が風味や味に描かれいると、言われております。
その時代を駆け巡るとなると、ややこしくなるので、飲むとその時代に流行した歌を口ずさみ、一部のみですが、その古き良き時代の世界観に触れる旅に、アルケインの意識がとんだ設定で、後編を書き綴っていく予定でいる、次第です。
戦場バトルを味わいたがっている方々、もう少し先になるとバトルとなりますので、
しばし、作者の展開にお付き合いいただければ幸いです。