あいあむあいあんまん ~ISにIMをぶつけてみたら?~ 作:あるすとろめりあ改
残念。
宇宙を目指す。
まるで大航海時代に新大陸発見を夢見た船乗りみたいな話だ。
しかし、ヴィブラニウムを探すと言うのはそれだけ無謀であり、だけれども、その塵ほどの可能性に秘められた幻想を僕は渇望していた。
結局、Mark.3はMark.2のマイナーチェンジでは無く宇宙空間での活動を前提として完全に新機軸の設計から始めることにした。
装甲は鉄の延長線上だった合金から、人工衛星にも使われるゴールドチタン合金を全面に使用、クロムやモリブデンも含有されているので防弾性は維持されている。
その内部には炭素繊維の熱防護層を設けたが、この辺りは本職だった前世の知識が大いに役立つ。
酸素の供給に関しては呼気の二酸化炭素から酸素を取り出す等の機構を盛り込んでいるが、改善の余地が多々あるな。
武装面も、宇宙空間にてデブリと遭遇する可能性を踏まえて各所に多角度拡散レーザー砲やマイクロ・リパルサーミサイルを搭載した。
大きな物に関しては、ユニビームを使うか、迎撃不可能ならば逃げる方が良いと判断し、それ以上の威力を有する物は装備していない。
速度に関してはあまり変化も無く、精々マッハ12が限界だ。
え、第一宇宙速度の1/3程度しか出ないから宇宙に出られないって?
実はアークリアクターを搭載したアイアンマンには殆ど関係ない。
例えば、ボールを空に向かって軽く投げてみると分かり易い。
投げたボールは地球の重力に引かれて直ぐに落ちてくるだろう。
今度は前回より力を込めて投げてみると……更に高く重力に抗い、少しだけ長い時間を宙に飛んだ筈だ。
つまり、『無重力状態になって飛んでいけば落下しないで宇宙に行けるよね」という速度が宇宙速度なのだが……もしも、ボールに推進力がついていて、常に同じ速度か若しくは加速する事が延々と出来れば?
そう、それでも宇宙へ旅立つことが出来るが、先に燃料が無くなってしまうので現実的では無い。
ところが、アークリアクターという半永久的にエネルギーを供給し続けるシステムがあれば延々と宇宙に向かって推進し続ける事は可能なのだ。
「改めて考えると、長かったな……」
宇宙への進出を決意してからMark.3の完成まで、早いもので1年が経過していた。
光陰矢の如しとはよく言ったもので、本当にあっという間だ。
「Mark.2は結局テストにしか使わなかったし……宿命か」
『なんのですか?』
「いいや、こっちの話」
宿命だと言うのなら、いつの日にか誰かに譲渡することになるかもしれないので、解体はしない。
ん、ウォーマシンへの改造……そう言うのもあるのか…………
いや、しかし、今やるべき事では無いだろう。
「メーティス、それで隕石の方で何か手掛かりはあったか?」
『いえ、ヴィブラニウムについての情報は何も』
「まあ、そうだよな……」
『この質問は本日4度目です』
「…………うるさいよ」
それだけ必死なんだから仕方ないだろう。
本当に、ヴィブラニウムか、それともパラジウムの代替になる物が見つからなければ…………
縋るような想いなのだ、こっちは。
『マスター、これは提案なのですが』
「ん、どうした?」
『もしも本気で宇宙へ捜しに行くつもりならば、篠ノ之束さまの協力を仰ぐべきです』
「…………メーティス」
『彼女の知識、技術、そしてISの能力を鑑みればそれが現実的であり最善かと思われます』
「メーティス、やめろ」
『マスターが言い辛いのなら私が代わりに──』
「やめろメーティス!絶対に彼女に言うんじゃない!」
『────解りました。私は言いません』
「そうしてくれ……今はこの心臓の事を彼女に伝える訳にはいかないんだ…………」
『イエス。今は伝えないのですね』
「ああ、そうだ……頼んだぞ」
伝える時が来るとしたら、それはヴィブラニウムが無事に見つかって完治した時だろう……それでもこっ酷く叱られそうだけど。
だけど、もしも仮に見つからない様だったら……その時は伝えずにひっそりと姿を消そう。
しかし、それじゃあまるで僕が飼い猫みたいじゃないか。
僕は飼われているのか?うん……まあ、いいや。
『しかし宇宙へ行かれるのでしたら入念にシミュレートするべきです』
「そうだな……それで死ぬのは嫌だ」
元からMark.3が完成したからと言って無限の彼方へさあ行こうなんて飛び出すつもりは無かった。
宇宙は危険だ、例えば隕石なんてマッハ(宇宙でマッハというのも変だが)500なんてスピードで飛んでくることもある。
用意周到に準備してもし過ぎる事は無いだろう。
「じゃあ、引き続き検索と並行でやってくれ」
『これも提案なのですが、メモリを幾らか増設して頂ければ仕事も捗ります』
「……わかったわかった、明後日までに16GB増やしてやるから」
『ありがとうございます』
ご飯みたいな、物なんだろうか?
◯
夕方、普段ならば即行で家路までダッシュして工房こと自室でアイアンマンに没頭する時間帯だ。
しかしMark.3の調整をメーティスに任せてしまったので、暫くやる事が無くなってしまった。
別にMark.4の構想や設計に取り掛かっても良いのだが、何となく少し時間を置いた方がより良い物を造れる気がするので別の事に時間を割こうと思う。
例えば、勝てないと解っていても剣術に熱を入れてみる、とか。
「あっ!こうにーちゃんだ!」
「こうにい、こんにちは!」
「やあ、二人ともこんにちは」
篠ノ之神社まで駆け抜けると、直ぐに見つかってしまった。
先月から小学校に通い始めた箒ちゃんと、更にそのお友達の男の子が遊んでいる。
何と驚くことなかれ、この箒ちゃんの友達は……あの織斑さんの弟なのだ。
名前は織斑一夏くん。そして一夏くんにも懐かれた。
なんだろうか、自覚は無いが僕は子供に好かれる質なのだろうか?
「あのねあのね!今日テストがあったんだけど俺100点だったんだぜ!」
「あたしも100点だったよ!」
「二人とも凄いじゃないか!よーし、ご褒美にコンビニで何かお菓子を買ってあげよう」
「本当?!やったー!」
「ねえこうにい、アイスでも良い?」
「うん、アイスでもチキンでも好きなので良いよ」
箒ちゃんも一夏くんも良い子だし、無邪気な二人を見ていると本当に楽しい。
僕には弟も妹もいないから、余計なのかも。
また、実際に兄弟が居たとして、こんな風に仲良く出来ているかどうかは判らないけど。
「そうだ、二人のお姉ちゃんは今どこにいるのかわかる?」
「今日は剣道の日だからお外だと思うよー」
「うん、千冬ねえも今日はアルバイトだって言ってた」
篠ノ之神社の道場は、剣術だけでなく同時に剣道の段を持つ柳韻さんが剣道を教えている。
織斑さんが師事を受けているのは剣術だけなので、以前ならばそういう日には訪れなかったのだが、今年からは一夏くんの付き添いで来ている事もあった。
その他にも……ISのテストパイロットの仕事をする為に来ていたり。
どうやら今日はそっちの要件で訪れていた様だ。
まあ、一夏くんはしっかりしているから、あまり付き添いは必要なさそうに見えるしね。
兎も角、剣を振るうつもりで来ていたが予定は変更しよう。
ISの実験だかテストをやっているだろうから、そっちの方が楽しそうだ。
「ねえねえ、それよりこうにーちゃん」
「ん、どうしたの箒ちゃん?」
「何時になったらこうにーちゃんは本当のお兄ちゃんになるの?」
………………what's?
「えっと……それはどういう意味かな?」
「お父さんもお母さんも言ってたよ、こうにーちゃんが本当のお兄ちゃんになれば良いのにって」
いや、しかし、僕と箒ちゃんに血縁関係は無いから、実は親が不貞行為をしていたとか驚愕の事実でも無い限りそんな事は……
そう、どう足掻いても戸籍の欄に兄妹として記載される事は無い。
…………戸籍?
「俺知ってるぜ、16歳になるまでは結婚が出来ないんだって」
「へー、そうなんだ……じゃあ来年だね!」
「待って……待って、待つんだ君たち」
遂にこんな子ども達にまでその話題の毒牙が……!?
いや、それが不満とかでは無いし吝かでは無いとかそう言う話じゃなくて……
と言うか、何故に一夏くんまでそっちの勢力に加勢しているのだ!
「結婚式の時は俺も呼んでね!」
「えへへ……楽しみだな」
「…………」
だけれどもね、ボーイ&ガール?男は18歳になるまで結婚出来ない……いや、そうじゃなくて!
この空気感で長居出来ないと察した倉持幸太郎は戦略的撤退を選択する……っ!
「あ、逃げちゃった」
「照れてるんだぜ、あれ」
違う!これ以上は教育的にも僕の精神衛生上にも宜しく無いと判断しただけで…………
そう、決して逃げ出した訳では無いのだ。
『マスター。私も素直になるべきだと思い──』
「ペアリングオフ!」
『あ──音声接続が遮断されました』
今のお前は検索とMark.3のシミュレートだけしていれば良いんだよ!
◯
鬱蒼とした森を抜け、小屋の方へと目指すと案外に容易く彼女の姿を見つけた。
「あん?どうした?」
「いや……なんでもない」
逃げる様に駆けてきたのを疑問に思った様だが、スルーして誤魔化す。
そうしないと揶揄われるからな……主に織斑さんから。
「あれ、織斑さんは?」
「ちーちゃんなら、上」
そう言って彼女が人差し指で示したのは青空だった。
そうそう、驚いた事に彼女と織斑さんは奇跡的にこの一年間で親しくなっていた。
まさかお互いにあの人並み外れた身体能力を駆使して夕日の下で喧嘩して意気投合……なんて事は無いだろうが。
現実的なところでは、箒ちゃんと一夏くんが仲良くなったからその流れで……というのが真実に近いだろう。
それでちーちゃん、織斑千冬は空にいると彼女は言う。
まあ……その通りなのだろう。
「時速950kmで、今の高度は……たった今、外気圏に到達したね」
「はぁ……どこがストラトスだよ」
外気圏という事は、高度は既に800kmを突破したことになる。
インフィニット・ストラトスと、名に成層圏を冠する割に、その活動域は大気圏どころか宇宙空間を前提としている。
それは設計思想にも現れており……問題があるとすれば、それは速度だろう。
ISは単体で宇宙に飛び出すには些か力不足なのだ。
「宇宙へ乗り出すなら、ロケットに乗せて貰ったほうが建設的なんじゃないのか?」
「まあ、つまり超高機能な宇宙服だから本来はそうすべきだね」
「成る程ねぇ……」
ロケット……ロケットと言えば、
まだ試作段階ではあるが、H-2Aロケットの後継をH3ロケットと争っていて、現在のところは僅かに優勢らしい。
しかし、そう、ISとは宇宙空間という環境で本領を発揮するパワードスーツなのだから、幾ら地上で物理法則に喧嘩を売ってデータを集めても集めきれないのだ。
…………やっぱり
「おい、さっきから何考えてんだよ?」
「ん、いや……宇宙で探し物をするならISが一番適任だよなぁ、ってね」
「何か探してんの?」
「そりゃあ、ヴィブラニウムとか……あ」
しまった、つい口からポロっと……
「ヴィブラニウム?なにそれ?」
「……聴き流してくれ、オリハルコンやアダマントみたいな絵空事だからね」
「だけど、お前が真剣に考えるって事は存在が0って訳じゃ無いんだろう?」
「いや、限りなく0に近い。本当にあったら良いなぁって程度の話だよ」
…………無かったら死んじゃうんだけどね。
いや、しかし、何でこんなに口が軽いかな……
頑なに隠し通そうとしている反動か?
「分子自体が振動していて衝撃を全て吸収してしまう……そんな夢みたいな金属があったら、ってね」
「確かに、そんな金属があるとしたら宇宙の何処かだろうね」
やっぱり、彼女もヴィブラニウムの存在を知らないか……
しかし、毒素の事にも気付いてないと知れたのは朗報だ。
このまま隠し通さねば。うん。
『マスター』
「……メーティス、勝手に繋ぎ直すな」
せっかく接続を切ったのに、勝手に繋いできた。
高機能に、優秀になるのも少し考え物だ。
かと言って、ダウングレードするのも不測の事態に対応出来ないと困るし…………ディレンマだな。
『ですが、マスターにお伝えしておくべきかと』
「何だ、ヴィブラニウムでも見つかったか」
『マスターはそればっかりですね。残念ながら良いニュースではありません』
「……何があった?」
『米軍の軍事機密に足を突っ込むので人のいない所で話すべきかと判断します。それと、説明には大画面のディスプレイがある方がやり易いです』
米軍の軍事機密って……この世界で一番セキュリティが盤石な場所の一つじゃないか。
そんな所から情報を得られるなんて、誰がこんなAIを作ったんだ?
あ、僕だ。
いや、でも僕はこんな風に造った覚えも育てたつもりも無い。放置したらウルトロンやスカイネットに成りかねないAIなんて…………
「わかった、じゃあ一度家に戻るよ」
「どうした?」
「いや、ちょっと電話があってね、何だか急用みたいだ」
「そっか」
「じゃあ、また明日な」
結局、彼女と世間話をしただけで終わってしまった。
だけれどメーティスが僕を呼び出すなんてよっぽどの事だろう……何だろうか?
「ん……あ、ちーちゃん?どうしたの……え、ハイパーセンサーが何か捉えた?」
◯
「で、何があった?」
自室に戻ると、既にメーティスは作業台に仕込んだ空中浮遊型タッチパネルを起動していた。
映し出されているのは、直径100cmほどに縮小された地球を中心に月を始めとした太陽系の一部。
『数日前、NASAは小惑星が地球に接近しているのを確認しました』
「うん?」
『直径2kmほどの小惑星でしたが、昨日時点の計算では地球には衝突しない軌道を描いている事が観測されていました』
「それなら、別に問題ないじゃないか」
ディスプレイには米粒ほどの小惑星が地球から大きく外れる軌道の点線に沿って動く映像が表示される。
どう見ても、影響は無さそうだが?
そもそも、地球の周辺を通過して衝突の可能性が僅かにでもある直径1kmの小惑星は約1227あるとサイエンスにも書いてあったが、実際に衝突する可能性があるのは1/5000の確率だと言う。
その2kmの小惑星も、そんな類だろう。
『しかし、太陽の方向から別の小惑星が接近しているのに、世界中の天文台は気付く事が出来ませんでした』
「ああ、いつぞやのロシアの時みたいな……」
『ええ、その別の小惑星が先程の小惑星と衝突しました』
「…………え゛?」
『結果、小惑星はお互いに粉砕。破片の一部が地球に降り注ぐ事が判明しました』
今度は、二つ小惑星が拡大表示され、衝突によって含まれていた水素と酸素が反応したのだろうか、爆発して粉砕した様子がCGで再現された。
更に、その一部が爆発の余波で地球へ向かった様子も。
『NASAの情報と、私の計算を鑑みるに大小含めて2341の流星群が降り注ぎ、燃え尽きずに隕石になる物だけでも2,30はあるでしょう』
「ひ、被害の予想は?」
『その殆どが太平洋、一部は日本列島に降り注ぎます。最大で100mクラスに及ぶと試算されます』
隕石はそのまま地上に落下しても怖いが、実際には被害が出るのは別の要因によるものだ。
例えば津波はかなり大きい。
かの東日本大震災の折には10mから40mにも及ぶ津波が数万人に及ぶ甚大な被害を齎したが、シミュレーションによれば直径200mの隕石が大西洋の真ん中に落ちれば200mの津波が発生し、数億人の被害が出ると予測されている。
これは直接落下した場合だが、隕石で最も怖いのは爆発した時だ。
1908年、西シベリアの上空で隕石が落下する前に爆発した。
その規模はTNT換算で10メガトンに達したと言われ、つまり広島原爆の数千倍、水爆クラスの爆発を引き起こしたのだ。
爆発地点の1000km離れた家屋の窓ガラスが割れたと記録に残るくらいだから、その被害は察するに余りある。
しかも驚くべきことに、その隕石の大きさは落下地点の破壊規模から予測されるに直径3m〜70m程度の大きさしか無かったと言う。
そんな隕石が数十個は降ってくると、メーティスは言っているのだ。
地球はともかく、日本は壊滅する。
『自衛隊にも報告が入り、イージス艦やPAC3で迎撃させるつもりのようです』
「無理だろ!射程圏内に入ったときにどんだけの速さになってると思うんだ!?」
『今回は地球の近辺で発生した稀な隕石ですから、音速に換算してマッハ30程度の低速な物でしょう』
「どの道ICBMを前提としたミサイルで迎撃できる訳無いだろ!」
しかもマッハ30と言えば秒速10km。
PAC3の射高は高めに見積もっても精々高度20km前後が限界だが……つまり射程に入って数秒後には地上に到達してる事になる。
どう考えても不可能だろう。
「隕石が到達するのは、何時だ?」
『早くて、3日後には』
「…………その情報、マスコミには?」
『報道規制が敷かれています。混乱を避けるために』
「直ぐに全国の……いや、世界中のマスコミに被害のシミュレーション込みで拡散させろ!ネットにもだ!それで出来るだけ避難させる流れを作る!」
『かなりの混乱が予想されますが』
「何も知らずに死ぬよりマシだ!」
情報を整理してから報道するつもりだったのかは知らないが、遅くなればなる程に避難できる人数は減っていく。
隕石が一つでも確実に落ちてくるのなら、迷っていられない。
「それと、Mark.3の準備と調整をする!」
『Mark.3で迎撃するつもりですか?』
「ミサイル迎撃システムなんかよりも対デブリ兵装の方がよっぽど可能性が高い!」
時間はあるようで足りない程だった。
はっきり言って、現状のMark3、アイアンマンで全ての隕石を破壊するのは不可能に近いだろう。
命を落とす危険性だって決して低くは無い。
だけれど、一つでも被害を減らす為には……何もしないという選択肢はあり得なかった。
「直ぐに飛び立つぞ、栄養や水分はMark.3の点滴で賄う」
『理論上、一週間の生存は可能ですが……かなりの無茶です』
「大丈夫だ、コイツがちょっとやそっとの無茶くらいなら僕を生かしてくれる」
胸の中心に手を当てながら、呟く。
スキンに遮られた向こうで、アークリアクターは煌々と輝いていた。
2341の破片というワードに白騎士事件の片鱗と残滓を僅かばかりに残して…………
原作との乖離なんて、今更でしょう?
アンチヘイトじゃないの!全年齢対象だから!
隕石については物理的な科学的なツッコミが満載でしょうが、ガッツリな文系の僕にはこれが限界。
お叱りのご指摘を頂ければ猛烈に反省しつつ修正しますので…………