ではどうぞ。
とある艦内のルーム。そこには仮面をつけたローブの男が椅子に座りながら巨大なモニターで映像を観ていた。だが、とあるシーンを見て驚愕していた。
とあるシーンとは、一人の青年がDVDプレイヤーに似たベルトを腰に巻き付け、変身するシーンだった。
?「なぜ現実世界の人間がムーヴドライバーとチェンジディスクが使えるんだ!?」
仮面をつけたローブの男は立ち上がり、何処かへ走っていった。
裕也「な……なんだこりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ⁉」
変身した裕也の姿は全身赤、銀のメタリックカラーの装甲を纏っており、頭部には黄色の複眼と二つの触覚、胸部には赤いリングの模様が付いていて、その姿はまるで変身ヒーローのようだった。
この姿こそ、この物語の主役のヒーロー『仮面ライダームーヴ』だ。
仮面ライダームーヴ「何この姿…音声が流れてそれで、でもカッコイイ‼」
自分の姿がカッコよくて見とれていると……
チェーンソー男?「グオォォォォォォ‼」
仮面ライダームーヴ「⁉」
そうしていると、吹き飛ばされたチェーンソー男がムーヴに向かって走ってきて、剣状のチェーンソーを振って攻撃してきた。
仮面ライダームーヴ「うわっと‼」
チェーンソー男?「⁉」
剣状のチェーンソーが振ってきた瞬間、ムーヴは真剣白刃取りで剣状のチェーンソーをキャッチして静止させ、チェーンソー男を驚かせた。
チェーンソー男?「グウオォォォォォォ……」
仮面ライダームーヴ「うぐぐぐ……」
チェーンソー男はもの凄い力で抑えられた剣状のチェーンソーを押したが、ムーヴも負けじと同等の力で耐え続けていくと、剣状のチェーンソーにヒビが入り…
仮面ライダームーヴ「セリヤアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ‼()」
チェーンソー男?「グオォォォォォォ⁉」
『「「「「!?」」」」」』
ムーヴは剣状のチェーンソーを両手に挟んだままもの凄い怪力で折り、チェーンソー男と他の者達を驚愕させた。
仮面ライダームーヴ「何だこれ、凄い、体中に力が湧いてくる。このスーツのおかげ?」
ムーヴこと裕也は自身に纏っているメタリックスーツのおかげで体中に力が湧いて強くなっており、チェーンソー男と同等になっていた。
フォルス「おいおい、どういう事だよ。何で現実世界の人間がムーヴドライバーとディスクが使えるんだよ⁉」
レオパルド『いや、私に言われても、私も今予想外の事が起こったのでよく分かりません。』
フォルス「はあぁぁぁ⁉何言ってんだよ、いつものセリフの『私の予想通り』はどうした!?どこ行った⁉」
秋奈「ちょっと落ち着いて、二人とも‼」
ルルエル(剣モード)『ソウダヨオチツイテ‼』
美香「そうだ‼今は変身したアイツと協力して奴を倒すのが先だ‼」
シャドー「……(そうだよ早く‼)」
フォルス「ちっ!解ったよ‼」
レオパルド『了解しました‼」
フォルスはレオパルドに聞いたが彼も予想外の起きてよく分からず、秋奈とルルエル(剣モード)と美香とシャドーにそのことを後にと言われて二人は頷き、全員は変身した裕也に向かって走っていった。
チェーンソー男?「グオォォォォォォ‼」
仮面ライダームーヴ「うわっ‼おっと‼あぶなっ‼ぐわっ‼」
一方、チェーンソー男はムーヴに剣状のチェーンソーを折られたことに怒りだしたのか、右腕のチェーンソーで4回振って攻撃したが、ムーヴは紙一重で避けていていて3回攻撃は当たらなかったが、4回目で当たってしまった。
仮面ライダームーヴ「いってて…な⁉」
チェーンソー男?「グオォォォォォォ‼……グオッ!?」
ムーヴは攻撃された部分を抑えていると、チェーンソー男は追い打ちをかけるように向かってきたが、その瞬間に火の玉が飛んできて、頭部に受けて怯んだ。
仮面ライダームーヴ「何だ今の「おいお前!」?」
ムーヴは後ろから声を掛けられて振り向くと、裕也を助けた二人の少女と4つ腕のロボットと悪魔の姿をした影と炎の超人がいた。
仮面ライダームーヴ「あなた達は、一体何者ですか?」
フォルス「その説明は後でするから、ちょっと協力してくれねーか。」
仮面ライダームーヴ「きょ、協力?」
レオパルド『ええ、『イレギュラー』を倒すのを手伝ってくださいとのことです。』
美香「あの『イレギュラー』を倒さないと、ターゲットにされた被造物は元の世界には帰れないんだ。」
仮面ライダームーヴ「イレギュラー、被造物、元の世界?」
秋奈「お願いです、手伝ってください‼今のあなたなら『イレギュラー』を倒せるはずなんですよ‼」
ルルエル(剣モード)『オネガイシマス‼オネガイシマス‼』
シャドー「……‼」
レオパルド『協力して奴を倒そう‼と言っております。』
仮面ライダームーヴ「……解りました、協力します‼」
秋奈「ありがとうございます‼」
ムーヴこと裕也は全員に協力してくれと言われて裕也は一瞬戸惑ったが、協力すると返事した。
フォルス「よし!それじゃお前ら、おっ始めようか‼」
レオパルド『ええ‼』
美香「ああ‼」
秋奈「うん‼」
ルルエル(剣モード)『よっしゃあぁぁぁぁぁぁぁ‼』
シャドー「……‼」
レオパルド『行くぜ‼……と言っております。』
仮面ライダームーヴ「はい‼」
フォルスの掛け声で仮面ライダームーヴ達はチェーンソー男こと『チェーンソー・イレギュラー』に向かって走り出し、攻撃し始めた。
美香「はあぁぁぁぁぁぁ‼」
秋奈「やあぁぁぁぁぁぁ‼」
美香は腰に掛けた機械でできた黒色の刀を鞘から抜き取り、黒い炎の斬撃をチェーンソー・イレギュラーに向かって放ち、秋奈はルルエル(剣モード)の刀身を光らせ、光の斬撃を美香と同じようにチェーンソー・イレギュラーを向かって放ったが、
チェーンソー・イレギュラー「グオォォォォォォ‼」
美香と秋奈の斬撃を受ける瞬間に上空にジャンプし、斬撃を避け、今度はチェーンソー・イレギュラーは右腕のチェーンソーを光らせ、紫色の斬撃を美香と秋奈に放とうとした瞬間……
レオパルド『させません‼』
チェーンソー・イレギュラー「グオッ!?」
チェーンソー・イレギュラーの背後からレオパルドが現れ、4つの腕に持つ4本のレーザーソードで背中を切り裂かれ、チェーンソー・イレギュラーは地面に落下し、落下した衝撃で地面にクレーターができた。だがチェーンソー・イレギュラーが立ち上がった瞬間……
チェーンソー・イレギュラー「グウオォォォ……」
仮面ライダームーヴ「うりゃあぁぁぁぁぁぁ‼」
チェーンソー・イレギュラー「グオッ!?」
仮面ライダームーヴ「うりゃりゃりゃりゃあぁぁぁぁぁぁ‼」
チェーンソー・イレギュラー「グオォォォォォォ‼」
仮面ライダームーヴは右ストレートをチェーンソー・イレギュラーのボディに放ち、続いて連続パンチを繰り出し、チェーンソー・イレギュラーを追い詰めた。
チェーンソー・イレギュラー「グオォォォォォォ‼」
仮面ライダームーヴ「⁉」
チェーンソー・イレギュラーは右腕のチェーンソーを仮面ライダームーヴに振り下ろしたが、その瞬間に後ろにバックして避け、地面に振り下ろされた右腕のチェーンソーの衝撃で砂煙が発生し、全員砂煙に飲み込まれ、視界が見えなくなった。
仮面ライダームーヴ「皆さん、気を付けて下さい‼」
フォルス「解ってる‼」
レオパルド『……。』
美香「……。」
秋奈「……。」
シャドー「……。」
砂煙に飲み込まれたムーヴ達は辺りを警戒し、左右を見ていると……
チェーンソー・イレギュラー「グオォォォォォォ‼」
フォルス「な⁉ぐわっ‼」
フォルスの後ろ側からチェーンソー・イレギュラーが現れ、フォルスはチェーンソー・イレギュラーの左ラリアットを喰らって地面に倒れた。
シャドー「……‼」
気付いたシャドーがチェーンソー・イレギュラーに右腕を伸ばし、右手に装備された鋭い爪で攻撃したが……
ガシッ!!
シャドー「⁉」
チェーンソー・イレギュラー「グオォォォォォォ‼」
チェーンソー・イレギュラーはシャドーの攻撃を避け、左腕でシャドーの右腕を掴み、空中に振り回して地面に叩きつけた。
シャドー「キューーー……」
秋奈「だ、大丈夫⁉」
レオパルド『シャドー、しっかりしてください‼』
振り回されたシャドーは目を回して気絶していた。
フォルス「コノヤローーー‼」
チェーンソー・イレギュラー「グオッ!?」
フォルス「オラーーーーーー‼」
チェーンソー・イレギュラー「グゴオーーーーーー⁉」
地面に倒れたフォルスはチェーンソー・イレギュラーに手のひらをむけて火炎を放射し、怯んだ瞬間に立ち上がって顎にアッパーを喰らわせた。
チェーンソー・イレギュラー「グオッ‼」
フォルス「グホッ⁉」
チェーンソー・イレギュラーは立ち上がったフォルスの腹に蹴りを喰らわせ、数メートルほど飛ばした。
仮面ライダームーヴ「大丈夫ですか!?」
フォルス「くそー、お前がアイツの武器を壊したせいで怒り狂ってるぞ‼」
仮面ライダームーヴ「そんな事言われても…」
美香「仕方ないだろ、コイツにとっては初めての戦いだからな。」
秋奈「でも早く倒さないと、また『2.5次元の狭間』に逃げちゃうよ‼」
レオパルド『こうなったら、あなたの必殺技で倒すしかありませんね。』
「「「え?」」」
仮面ライダームーヴ「え…ぼ、僕に必殺技なんてありま……」
レオパルド『いや、今のあなたはよくわかりませんが変身成功して特撮ヒーローみたいな姿になっているので、最後は必殺キックで倒すのがオチですよ‼』
仮面ライダームーヴ「でもどうやって必殺技を……」
レオパルド『えーとまずは、変身する時に押したボタンを2回押して下さい。』
仮面ライダームーヴ「えっと、コレですかね……」
仮面ライダームーヴはレオパルドに言われた通り2回ボタンを押すと……
『スピニングチャージ‼』
仮面ライダームーヴ「⁉」
音声が鳴った瞬間、ベルトにはめ込んだディスクが高速回転し始め、そこからエネルギーが発生し、右足にエネルギーが溜まるかのように光だした。
チェーンソー・イレギュラー「グオォォォォォォ‼」
レオパルド『今です‼』
仮面ライダームーヴ「‼」
『
音声が鳴った瞬間、全員に突っ込んできたチェーンソー・イレギュラーに向かうかのように仮面ライダームーヴは走り出して思いっきりジャンプし……
仮面ライダームーヴ「うりゃあぁぁぁぁぁぁ‼」
チェーンソー・イレギュラー「グボォォォォォォ!?」
胸部分に飛び蹴りを喰らわせ、チェーンソー・イレギュラーは地面に引きずり倒れた。
チェーンソー・イレギュラー「グオォォォ、グオッ!?」
飛び蹴りを喰らっても立ち上がったが、蹴られた胸部分にひびが入り、突如チェーンソー・イレギュラーの全身が光り出し、そして……
チェーンソー・イレギュラー「グ、グ、グボアァァァァァァァァァァァァァァァァァ‼」
大爆発し、消滅した。
フォルス「た、倒しやがった。」
秋奈、美香「「……」」
レオパルド『イレギュラー退治、完了。』
仮面ライダームーヴ「やった、勝っ…あれ、意識が……」
フォルスはイレギュラーを倒したことに驚き、秋奈と美香は呆然とし、仮面ライダームーヴは喜びの声を上げようとした瞬間、意識が薄れ始め、変身が解除された裕也は地面に倒れて気絶した。
フォルス「お、おい、気絶してやがる。」
美香「なぜ、現実世界の人間のコイツがこのベルトとディスクが使えたんだ?」
秋奈「どうしよう、この人?」
レオパルド『…船に連れて行って、検査でもしてみましょうか。』
秋奈「え、いいの、この人を船に連れてって?」
美香「何を言ってるんだ秋奈、コイツは私達が使えなかったベルトとディスクを使えたんだぞ。まずその謎を解かないといけないんだぞ。」
秋奈「え、でも、隊長に許可をもらわないと……」
フォルス「大丈夫だって、訳をはなせば分かってくれるって。」
レオパルド『それでは、帰還しましょう。』
フォルスは倒れた裕也をお姫様抱っこをし、レオパルドは何処からか妙な装置をだして、ボタンを押した瞬間に目の前に魔法陣が発生して全員を飲み込み、消えた。
次回、裕也は一体どうなってしまうのでしょうか?
次回を楽しみにしといて下さい‼
サヨナラ‼