記憶を失った戦士が迷いこんだ世界は…陰陽師が居る世界でした 作:無題無色なユーザーさん
二人はしばらく走っていた
衝撃波の中心地だろう場所には小さなクレーターと白髪の大柄の男が倒れていた
男は気絶しているようで起きる様子もない
ろくろ「人?」
紅緒「?」
二人は不思議そうにしながら、男を担ぐ
筋肉粒々な見た目とは裏腹に一般的な男性の体重だった
しばらくして、自宅に戻り、ベッドの上に寝かせる
きなこ「紅緒様ぁ、さっきの男は?」
紅緒の式神のきなこが首をかしげる
紅緒「分からない」
紅緒は横に首を振る
ろくろ達はゲストルームともい、和室を見つめる
レイはうーんと唸りながらゆっくり起き上がる
知らない部屋
レイは襖を開ける
ろくろ「おっ、気がついたか。おーい、紅緒ー!!」
見知らぬ少年が見知らぬ少女に声を掛ける
紅緒「良かった、大丈夫ですか?あの……」
紅緒と呼ばれた少女は安堵の表情をみせる
レイ「……レイだ」
レイは呼びづらそうな紅緒に名前を教える
紅緒「……レイさんですか」
ろくろ「レイか、俺は焔魔堂ろくろ、宜しくな!」
紅緒「化野紅緒です、宜しくお願いします」
二人は笑う
レイ「改めて、レイだ」
レイも釣られて笑う
最強を目指して本当に最強になった戦士と最強目指す二人の陰陽師が交わった時、別の所でもまた異世界の戦士が迷い込んでいた
ーー禍ーー
ブロリー「カカロットォ……!」
ブロリーはガバッと飛び起きる
何時の間にか寝ていたらしいが、見知らぬ場所に居た
ブロリー「?」
ブロリーは辺りを見渡す
ケガレ「エ"ァ"ハハハハハハハハ!」
何処からか現れたケガレ達はブロリーを囲み、今にも襲いかかろうとしていた
ブロリー「何なんだお前らは?」
ブロリーが質問しても、ケガレ達は気味の悪い笑い声をあげるだけ
ブロリーはふぅと溜め息をつき、ケガレ達に向かって気弾を放つ
着弾すると、ケガレ達は☆マークを浮かべ、消えていく
粗方ケガレ達を掃除し、ブロリーは舞空術で空を飛ぶ
ブロリー「人を探すか……」
そう呟き、空の彼方へ飛んでいった
?「……」
そんな様子を少女は観察していた
?「二人の戦士と二人の双星よ、さぁどう運命に逆らう?」
フフフッと笑う少女
そして、フッと消えた
ブロリー「?」
ブロリーはフッと後ろを振り向くが、誰も居ない
ブロリー「何なんだ?一体……」
また前を向き、ブロリーは先へ進んでいく、人が居ないか探して
伝説の超サイヤ人ブロリーもまた、レイと同じくこの世界に迷い込んだのだった……
そして今、新しい歴史が生まれようとしていた
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レイ「?」
レイはふと路地を見る
そこには小さな亀裂があった
そこから赤黒い霧が漏れていた
レイはその亀裂の中へ入っていった