「霊夢と魔理沙って姉妹みたいね」
そう呟いたのは私の友人 アリス・マーガトロイド
その言葉に対し、
「はぁ?」と苛立ち言葉を発する目の前の巫女は
私の古くからの
「こんな奴と姉妹なんか絶対やだぜ!」そう発言するのは私 普通の魔法使い霧雨魔理沙
「いや、良く似てるなぁと思ってね」
「なんでこんな泥棒魔法使いと姉妹じゃなくちゃならないのよ!」
「私だってこんな貧乏巫女と姉妹なんてまっぴらごめんだせ!」
「だれが貧乏巫女ですって!」
「あれぇ~?もっと分かりやすく言えば良かったですかねぇ~?レ・イ・ム さん」
「っ! あんた!表出なさい!」
「上等だぜ!」
「ちょ、ちょっと!
私が悪かったから少し落ち着きなさいよ」
事の発端は私と霊夢が些細なことで口喧嘩をしていただけに過ぎないのだが、アリスの一言で喧嘩に拍車がかかった
「ったく...なんで急に姉妹だなんて言い出すのぜ?」
よく周りからは「仲がいいね」とか「親友」とか言われるが「姉妹みたい」なんて初めて言われた
「いや、別に深い意味はないんだけど ただなんとなくそんな気がしただけよ」
「全く...縁起でもない事言わないでちょうだい」
「だから悪かったってば」
「そうだぜ 私はもっと女の子らしくて人望溢れる乙女だぜ。こんな奴とは大違いだ」
「あぁ?」
「あーもう!喧嘩しない!
...はぁ 私はそろそろ御暇するわ」
アリスはまた喧嘩を始める私たちに嫌気がさしたのかそそくさと帰る準備をする
「なんだアリス、もう帰るのか?」
「あんたらが喧嘩するからよ!」
私の下らないボケにもちゃんと突っ込んでくれる、流石アリスだ
「一緒にそこの白黒も帰ってくれないかしら?」
「あ?」
「はぁ...二人とも仲良くね」
アリスはそう言って帰ってしまった
少し間をおいて霊夢が言った
「...あなたは帰らないのかしら?」
気がつくと霊夢はいつもの口調に戻っていた
「そうだな、またパチュリーの所に本でも
「あっそ、せいぜい頑張ってらっしゃい」
「何だよつれないなぁ~ もっと寂しがれよ~」
「どうせまた明日来るんでしょ?」
「ははは...そうだな」
そうだ私はいつも喧嘩した翌日にはケロッとして霊夢の所に行く
そして、霊夢も何事も無かったようにお茶を出す
これはもう恒例行事になっていた
喧嘩するほど仲良い とは良く言ったものだ
「じゃあ、行ってくるぜ!」
そう言って私が箒に股がると霊夢が
「いってらっしゃい」
と少し微笑みながら言った