あのから数日が経ち、気が付けば12月になっていた。
外は雪が積もっていた。
僕はいつも通り学校へ向かうため十千万を出た。
すると千歌も出てきた。
まさかの同じタイミングで出てくるとは。
しばらく顔を合わせていなかったから少し気まずい。
千歌は下を向いていた。
そして僕は千歌の前を歩き、雪を踏みしめながら学校へ向かった。
ハァ~ハァ~
何かと後ろを振り返ってみると手に息を吹きかけていた。
どうやら手袋を忘れてきたみたい。
僕は前を向いて千歌に手袋を渡した。
「これって流星くんのでしょ?」
「もう寒くないから貸すよ。」
「ありがとう...///」
千歌は頬を赤くしながら手袋をはめた。
「(流星くんの手袋暖かいな...///)」
そして話さないまま学校に向かった。
学校ではいつも通り過ごしていた。
~放課後~
僕はやらなければいけないことがあったので教室に残ってやっていた。
「1...2...3...4...」
外から声が聞こえてくる。
Aqoursが練習をしていた。
僕はやるべきことを早く終わらせ窓からAqoursの練習を見ていた。
「やっぱりすごいなぁ~」
独り言を呟いた。
「流星くん何してるの。」
ビクッ
僕はびっくりして後ろを向くと曜がいた。
「いや、ただAqoursの練習を見ていただけだよ。」
「教室からじゃなくて、こっち来てみればいいのに。」
「いや、いろいろあってね。そっちには行けないんだよね。」
「なんかあったの?」
曜に全て話した。
「そういうことね~」
「どうすればいいかな。」
「もう積極的に行くしかないんじゃない?残りの日々を一緒に楽しまなきゃ!そうじゃないと千歌ちゃんがかわいそうだよ!」
「そっか...分かった。ありがとう。」
「頑張ってね!」
そういって僕は教室を出てAqoursが練習している場所へ行った。
でも僕が行った時には、もう練習が終わっていた。
「じゃあ今日は解散にしましょう。皆さんお疲れ様でした。」
ダイヤさんがそういって皆は解散した。
「千歌。」
「...ん?ど...どうしたの...?」
どうやら千歌もあの事を気にしているらしい。
「今日一緒に...帰ろう...?」
「う...うん...」
僕と千歌の声は震えていた。
でも曜が言っていたように残りの日々を千歌と楽しまなきゃいけない。
いや、千歌と一緒に過ごして楽しみたい。
僕は千歌の手をそっと掴んだ。
千歌は顔が真っ赤になっていた。
そして二人は恥ずかしがりながらも手を繋ぎながら帰った。
「流星くん...」
「ど、どうしたの?」
「この前のことはごめんね。残りの日々を一緒に楽しもう!」
千歌の目は涙が零れそうになっていた。
「気にしなくていいよ。これからもよろしくね。千歌。」
2人は寄り添いながら帰った。
周りからどんな目で見られようと何も感じなかった。
だって
この時間が人生で一番幸せだと思ったから。
僕たちは雪の降る暗い空の下で雪を踏みしめながら帰った。
そろそろこの連載を終了して曜ちゃんの恋の物語を書こうと思います!
次回もお楽しみに!
誤字や何か言葉が変だったら教えてもらえるとうれしいです!
感想なども待ってます!