「ここで!?」
「冗談だよ~!」エヘヘ
「もうびっくりさせないでよ...」
「ごめんね~!流星くん行きたい場所ある?」
「ん~海かな~」
「海?どうして?」
「なんとなく」
「なにそれ~!でも流星くんが行きたいっていうなら行こう!」
「いいの?」
「うん!」
結局、沼津駅でやったことは昼ごはんを食べただけだった。
「やっぱりいつ見ても綺麗だね。」
「だよね~!ところでなんでここがよかったの?」
「何か好きなんだよね。この海。」
「私も!綺麗だよね~」
僕は千歌に近づいて千歌の手を握った。
「流星くん?」
「今までありがとうね。」
「流星くん...」
「もう暗くなってきたから家に帰ろっか。」
「うん!」
~夜11時~
トントン
「流星くん?寝よ♡」
「うん。寝よっか。」
2人は布団の中に入った。
「もう明日引っ越しちゃうんだよね...」
「うん...」
僕は千歌のことをギュッと抱きしめた。
「流星くん...」
「どうしたの...」
「...」
千歌は僕の胸に顔をつけてきた。
千歌は涙を零していた。
「おやすみ千歌。」
「おやすみ...」
こんな幸せな日がこれからもずっと続いてほしかった。
そんな思いが胸から込み上げてきた。
僕は千歌にバレないように涙を零しながら目を瞑った。
~引っ越し当日 午後6時 十千万~
「流星くん...」
千歌は泣きながら僕の名前を呼んだ。
「千歌。」
僕は千歌に近づいて首にネックレスをかけてあげた。
「これどうしたの?」
「プレゼントだよ。」
「いいの?」
「うん。でも期間限定だよ?」
「どういうこと?」
千歌は首を傾げた。
「いつか必ず戻ってくる。そのときまでつけててほしい。」
「うん!分かった!じゃあ約束ね!」
僕は千歌と指切りをした。
「そろそろ時間だから行くね」
「...」
「千歌。」
「?」
千歌は涙を零しながら顔をあげて、僕の顔を見た。
「行ってきます」ニコッ
僕は笑顔で言った。
「...行ってらっしゃい!」
千歌も笑顔で返してくれた。
僕は歩き始めた。
だんだん千歌から離れて行く。
「お~い!」
しばらく歩いていると後ろから声が聞こえた。
千歌が何かしゃべっているのは分かったが波の音で何を言っているのか聞き取ることができなかった。
僕は千歌に大きく手を振って歩き始めた。
千歌side
「お~い!」
流星が振り向いた。
「大好きだよ~!」
すると流星は手を振ってくれた。
(よかった~波の音で聞こえないと思っちゃった。)
そして千歌は部屋に戻った。
するとテーブルの上に一枚の紙があった。
愛する千歌へ
長い間お世話になりました。
まさか千歌と一緒に過ごせるなんて思ってなかったな。
一緒にお風呂入ったり、笑ったり、泣いたり...
千歌といた毎日は間違いなく、かけがえのない宝物だよ
これからもスクールアイドル頑張ってね
目指せラブライブ優勝!
流星より
「必ず戻ってくる」
その言葉を信じて、ずっと待ってるよ。流星くん。
合計で15話だけでしたがありがとうございました!
次は曜ちゃんの恋物語を書こうと思います!
もしかしたら続き書くかも...