蒼穹徒然録   作:Coldlight

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蒼の髪の少女は、昔より素直になる事にした

 あの日は、なんとなく目が冴えていた。

 

 夜の暗がりに眼を閉ざしても、街の静けさに身を預けようとも。来るべき筈の眠気は一向に来ない。それどころか、どんどんと胸の中で熱が高まっていく。まるで熱帯夜に空調をかけないまま厚い毛布に包まるようだ。寝汗が肌を濡らす。じっとしているのが耐えられない。視界が澄み渡り、神経が研ぎ澄まされるような錯覚が全身に伝わっている。

 

 起きなければ。

 

 まるで姿の見えない幽霊に急かされたように寝具を跳ね除け、着の身着のまま家の外へ飛び出す。

 月がやけに眩かった。雲もなく、風もない。道路を走る車の音すら聞こえない。人の生気を感じない(・・・・・・・・・)。あるべきものが喪われ、街で息をしているのは自分一人のようにすら思えてしまう。

 身体の高揚に身を任せるがごとく、夜の帳を蹴破るように駆け出した。行く当てもない。まとまった考えすらない。けれど胸の中には揺るぎない確信があって、まるで鋼鉄の杭のように心を貫き、大空を翔けるような不思議な安堵感を与えてくれていた。

 これでいいんだ。このまま、僕は走っていいんだ。脇目も振らず、振り返らず。光と陰の交錯する無人の道を進んでいい。日々の生活や、社会の視線、頭に染みついた一切の常識に縛られず、心が感じるままに行動していい。僕は、自分のやりたい事をやっていいのだ。

 昂揚は確信を生み、確信は安堵を生み、そして安堵は新たなる確信をもたらす。

 

 きっと何かが起こる。今夜、ここで。

 僕はそれを待っていたんだ。心のどこかで憧れ、しかし手放しかけていた郷愁の光。ずっと待ち焦がれていた夢の訪れを。

 

 

 

 

 そして、空から風が吹き下ろされた。

 

 

 

 

 街が夜の賑わいを取り戻す。車が街路を走り、家々の灯りが月明かりに対抗して輝く。夜道には幾つもの足音が響いて、冷たい風は彼らの肌を粟立たせる。どこにでもある、ありふれた日常の光景がそこに在った。

 だからこそ、誰も知らない。知る由もない。この街に一人の青年が暮らしていて、他の人々と同じように日々を生き、そして今、彼の姿がどこにも見当たらない事に。

 

 その日。街から一人の青年が、忽然と姿を消した。その行方を知るのは、大空を吹きぬける風のみ。風は空を伝い、どこか遠くの蒼穹へと向かうように空を奔っていた。

 

 

 

 

 ―――――▼―――――

 

 

 

 

 ―――起きて。

 

 

 揺蕩うような声がした。風が優しく頬を撫でて、瞼に被さった髪を揺らす。青年の意識は、久しく忘れていた望郷の世界から、大いなる蒼穹の世界へと回帰する。

 僅かに目を開けると、まつ毛越しに、美しい蒼空視界を埋め尽くす。隅々まで澄み渡り、雲一つ浮かんでいない。楽器の弦をつま弾けば、まるで世界の声のように広がっていき、どこか遠くの誰かの下へ届くに違いない。そう思わせるような純真な光景。

 青年は、空を見上げる草原に寝転がっていた。瑞々しい草の香りと暖かな陽だまり。後頭部には柔らかな感触。消えかかっていた眠気が堪らず鎌首をもたげる。欲を言えば、このまま二度寝してしまいたい。けれど、さっきの声は自分に呼びかけていた。なら、それに応えないと。

 

「起きて」

 

 ほら、急かしてきた。二度寝はまたの機会でいいだろう。

 視界の端にゆらゆらと揺れる蒼い髪。空から舞い降りた天使のように無垢な色彩。

 瞼をしっかりと開くと、蒼い海原が垂れ下がって視界を覆い尽くす。そして海原の中心に、可憐な少女が現れた。

 

「おはようございます。よく眠れました?」

 

 頬を赤らめた微笑み。穏やかな気持ちを分かち合わんとする純な眼差し。蒼穹のように美しい髪。そして、空に生きるすべての人々に畏怖を与える獣達を統べる力。青年と世界との間に決して断たれぬ縁を作り、そして彼が己の命を懸けても守ると誓った少女―――ルリアは、優しげに青年の顔を覗き込んでいた。  

 愛おしそうに頭を撫でられる。どうやら後頭部に感じていた感触の正体は、彼女の太腿だったようだ。寝ている間、自分は彼女に膝枕されていたらしい。懐かしい故郷の夢を見て郷愁に胸を締め付けられていたのは、世界と縁を繋いでくれた彼女と触れ合っていたためだろうか。

 心のざわめきを悟らせぬように、青年は問う。もう朝食の時間なのか。

 

「いいえ。まだ夜明け前で素。皆はまだ舩で寝ていますが、見張り番の方達だけ起きています」

 

 頭を横に向ければ、自分達の舩―――グランサイファーの凛然とした横顔が見えた。

 いつ見ても大きな船体だ。故郷の海でときどき見掛けた外国の軍艦にも及ぶだろう。岬から眺める巨体は幼心ながら感動を覚えるほどであったが、空を駆る舩に乗った時もそれと同じか、あるいはそれ以上の感動を感じたものだ。あの舩の中に、多いときで二百余人もの人が寝食を共にし、同じ旅路を進む。いずれも強く、賢く、青年を固い絆を結んび、青年が心から頼りにして、同じ夢を分かち合ってくれる者達だ。自分に膝枕を許すルリアを同じように。

 

 あの日。街に風が吹いたと思いきや、青年は碧く繁った森の中にいた。傍らには小さな赤い竜が飛んでおて、しきりにある方向を目指して喚いている。彼……いや、彼女? の声に従って進めば、大樹の根元に一人の少女が寝転んでいるのを見掛けた。

 それがルリアであった。目を閉じて眠る彼女の神聖な雰囲気に、青年はまるで自分が異世界に来たような錯覚を感じる。その後、次々に起きる出来事と体で感じたリアルな感触は、青年の錯覚が嘘ではないと如実に物語り、青年は自分でも驚くくらい早く、自分は異なる世界に来てしまったのだと理解したのであった。

 それからの日々は、一息で語るに冗長であるが、無知な青年を一人前の騎空士に育てあげる濃密な時間の連続であったという事は言っておく。今では剣に魔法、弓に銃撃、格闘に舞踊、更には舩の操縦に賭博のなんの……あるいとあらゆる分野に手を染めてしまい、青年は立派な異世界人として日々を過ごしていた。

 

「……あの。どうしてあなたは、舩の外にいたんですか?」

 

 不意な問いかけが、青年の過去の回顧を止める。

 予想し得た問いではあったが、いざそれに回答するのはどうにも気恥ずかしい。けれど青年は視線を逸らしながらも、そんな気分になったと正直に答える。ルリアは口許に手をやり、小さく笑みを漏らす。 

 

「なんだか分かる気がします。私もときどき部屋から飛び出して、お外の風に当たりたいって思う時があるんです。風が恋しくなる、というんでしょうか。舩の中にいるのもいいけど、自分の体を御日様の下に出したくなるような感じがあって。……変、でしょうか?」

 

 瞳に差した微かな不安の色。それを晴らすように首を横に振れば、ルリアの笑みは再び純な可憐さを取り戻す。

 ふと青年は気になった事を問いかけた。言わずもがな、この態勢の事である。

 

「え? どうして膝枕してくれてるのかって? え、えっとぉ……なんとなく、ですね。原っぱで寝転がっているあなたを見かけて、近付いて寝顔を眺めていたら……その、自然とそうしたくなってきちゃって。御迷惑でしたらすぐに止めますけど……」

 

 そんな事はない。とても嬉しいし、感謝している。何より花にも似た甘い薫りがさっきから鼻孔をくすぐり、その薫りの源泉に頭を埋めたいとすら思っている。

 最後の感想は下品すぎて封印したが、胸に生まれた好意はしっかりと伝えた。異世界に来てから青年が心がけている事の一つは、できるだけ自分の気持ちに正直になる事だ。自分の経験や常識がさほど通用しない場所では、人との関わり合いが最も大切な要素だと理解していた。そのやり取りでたとえ誰かに嫌われようとも、互いを知らぬまま離れ離れになるのは余りに悲しいし、この御時勢だ。悲しい別れが突然訪れるとも限られない。もしそうなった時、相手への理解が足りないまま永久に交流が途絶えたら、自分はきっと後悔するだろう。だから故郷で暮らしていた時より、ほんの少しだけだが、自分の気持ちになったのだ。

 その甲斐といっていいのだろうか。彼の周囲には、誰かの笑みをよく見掛けるようになった。ちょうど目の前で、ルリアが浮かべているような笑みを。

 

「じゃあ……お言葉に甘えたいです。もうちょっと、このままでいていいですよ」

 

 青年の髪を柔らかな手櫛で梳かし、彼の頬にも手を伸ばす。柔らかな肌と女性らしい細い指。その感触が青年の頬に僅かな羞恥の熱を生ませ、青年は僅かに身をよじらせた。

 彼の羞恥が肌伝いに伝播したのか、ルリアの頬にも好意以外の赤らみが帯び始める。

 

「えへへ……なんだか、照れちゃいます」

 

 そう言いながら手櫛を止めないのはなぜだろうか。年頃の乙女特有の密やかな情熱のせいとでも言っておくべききか。

 頬の昂ぶりを誤魔化すように、ルリアは青年の頭を撫で続ける。

 

「この寝癖。昔から直りませんね。そういえば昔、見た目が悪いからって、カタリナが櫛を持ってきて何度も梳かした事がありましたね。でも、梳かしても梳かしても元の形に戻っちゃって。あの時の『御手上げだ』っていうカタリナの顔が、今でも忘れられないです」

 

 そういう自分にも、寝癖がついているじゃないか。ひょこりと頭に生えた鳥のトサカのような寝癖が。

 

「触ってみます? 変じゃないとは思うんですけど」

 

 いいや、それに触るには身を起こさないといけない。つまり膝枕を諦めるという訳であって、今の自分の望みではない。

 彼女の寝癖に触れる代わりに、青年はルリアの長髪を一房握り、梳いては放すを繰り返す。

 ともすれば愛撫のような手付きに少女の瞳は揺らぎ、ゆがて緩やかに艶冶な熱を帯びていく。穏やかな時間を楽しむ少女の表情は、込み上げる慕情を隠しきれぬ女のそれへと変わる。

 静かで、けれど明瞭な語り口で少女は語る。

 

「こうして二人きりになれるのも、なんだか久しぶりな気がしますね。

 ……いつもあなたの周りには、色んな人達がいて、沢山の仲間と一緒に旅をしている。私やカタリナ、ビィさん、イオちゃん、ラカムさんにオイゲンさん、それにロゼッタさん……。皆、とても優しくて頼りになる方ばかり。そんな方達と過ごす毎日は、帝国の研究所にいた頃とは比べものにならないくらい楽しいです。皆と一緒にお話したり、ご飯を食べたり、沢山のお仕事をこなしたり……。こんな日々がずっと続けばいいのにって、いつも思っています。けど、もし贅沢を言うのが許されるなら……」

 

 頭を撫でつけるルリアの手が止まった。思わず視線を配れば、懊悩が見え隠れする物憂げな表情が見えてしまい、青年の胸をぎゅっと締め付ける。

 

「―――い、いえ、忘れて下さい。ただの我が儘ですから」

 

 笑みを張って取り繕うも、青年は無視できずに語りかけた。

 君と僕は、深い絆で結ばれている。互いの出逢いと絆を結んだ経緯こそ、胸を張れるものは判別できない。けれど、これまでの旅路で喜びと嬉しさ、痛みと痛み、多くの事を分かち合ってきたのだ。心の器を我が儘という蓋を閉じなくても、拒絶や軽蔑なんて決してしない。感じた事、思った事を素直に言っていい。何もかも我慢しなくていいんだ。

 青年の言葉は、ルリアが何か蟠りを抱えていると思っての気遣いのつもりであった。そこに悪気はなく、全くの善意からの発現。しかし青年には、些か女心を読み解く力が欠けていた。今日に至るまで女性との交際経験はなく、まして接吻の経験すら少ない―――あるといっても幼少期に母親から頂いたものだけだ。学校こそ共学であったもののの、交友関係にあったのは同性ばかりで異性との触れ合いも少なく、彼女達の恋愛談義に耳を傾ければ、その華やかさと生々しさに聞いてる傍から頬を紅潮させる始末。つまり何が言いたいかというと、青年は年頃の女の子がどんな事に悩んでいるか、またはどんな事に好意を抱いているかいまいち理解が至らない部分があるのだ。それを意識しないまま問いを投げた直後、女性達の反応を見てはじめて、自分の問いが的外れだった事に気付くのがお決まりのパターンである。

 今まさに、そのテンプレートが炸裂した。ルリアの頬がますます赤らみ、林檎とも桃ともつかぬ色合いとなる。無垢な瞳が潤いで揺れるのにドキッとしながら、自分の発言が真相から大分ずれた方角に直撃したのを悟る。

 

「……ほ、本当にいいんですか? い、一回しか、言いませんよ?」

 

 普段の彼女からは想像できぬ小さな恥じらいの声。青年は胸の鼓動が高まるのを感じながら、しかし己の気持ちを優先するように頷いた。

 左、右と視線をやりながら、ルリアは小さく、しかし何度となく深呼吸をした。

 見果てぬ蒼穹に紅蓮の太陽が輝く。草原に風が吹き、二人の髪を揺らして絡めあう。微かな声が風に混じって聞こえた。

 

「―――たまには、こうして、二人になれる時間が欲しいかな……って」

 

 瞬間。青年の体が起こされ、両腕がルリアの細い体を抱いて地面に押し倒す。「きゃっ」という声の割に、少女の体に痛みは生じなかった。天使の翼に触れるような優しい抱擁が彼女を守ったからだ。 

 さりとて、体勢の逆転に戸惑いを覚えない訳がない。―――否。戸惑い以上に、ルリアが感じたのは別の感情。昂揚であった。魂の繋がった相手からの感情。後悔と戸惑い、それらを上回って主張する真っ直ぐな情動。それはルリアがカタリナに対して抱くものと似ていながら、僅かに形を変えて、色合いを強める。あたかも彼女の火照った肌のように。

 青年の瞳が、少女を見下ろしていた。宝玉を想わせる蒼い瞳から目が離せない。どこか物欲しげな唇から意識が離せない。自分の胸に生じた気持ちから逃げる事ができない。

 もっと。もっと、近くに。青年の頭は徐々に下りて、二人の視線の距離が縮まっていく。

 

「……そんなに、見詰めないで」

 

 少女もまた、青年の瞳から目が離せなかった。黒っぽくも茶色い色彩。無意識に熱い吐息を漏らす唇。あの吐息を間近で受けたら、自分はどうなるのか。胸の中の高揚はもっと高まるのだろうか。吸い尽くような瞳に惹かれ、 それが下りてくのを無抵抗に眺め続ける。

 互いの顔が近付いて、鼻先が掠め合い、吐息が重なる。僅かに青年の顔が向きを変えた。少女の表情を斜めから覆い被さるように。その意図を自然と察して、ルリアは息を静かに吸い込みながら瞼を閉じてゆく。彼女と全く同じタイミングで、青年もまた瞼を下ろす。

 視界がおもむろに閉ざされる。相手の熱を間近に感じ、息はもう聞こえない。肉の奥から伝わる熱に浮かされ、互いへの抱擁を強くする。

 永遠とも、一瞬ともつかぬ時間の中。二人の心が、互いの心を埋める情熱の正体を知った。

 

 

 

 

 

「――――ん……」

 

 

 

 

 

 柔らかな風が吹いた。遠くの空で鳥が嘶き、地平線がきらりと瞬く。払暁の眩さが一隻の舩を照らし、草原に横たわる二人の若人達の顔にも当たった。

 触れ合う唇。感じ合う熱。二度、三度と、青年の唇が啄むように少女の上唇を吸った。少女はそれに応えるように己の唇を差し出し、濡れそぼった相手の下唇を愛撫する。互いの初めての行為であったが、迷いも、躊躇いもなかった。いつの日か訪れるであろう約束の日。真に御互いを理解し合える最初の一歩。それを歩み始めたのが今日であった。ただ、それだけに過ぎない。なんとなく予感していた運命に直面しただけなのだ。

 けれど胸に踊る昂りはとても大切で、切なくて、嬉しくて……こんなにも愛おしい。掌や頭以外の箇所で相手に触れる事に、この上ない喜びを抱いている。瞼の裏で光が明滅し、金色の波のように心を満たす。相手との絆の繋がりを深く感じる行為に、二人は暫し我を忘れた。

 

 長い時間をかけて、二人の間に再び距離が生まれる。唇の間に銀の橋がかかり、少女の唇に堕ちた。

 視線を合わせる事ができず、気恥ずかしさで胸が破れそうになりながら、ルリアは必死の思いで言葉を紡いだ。

 

「もう、戻りましょう。ね?」

 

 再び彼女の唇を奪いたく欲求に駆られながらも、青年は欲求をぐっと堪えて抱擁を解く。

 わざと音を立てるように二人は立ち上がった。揃って真っ赤な顔をしながら、ぎこちない動作で騎空艇に体を向ける。夜明けと共に舩からは日常の音がし始めた。そう遠くない時間に、朝食の団らんが始まる筈だ。団長たる自分がそれに遅参する訳にはいかない。

 青年が歩み出さんとする。距離を開けようとする彼の手に、ルリアは思わず手を伸ばし、自分でも理解できぬまま指を絡めた。

 びっくりするように青年が振り向く。戸惑いの表情に向かって、ルリアは意を決して言った。

 

「一緒ですからね。ずっと」

 

 掌から伝わる熱。その奥に拍動する情動を掌で遮らぬよう、ぎゅっと握り返す。

 今日から御互いの関係は少し変わるだろう。今まで言えなかった事、したくても留めていた事も相手に求め、圧しつけてしまうかもしれない。けれど、忘れない。信頼と真心のない行為に未来はないのだ。当たり障りのない縁のやり取りは相手の傷をなめ合うだけ。自分達が望むのは、その先である。

 瞳を見て、唇に触れて、指を絡める。傷を癒し、喜びを重ね、愛を深め合う。痛みと苦しみに苛まれ、屈辱に震えようとも胸に抱いたこの情熱は冷まさせない。握りしめたこの手は離さない。半分に千切れた糸を結びあうように、自分と相手の心を絆で繋げたい。それが、自分達の望む一つの『愛』の形だと信じているから。

 

 優しく握り合った手は、二人が舩に入るまで離れる事はなかった。

  

 

 

 





 ヒロインをヒロインらしくしたら、なぜかキスシーンに発展しました。
 なぜでしょうか。
 
 団長は現代日本から異世界に来ちゃった系の男子という設定ですが、脳内変換で全部「女」に変えるのもアリよ? あたし、百合もイケる口なんでさぁ。へへへ。

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