ゆっくりのんびりみてって下さい
蒼真君のイメージイラストできました。゚(゚^ω^゚)゚。
僕には一人の従弟……いや弟がいます。
彼は「香咲蒼真」と言います。僕は彼のことを蒼ちゃんと愛情を込めて呼んでいるのですが、蒼ちゃんは呼ぶたびに鬱陶しいものを見るような視線を向けてきます。そんな顔も可愛いのですができれば普通に接して欲しいものです。
そんな蒼ちゃんには大きな問題があるのです。
それは僕のことを「お兄ちゃん」と呼んでくれないことです!……何でですか!?おかしいでしょ!?僕は蒼ちゃんの兄で、逆に言えば蒼ちゃんは僕の弟なんですよ!なのに、なのになんで「春人さん」なんてよそよそしい呼び方をするんですか!普通ならお兄ちゃんでしょう!まだ百歩譲って蒼ちゃんも高校生だから兄さんって感じになるのは分かるんです。なのになんで「春人さん」なんですか!?意味がわかりません、これだから中二病は……
と若干失礼な考えをしてるうちにある結論に僕は至ったんです。それは、僕が蒼ちゃんと入れる時間が少ないからお兄ちゃんと呼んでくれないのではと。
つまり蒼ちゃんは僕と居れる時間が少なくて寂しいから「春人さん」なんてよそよそしい呼び方をするんですね!まったく、蒼ちゃんは照れ屋なんですから〜……言ってくれれば仕事なんてすぐさまほっぽり出して会いに行くというのに。こうしてはいられません、早く仕事場に行って有休を取らなければ!
はい、行ってきました。何故か事務員が居なかったので自分の机の上に「一週間休みます皆さん仕事頑張って♡」と書いた手紙を置いてきました。これで僕は一週間は自由のみです、この一週間を蒼ちゃんとすごすために使わなければ……
という訳で、
「蒼ちゃん一週間この家に泊めてください、いや泊まります!いいですよね、兄弟なんですから!」
と僕は蒼ちゃんの家のリビングでくつろぎながら言いました。
「春人さんが何を言ってるのか理解できないんだが、てか従兄であって兄弟じゃないだろ」
「至極簡単な事じゃないですか、僕を家に泊める。理解できましか蒼ちゃん?」
やれやれ、蒼ちゃんはなぜこんな簡単なわからないのでしょうか。流石の僕も少し呆れてしまいます。
「だからなんで?てか仕事は?兄弟じゃないのとこはスルーなの?その呆れたみたいな顔が凄くムカつくんだけど」
「仕事は一週間休みましたよ?というか、そんな小さい事どうでもいいじゃないですか」
「小さくないよね、かなり重要なんだけど。あんまりふざけてるなら咲に家に不審者がいるって電話するよ?」
「やめてください蒼ちゃん、あんな頭のおかしい警察娘を呼ぶのは!僕が斬り殺されてもいいんですか!?」
蒼ちゃんの学校の同級生の「咲」、彼女は高校生ながら警官で常に帯刀しているという頭のおかしな少女。どうやら親が警察の幹部らしいのですが、その親の公認で帯刀しているらしいです。子が子なら親も親ですね、頭のおかしさも遺伝したみたいです。警察が法律ガン無視してどうするんでしょうか……
「いいんじゃない、1回死ねば春人さんの馬鹿も治るかもしれないし」
「蒼ちゃん知ってます?人間って1回死ぬと生き返れないんですよ?」
「知ってるけど?」
「つまり死ねと、死ねと言ってるんですか蒼ちゃん!?僕が居ないと蒼ちゃん寂しいでしょ!?」
「……別に寂しくないけど」
な何かが折れる音が僕の中に響きました
「そ、蒼ちゃんのバカー!!」
僕は泣きながら蒼ちゃんの家を走って出ていくのでした。
「春人さんは本当に何がしたかったんだ……」
その後、僕は泣きながら街を走ってるところを同僚にみつかり仕事場へ連行されました
感想なんかも後輩達に伝えていくよー
微妙に修正しました、後輩から変態扱い…辛いわー