香咲家の日常   作:暁野空

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なんだかんだ文句は少なかったから2話目の投稿しますわ

読みにくいかもだけど

ゆっくりゆったり見てってね


放課後お菓子戦線

昨夜の春人さんはほんとに何がしたかったんだ……結局、どうやって家に入ったのかも分かんないし。

まぁ一つだけ良かった事があるとすれば春人さんが最終的に何度かあった事のある会社の同僚の人達に回収された事かな、身内が咲のお世話になったとか笑い事じゃないし……

 

そんな事もあってか今日はいつも以上に学校が怠く感じる、空も雲一つない晴天なのが余計に怠さに拍車をかけてくる……はぁ、本当に怠い、あのマットサイエンティストさえ居なければ帰るなり保健室で休むなりできるのに。

とわいえもうこのHRが終われば帰れる、そしたらあの忌々しいマットサイエンティストと顔を合わさなくてすむ。

「蒼真く〜ん、さっきから僕の事をマットサイエンティストとか失礼じゃな〜い?そんな事言ってると……実験の被験体になってもらうよ〜?」

「な、何言ってるんですか鳴海先生そんな訳ないじゃないですか」

本当に鳴海先生は苦手だ。

鳴海先生は俺のクラスの担任で科学の教師なんだが、人で遊ぶのが趣味らしく実行力も持っているから生徒からは「鳴海先生は天災」と自然災害扱いである。なんで科学教師が軽く科学の否定をするような実験をしているか分からないが新種の生物を創り出している。

「やれやれ蒼真クン、この僕に誤魔化しが通じると思ってんの〜?まぁ〜いいか、それじゃぁ〜ホームルーム始めるよ〜」

なんとか他に気を移せたようだ……素で心を読んでくるのは本当やめて欲しい、前に一度それで酷い目にあったし。

その後は鳴海先生の進行のもとHRはスムーズに進んでいった。

「は〜い、最後に生徒の呼び出しだよ〜今から呼ぶ生徒は放課後、科学室に来てね。

え〜とそうだね〜、咲ちゃんと愁クンと蒼真クンでいいかな。じゃ、今呼んだ三人は放課後科学室に来てね〜」

「「な、何で俺まで!?」」

思わず立ち上がって言ってしまった、どうやら愁も同じように反応したらしい。

愁は俺の知り合いの中でも比較的にまともな知り合いだ。まぁうん、お菓子の事を除けばだが……お菓子の事になると何処からともなくスタンガンをバチバチしだすし……

「え〜?何でと言われても困るな〜まぁ強いて言うなら面白そうだからだよ〜てか君たちがどんなに嫌がっても拒否権なんてないんだけどね〜?何嫌なの?」

「嫌なわけないじゃないですか、そうだよな愁!」

「あ、当たり前だろ蒼真。ただ突然だったから驚いただけですよ鳴海先生!」

さすが愁だ、ちゃんと話を合わせてくれる。

てかさっきから咲が一言も喋ってないんだけど……何か嫌な予感を感じつつおそるおそる後ろを振りかえる。

 

スー……スー……

 

あぁわかってたさ、咲が静かな時点で何となく察してたさ……あっ鳴海先生が気づいた。

「咲ちゃ〜ん?起きてるよね〜?まさかこの僕が話してる最中に寝てたとかないよね〜」

ビクッ

 

「……はい、咲です!ま、まさか鳴海先生が話してるのに寝るわけないじゃないですか!えぇわかってますとも!」

「そっか〜……なら安心だよ。じゃ、ちゃんと放課後に科学室に来てね〜もちろん愁クンと蒼真クンだよ〜」

「「あっはい……」」

 

 

そして放課後

 

 

三人ともどこか諦めたような目でフラフラと科学室へ歩いてく。

「ねぇ、私たち今からどうなっちゃうんだろ……二人とも何か分かることある?」

「とりあえず、碌でもない事が起こるのは分かる」

「そうだな、とりあえず色々覚悟は決めないとだよな……蒼真、俺すごく帰りたいわ」

愁はそう言うが俺だって帰れるものなら帰りたい。しかしあの鳴海先生の呼び出しを無視して帰るような命知らずはこの学校にいるはずがない…

そうこうしてるうちに俺たち三人は科学室の前に着いてしまった、しかし誰も扉を開けようとしない。こうしていてもどうにもならないのは分かってはいるが開けたくないしな……

「咲、愁…諦めて全員で入ろうか」

「えぇー……行きたくない」

「咲、諦めろ」

 

そしてお俺たちは扉を開ける

「「「失礼します!」」」

「あっ、やっと来た〜もう来ないのかな〜?って思って明日何をしようかな〜って考えてたとこなんだよ〜」

うん、もう少し遅れてたら俺たちは天災に見舞われていたらしいな……

「さぁ〜本題に入ろうか、今日君たちを呼び出したのはね〜実は頼みたいことがあるんだ〜」

「え?鳴海先生が私たちにですか?」

咲の疑問も理解出来る。普段の鳴海先生は命令に近いお願いはしてきても下手に頼まれる事はないのだ。これはもしかして鳴海先生の弱味を握れるのでは……少し横を見てみると愁も同じような結論に至ったらしい、ニヤリとほくそ笑んでる。

「先生任せてください!俺たちが先生の頼みをきちんとやりきります、そうだよな愁!」

「当たり前だろ!いつもお世話になってる鳴海先生のためなら何でもしますよ!えぇ、決して下心があったりする訳じゃないですよ」

「なら良かった〜、いや〜実験の合間に食べようって思って作ったんだけどね〜作りすぎちゃってね。

確か君たち甘い物好きだったよね〜って思いだしたわけさ〜」

ん?甘い物?……それってつまりお菓子?

「そこにあるものなら好きに食べていいから〜じゃ、僕は職員室に行くね〜」

そう言うと鳴海先生は科学室を出ていった。

目の前にはお菓子、俺はそれに手を伸ばした……だがすぐさま引っ込めないとならない事が起こった

 

バチバチ

俺の手があった場所ではスタンガンが光っていた、もちろん目のハイライトの消えた愁の仕業だ。

「お菓子……なら全部俺のだ、俺のに手を出すなよ蒼真」

あぁ…こうなった愁は手に負えない、どうしたものか……そう考えていると

 

バキっ

お菓子の乗っていない机が一つ叩き切られた。

「愁君、友達にそういうことするのは許せないよ……私そう言うの厳しんだからね!」

そう言って抜刀している咲がやったんだろうな……スタンガンで攻撃する愁も悪いが、やっぱり咲は頭がおかしいのでは……何で学校で抜刀してんだよ、お前一応警察じゃないの?

さすがの愁も咲の行動をみて引いたのか引き下がった。

そこから、お菓子ジャンキーの愁はもちろん俺も咲も黙々と目の前のお菓子を食べ始めた。

 

そこから少し時間が経って

 

「ふぅ…食べた食べた」

「そうだね蒼真君、私も食べすぎちゃったかも」

俺たちの前にあったお菓子はほとんどなくなっていた。皿にはマカロンが一つだけ残っていた、それに手を伸ばした。

すると二つの手がぶつかった…その手の先を見るとやはり愁だった。

「おいおい愁、これは俺の好物だぞ…譲れよ」

「何言ってんだよ…そんな事関係ないし、譲るわけないし」

睨み合いは数秒続き、先に動いたのは愁だった。

「俺が貰う!」

そう言いながら俺に掴みかかろうとしてきた……が

「あっマカロン一つ残ってる、いただきまーす」

「「え?」」

俺も愁も固まる、最後のマカロンを美味しそうに食べてる咲はそんな俺たちに気付かづモチャモチャと食べ進めるのだった……

「「こ、この……」」

「え?何か言った二人とも?」

「「このバカ咲ー!!」」

 

こうして俺と愁の始まりかけた戦いは咲によって終わった。

後日、鳴海先生に叩きおられた机が見つかり、必死の弁明も無意味に終わり被験体として実験の対象になりかけたのはまた別の機会に




(´-ω-)ウム思ったより長くなった…

感想欲しいな(o¬ω¬o)チラチラ

明後日は色々大変だわ…

3話の内容より、適当に言ってるもっと先の話の方がキャラの中の後輩に受けがいいってどゆこと?
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