香咲家の日常   作:暁野空

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赤空です

言ってた時期からだいぶ空いてしまいました
サーセン┏○ペコ

クリスマスが蒼真君の誕生日らしいので続きを書くことになりました…たぶんこれをきにまた書き出すと思われる

とりあえずゆっくりまったり見てって


クリスマスには

ピピッピピッ

 

目覚ましの音が部屋中に響く。

 

「……もう朝か」

 

眠り足りない体を起こしつつつぶやく。

外からは長期休暇に入った子どもの声が聞こえてくる、世間では今日はクリスマスだ。

 

「はぁ……また歳をとってしまった…」

 

けど、俺にとっては自分の誕生日だ。普段なら寝て過ごすけど今年はそうもいかない、今年の始めのうちに学校を仮病でサボることがあったから冬休み返上で補習を受けないとならない。

 

「めんどくさ……はぁ…準備するか」

 

言ったはいいがまったく動きになれない。ここのとこ期末テストやら進路学習とかで無駄にいろいろさせられたからやる気がまったくでない。とはいえ、遅れてでもいかないと鳴海先生に何をされるかわかったもんじゃない……誕生日ぐらい静かに過ごしたい…

 

 

結局そのあともダラダラ準備をしてた事で時間的に補習の二時間目ぐらいに学校に着いた。

 

「……おはようございます…」

 

眠たげな声で扉を開くと。

 

「ん?あっ蒼真やっと来たか」

 

「あっ蒼真君遅いよ!」

 

なぜか愁と咲という見慣れたメンツしかいなかった、他のクラスのやつとか鳴海先生はどこに?

 

「鳴海先生は?」

 

するとなぜか二人は苦笑いしつつどこか呆れたように言ってきた。

 

「アイツなら来ないぞ」

 

「今朝いきなりなるミンから電話が掛かってきて『補習、うちのクラス蒼真クンだけなんだよね〜なら僕がわざわざ見張らなくてもいいかな〜って思ってね。咲ちゃん変わりに見張ってて〜あっ断ったりしないよね〜?』って頼まれてね」

 

「そうか……なんか悪いな」

 

とりあえず二人にはお疲れとしか言えないな……てか仮にも教師がそんなことしていいのか?

 

「あっそれは別にいいよ!もともと蒼真君とこに愁君と行こうって思ってたし」

 

「は?」

 

「は?じゃねぇよ、蒼真今日誕生日だろ?だからクリスマスついでに祝ってやろうって事でな」

 

二人に誕生日がいつかとか話した覚えはないんだけどな…まぁ忘れてるだけか…

 

「はぁ…どうせ俺が嫌がってもくるんだろ?さっさと帰るぞ」

 

「わかってるじゃん蒼真、どうせ見張りもいなしさっさと行こうか」

 

「そうだね、珍しく蒼真君がいやがらず提案に乗ってくれましたし善は急げだね」

 

いやただの諦めなんだけどな、咲よ。

 

「む、蒼真君そんなふうに言わなくてもいいじゃん!」

 

「なんで俺の周りは心を読んでくるかな!」

 

「お前ら置いてくぞ」

 

「「ちょっと待って愁(君)!」」

 

そんな風に3人で騒ぎながら教室を出たあとは少し街に買い物をしに行った。買い物の途中、宙や他の後輩組とも遭遇した。その中でもアクセサリーショップで何かを選んでる響也さんを見つけて咲を筆頭に3人で弄ったあと響也さんから拳銃で撃たれるのを笑いながら逃げる事になったのはヤバかった。

去年まででは考えられないぐらいはしゃいでしまった。これも周りの騒がしさに毒されたからだろうか……

 

そんな事があった街を跡にし俺たちは俺の家に向かった。

俺の家にちかずくにつれ家の前に何か置かれているのが見えた、近づいていくとそれがプレゼントボックスの形をしている事がわかった。

 

「……ねぇ蒼真君これなに?やけに大きいんだけど…」

 

「しっ…咲、さっさと家の中に入るぞ」

 

「え…あっうん」

 

そうして俺達が家に入ろうとすると後ろから大きな物音がした。

 

「ねぇ!?ちょっと蒼ちゃんスルーっておかしくない!?僕朝からこの中に入って待ってたんだよ!?蒼ちゃんが開けた時に『プレゼントは僕だよ』ってやりたくて……なのに、なのにスルーした挙句頭のおかしい警察娘達と家に入ろうとするのはおかしいでしょ!?」

 

やっぱり春斗さんだったか…めんどくさいから放置してたのに…

 

「いや、おかしいのは春斗さんでしょ…咲が頭のおかしい奴なのは認めるけど」

 

「いや蒼真君それもおかしいでしょ!?」

 

今度は咲までわめき出した…はぁ…

 

「なぁ蒼真先入ってていいか?」

 

「あぁ、愁先に入ってて」

 

「ん、了解」

 

やっぱり愁は菓子が関わらなければ普通のやつだな…これからは少し大切にしないとだな…

それに比べてこの二人は……はぁ…片や警察片や社会人なのに…

 

「私は頭のおかしい奴じゃないです!私のどこがおかしんですか!?」

 

「その言葉は腰に差してる刀を外してから言ってほしいですね!警察が法律犯してどうするんですか!?」

 

「これはちゃんと許可を」

 

放っておいたらまだまだ続きそうだがそろそろ近所迷惑になりそうだ…仕方ないか…

 

「二人ともそろそろ静かにしないと家に入れないよ?」

 

「「すいませんでした!!」」

 

「ん、よろしい」

 

二人ともなんだかんだ楽しく騒ぐのが好きな人だ、だからこれで喧嘩は終わりだろう。

 

「ほら置いてくよ蒼真君!」

 

「蒼ちゃん早く入ろう寒いから」

 

「はいはい、わかったから」

 

本当に俺も毒されてきたな…こんな騒がしい誕生日もいいかって思い始めてる。少しぐらい騒がしいのもいいか…

 

俺はなんとなく上を見上げた。

 

「あっ、雪だ……」

 

今年の誕生日はホワイト・クリスマスか……




その場の勢い感がすごいことに…

あっ無事に進路決まりました

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