ポケットモンスターspecial 氷の少女   作:眠猫の玉手箱

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どうも最近こんな投稿ペースじゃあらすじまで行くのどれぐらいかかることやらと、最近戦々恐々としている眠猫の玉手箱です。



第10話 暴走族の落とし前 part3

そして、バトルが再開された。

 

「ほんじゃ再開するか、ガラガラ骨を取れ、泥棒。」

「ゴルバットガラガラのサポート。ドガースも頼む。」

「OKヒロト。ドガース体当たりでヤドンの注意を引いて。」「ベロリンガ俺たちも」「ゴースお前もヤドンの邪魔をしろ。」

 

 

最初に動いたのは俺たちだった。なんとしても前話であらぬ方向に飛んでいった骨を取り戻したいガラガラが危険を承知で突っ込む。無論そのままだとこの前と同じように凍らされるため、それをゴルバット達がヤドンの邪魔をすることでガラガラを手助けする。

 

そして少女は

「ヤドン、ゴース達に注意しながらゴルバット最優先。」

「ヤァーーン」

意外なことに少女のヤドンはガラガラが骨を拾う邪魔をせずにゴルバットに念力を放つ。

 

「チッ」

ヒロトが舌打ちをしたのは氷技を打たれて無害化されると思ったからであろう。もしそうしてくれれば()()()()()()()()()()()()()()()

 

まぁ氷もエスパーもどっちも毒・飛行タイプのゴルバットに効果は抜群だからな。だったらタイプ一致のエスパー技の念力を選んだのも分からなくはない。

 

最もゴルバットはギリギリで耐えたのはラッキーか。但しあと一発でも受ければほぼ間違えなく戦闘不能になるだろう。

 

そして、ゴルバットに攻撃することによって隙をさらすことになったヤドンにゴースのナイドヘッドが炸裂する。

 

「ヤドン大丈夫?」

「ヤァン」

 

がさしたるダメージは無さそうである。ヤドンは念力でゴースに逆襲し、ついでと言わんばかりにドガースごと倒し、ベロリンガを弾き飛ばす。

 

これで3対1か。いやゴルバットがかなり弱っているからほとんど2対1といってもいいかもしれない。

まぁ俺様のガラガラは骨を取り戻したし、勝ちは揺らがない。なんってたって俺様のガラガラは最強だからな!

 

と、後で振り替えってみると、全く根拠のない自信を抱きつつ、

 

「ガラガラ骨棍棒。」

 

遠隔攻撃しないと前回と同じことが起こる。しかし、残念ながら、ガラガラの遠隔攻撃の手段が骨ブーメランしかなく、骨ブーメランをすると、また弾かれそうなので特効である。まぁ氷漬けにされても、先程も言ったが、()()()()()()()()()()()()()()隙をつく形にもなる。

 

そして、

 

 

 

 

 

 

「カロそのガラガラが持ってる木の実を焼きつくして。ヤドン冷凍ビーム。」

物影から、炎が飛んできてガラガラが持っていたナナシの実が燃え尽き、そして前回全く同様に凍ってしまう。

 

「はっ?」

 

2体目を使うなんて卑怯な。と自分たちを棚上げして思う。

 

「なっリーダーまでやられただと?!くそ、ベロリンガ、俺たちだけでも..ってなんで寝てんだ!」

 

というかそもそもあの少女は一体しか使わないと、言っていたか?いや言っていない。

 

「ヤドンのあくびか?」

「そうなの?ヒロト。」

 

予想外だった。俺様は先程炎が飛んで来た方向に目をやる。

 

「水の波動。」

「うぁーベロリンガがぁー。早く起きてくれ!」

目を向けた瞬間 本当に一瞬だけ、特徴的な先端が若干オレンジがかかった赤色のカーブした6本のしっぽが見えた。

 

「さっきの炎はロコンか。」

「ん?そうだったんですか?」

 

忌々しげに言葉を吐き出し、それを隣のヒロトが聞き直した瞬間ベロリンガが目を回して気絶したため、残りの手持ちが居ない俺達の負けが決定し、

 

「私の勝ち。」

 

そして少女が宣言し、

 

血の気の多いしたっぱがキレたのか少女に詰め寄ろうといや、しようとしたその瞬間。

 

少女がピンクのなにかを投げた。

 

それは少女の手から離れた後くるくると回りながら高く長く美しい放物線を書いていく。誰も一言も発しなかった。そして、そのなにかは俺達の真後ろに墜ち、もうひとはねしてそのまま地面に落ちて止まった。

 

それを確認しようと思い、一歩前に進む。

そのピンクのなにかは人形だった。より正確に描写するなら、若干泥が付いている(恐らく落ちた時についたのであろう。)若干歪な()()()()()だった。

 

たしかピッピ人形は野生のポケモンからどうしても逃げたい時に使う道具ーー待てよ、ってことは

 

そこまで考えて慌てて振り返えったが、当然あの少女はまた逃げられて影も形もなかった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そして話は前前話の冒頭に戻る。

 

 

「はぁ」

と私こと、レモンは軽いため息をつく。

 

理由は、ピッピ人形が通用しなかったからなのか、何回もケンカふってきていることにいい加減に諦めろこの野郎共!と思っているのか、あるいはこの前またまたキワメさんがやらかした船破壊行為にキレてるのか、はたまた作者の投稿スピードが遅すぎることに呆れたのかは私にも分からない。

 

「とりあえず行ってヤドン。」

とりあえずヤドンをボールから出す。正直戦いたくはないので、逃げるのも有りかもだが、走ると直ぐに追い付かれるし、()()()()を使うには隙をさらすことになるし、その場合どのみちヤドンをボールからださなければならない。

 

「いけガラガラ!」

「いけ」「いけ」「いけ」

 

暴走族のリーダーがガラガラを出し、それに続いてしたっぱ達もそれぞれのポケモンをボールから出す。

 

「全員で突っ込め!」

 

特効か。普通なら一対多数なら割りと有効的な手段だろうが、ヤドンにとってこれくらいの数なら余裕だ。どおってことない。

 

「まもる」

「カイロスフェイント!」

 

だか、毎回毎回まもるを多用してて相手が対策をしていない訳なかった。

 

カイロスのフェイントによって体勢を崩されたヤドンに追撃が仕掛けられる。

 

「ヤドン!」

 

が、ヤドンだって、まもるだけが防御の手段な訳ではない。

 

カイロスの角がヤドンがつい先程まで居た場所に突き刺さる。

「空振りか。もっとよく狙えこのばかが!カイロスもう一度!」

もう一度フェイントを仕掛けてくるがまたしてもからぶる。当たり前だ。

「ガラガラ骨棍棒!」

 

だが私が戦っているのはカイロスだけではない。ガラガラが骨棍棒を振り落としてくる寸前に

 

「ヤドンまもる。」

 

なんとかまもるで弾いた瞬間、

 

「カイロスフェイント。」

 

馬鹿の一つ覚えでカイロスがフェイントで、ヤドンのテンポを崩していく。

 

ヤドンの戦い方は守り重視で、どうしてもまもるに頼ってしまう部分が多い。無論まもるには連続で使うと失敗ー透明の壁がでないことがあり、また技のppが無くなる可能性もあるので多用は出来ないがそれでも成功さえすれば、最強の守りである。だからこそ、まもるを対策されると結構まずい。多数対一だからなおさらである。

最優先で、カイロス倒さないとまずいな。それが私の下した結論だった。

 

「ヤドンカイロス達に水のはどうで牽制。その後カイロスに冷凍ビーム。」

 

とここで、ようやく私は暴走族のリーダーがニヤリと笑ったことに気づいた。

 

「ヤドン気をつけ「ドカース毒ガス。」っ!」

 

そしてヤドンにとっての天敵その二が襲いかかって来た。毒だ。持久戦になりやすいヤドンのバトルの場合、一定時間毎にダメージを受ける毒と火傷は天敵中の天敵だ。特に所持率の低いフェイントとは違ってあちこちから飛んでくるので要注意である。

 

まぁでも幸いなことにこれはルール無用の野良バトル。

よって道具を使っても何ら責められる筋合いはない。

 

「ヤドン」

 

という訳で毒を治すため遠慮なくヤドンに()()()()()を投げる。

 

「ァ?ヤァン!」

 

あれ?なにか違った?なぜか味方の筈のヤドンにオレンのみを食いながら怒られる。暴走族の方を見ると3人爆笑して、残りの5人も忍び笑いをしている。えっ?えっ?えっ?

 

「オレンのみはHPが回復するだけ。毒を治すのはキーのみだよバーカw」

 

「そっそんなことくらい分かっー ってキーのみじゃなくてモモンのみじゃないの。」

 

そうそう毒治すのはモモンのみだった。ついうっかりしちゃった。全くこの世界に来て二年以上たってるのに忘れてることだらけだ。先程のシーギャロップ船でバトルの時のように。てへぺろ

 

「ヤドン。」

 

とりあえずモモンのみを投げなおし、とりあえず八つ当たりでカイロスに冷凍ビームを軽く6発ほど当てさせまくる。

 

どう考えてもオーバーキルだが気にしない。カイロスパイセンのことだ。これくらいやっても死なない死なない。せっかく孵化した10kmのたまごから出てくんな。

 

.....なんかいまメタイことを言ったような気がするが気のせいだろう。

 

まぁそれはともかくようやくうざいフェイント、もといカイロスが倒れたので一安心だ。

 

と思ったら

 

「いけ!カイロス2 」

………はっ? 一瞬思考が停止する。 何故ならばそれは目の前にカイロス(二体目)がでてきたからである。

心なしかカイロスの顔面が『何度でも出てくるさ!』と言っているような気がするのは流石に被害者意識が強すぎるか。

 

 

「出て来てカロ。カイロスにひのこ。ひのこ。ひのこ。ひのこ!」

 

まぁ出てきて直ぐに焼いたが。無論完全にオーバーキルである。

 

さて、カイロスパイセンも逝ったことだし。(流石に二体しかいなかったようである。)どうするかな。正直攻めあぐねている。

 

と、この時私はさっきほどシーギャロップ号で起こったことを思いだした。具体的に言うとあのゴルバットに掴まったストーカーを凍らせたことである。.....先ほど?なんか(リアタイムで)半年位前だったような気が まぁいいや。それは多分私を下ろしたあと、船長さんが一緒に下ろして、自然解凍に任せてある筈だ。

あれを見せて、注意を引き付けて逃げよう。

 

「ヤドン港に冷凍ビーム。」

 

といっても直接港にストーカーがいると言っても信じてもらえないか、数人が振り向くだけで、全員の注意を反らせるとは到底思えない。だから相手にとっては意味のない(と思っている)港の方にただ撃ってもらう。

 

「ふん。テメーのヤドンも狙いが甘いな っ、てはぁ?えっ?ちょっなん?」

「ん?どうしたんだ.....副隊長?!」

「なに?ヒロトがどうかし.....ヒロト?!」

 

おもしろいように次々と暴走族達が振り向き、しまいには全員が港の変態のほう向くの待たずにカロをボールに戻し始め、

 

「ヤドン。」

 

暴走族がようやく、あのストーカーを凍らせた犯人()を問い詰めようと我に帰って振り返った時に、ちょうど私はヤドンのテレポートによって離脱したところであった。

 




さていよいよ次は原作のシーンに入れる.....タブンネ


ちなみにですがポケ◯ンGOでみんな大好きカイロスは昨年の二月頃にアプデで10kmたまごから出なくなりました。
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