ポケットモンスターspecial 氷の少女 作:眠猫の玉手箱
地味に今作初のタイトルVsシリーズ
「なんやえらく速いやん。日が暮れるのが先かと思ってたで」
シーギャロップ号を降りたあと、ロケット団が襲撃してくるどころか本当に何事もなく、私の道案内のおかげもあってか、まだ日が登っている時間帯にいてだきの洞窟に着くことができた。
そもそも、警察署で襲われたストライク。あれは本当にロケット団の刺客だったのだろうか?タイミング的にまず間違えなくロケット団だと思ったのだが....
ここまで何もないと逆に不安になる。勿論ないに越したことはないのだが、嵐と前の静けさという可能性もある。
.....ダメだな。混乱し過ぎて分からなくなってきた。ヤドンがいたら撫でるのだが、残念なことにしばらく出せない。 サカキのバカヤロー。
「ところでなんでこんな辺鄙なところを待ち合わせにしたんだ?」
グリーンさんの言葉に我にかえる。
.....確かに言われてみれば妙だな。港からここまで近道を使ってもそこそこかかる。
が、その疑問は続くマサキさんの言葉で解消した。
「待ち合わせの場所も「いてだきの洞窟」にしたんもな、
ん?んんん?は?え?はい?混乱してる私に気がついたのかマサキさんがこちらを向いてくる。
「ん?ところでそこの少女は、ひょっとしてかわいらしロコン抱えてる娘がレモンちゃんか?ワイがマサキや!なんか顔色悪ないか?」
いや、それはゲームのグラッフィクと同じだから分かっている。
「ちょっとまってください。その話をしてくれた『地元住民』ってどんな人でした?」
「え、確か銀髪の若いねーちゃんだったで。それがどうかしたんか?」
確定だ。顔面が蒼白になるのがわかる。なぜロケット団がなんの手出しをしてこないかが分かった...かもしれない。
「この島に銀髪の若いのなんて住んでません」
「なんやて?!どうゆうことや!」
それは、一網打尽にここで、厄介者を潰すためだ。
「ツ!後ろだ!サングース いわくだき!」
とここで、同様のことに気がついたのか、『ジショウ』さんが横の壁を見据えるなりいきなり、凍った岩を打ち壊す。
その奥にいたのは、
「フォレトス」
ムシ・鋼タイプのポケモンだった。まきびしとか巻いているイメージが大きいポケモンだ。.....私としては某外伝ゲームでの性能が不遇を通り越してゴミだったのであまりいい印象はもってないが。(ぶっちゃけ進化前のほうが使い勝手がいい。)
発光しながら膨らむフォトレス。なにかしらの技を使おうとしているのだろうがなんの技だ?直ぐにぴんとこなかった私とは違い
「不味いいな!ザングースいわくだきで吹き飛ばせ!」
直ぐになんの技か気がついた『ジショウ』さんがザングースをだし、フォレトスを吹き飛ばす。
壁にめり込むフォレトス。その瞬間に
バン
大爆発を起こした。
「きゃあっ!」
地面がたっていられないほど揺れる。崩落の心配は.....なんとか大丈夫そうである。
揺れに驚いたのか、ニューラやキングラー等の
「違うコイツら野生のポケモンじゃない。カロ!はじけるひのこ!」
「ああ、明らかにトレーナーの指示を受けた動き!やはりR団の仕業か!」
とりあえずはじける
それに対し、目の前のポケモンはほとんど野生と変わらないレベル。
彼ら任せてしまった方が早いし安心だ。
そして、火の粉に敵が一瞬怯んだその瞬間。
敵が一切合切打ち漏らし無く全てがまたたく間に凍りつく。火の粉ですら、最初からなかったかのように激しい冷気により熱を全て奪われ消えうえる。
「レモン怪我はないかしら?」
後ろから聞こえるのは私がこの世界で最も信頼してる『
見なくても分かる。私の後ろには、私が知る限り最も頼れる氷タイプ使いが居るのが。
「ええ、カンナさん大丈夫だったよ。」
私はまだ知らない。カントー図鑑所有者と、カンナの因縁を。
《i》カンナさんが
「お、おまえ「その話は後よレッド。それよりもグリーンさっき『R団の仕業』って言っていたけど、確かなの?」
レッドさんの話を遮るようにカンナさんが、グリーンさんの方に問いただす。
なぜか直ぐ答えずレッドさんと、顔を見合わせるグリーンさん。一般人を巻き込むのをためらっているのか?
「恐らくそうだと思います。」
だが、私はカンナさんがそう簡単にやられるような実力ではないことを知っている。
「その通りじゃん!!さきほど攻撃指示しましたのは、僕たち『ロケット団』じゃn「絶対零度」」
事実、なんか出てきたちんちくりんがロケット団と言った瞬間に一瞬で氷像と化す。速い。
「チャクラがやられたか」
「そーなんだな ゲヘゲヘッ。」
「まぁいい奴は 我らロケット団機密部隊及び首領の忠実な親衛隊『三獣士』の中でも最も最弱。」
「オデたちでなんとかするんだなー」
ついで出てきたのはなんか悪そうな大男と、顔色の悪いなんか悪そうな女。
「絶対零度」
パルシェンが二度目の絶対零度を放つが、
「ゲヘゲヘッ ツボツボまもるなんだなー」
まもるで防がれる。自分もありとあらゆる場面で使っているであまり大きな声では言えないが、敵に回るとこれほどの面倒な技はそうそうない。どんな必殺の一撃であろうとも、(ほぼ)全ての技を防ぐのだから。
「一応自己紹介するんだなー おでは三獣士オウカだな。」
「同じく三獣士サキ!」
目の前のロケット団の話を素直に信じるのであれば、彼らは幹部クラスの実力を持っているのだろうか。
仮にもこちらにはレッドさんとグリーンさんという、カントー最強にして、ロケット団を倒したほどの実力者がいるのだ。それを前にして逃げない。つまりはこれだけの相手に対して真正面から対応できるだけの実力があるということだ。
「フフフ」
「カロ!まもる」
前言撤回。どこかに隠れていたと思わしきスターミーが私に向かってハイドロポンプを撃ってきたので、慌ててまもるを指示する。汚いやつめ!
「レモン私の後ろに下がっていなさい。」
カンナさんの提案に一も二もなく乗ることを決めた私は決してロケット団から目線を外さないようにしてカンナさんのもとにバックステップで下がろうとして、
グリーンさんに肩をつかまれる。
「え?」
思わずすっとんきょうな声を出してしまう私。その声にグリーンさんが今さら気づいたかのようにこちらを振り向く。まさか無意識にやったのか?なんのために?
「グリーンさん離していただけますか?こうなった以上カンナさんの後ろに居る方が気が楽でしょう?」
「あぁすまない。しかし.....」
「安心しなさい。グリーンレッド、私はロケット団の敵。」
ようやく離してくれたのでカンナさんの後ろに隠れる。
明らかに、カンナさんに対するレッドさんグリーンさんの態度がおかしい。昔なにかあったのだろうか?
家に不法侵入して、タンスを漁ったとか、壺を割ったとか、他人のベットに寝たとかかな?(ゲーム脳)
まぁとりあえず今はそんな些事はどうでもいい。安心な場所について、貯めてた息を吐く。
「で?なにがあったのかしら?レモン。簡潔に説明してくれるかしら」
「ロケット団が襲来。目的はなんか宇宙人みたいな変なポケモン。それを目撃したらボスと思われるサカキ っていうらしい男に襲われた。」
なるほどね。とカンナさんは薄く笑う。
「やはりロケット団はそういう団体なのね。」
そして、カンナさんはルージュラを新たに繰り出す。
「一応聞いておきたいわね、ロケット団。目的はなに?」
「フフフッ言うとでも?」
そして、悪そうな女こと、サキがこちらへと一歩踏み出し、
と確かな金属音が発生した。ついで足元から発生する閃光!!
「カロ!まもる!」
そのまもるが展開された瞬間にまもるの外側に爆風が吹き荒れ、踏んだサキがオウカに庇われてれていずれどこかに吹き飛んでいく。.....なんて命知らずなな脱出ボタンなんだ。
「大変や!上からなんか降ってきてるで!」
「まずいいな!崩落するぞ!」
だがここは洞窟。先ほどの爆風で相当のダメージをおったのか土砂がパラパラと降り落ちてくる。
「サイドン!穴を掘れ、ここから脱出する」
「ルージュラ戻って。ヤドキング手伝いなさい」
もはや一刻の猶予もない。そのまま私たち
なんか凄くハイペースになってしまった.....マサキ後半完全に空気になってるし.....。
出落ちチャクラについては恐らく後で『出番』がありますのでご安心ください。多分きっとメイビー
《追記》
投稿当初フォレトスをフォトレスと誤って書いておりました。以後気を付けます