ポケットモンスターspecial 氷の少女 作:眠猫の玉手箱
すみませんミスで投稿から一時間位間違えたタイトルになっていました。申し訳ありません。
「という訳でこの船乗るから3の島まで連れてってください、船長さん」
「何がという訳でなの!?レモンちゃん!?」
とりあえず、マヨのお父さんと別れ、暴走族の男女を振り切ったあと、私は2の島の港まで来ていた。
理由は簡単、知り合いの(ちなみにバイト先の)船長さんに3の島まで船を出してもらうつもりだからである。
「ちょっと待ってくれ、バイトの君だって知ってるだろう、この時間は」
「分かってます。5の島に帰港するっていうんでしょ。」
それくらいバイトの私だって覚えてる。
「でも途中で一回3の島の近くまで行きますよね。」
「..ああ」
なにか嫌な予感でもしたのか、謎の間があく。
「だったらお願いします、最悪視認できる距離まででいいですから。」
「.......まぁいいか、他ならぬ君からの頼みだ。寄ってあげよう。」
迷ったようだが了承してくれた。人望って大切だね。ありがたい。
「それにわざわざ時間外にしかも普段あまり行かない3の島に行ってくれって頼むってことはなにか緊急の用事があるんだろう?」
「船長さん(珍しく)鋭いね。」
「なるほど。そういえばたしかにさっき、乗って来て3の島で降りてたな。」
やっぱり思ったとおりか。
「そろそろ出発しないと間に合わなくなるな。後5分したらでるから乗ってくれ。」
そして私は船に乗り込んだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「おいおいマズイよ。あいつ船に乗っちゃった。どうするヒロト?」
ようやくあの少女を見つけたと思ったら、船に乗り込んだところであった。いくらなんでもこのまま後を追ったらさすがに気づかれるであろう。
「んーこの展開は考えてはいたけど.....
後は隊長に任せるっていうのはどうかな?」
なっなんだとそんなことを私のカッコいい彼氏は考えていたのか。
「そんなのそんなの」
意識せずに声が出る、出てしまう。
「最高じゃん」
「だろ!」
流石親さえまともならヤマブキかタマムシの超一流大学に行けていた男。なんて頭がおかしいんだ(無論いい意味で)
大変なことは全部任せてしまえ!
クックック 二人で忍び笑いする。
とそのとき、
リンリン プルプルーる ポロン
「ヒロト?携帯なってるよ。」
突然まの抜け、もとい カッコいい(?)音楽が鳴り響く。
そうだなといって私のカッコいい彼氏はポケギアを取り出して、顔面蒼白になる。
画面を覗き込んでみるとそこには。
[当然お前も来るよな?(威圧)]
と書かれた文面が。
...............エスパーか?それともどこかから見ているのか?
周りを見渡すが当然のごとく、仲間はヒロト以外居ない。
「そうだよ、隊長達だけに任せてはいけないな。うんうん、俺たちも手伝いをしなければならない。お前もそう思うだろう。」
「変わり身はやっ。」
これが私の彼氏かー。カッコいいなー。この変わり身のはやさには憧れるなー。
「でも実際問題どう後を追うの?」
「安心しろ。ちゃんと考えている。
泳いで後をつけy「却下」」
なにを考えているんだこの彼氏は!?
「私の服高いんだけど。海水に浸かったら駄目になるに決まっているじゃない!」
「冗談だよ。落ち着いてくれ。」
なんだ冗談だったのか。
その台詞の後、
それ買ったの俺だからその恐ろしい無駄に高い値段については重々承知しているよ。
といった内容が聞こえてきたようなきがするが.....
気のせいだよね、そうだよね?ヒ、ロ、ト?
なにか悪寒を感じたようでカッコいい彼氏がブルッと震える。
「で、どうするの?」
「..そうだね。こうしよう。」
一瞬(冗談を言おうか、)どうするか迷ったようだが、ホルダーに手をかけて、
「出てこい、ゴルバット。」
以前ヒロトがへんげの洞窟で捕まえて進化させたゴルバットを出した。
「俺はコレを使って追いかける。お前はここで待っててくれるか?」
たしかに私はドガースしか持っていない。いくら宙に浮いているとはいっても、のったらドガースが潰れる。
万が一の念のため言っておくがこれは私が重いせいではない。断じて違う。
「分かった。でも私は、次の便で追いかけるから。」
「了解。お前ならそういってくれると信じてたよ。」
待ってるからな。そう言い、彼はゴルバットを使って既に出港した船を追いかけて行った。
------ーーーーーーーーーーーーー
「キャアーー追いかけて来てる⁉このストーカー!アコお願い‼」
「コーン!」
私ことレモンが乗る、シーギャロップ号が出港して直ぐ暴走族の男改め、ストーカー(男)がゴルバットに乗って追いかけて来たので、アコに撃墜してもらい、
船長さんと雑談を始めた。本来ならば仕事中なのでマズイのだが、今乗りあわせているのは地元のじいちゃん、ばあちゃんやおばさんだけなので、多めに見てもらおう。一部の話好きのばあちゃんも話に加わってるし。
「なぁなぁ今日は有名人乗ってきてたか?」
「今は 居ませんか..。」
最初に話かけたばあちゃんはこの界隈で有名なミーハーである。この船に乗るごとに、先ほどの質問をしてくる。
次に辺りを確認して居ないことに残念がったおばさんはこの界隈で有名なゴシップ好きなミーハーで、先程のばあちゃんの娘である。
いつもと変わらない光景。どうせこの後船長さんが、
俺という有名人が乗ってる
とかなんとかくだらない冗談を言うんだろう。
私は、さっきおばあちゃんがくれたみかんの皮をむきながら次の冗談を待つ。
「乗ってきてたよ、俺以外の有名人」
一瞬動きが止まり、そして
「だれじゃ?だれじゃ?」
「何時くらいに乗ってきてたんですか!?」
「ホントに乗ってきたの!?だれ!?」
上から順に、おばちゃん、おばさん、私の順にほぼ同時に言った。
アコも、周りの人たちも、一気に船長さんに注目する。注目してないのは、デッキで氷漬けになっている、
「そう、その有名人とは、
よいお年を