ポケットモンスターspecial 氷の少女   作:眠猫の玉手箱

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新年明けましておめでとうございます。眠猫の玉手箱です。今年度も精進していきたいと考えておりますので、どうかよろしくお願いします。



第8話 図鑑所有者

「そう、その有名人とはなんとあの

 

 

 

ブルーとレッドとグリーン、 カントーの図鑑所有者たちだよ!」

 

その言葉を聞いた乗員の反応は

 

 

 

 

 

「「マジですか!!!」」

「「「「「誰?」」」」」

 

バトル好きのグループと、バトルにあんまり興味ありませんグループに真っ二つに分かれ、

 

「「知らない人多っ!」」

なんとほとんどの人が知らないという新事実が明らかとなった。船長さんと一緒に突っ込む。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ここで他の知らない人のためにゲームのレッドと、グリーンを(おそらくこの話を読んでいる人はまず間違えなく知っているはずなので飛ばしても大丈夫です。)説明をするが、

 

レッドとは、白銀山と呼ばれる高難易度の頂上で待ち構えている、ハートゴールド、ソウルシルバー、金銀(金銀ではレッドは洞窟の中にいる)のラスボス(必ずしも戦う必要はないから裏ボスかな?)である。

こいつに話しかけると、なにも言わずに疲労困憊したHGSSの主人公に、回復もなく、(正体を知らないとレポートを書くこともなく。)

lv88のピカチュウ(もちろん電気玉もち)とかいう圧倒的レベル差のポケモンをけしかけてくる外道である。

 

ちなみに私が挑んだとき、当然私がその後の展開を知らなかったので、なんか人が居ると思い、話しかけてみたら、いきなり勝負を挑まれ、さらっと最初のヤドランはボルテッカーで倒され、その後負けるのがいやだった私は多大な犠牲(とアイテム)を出してピカチュウを(ダメージの大部分はボルテッカーの反動であったが。)倒した、と思ったら、(中略)カメックスの必中吹雪で2タテされて、普通に死にました。いまから思い出してもトラウマだ。ちなみに私はそれ以降白銀山に挑んだことはない。

 

ちなみにレッドは初代(とそのリメイク)の男主人公(初代には男主人公しかいないけど。)のデフォルトネームらしい。グリーンはそのライバル。ブルーに関しては知らない。リメイクの女主人公のデフォルトネームなのかな?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

話をシーギャロップ号に戻そう。

 

「レッド、グリーン、ブルーは、前々回のポケモンリーグ入賞した人たちでカントー最強と言ってもいい存在だよ。」

 

「「「「カントー最強?!?!」」」」」

 

先ほど知らないと答えた人が全員驚く。

 

「しかもあのロケット団(くそやろうども)を壊滅に追い込んだ人たちでもあるんですよ!」

 

「「「「へー」」」」

 

私がロケット団壊滅の原因を島の図書館で調べたときに知ったことを話すと、みんな感嘆の声を出す。

そして瞬く間に、いくつかのグループに別れて

 

「すげなぁカントー最強ってことはこないだバトルタワーを攻略した、お宅のにーちゃんや、そこのバイトの女の子よりも強いってことだろう?」

「おいおいヒックヒックそこの子供はトレーナーって歳じゃないヒックヒックだろう。ヒックヒック

「うちのジャックがトレーナータワーを攻略したのなんて何年も前の話よ。この酔っぱらい

 

 

「そんな人がどうしてまとめてこんなところに来たのかしら?」

「きっとドラマの撮影に来たのよ!そんな有名人ならどこかの芸能事務所がだまってないにきまってるわ!」

「えーただの観光でしょ。」

 

 

「船長さん、その人達からサインもらったのよね」

「いやもらってないデスガ.....」

ちっ 使えない奴め(それは残念です(棒))

 

「あの本音と建前が逆転してますが.....」

 

おばあちゃんおばさんおじさんのおしゃべりがあちこちで始まった。

「でそれでレッドさんたちはどこにいったんですか?」

当然そのおしゃべりの輪に私が加わらないことなどなく、船長さんに質問してみる。

 

「それがレッドとグリーンはあのキワメさんについていったんだよ。」

返答は意外なものであった。

 

「キワメさんってよくトレーナーに声かけては不審者扱いされるあのキワメさん?」

「そうそう、あのキワメさん。」

 

キワメさんとは、シーギャロップ号でもっとも要注意人物として認識されているばあちゃんだ。

彼女がこれはと見込んだトレーナーに声をかけ、不審者扱いされた後

バトルを挑み、火、草、水の最終奥義(つまりハードプラント、ブラストバーン、ハイドロカノン)で倒す。

コレだけならただのバトル好きのばあちゃんで済ませられるが、問題はそのバトルをシーギャロップ号の近くで行うということである。

そしてよく、そのバトルの余波が飛んできてシーギャロップ号の一部がぶっ壊れる。

前に一度その後の便が全部欠航になり、ナナシマの住民達からひんしゅくを買ったこともあったらしい。

ちなみに余談ではあるが、実は私が雇ってもらえたのもこの見張りをしてほしかったかららしい。

 

「あのキワメさんについていったのか。」

さすがカントー最強さんたち。あの癖のつよいばあちゃんについていくとは.....すげぇな。素直に感心する。それによく考えたら初代主人公だから最初にもらえるポケモン、通称御三家のうち一体?か三体全部持っているだろうし習得できるかもな。あの究極奥義はゲームだと御三家しか覚えられないし。

 

私が知っている範囲だと習得できたのは1年程前にナナシマ出身のそれぞれリザードンとカメックスを連れたトレーナー二人だけだし。

その人たちはどれくらい習得に掛かっていたっけ?船長さんに覚えているかどうか聞いて見ると、

その人たちは習得に1ヶ月強かかっていたらしい。

「さて今回はどれくらいで習得でき「そこのバイトの女の子ちゃんちょっといいかい」何ですか?」

 

突然声をかけられて慌てて振り替える。仕事だ。仕事。そして今日はオフだということを思い出す。

後ろにいたのは、さっきまでナナシマの強いトレーナーのことについて活発に議論していた人達のうちの一人である、3の島に住んでるおじさん。

 

「あっいけね、お話し中だったか?なんなら後にするが。」

「いえ、大丈夫ですよ。」

だったらお願いがあるんだが、と切り出された。そのお願いの内容は、

「私とポケモンバトルしてもらいたい?」

時計を確認し、3の島に到着するのは後6,7分位掛かるのを確認して、

 

「一対一でしたら船長さんの許可さえあれば大丈夫ですよ。」

また振り替えって船長さんの方を向くとOKのバンドサインをしている。

 

「じゃあデッキを借りましょうか」

 

ラッキーなことにデッキには氷漬けのストーカー(男)が居るだけで他に人は居ないので別の場所に片付け、その他に色々準備して、

 

「さて、それじゃ始めましょうか。」

 

私は正面で相手側の用意が整ったことを確認し、一つのモンスターボールを手に取った。

 

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