それではどうぞ!
俺の朝は一杯の牛乳から始まる
朝飯を作り、食べて、登校する
これが俺の朝だ
今日はクソ兄貴は『写真撮ってくる♪』とか言ってさっさと出かけたし、兄貴は昨日は事務所に泊まり込みだったらしくいない
珍しい一人の朝だった
「…なんじゃありゃ」
雄英の校門の前までやって来たがマスゴミ
失礼、マスコミでごった返していた
大方、オールマイトを取材するためにやってきたのだろう
「あんまり、誉められたもんじゃないけど仕方ねぇか」
俺はマスコミが嫌いだ
とにかくうぜぇからな
絡まれるのが嫌で『無意識を操る程度の能力』を使い、誰にも気付かれずに校舎の中に入った
「よぉ、切島」
「うわぁ!?幻想!?いつの間に!?」
「ん?あ、無意識切るの忘れてた」
個性を解除するのを忘れていたためクラスで驚かれたのは余談だ
「昨日の戦闘訓練お疲れ、Vと成績見させてもらったよ。」
数分後、相澤先生が束になった書類を持って言った
爆豪が短絡的だと、緑谷が個性をちゃんと使いこなせ、と其々注意を受けていた
「さてHRの本題だ。急で悪いが今日は君らに……」
その言葉に教室中がざわつく
まあ前例がある以上警戒されても仕方がないが…
「学級委員長を決めてもらう」
「「「「学校っぽいのキターー!!!」」」」
うん、知ってた
まあ、俺はやらないけど
理由?
めんどいから
「委員長!やりたいですソレ俺!」「ウチもやりたいス」「オイラのマニフェストは女子膝上30㎝!」「リーダー!やるやるー!」
うるせぇな
もっと静かにできんのかよ…
「静粛にしたまえ!!多を牽引する、責任重大な仕事だぞ……!『やりたい者』がやれるものではないだろう!!」
飯田、いいこと言った
でもな
「周囲からの信頼あってこそ務まる聖務……!民主主義に則りリーダーを皆で決めると言うのなら、これは投票で決めるべき案件!!!」
「そびえたってんじゃねえか!!何故発案した!?」
うん、右手あげて立候補しながら言うセリフじゃないよね
色々と台無しだよ
結果として原作通り緑谷が委員長、八百万が副委員長となった
俺?
飯田に入れといたよ
自分に票が入っていたのが嬉しいのかものすごく感動していたけど
「カツ丼25人前」
「…相変わらずよく食べるね」
時は過ぎて昼休み
俺がランチラッシュに渡した俺専用の丼に飯を盛ってもらって、席に座る
「いただきます」
うん、相変わらず美味いな!
今度、レシピ教えてもらおう
「あれ、幻想?」
「ん?」
呼ばれたのでそっちの方を見ると
「拳藤か?」
「やっぱ、幻想じゃん!久しぶり!雄英に来てたんだね!」
拳藤一佳、俺の幼馴染だった
「3年ぶりか。俺もまさか拳藤が雄英にいるとは思ってもいなかったがな」
嘘です
知ってました
忘れていただけです
「そうだねー。中学校は住んでる場所の関係で別々だったからね。あまり連絡もとってなかったし」
「まあ、お互い元気そうで何よりだ」
「うん!あ、幻想は何組?私はB組だけど」
「A組だ」
「やっぱりね。あんたの個性なら余裕そうだしね」
「うるせぇよ」
そんな軽口を言っていたら
ウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ
警報が鳴り響いた
その直後、
『セキュリティ3が突破されました。生徒の皆さんは速やかに屋外へ避難して下さい』
「えっ!?」
「また面倒な」
つーか、今日だったのか
このイベント
はしの席に座っていたおかげで人混みには巻き込まれなかったが
「ど、どうしよう、幻想!?」
「落ち着け、今動いても人ごみに飲まれるだけだ。それに」
『白眼』を発動させ、外を見る
そこには案の定、マスコミ、いやもうマスゴミでいいや
マスゴミがいた
「単なるマスゴミだ。どうにかして入ってきたんだろうな。マスゴミ程度ならすぐに収まる」
「え、マスコミ!?朝、校門にいた!?」
そして食堂の混乱は原作通り、非常口飯田によって収まり、午後の授業で緑谷から飯田に委員長が移った
一方その頃、とある町のBAR
そこには、二人の男がいた
いや、正確には、男とわかるのが二人なだけで、もう一人は得体の知れない、人間には見えないなにかだった
二人の男の片方、身体中に手を張り付けた白髪の男が誰に言うでもなくこう言った
「ハハハ、見たか?あの混乱っぷり。傑作だよな。自分の高校にマスコミが入っただけであのザマだぜ。この具合じゃあ、もっと面白いことになりそうだと思わないか?」
「それよりも警備が強化されていたのが気になります」
「関係ねぇよ。それよりも、
悪の芽は、着実に成長していた
しかし、彼らは知らない
あの中にチーターがいるということを、
まだ彼らは知らなかった
『今回の必殺技』
今回は短いから使った必殺技も少なくて楽だわ
それではいこう
1、『無意識を操る程度の能力』
出典『東方Project』
キャラ『古明地こいし』
使うと無意識になり、誰にも気付かれなくなる技
目の閉じたサードアイももれなく付いてくる
2、『白眼』
出典『NARUTO』
キャラ『日向ネジ、日向ヒナタなど』
遠くを見たりすることができる技
白目になって、目の周りに血管が浮き出るので周りからは不評