蒼き清浄な世界の為に 作:foreigner
ヒロアカ、原作持ってないのでうろ覚えです……設定とか間違ってたら許して欲しいです
世の中は変わってしまった。悲しいことに個性という超常の能力の出現により異常な変化を強いられてしまった。
──個性。
初めて光る子供が世界で確認されてから幾年。いまや人口の8割が個性を持つという。要するに個性とは超常の力、超能力だ。
超常の力が普通になったら超常の力ではない気もするが、それは別にどうでも良い。
意味の分からない超常の力を所持する人間とは、本当に人間なのか。私の言いたいことはそれに尽きる。特に異形型といわれる個性など、もはや化け物ではないか。人間の見た目を捨てて得た超常の力。ああ、なんて気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い……キモチワルイ。存在そのものが不快。なんて疎ましい。
意志が人間であっても化け物は化け物だ。
そして個性とは非科学的だ。原理が解明されていない能力など、いつ暴発するか分からない上に不透明で不愉快だ。何が超常の力だ。誰から授かったかも分からない奇妙な力。唐突に表れた謎の力。それを嬉々として使用するその姿……気味が悪い。
加えてその個性を振り回すヒーローとヴィラン。
ヴィラン?何をカッコつけてヴィランなどと自分を呼ぶ? アメコミにでも憧れてるのか? 阿呆共。現実と創作の世界を区別すらできない不適合者、犯罪者は犯罪者だ。個性を振り回したいだけの犯罪者に過ぎない。
そしてヒーロー。何故にヒーロー? 馬鹿なのか。そんなに犯罪者を取り締まりたいなら警察にでも入ればいい。まあ、これは警察や政府の個性に対する対応の悪さもあるかもしれないが、ヒーローはないだろう。フィクションの見過ぎだ。そもそも、ヒーローとは救済に対価を求めてはいけないものだ。対価を求めるならそれは純然たるヒーローとは言えまい。そんなヒーローは勿論ほぼいない。ヒーローという名前を借りて個性を振り回したいだけの阿呆共が殆ど。
故に私は個性というものは大嫌いだ。そして今の世の中も大嫌いだ。ならば壊すしかあるまい。だから壊して壊して壊して……そして正常な世界に戻す……いや、作り直す。
オールマイト……
オールフォーワン……犯罪者。
手始めに両方とも徹底的に破壊しよう。絶望を、深い絶望を味わせてやろう。そしてヴィランとヒーローという存在など不必要だということを教えてやろう。その後に世界を作り直す。徹底的に。二度とこのような巫山戯た世界に戻らないように。
私の開発した力で、蒼き正常な世界を取り戻す。
────さあ、世界を