ヤギ転生者は、東方に向かう   作:霊夢

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5話目投稿!!なんだか今日は本当に調子がいい、しかしなにか忘れてる気がする今日この頃………


てなわけでゆっくりしてってください


5話 二人目発見

「霊夢、温泉に行かないか?」

 

 

突然魔理沙に温泉に誘われた。

温泉か………行きたいな……

 

 

「動くのめんどくさい、だからパス」

「そっか~……お前は?」

「みかん剥くのに忙しいから無理」

「十分暇だろ?みかんなら後で食べれるんだし」

「……メェ~」

「ヤギ之助……とりあえず困ったら鳴き声上げるのやめろ」

 

 

魔理沙に冷静にツッコミを入れられた、けど確かに…………このネタは飽きたな。

………………よし

 

 

「なら早速」

 

ガラッ

 

「俺も一緒に────」

 

 

言わせねえよ、このやろうヤギの言葉遮りやがって。

でもこいつの相手してるとほんと疲れるよ、誰か替わってよ、礼ははずむよ?みかんだけど

 

 

グパァッ

 

─うわぁぁぁぁぁ……─

 

 

目の前にスキマが現れアホが落ちていった。

次に再びスキマが現れたと思ったら今度は紫さんが現れた

 

 

「紫さんおはよう、突然だけど夜食はダメだよ?太る原因になるから」

「……なんでそれを知ってるのか気になるけども………いいわ。それより霊夢、温泉に行かない?」

「行かない、前みたいなことがあると嫌だし」

 

 

前に何かあったのかな?てか紫さん無断で角掴まないでくれない?これけっこうデリケートなんだよ?

 

 

「彼のことなら大丈夫よ」

「安心できる保証がないわ、現に紫のスキマを抜け出して覗きまでしようとしたんだから」

 

 

よしあいつ潰そう、疲れを取るための温泉なのに疲れがたまってしまったら意味ないじゃないか

 

 

「というわけで行かない」

「ならこの子を連れていけばいいじゃない、あの男の天敵よ?」

「……………」

 

 

なぜそこで僕を巻き込むのかな?まぁ嫌じゃないけど。でも裸なんかよりいたずらしたいんだよ、そういえば紅魔館行ってないな、明日行ってフランちゃんと遊ぼうかな?

 

 

「ヤギ之助、来てくれる?」

 

 

これは絶対参加なのか?参加しなきゃいけないのか?そして白黒、後ろでニヤニヤしてるのバレてるからな?あ、霊夢に殴られた。

特に断ることはなかったから行くことにしたらよほど嬉しかったのか抱きついてきた。

……仕方ない、ぼちぼち頑張りますか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「てなわけで護衛を任されてるんだ」

「あやや、あなた方も大変ですね~」

 

 

皆が温泉に入って少し経ってから鳥天が来た。

取材がしたいと言ってたからとりあえず答えられることを言って満足させた。

その後鳥天は、「また後程」と言って羽ばたいていった。

それはそうと……今温泉に入ってる人たちは埋め合わせでもしてたのか?

 

 

・博麗霊夢

・霧雨魔理沙

・八雲紫

・八雲藍

・アリス・マーガトロイド

・上白沢慧音

・藤原妹紅

・十六夜咲夜

・紅美鈴

・パチュリー・ノーレッジ

・レミリア・スカーレット

・フランドール・スカーレット

 

 

後は鬼と半人半霊の子と暴食姫、そして八意永琳と蓬莱山輝夜、秋の神様に山の神様………偶然とは言えない巡り合わせ方だ、しかもお互いがお互いを誘おうとしてたなんて。

それと化け猫の橙ちゃんは狐の藍さんの服の上で丸まっている、なんでも落ち着くとかなんとか

 

 

「おい、おまえはなんだ?」

 

 

なんかカエルに絡まれた。

てかこいつ…………カエルシミュレーターのカエル君じゃね?

 

 

「おまえこそなんだ、そんなみすぼらしい格好しやがって」

「俺か?俺様はオリ主様だ!ヌワッハハハハ!!」

 

 

ハッキリ言おう、こいつバカか?そんな姿して…………まさか18禁プレイをするのか!?

………無理だな、よく考えたら分かることじゃないか。

……あとこいつみすぼらしいって言ったところスルーしたぞ

 

 

「フッ、ニコポとナデポがあるかぎり………俺様は女にフラれはしない!」

「可愛いカエルでも手に入れるのか?」

「違う!人間の方の女だ!てか俺が答えたんだ、おまえも名前を言え!」

 

 

答えたっていうか名前言ってなくね?別に構わんけども

 

 

「仕方がない、おまえにだけは特別に教えてやる…………世界一最強の無敵生命体、ヤギ之助様だ」

 

 

普通に自己紹介したのにメチャクチャ睨まれてるよ僕。おかしいな………怒らせるようなことは今回してないはず

 

 

「それより、なぜカエルに転生?」

「ほんとはもっとかっこいい姿になるはずだったんだ!なのにあのバカ神め………」

 

 

ようは自業自得か、ザマァww

 

 

「まぁそれはいい…………おまえもハーレム狙いか?」

「え?いや僕は「なら俺の敵だ!早急に消えてもらう!」話聞けよ」

 

 

「オリ主は俺だけだ!」と言いながらフックショット片手に体当たりを仕掛けてくる、いやいや僕動物じゃん、どうやってハーレム作らせる気だよ。

そもそもハーレムなんてのには興味の一欠片もないんだぞ?そしておまえはカエルだ、諦めて可愛いカエルでも探すんだな。

そしてフックショットは飾りか?ちゃんと使えよ、フックショット可哀想だろ

 

 

「食らえ~!!」

「あらよっと」ヒョイッ

 

ドカァァァン!

↑爆弾の音(なんでここにある)

 

「うわぁぁぁぁぁ!」

 

グサッ

↑近くに置いてあった植木鉢にケツが刺さった音

(だからなんでここにある)

 

「ぎゃぁぁぁぁ!!」

 

 

あのカエル、一匹だけなのにも関わらずやかましい。

と、どうやらみんないつのまにか温泉から出ていたようだ。何事かとこっちの様子を見てくる。

………面白いから少しだけ遊んであげよう

 

 

「く、まさかこの俺様の攻撃を避けるとは……ガフッ!?」

 

 

ヤギの体当たり!

急所に当たった!

 

 

「やりやがったなモブヤギめ~!」

「危ない危ない」

 

 

カエルのつつく攻撃!

攻撃は外れた!

 

プーン

 

「メェ~」

「ンギャ!?」

 

 

ヤギの踏みつけ!

カエルは怯んだ!

 

 

「………何やってんのアレ」

「まるでポ〇モン見たいですね」

「?なんだそれ」

「手持ちのモンスターを戦わせるゲームなんですけど……あ、そろそろ決着着きそうですよ?」

 

 

「♪」

「ッ!?」

 

 

ヤギのロケット花火、こうかは抜群だ!

カエルは倒れた!

 

デデデデーデーデーデッデデー

 

1の経験値を得た!

 

レベルが上がった!

 

おもに笑いのセンスが上がった!

(意味などありません)

 

笑いの技術が上がった!

(さっきと変わらん)

 

角が少しだけ延びた!

(いらねえ)

 

 

0円手にいれた!

(持ってないじゃん)

 

 

「ねぇあれはなに?」

「ん、あれ?あれはね……………世界一寂しくひもじい生活をしているカエル君だよ、さっき喧嘩売られたから僕が遊んであげたんだ」

「ふ~ん」

「あなたが霊夢さんの神社に住み着いてるヤギですね?私は東風谷早苗です…………ところで家に来ませんか?」

 

 

勧誘されたけど断る、そしたらあからさまに落ち込み出す2Pカラー。

いや、別に行ってもいいんだけどこっちの神社と同じであのバカやろうが来そうな気がするんだよね。

だったら行っても意味ないと思って断らせてもらった………なんかこの説明にテジャブを感じる

 

 

「キェェェェ!」

 

 

カエルがすごい勢いで突進してきた………あ、転んだ………………へ?

 

 

カエル→→→→→ヤギ

 

 

おいまて、これ僕に当たるのか?それだけは避けなくて……しまった、バナナ踏んでスリップしちゃった!(なんで置いてあんだよ)

 

 

エンダー ィアーイ ウィル オールウェズ──

 

ブチュッ

 

 

「発射ァァァァ!!」

「不可抗力だぁぁぁぁ!?」

 

 

あのカエル野郎、世界で一番しちゃいけないことしやがった………それは

 

 

(ヤギ)のファーストキス奪いやがって…………いたずらできなくなったらどう責任とるつもりだ」

「いたずらは止めないのか!?」

 

 

舌ベロ、カエルにドッキング。そのままブンブン振り回しどこか遠い所に投げ飛ば……あ、やべぇ起動ずれた

 

 

ビタッ

 

 

「ひゃん!?」

『あ』

 

 

手違いで霊夢の胸元に飛ばしてしまう、いきなり飛んできたからか変な声を出してしまう、瞬間霊夢からカエルに向けてすごい殺意が向けられているのが分かる。

一匹のカエルに霊力のこもった拳が迫る、それだけじゃなくいつのまにやら辺り一面に色とりどりの弾幕が展開されている…………終わったなカエル野郎、しかしカエルは

 

 

「お、お胸様だ!やはり俺はついて───」

 

 

さらに怒りの原因を作り上げ、地面に投げ捨てられ……たくさんの弾幕のプレゼントが送られた

 

 

「さ、帰りましょ♪」

『…………』

 

 

すごいね霊夢、皆顔が真っ青になってるよ。

紫さんもよく我慢してるね、足プルプル震えてるけど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つぎの日、いつも通り乱入してきた勘違い君を霊夢と共にいじめた。

その現場の一部始終を見ていた本泥棒さんはこう語る

 

 

『共同殺人の現場………初めてみたぜ』

 

 

鳥天さんはこう語る

 

 

『いまの霊夢さんをちゃかしたら確実に殺られますね…………』

 

 

とか言いながら文々新聞には。

“博麗の巫女、まさかの初めてが両生類だった!?”という新聞を霊夢が見ていい笑顔で「ちょっと文と遊んでくるわ」と言って出ていった。

文も文でそれやると死ぬ確率上がるからやめとけばいいのに………。

翌日、妖怪の山からたくさんの哨戒天狗の死骸が出た(死んではいない)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         ☆オマケ☆

 

 

「あのぅ…………霊夢、さん?」

「なぁに?文」

 

 

霊夢は普通の態度で接したのだろうが、文の後ろにいる五、六人程の哨戒天狗は皆抱き合ってガタガタッと震えている。

ちなみに季節は春、ポカポカと太陽が幻想郷を照らしている……だが文含め哨戒天狗のものはなぜか今だけは気温が低く冬のように感じるのだ

 

 

「あ、文さん……今度は何やらかしたんですか……!?ここまで怒ってる霊夢さんは見たことありませんよ………」

「え、えーと…実は昨日現場で面白いものを見てしまって…………あ、あはは」

 

 

哨戒天狗の一人、犬走椛は小声で文に聞く、それに対し文はとりあえず笑って誤魔化す

 

 

「………椛」

「な、なんですか」

「………さらば!」

「え、ちょ!?文さん!?」

 

 

そして逃げる。

霊夢はすぐさま文を追いかけ弾幕を撃ちまくる、幻想郷最速とも呼ばれる彼女は数時間後、霊夢に捕まりボコボコにされていた。

道中には巻き添えを食らった哨戒天狗が気絶していた




ふぅ疲れた………車校の勉強も疲れる。

今日行ったらまさかの56点だった………これは酷すぎる。でもさ、誰も予想できないと思うよ?てか問題文ムズいって、路面電車ですげぇ頭使ったんだからな?その結果思った以上に時間とられて他の問題が分からなくなったし

あと、お気に入り登録。こちらこそありがとうございます!次こそは地霊殿出すつもりなので気長に待っていてください


それではまた次回まで……

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