色々な人外娘たちと悩んだのですが、「最初だしできるだけ有名どころから攻めていこう!」と思いラミアを選びました。キャラもカトレアさんとかぶらないようにしたかったので哺乳類と爬虫類という大きな違いのでるラミアをチョイス。
はたしてこれが吉と出るか凶と出るか・・・・
それでは、ラミア編。スタートです(^ω^)
ラミアはあのひんやりした鱗がいいのです
「ん~~っ・・・今日もいい天気!」
カーテンを大きく開き日光をその身に浴びて伸びをするのは見た目女の子な男の娘「リオ」
リオはそのまま部屋を出ると台所に行き料理の下ごしらえを開始、と言っても野菜を切ったりパンを切ったりするのみ、
そこまで済ませるといったん台所から出てある一室へ。扉の前で立ち止まると扉をあける前にノックをする。
「ラーニャ、起きてる?」
「起きてます~・・でも起こしてください~」
中から寝ぼけているような声が聞こえる。いつも通りの彼女の様子に苦笑いを浮かべながらリオは彼女の期待に沿うために扉を開いた。
「おはよう。ラーニャ。」
「おはよ~です。」
ベットで横になっている女性。その目は半開きといったところで、彼女がまだ半分夢の中だということが理解できる。
そのままリオは彼女のベットまで近づき肩よりも少し伸ばされた緑の髪の毛を手櫛ですいた。
うれしそうに頬を緩めるラーニャに心が温まるのを感じる。
「うぅ~、リオ君。はやく~、寒いです~。」
「はいはい。」
そんなことをしていたらラーニャにせかされてしまった、ここで不機嫌にさせてしまうと後が怖い・・・というより少し面倒なのでここは彼女の期待通りにしよう。
そう決めるとリオは何の照れもなくそのままラーニャの隣で横になり、手を腰にまわして彼女に抱きついた。
「んふふ~♪」
まるで待ち望んでいたかのようにラーニャもリオの頭に手をまわして抱き寄せる。
しかし彼女の抱擁はこれで終わりではない。ラーニャの後ろから「のそり」と何かが動きそれがリオに巻きついて来る。
リオはそれに慌てる様子もなく、むしろその感触を楽しんでいるかのように笑っていた。
『それ』はやがてリオのつま先まで巻きついてしまった。
「相変わらずラーニャは冷たいね。」
「しょうがないですよ~。私変温動物ですし~♪」
「朝は大変だよね。『ラミア』って。」
そう、今現在リオに巻きついているのは巨大な蛇のようなラーニャの下半身。鱗におおわれた一本の長い尻尾のような下半身全体を使って暖かいリオの体を使って体温をあげているのだ。
こうしないと彼女の一日が始まらないことから、この毎朝の抱擁はリオの義務であり同時に楽しみでもあった。
体温も上がってきて徐々に頭がさえてきたラーニャはパッチリ開かれた目をリオへと向けた。
「今日の朝ご飯は何ですか~?」
「パンとサラダとコーンスープ。あと目玉焼きとベーコンもつくよ。」
「おぉ~、豪勢ですね!あ、ちなみにですが・・・」
「もちろん。ラーニャの好きな茹で卵もあるからね。」
「さすがリオ君です。」
そのままラーニャの体温が上がり彼女が起き上がるまで、お互いに抱き合いながら話を弾ませた。
「ん~♪やっぱりリオ君の料理は最高ですね。」
「ありがとう。でも練習すればラーニャもできるようになるよ。」
「私は食べる専門ですので。」
あれからラーニャが動けるようになるまで体温上げをしたのち、準備してあった朝食を調理、リオの作った朝食をしっかし食べて食後のコーヒーを飲みながら顔をほころばせるラーニャ。
「そう言えばリオ君。今日の予定は何かありますか?」
「ん?特にはないよ。掃除して洗濯して位かな?」
「了解です。それなら外出はしませんね。」
リオの言葉に心底安心したような表情になるラーニャ。それをみたリオが今度は溜息をついた。
「ラーニャ、相変わらず外が嫌いだよね。」
「だ、だって恥ずかしいじゃないですか!肌も傷つきますし!」
顔を赤くしながら恥ずかしそうに叫ぶラーニャ。ちなみにリオたちの住む家は大都会。とまではいかないがそこそこ家の建ち並ぶ住宅街。もちろん地面はアスファルトなので体を這わせて進むラミアは下半身がこすれてしまって大変よろしくない。
彼女の体は傷つかないように鱗で覆われてはいるもののそれは上部と側面だけであり肝心の腹部、つまり今問題になっているアスファルトとこすれる部分。ここはほかに比べて割と柔らかい鱗で覆われているためほかに比べて弱いのだ。
「それにしたって・・・ねぇ?」
「べ、別に他人とかかわらなくたって生きていけますし!私にはリオ君がいればいいですし!!」
先ほど述べた理由があるにしてもラーニャは外には出たがらない。本人いわく『恥ずかしい』だそうだ。何がとは言われたことがないが、とにかく外に出たがらない。
「はぁ・・・まぁ、こればっかりは慣れていくほかないのかな・・・」
「それよりリオ君。食休みに一緒にお昼寝しましょう。」
「まだお昼前だよ?」
「私消化中はあまり動けませんし。」
「話聞いてないね。」
リオの言葉も気にせずに笑顔でのほほんとしているラーニャ。リオは苦笑いを浮かべるが決して嫌とは言わなかった。しかし彼にもやらなければいけないことがある。
「さっきも言ったけど、掃除と洗濯もあるし。」
「それなら、私先にベットに行ってますから、終えたら来てください。」
「本格的に寝る気満々だね。せめてリビングで横になる程度にしよう。」
「ぶ~。」
「・・・・冷水とか被ってみる?」
「い、いえ結構です~。」
黒い笑顔に恐怖を覚えるラーニャ、朝の出来事でも言っていた通り彼女は変温動物。せっかく上がった体温も冷水なんて掛けられた日にはまた動けなくなってしまう。
「・・・はぁ、わかったよ。すぐに終わらせるからちょっと待ってて。」
「わ~い!さすが話がわかりますね~!」
そう言いながら食器を片づけるリオ。若干面倒くさそうにしているが、口元は少し上がっていた。
彼の頭の中ではいかにこれらの家事を早く終わらせられるか、というシュミレーションが繰り広げられている。
結局。家事を終わらせてリビングについたリオは待ち焦がれていたラーニャに巻きつかれながら熟睡。
お昼御飯のタイミングが大分ずれてしまっただけではなく、昼食後にもまた誘われて昼寝をしてしまい、肝心の夜に眠れなくなってしまったとか。
というわけで、ラミアのラーニャちゃんでした。
出だしとかベタ過ぎましたかねww
しかしラミアときたら朝の添い寝はだれしもが考える夢展開でしょう!
下半身蛇ですし、アスファルトとかはつらそうな気がします。外出嫌いにもなるんじゃないかな?しかし恥ずかしがり屋は完全に私の想像です(^w^;)
前回のカトレアさんとは少し・・・というかほぼ正反対の娘が掻きたかったのでこんな感じにしてみました。
大体展開的にもカトレアと同じくらいの長さになるのでは・・・と思っておりますが、「ラミアらしさ」を出した文章を書くのも難しそうで今から頭を悩ませております(;ω;)
ここまで読んで下さりありがとうございます。
次回もお楽しみにしていただければ嬉しいです^^