「あれ?これR-15でやって大丈夫かな・・・」
と・・・・(((゜Д゜;)))
最悪18設定にしましょうかね・・・・
という内容になっております。というかラーニャさん、遠慮なさすぎです(^w^;)
「ん~・・・今日はジャガイモ安かったし、カレーか肉じゃがってところかな。」
商店街を買い物バックを持ちながら歩く男性もとい男の娘。後ろでちょこんとまとめられた薄青色の髪が歩くたびに揺れる。
そうして家路に着きながら男の娘、リオは今晩の夕食の献立を考えていた。
普段一緒にいるラーニャはというと、家でお留守番をしている。どうしても外に出たがらない彼女に代わって、こうしてリオが食料や日用品などを買ってきているのだ。
{早く家に帰らないと。ラーニャおなか空いてるだろうな。}
苦笑いを浮かべながら歩きを早めようと思った時だった。
「おう!リオちゃんじゃねぇか!!」
「っと・・・あぁ、おじさん。こんばんわ。それと『ちゃん』は止めてください。」
リオのすぐ横から声がかかった。そちらに顔を向けると、魚屋の文字。その看板の下で丸坊主に鉢巻きという如何にもなおじさんがこちらに向かって手を上げて笑っている。
「そんなこと言ったってオメェ、そんなツラして男なんざ詐欺だろうよ。」
「騙してるつもりはありませんよ!」
「オメェはこの商店街のマスコット兼アイドルなんだから。もっと自信もてよな。」
「そんな自信微塵もいらない。」
この会話から予想もつくようにこの二人、というよりリオはこのお店の常連さんだ。そのせいかこうして話ができるようになっている。良くサービスもしてもらっているし、とてもいいお店だとリオは思っている。店主の悪乗り以外は・・・
「それより、何か用ですか?今日は魚を買う予定はないのですが・・・。」
「あぁそうだった。ちょっと待っててくれ。」
そう言うと魚屋の店主がお店の中に入って行ってしまう。しばらく待っていると、彼は大きな箱のようなものを持って戻ってきた。
「確か、ラーニャちゃんが好きだっただろう?持ってってくれや。」
そう言ってその箱をこちらに差し出してくる。その名前を見た途端、リオが表情をしかめる。
「・・・確かにラーニャは好きですけど・・・」
「いや~、親戚が送ってくれたんだけどよぉ。俺は今オニババに禁止されちまっててな?「誰がオニババだって?」・・・・げぇ!!!」
リオの目の前で一方的な夫婦げんかが繰り広げられているにもかかわらず、リオは受け取ってしまった物を困ったように睨んでいた。
「ただいま~。」
「おかえりなさい~。」
結局、魚屋の旦那さんが地に伏したのを確認してからリオは奥さんの方にお礼を伝えて家に帰ってきた。
中からは少しだらりとした声が聞こえてくる。「寝てたな」という確信を持ってリビングに入ると、案の定、床に寝そべって目をこすっているラーニャがこちらに手を振ってきている。
「リオく~ん。お腹すきました~。」
「はいはい。じゃあすぐに作っちゃうね。」
とりあえずバックの中に入った貰いものの存在はこの怠け者がしっかり夕飯を片づけてからにしよう
と決めて、リオはキッチンへと向かった。
「ふ~、ごちそうさまでした~。」
「お粗末さまでした。」
テーブルの上の皿が全て空になり、ラーニャが手を合わせる。
作っている身としてはこうして全て食べきってくれることは本当にうれしい。ラーニャの場合常に笑顔で食事しているあたり通常より嬉しさアップだ。
そんなことを考えながら、リオは夕食の買い出しの時の事を思い出し、口を開いた。
「そうだ、ラーニャ。実は今日もらいものしちゃったんだけど。」
「貰いものですか?」
食休みにリビングで横になろうとしていたラーニャはこちらを振り返ると首をかしげている。
そんな彼女に見せるように、リオは魚屋のおじさんにもらった箱を取り出した。
それをみたラーニャの目が輝いたのをリオは見逃さなかった。
「お酒だ~!」
「・・うん、魚屋のおじさんに貰っちゃたんだけど・・・・飲むよね?」
「もちろんです!!さ、リオ君も一緒に飲みましょう!」
言うが早いか、ラーニャは戸棚から2人分のコップを取り出すと、リビングにあるテーブルに置いてこちらを振り返る。言わんとすることは目を見ればわかる。「早く」だ。
「おつまみ作るから、先にはじめてていいよ。」
「そんなの戸棚にある乾きものとかで良いですよ~。さぁリオ君。一緒に飲みましょう~。」
「・・・はい・・」
リオは肩を落とした。
「かんぱ~い!」
「乾杯。」
ラーニャの言うとおりに戸棚にある乾きものをお皿に開けておつまみとする。そのころにはすでにラーニャがお酒の瓶を箱から取り出し蓋をあけてコップに注いでいた・・・
箱の大きさからも想像していたが、やはり一升瓶の日本酒。しかも名前が「八岐大蛇」と来た。
これはラーニャ・・・・というかラミアに飲ませてはいけないような気がしてきた。異種族が多く国に居を構えるこのご時世。その中にはラミア族も少なくないだろうに、良くこの名前で売ろうと思ったものだ。
並々と注がれたコップで乾杯すれば、リオは舐めるようにチビリと一口。一方でラーニャはというと・・・
「ん~♪おいしいですね~。」
左手を自分の頬に当てながら上機嫌に笑ってる。右手に握られたコップはすでに空になっていた。
「・・・ラーニャ?少しペースが速いんじゃないかな・・・」
「何言ってるんですか~、こんなに一杯あるんですし。どんどん飲みましょうよ~。」
そう言いながら手酌で自分のコップに酒を注いでいくと、すぐにコップを煽ってまた飲み干していく。
一升瓶に入っていたお酒はどんどん量を減らしていき、リオがコップの三分の一をようやく飲み終わったころには、ビンの中の酒はすでに半分ほどになっていた。
「あ~♪やっぱりリオ君と一緒に飲むお酒はおいしいです~♪」
「そう、それは良かったね。」
「む、リオ君は私と飲むお酒がおいしくないんですか~?」
「そ、そんなことないよ?ただ、僕お酒苦手だし・・・」
「無理を通せば通りが引っ込む~♪」
「言いたいことはわかるけど、それは意味が違うからね。」
当然と言うべきか、わずかな時間で一升瓶の半分を飲み干したラーニャは顔を真っ赤にしながら上機嫌にリオに絡んでいた。
実はラーニャ、お酒は大好きなのだが、それにも関わらずお酒に弱い。つまり酔い易い。
いや、もしかしたらこの「八岐大蛇」のせいかもしれないが・・・
とにかく、非常に酔いやすいラーニャは今完全に出来上がってしまい。リオにしな垂れかかるように絡んでいた。右手にコップ、左手でリオの頭を抱きかかえ、尻尾で一升瓶を確保すると言う完全装備である。
「でもリオ君全然飲んでないですね~。」
「だから僕お酒苦手だってば。ラーニャが飲みなよ。」
リオは基本的にアルコール全般が苦手。飲めないわけではないが、まだお酒のおいしさが分からないので、自分から進んで飲もうとはしない。
片づけやラーニャの介抱もあるし・・・
「・・・・私ももう同じお酒飽きました~。」
ふてくされるようにしながら尻尾の一升瓶を目の前に持ち上げて覗き込むラーニャ。
「それなら、今日はもうお開きにしようか。」
「ん~、それはもったいないですね~・・・」
「どうしたいのさ。」
ラーニャの言葉に苦笑いを浮かべるリオ。こうなったラーニャを説得するのは至難の業なので、リオは無理に終わらせようとはしない。ラーニャが満足するまでとことん付き合う。それがリオのやり方だ。
「あ~♪」
「ん?」
リオの抱き寄せたリオの顔に顔を向けながらにんまりと笑うラーニャ。それに対してリオは身の危険を感じたわけだが・・・
いかんせん先ほど説得していなかったため逃げ出すわけにもいかない。
「リオ君~。おいしいお酒のために、手伝ってください~。」
「て、手伝い、おつまみとか?」
「それも手ですけど~♪違います。」
そう言うとラーニャはリオが持つコップを手の上から握ると、リオの口元へと持ってくる。
「の、飲むの?」
「はい~♪」
良い笑顔で答えてくるラーニャ。しかしリオは先ほども言ったようにアルコールが苦手、更に細かく言えば、度の強いお酒を飲んだ時の喉に来る熱さが苦手なのだ。そんな状態で・・・
「んぐっ・・・む、うむぅ・・・」
コップをラーニャに持たれて傾けられるため、自分の限界を超えた量が口の中に入ってくる。
それを一気に飲みほす事が出来ないリオは当然一旦口の中にお酒をとどめる。
飲み込めもせず、喋れもしないリオを見てラーニャは更に笑みを深めた。
「あ~、ごめんなさい♪入れすぎましたよね~。大丈夫ですか~?」
「ん~~!!」{あ、明らかに楽しんでる!!}
ラーニャのあからさまな態度に少しイラつきながら・・・、しかし大丈夫ではないのでとりあえず首を横に振り状況伝達。
どうやら必死さが伝わったようで、ラーニャは少し心配そうにこちらを覗き込む。
しかし、その心配そうな表情も一瞬だった。
「なら、私が飲んであげますね~♪」
「んっ!?むぐっ!!!」
リオが反応するよりも早くリオにキスをするラーニャ。
そのまま蛇特有の細い舌で固く閉じられた唇をこじ開けると、舌で口内を蹂躙しながら、リオの口から酒を少しずつ吸い出して飲み干していく。
「・・んっ・・・チュゥ・・・・ゴクッ・・・んぅ・・・♪」
「むぐ・・・ふむぅ・・・」
どれほどの時間そうしていただろう。やっとリオの口から酒が消えたところでラーニャはゆっくりと唇を離した。
舌なめずりをすると、満足そうに微笑んだ。
「予想通り・・おいしいですね~♪」
「ら、ラーニャぁ・・・・やっぱり最初から・・・・」
「えぇ、狙ってましたよ♪」
とくに悪びれた様子もなくそう答えるラーニャ。不敵に笑うと、一升瓶を持ち上げた。
「さ、続きです♪」
「・・・・え?」
「チュウ・・んっ・・ゴク・・、はぁ・・・はむっ・・・」
「んむ・・・んぅ~~。・・ぷはっ・・・ぅん・・・」
何十回目のキス。結局ラーニャは一升瓶にのこったお酒をこの方法で飲み干していた。
リオの方も、飲んでいないとはいえ、口の中一杯お酒を含み続けたことですでに顔を紅くして酔っぱらってしまっていた。
そのせいだろうか、羞恥心が消え、リオの方からラーニャとのキスを迫るような場面も見えた。
二人の紅い顔が離れる。
「お酒・・・無くなったね。」
「そ~ですね~・・・」
ラーニャの方はまだ意識はあるが、リオの方はというと、もう限界なのだろう。目がとろんとして今にも寝てしまいそうなほどだ。
「ラーニャぁ・・・んっ・・・」
「ん~♪ チュ・・・んっ、ふ・・・」
お酒も何もないのに、リオはラーニャに自分から顔を突き出し、唇に触れる。
ラーニャも普段見れないリオの積極性に嬉しさを感じながら、自分も欲望のままにリオの唇を貪る。
しかし・・・
「んぅ~~・・・・うぁ・・・」
「おっと・・・・・リオ君~?」
不意にリオの体が後ろの倒れかかる。とっさにもかかわらずラーニャの尻尾が彼の体を支えるが、糸が切れた人形のように体に力が入っていない。
ラーニャがリオの顔を覗き込んで見ると、顔を真っ赤にしながら寝てしまっていた。さすがに限界を超えたのだろう。体も熱いし少し少し汗ばんでいるようにも見える。
「・・・んふふ~♪リオく~ん。」
そんなリオの状態も気にせずにラーニャは彼に尻尾を巻きつけて上から覆いかぶさる。そこで、ラーニャは今の状態を改めて考えてみた。
「・・・・・これは、チャンスですかね~。」
リオが寝てしまった今、お酒も入っているし大抵のことでは起きてこないだろう。それはつまり、朝までリオを好きにし放題・・・
「ふ、ふふふふ。ついに・・ついにリオ君をいただけますね~♪」
よだれでもたらしているのではないかとも思える笑顔を顔に張り付けて、ラーニャの尻尾がリオの足に絡みつき、リオの服を脱がそうと・・・
「・・・んぅ~・・・ラーニャぁ・・・」
「リオ君。」
不意に名前を呼ばれて驚くラーニャだが、リオの顔を見るとまだ寝ている。どうやら寝言だったようだ。
しかし、それを確認しても、ラーニャはリオの顔から目が離せなくなってしまった。
「・・・・・ふふ、人の名前を呼んでおきながら、なんて幸せそうな顔で寝てるんですか♪」
普段のリオと同じように、それでいて普段の笑顔ではあまり見せてくれないような、幸せをかみしめる笑顔でリオが寝ているのを見て、ラーニャは手を下げると、リオの隣に横になった。
もちろん、尻尾を巻きつけて完全に密着している。
「今日は止めておきましょう♪どうせなら・・・リオ君と一緒に楽しみたいですしね~♪」
そのまま、彼の体温を感じながら、ラーニャも幸せを感じながら眠りに着いた・・・
翌日
「あ、頭が~~・・・」
「ラーニャ飲みすぎだよ。はい、味噌汁作ってあるからね。」
というわけで、ちょっと危ない雰囲気のお話でした。
ラーニャの酒好きは、酒の名前にもなっている通り、八岐大蛇のイメージで「蛇は酒好き」な勝手なイメージですね(^^;)
それにしても今回はホントに大丈夫かな・・・?消されないことを祈ります・・・・
そろそろラーニャちゃんパートも終わりかな?なんて考えております。次はどんなモン娘にしようかな(^w^の)
それでは、ここまで読んでくださり、ありがとうございます。