亜種特異点 無限螺旋世界ネジが島   作:kanasupe

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ついにヘボット、完結してしまいましたね
このssの中ではまだにちようびのせかいかもしれません


3話

「助けてくれー」

 

便器のから上半身を出したお兄さんが助けを求めている、流石にこれが罠って事はないだろうし出してあげるべきなんだろうか。

 

「黒髭、出してあげてよ」

「ええっ!? 流石の拙者も便器に入ってる男はNGでごじゃるよ!?」

「まあまあ、人助なんだと思ってやっちゃえやっちゃえ!」

 

渋々といった様子でお兄さんを引き上げる黒髭、なんというか自分で提案しておいてなんだけどサーヴァントにこんな事させてよかったんだろうか。

 

「ありがとう、助かったよ」

「ところでなんであんなところに......?」

「わからない……友人のところに向かっていたはずなんだが気づいたらここに居たんだ」

「気づいたらトイレに……」

「とりあえず濡れてるし、汚いかもしれないからお風呂に入ってきたら?」

「……そうさせてもらう」

 

そう言ってトイレからお兄さんは出て行った、お風呂の場所わかるのかな。

 

「ねえねえ、どう思う?」

 

後ろ姿を見ていると、アストルフォがそう問いかけてくる。

 

「どうって?」

「あの人、悪い人じゃ無さそうだけどなんか変だなってボク思うんだよね」

「そもそもトイレにハマってた時点で変だと拙者思うんだけど」

「いやーそうじゃなくってこう、うーん、なんか感覚的な事なんだけどね」

「まあ今疑っても仕方ないって」

「それもそうだね」

 

そうこうしてる間にとりあえずリビングの方へ移動する、しばらくした後、お兄さんが戻ってきた。

 

「ずっとあの状態のままになるんじゃないかと思って大変だったよ、改めてお礼を言わせてくれ」

「あんな状態の人が居たら(色んな意味で)放っておけないよ」

「あっ、そうだ、ところでところで、君の名前なんて言うの?今から話すのに名前知らないと不便だし自己紹介しようよ!」

 

ここで名前を聞いておくとサーヴァントかどうかの判別ができるって事なんだろうか、細かいところに気が回るなぁ。

 

「じゃあまずボクから!ボクはアストルフォ、よろしくね!」

 

違った!普通に自己紹介するだけだこれ!

 

「拙者は泣く子も黙る大海賊、黒髭ことエドワード•ティーチですぞー!」

「俺/私は藤丸立花、よろしくね」

「アストルフォに黒髭に藤丸立花か、俺はネ人造人間十三号、マンドライバーだ、よろしく」

「ネ人造人間?」

「マンドライバー?」

「拙者だけちゃんと名前で呼ばれないの酷くない!?」

 

黒髭が抗議の声を上げるが一応スルーしておく、多分こっちが黒髭って呼んでたからだろうし。

 

『ネ人造人間、それにマンドライバー、どちらも聞いたことのない名前だね』

「うわっ!?ビックリした......誰かテルテルネジでも使ってるのか?」

「テルテルネジ?これは一応魔術での通信だけど……」

「ボキャネジを知らない?君達はもしかして外から来たのか」

「ええと……ダヴィンチちゃん、話してもいいかな」

『いいんじゃないか?聞いたことのない単語があまりにも多すぎるし情報交換はした方がいいだろう、それに向こうも英霊相手に二対一で挑んでくるほど無謀じゃないだろうしね』

「じゃあ、お互い知らない事も多いみたいだし情報交換しようか」

 

 

 

「人理修復にサーヴァント、カルデアか……」

「次元ネジに言霊の力、終わらせる者……」

「どうやら、こちら側がそっちの世界を巻き込んでしまったみたいだな」

「周回の度に色んなものがごちゃ混ぜになるって話?」

「ああ、その過程でそっちの世界と聖杯がこの世界にネジ込まれた結果、君達の行った歴史のシミのようなもの、特異点ができてしまったんだと思う」

『一人の玩具職人によって分岐した世界か、いやはや天才というのはいつの時代も問題を起こすものだね』

「ダヴィンチちゃんがそれを言うの……」

『それにしても、次元ネジか、それはちょーっとマズイんじゃないかい?』

 

あっ、スルーされた。

 

「ああ、恐らくそちらの世界がネジ込まれた以上は、こちらの世界で次元ネジが完全にしまれば、どこまでの影響になるかわからないが、最悪そっちにも虚無が、終わりが来てしまう」

「そんな!じゃあ人理修復した意味がなくなるじゃん!」

 

七つの特異点を巡り、そしてやっと思いて成した人理修復が無駄になってしまうこと、それだけは避けなければいけない、彼の為にも。

 

『まあ冷静になってくれたまえ、恐らくこっちの世界への影響が出たのは聖杯がそちらの世界に行った事だ。なら君達がやる事はいつもと変わらない』

「つまり、聖杯を探して持ち帰るだけでいいの?」

『ああ、万能の天才である私が言うんだ、間違いないさ」

「俺もそう思う、この世界の、いや、恐らくネジが島のどこかにある聖杯を探して持ち帰ればここと君達の世界の接点は無くなるはずだ」

「じゃあ、やるしかないよね!アストルフォ!黒髭!」

「最初からボク達はそのつもりだよ!」

「いつも通りですな!」

「それから、マンドライバー、あなたも協力してくれる?」

「勿論、まだ次元ネジは動いてない、なら時間もあるはずだしな」

「行くぞー!」

「「「おー!」」」

 

不思議な島からのスタートだけど、やる事は変わらない。人類の為に、そしてマシュの為にも、ロマンの為にも。

 




と言うわけで、多分この辺りでイベントのタイトルコールが入ります
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