亜種特異点 無限螺旋世界ネジが島   作:kanasupe

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ヘボットのない日曜日が過ぎたけど、ファンの皆さんの二次創作が多くて助かってます、アリガットウ!


四話

「じゃあまずはどこに行くのがいいかな」

 

 さっきは勢いで行くぞ!みたいな事言ったけど、この島については全然詳しくないしマンドライバーに聞いてみることにした。

 

「うーん、そうだな。何か知ってる人物を探すなら城下町かお城か……あとはネジキール卿のところに行くのもいいかもしれない」

「それって確かマンドライバーが言ってた?」

「ああ、俺の一番友達だ。それにこの島がその特異点っていうのになっているのならあいつは既に動いててもおかしくない」

「そっか、じゃあそうしよう! 早く友人に会いたいだろうしね、それで家はどこ?」

「この森の中だ、案内はできるからついてきてくれ」

「この森の中かぁ、じゃあさっきの黒いのにまた会うかもしれないってこと?」

「黒いの……?」

「うん、こっち来るときに黒くておっきなロボットに襲われたんだ、もー硬いし力強いしで大変だったんだよ?」

 

 そのアストルフォの言葉を聞いて、信じられないといった表情になるマンドライバー。何か知ってるのかな。

 

「その場所まで案内してくれ」

「う、うん」

 

 凄く神妙な表情になったマンドライバーに言われ、さっき来た道を戻る、どうやらまださっき倒したロボットは残っていたようだ。彼はロボットに駆け寄り様子を見る。

 

「やっぱり、ソルジャーボットだ。それにデストロイネジがネジ込まれている!?」

「知ってるの?」

「ああ、今から会おうとしていた、ネジキール卿が作ったロボットだ。だけど人を襲うように命令するなんて、今のあいつがそんな事をするわけが……」

「誰か助けるベホーーー!!!」

 

 すぐ近くで女の子の悲鳴が聞こえてきた。

 

 

 

「悲鳴!?」

「ヘボット!?それにベホって……!」

 

 そう言って凄い速度で悲鳴の方へ走り出すマンドライバー、追わなきゃ!

 

「アストルフォ!黒髭!追うよ!」

「了解!」

「かしこまり!」

 

 そこまで遠くなかったみたいで、少し走ると開けた場所に出る。そこには……。

 

「何故だ!なんでソルジャーボットがヘボットを!」

「ボッツ!」

 

 マンドライバーが小さな黒いロボットの前に立ち、ロボットからの攻撃を防いでいた。あの小さなロボットが、ヘボットなんだろうか。

 

「マンドライバー!加勢するよ!二人とも足を狙って!」

「了解!ロボットは霊体じゃないから、普通に剣だ!」

「かしこまって~、ど~ん!」

 

 アストルフォは手に持った剣で、黒髭がヤクザキックでマンドライバーが抑えてるロボに同時攻撃を仕掛ける。強力な攻撃を受けたそれは予想通り体制を崩す。

 

「マンドライバー!追撃!」

「わかった!必殺!ネジ斬りだぁぁぁぁ!」

 

 マンドライバーの両腕に搭載された二本のドライバーによる連撃を繰り出し、ロボットは三つに分解され壊れた。

 なにあれ! 凄いカッコイイ!

 

「……マンちゃん」

 

 戦闘が終わって一瞬気を抜いたところで、小さなロボットがマンドライバーに話しかける、さっきの様子を見る限り知り合いなんだろうか。

 

「ヘボット、どうして追われていたんだ?」

「知らない邪気……今朝起きたらネジルが苦しそうで、声かけたら怒られて、怖くなって逃げたらソルジャーボッツが追ってきたベホ」

「あいつに限ってヘボットにそんなこと……まさか!」

 

 何か気づいた様子のマンドライバー、それにしても……全然話が読めない。

 

「うーん、ボクら完全に蚊帳の外だね」

「拙者さびちー!」

「まあまあ、水差すのは悪いって」

「立花」

 

 何やら考え込んでいた様子のマンドライバーがこちらに向き直る。

 

「今までの特異点で、サーヴァントが通常と違うものに変貌……本来の役割から外れたことはあったか?」

「ええっと、確か昔ノッブの世界と繋がった時に変になってたような」

「あと南の島の時にスカサハたんに霊基を弄られたのもそんな感じですぞ」

「そうか、じゃあ特異点の影響でそうなるのはあり得るのか」

「どういうこと……?」

「さっき話したように、俺たちは世界のネジれを元に戻すために繰り返してきた、その中で一人一人には役割、ロールがあった」

「つまり、この特異点ができたせいでロールがおかしくなったって事?」

「そう考えるのが自然だろうな」

 

 ロールがおかしくなる、よくわからないけど、それはかなり恐ろしいことのような気がする。肉体は自分のままでも全く別のものに変更される、ノッブの時の特異点も実は結構深刻だったんじゃ……。

 

「じゃあどうするの?そのネジキール卿って人をどうにかしないとあのソルジャーボットに襲われるって事なんじゃ」

「多分、一度気絶、いや、ボコボコにすれば元に戻るはずだ」

「そんな適当でいいのかなぁ……」

「ああ、前一度俺がそうなりかけた時も、そうやって助けられたんだ」

「ヘボ抜きで話進めるなベホ」

「あっ、ごめんごめん」

「それで……マンドライバーとそこのお兄ちゃんたちがネジルを助けてくれるベホ?」

「俺は必ず助ける、立花たちは?」

「乗りかかった船だしね、手伝うよ。二人もいいよね?」

「勿論!それでこそマスターだ!ボクも困ってる人は助けたいしね」

「こんな小さい子?が困ってるんですぞ、この黒髭、助けない理由がありませんぞ!」

「このおっさんちょっと目が怖いベホ……」

「酷くない!?」

 

 そんなこんなやり取りしつつ、ちょっとだけ休んでからネジキール卿のところへ向かうことになった、ちなみに黒ヘボットを運ぶ役は黒髭が立候補したけど結局自分になった。





マテリアル開放

真名:マンドライバー
クラス:セイバー
身長:???
体重:???
出典:ヘボット!
地域:ネジが島
属性:混沌・善
性別:男性

宝具:ネジ斬り
ランク:C
種別:対人宝具
レンジ:-
最大捕捉:1~5人

スキル
ネ慈愛B-
運命の相棒EX
ネ人造人間A

絆レベル1で開放
数多くの周回の中で生まれたネジルの一人、周回の末ネ人造人間13号、マンドライバーとなる。
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