今回は…まあタイトルから分かるかと。プリズムリバー三姉妹?誰かがやったんじゃないでしょうか(適当)。それか音合わせやらなんやらではないかと。宴会ではきちんと出します、ご安心を。
ではどうぞ。
「…むむっ、この辺りから大量の春を感じます」
「となると…犯人は近いな」
「私としてはもう充分の春を手に入れる事が出来たから満足なんだけど…ここまで来たら最後まで付き合うわ」
「おう、ありがとう」
やる事としては、リリーが春を感知して俺達に知らせる、所謂レーダー。迎撃は、俺が前でアリスが後ろだ。上海は癒し要員。ちゃんとポンポンまで持っている。
さておき、リリーが重要な事を口にした。近くに犯人が居る。
「ん、あの銀髪の子かな?…何だあのふよふよ浮いてるの」
「…ですね。あの人とあの人の刀から感じます…と言うかちょっと服とか破れている気も…」
「…今度こそ正解だろうな」
「「「?」」」
脳裏に先程のレティの言動が蘇り、思わず声に出ている。おっと危ない。
話を戻す。銀髪の子に
「やあ、こんにちは。突然だけど、春をくれないか?」
「「え?」」
「…何故です?と言うか誰ですか?」
疑問符と共に警戒してくる銀髪の子だが、リリーを引き寄せ、更に畳み掛ける。
「俺は新月霊夜。この妖精―春告精が言うには、お前とその刀から大量に春を感じるらしい。春が奪われているってのにそんなにあるって、おかしくないか?」
「…魂魄妖夢です。それなら、先程大量の春が吹雪の様に吹いていた所に行ってみては?案内しますよ」
残念だが、そこは俺の―正確には球体の―仕業だ。あれは綺麗だった。
と言うか質問と返答が噛み合ってないんだが。
「いや結構だ。何故だか、春が
「! …その春、戴きます!いざ尋常に…」
「待った待った、理不尽にも程がある。一先ず、お前が春を欲しい理由を聞いて、納得出来たら渡そう」
「っ…!」
掛かった。割と分かりやすい反応だな。…さてはこの子、真面目過ぎて弄られるタイプだな?
「………の、為です…」
「ん?」
「主が、咲かない桜を咲かせてみたいと仰っていたので…」
「…それで春を集めてたんですかー?」
「…はい」
今度こそ異変の犯人を見付けた。…けど、さっきリリーが言っていた様に少し服が破れているのは何故だろう。―もしかして…
「―ねえ、貴女の傷に塩を塗る訳じゃないけど…貴女、既に誰かにやられてるわね?誰にやられたの?」
「博麗の巫女と…箒に乗った金髪の子と…ええと、ナイフを持った―」
「あー3人とも分かった。あいつら…3対1でやったのかよ…」
いくら何でも酷くないか。俺の人狼狩りより…あれは俺が勝ったんだっけか。
「―で、その3人は?」
「冥界の…白玉楼に」
「冥界?死人の魂が行く所か?」
「は、はい。あぁでも、まだ死んでませんから…」
「…まだ、だと?」
「え、いや、あの…主…幽々子様が能力を使えばの話です。滅多に使いませんよ」
「…だとしてもだ、冥界はどっちだ?」
「あ、あっち――きゃあ!?」
あの3人は、死んでいい人間じゃない。後ろで4人が何か言っているが、今は聞いていられない。ただ全力で飛んでいた。
「…居た、咲夜ー!」
「あら、霊夜じゃない。遅かっ―」
「う、ううっ…」
呻き声がしたのでそちらを向くと、霊夢と弾幕ごっこをしていたらしい桃髪に上品な空色の和服を着た女性―恐らく彼女が幽々子―が苦しみ始め――消えてしまった。
「え…?」
途端、蕾すら付いていなかった巨大な桜―これが妖夢の言っていた「咲かない桜」だろう―が、一斉に咲き、妖しく光り始めて―――。
そこで、記憶が途切れている。ぼんやりと覚えているのは、金色の九尾らしき女性に、尻尾でぐるぐる巻きにされた事、そして桜の花が一斉に散った事だけ。
弾幕ごっこしない、すげえ(小並感)。妖夢どころか幽々子すらすっ飛ばした妖々夢って味気無い気が…という事で、後日談を挟んでEXに移ります。何かもう、超平和ですね。霊夜。今の所、弾幕ごっこ2回(1勝1敗)、使用スペル1枚。うーん…(笑)
ではまた次回。