タイトルで次やる人分かりますよね?(挑発)
やっぱり戦闘はカット。何人かに「書けやこの野郎」と言われている気が。…美鈴しか書いてないしなあ……今度は書こうかなあ…
ではどうぞ。
「ぐぬぬ…あいつ強すぎるぜ……」
「流石は鬼ね…頑丈だわ」
「けほっけほっ…けほっけほっけほっ」
魔法使い組で挑んだ結果、実はあと一歩の所まで追い詰めたのだ。だがパチュリーが土埃を吸い込んでしまった為詠唱が出来ず、そのまま負けてしまったのである。
「大丈夫?パチュリー」
「な…なんとか……」
「……屋根に居た方が良さそうだな」
―*―*―*―*―*―*―*
妖夢に足音を立てずに近付き、後ろからぽんっと肩を叩いてみる。すると――
「ふきゃあぁぁ!?ゆ、ゆゆゆ幽々子様ぁぁぁぁ!」
と、この様に面白いぐらいに驚いてくれるのだ。目には涙まで浮かべている。
「あらあら、どうしたの妖夢?」
「お、おばっ…お化け…」
「お化けじゃないわよ~、霊夜よ~……あら?居なくなってる」
「~~~~~!」
幽々子の服をぎゅっと掴み、プルプルと震えている妖夢を木の枝に乗って見ていると、なんだか申し訳ない気持ちになってきた。やれやれと思いつつ枝から飛び降り、妖夢に「ごめんな、驚かせて」と言って頭を撫でる。
「うう……悪霊退散悪霊退散……」
「おい、俺は生きてるっての。と言うか半分幽霊なのにお化けが怖いってなんだ。あと幽霊が悪霊退散出来るのか?」
「そ、それは……ええと……」
幽々子に撫でられた状態で顔を赤くし、幽々子に顔を埋めて恥ずかしがる妖夢だが、俺からしたら盛大に溜め息をつきたい。
「……ま、人間嫌いの人間と似た様なもんだと解釈しとくよ」
「あ、ありがとうございます……ってあれ、その腕……」
振り返った妖夢の視線が、折れたので(一応)矯正の為にギプスを巻いている左腕で止まった。八意印の薬のお陰でほぼ完治しているが、念のため巻いているのだ。
「え?あーこれか?ちょっとヘマしたんだ」
「…本当ですか?」
純真で、人の言う事を何でも信じる―紫談―妖夢にも疑われるとなるとかなり下手な嘘だな。…いや一応嘘では無いか。折れかけた左腕をムチみたいに使って萃香の鼻にぶち当てたのは俺だし。因みに萃香は鼻を痛めただけだった。俺は腕が砕けたが。
「…まあ、無茶はしたかな、うん」
「どんな無茶したんですか…妖怪の骨折ってそう聞かないですけど」
「そりゃもう、勢い良くガツンとぶつけ―――」
「あら、
ぎくっ、と来た。幽々子には一切話していないのに、何故―――いや。違う。話していないのは俺
そしてそれは――結果的に、はぐらかして逃げる手が潰された訳だ。
「…霊夜君?本当は何したんです?」
「あーーーー………幽々子~…責めて言わないでほしかった…」
「ふふ、ごめんなさいね~」
クスクスと柔らかく笑う幽々子。いつもは一緒に笑うのだが、今回ばかりは笑えない。何せ逃げ道が消されたのだ、笑える訳が無い。
そうしている間にも、妖夢はずいっと詰め寄って来ている。あ、オワタ。
「どうなんですか?答えてください」
「………はぁ、分かったよ。教えるから詰め寄るな」
「むぅ…で、誰なんです?」
「神社に漂ってる霧」
「へ?」
「だからあ、霧だよ霧。正確には妖霧だ」
「わ、私ですか?」
「違う妖夢じゃない。妖力を持った霧で妖霧」
「妖霧……ですか?でも、霧で骨は…」
「そう、折れない。霧ならな」
なら?と小首を傾げる妖霧…じゃない妖夢に、萃香の事と美鈴や俺、そして恐らく魔理沙が負けた事を話した所、大いに興味を示した。やはり幻想郷には、酒豪と戦闘狂が多い。妖夢も涼しい顔で日本酒飲んでたし。しかも結構飲んでるっぽい。酒の匂いがする。
「…刀振った事無いから分からないけど、大丈夫か?」
「大丈夫です!妖怪の鍛えた楼観剣に、斬れぬものなどあんまり無いですから!」
「あんまりなのか……と言うかその長刀楼観剣って銘なんだな。…因みに短刀は?」
「白楼剣、と言います。白い狼の剣じゃないですよ」
「え、違ったの?」
…白狼剣かと思った。文から「白狼天狗の部下が居るんです」と聞いたからかな?
「木へんに米と女と書いて楼です。…じゃなくて、貴重な経験ですから是非とも挑戦したいです!」
「そ、そうか。まあ、戦った事無いから実力の程は分からないが…頑張れ」
「はいっ」
因みに幽々子だが、また調理側の人間を潰していた。誰か幽々子を止めてくれ。
はい、4人目(巻き込まれたパッチェさんとアリスはノーカン)は妖夢でした。ええ、「知ってた」と言われる前提でタイトル書いてます。前々回に至っては名前すら出してますしね。と言う訳で、また次回。