いやー、今日何かありましたっけ?確かバレンタ何とかいう日でしたよねバレンタ何とか(真顔で『もうみんなしねばいいのに』を流す)。
因みに今回は時系列も本編も関係ありません。ただ漢方薬でも何でもぶち込んでやっ(ゴキッ)
関係無いですが、霊夜のイラストまた描いてみました。
で、その結果………
そ こ は か と な い け も フ レ 感 。
どうしてこうなった?
ではどうぞ。
霊夜「……おい、終わってんぞ」
さ、さあ……何の事やら分かりmあっちょっとやめ(ピチューン)
「う~……寒い~……」
最近朝から寒い為、ベッドの中から出づらい。そんな経験無いか?俺は今それだ。いやだって、雪積もってるし。廊下から入る風冷たいし。
だからそう、俺はぬくぬくと暖かい微睡みの中で――扉がノックされた。
って誰だ、俺の二度寝を許さぬ輩は。
「霊夜ー、朝御飯出来たから起きてって言ってたよー」
なんだフランだったのか。なら許せる。いや訂正、ぶっちゃけ腹減ってるからどっちにしろ行く。
「ねえねえ霊夜、今日は『バレンタインデー』って言って、女の人が男の人にお菓子をあげる日なんだって!」
「そうなのか?聞いた事無かったな……と言うかフラン、着替えるから後ろ向いてな」
はーいと返事して、くるりと後ろを向くフラン。元気があって大変よろしい。
「よし、いいぞ」
「それじゃ行こ!」
「おわっ、ちょっ!」
―*―*―*―*―*―*―*
「……今日のは何か味付け違う気がしたのは気のせいか?」
咲夜はふふっと笑い、指を1本立てて種明かしをした。
「今日の料理は妹様も一緒に作ったのよ」
「なるほど……偉いぞフラン」
「えへへー……」
頭を撫でられ、にぱーっと笑うフラン。普通に可愛い。
「あら、霊夜も作ってみる?」
「えぇ!?遠慮しとくよ、そこまで得意じゃないし……」
「そう、残念」
咲夜のクスクス笑いは消えず、むしろ楽しんでいる様にも見える。何か狙っているんだろうか?
「って、あれ?咲夜ー?フラーン?」
瞬きをした途端、2人が消えた。咲夜は分かる。だがフランは何故に、いやどこに……
「わっ」
「のわぁ!?……フラン!?」
「はいっ、これ!私と咲夜から!」
「え……良いのか?」
「うん!」
咲夜にも聞いてみたが、咲夜はそっぽを向いてしまった。……耳まで赤いですよー。
「……まあ、くれるならありがたく貰っとくよ。ありがとな、2人とも」
「どういたしましてっ」
「……どういたしまして」
咲夜のは小声で聞こえた。ツンデレってやつかな?
―*―*―*―*―*―*―*
「…美味っ。流石だな……」
フランのは少しだけ崩れているが、それも合わせてフランらしいチョコ。詳しく言うとひし形――つまりフランの羽根と同じ形だ。咲夜のは……どうやったらこんなの作れんのってぐらいに精巧な薔薇の形。咲夜凄過ぎだろ……何者だよ……。
「りょーうっや君っ」
「むぐっ……!」
「え、あ、大丈夫ですか!?」
「もう……何してるのよ……」
因みに今はヴワル魔法図書館。こあによる不意打ちが、チョコを喉に詰まらせた。慌てて出された水をがぶ飲みし、なんとか事なきを得たが。
「………ぷはっ、あー死ぬかと思った……」
「だ、大丈夫でしたか?」
「なんとか、ね……そんで、今日は……と言うか今回はどうし」
「じゃーん、こちらです」
と言って渡された袋には、見覚えのある白黒の柄が入ったお菓子が入っていた。
「これは……クッキー?」
「はい、美味しいんですよ~」
食べたんかい。
と言いそうになったが危うく呑み込み、お礼を言って受け取る。これは後で食べるとしよう。チョコもまだ食べ終わってないし。……咲夜のは食べるのが勿体無い気がするんだけど。
「はいこれ、私から」
「ありがとうな、パチェ」
「いいのよ、貴方が居ると退屈しないもの」
「そうなのか?魔理沙とかアリスとかこあとか居るだろ?」
「それでも、よ」
人差し指を口に当て、ウインクをしてUターンしたパチェは、何だかんだ言ってノリが良いのではなかろうか。……後ろでこあがガッツポーズしてるし。
―*―*―*―*―*―*―*
夜。昼型の俺は船を漕ぎ始める頃だが、紅魔館の皆は割と生活習慣が酷い。パチェとこあはそもそも環境が悪いし、咲夜に至ってはいつ寝ているのかすら分からない。吸血鬼の2人は寝たい時に寝て起きたい時に起きるというもの。美鈴?ありゃ寝過ぎだ。
で、何が言いたいかと言うとだな。
「眠れないから付き合え、ってか……ふわぁ……」
「あ、あはは……ゴメンナサイ」
「う、うるさいわね……たまたま夕方に起きちゃっただけよ」
「レミィは分かる。時間配分ガッタガタだし。でも美鈴、お前は単に寝過ぎただけだろ」
「あぅ……あの、これでお許しください……」
「……マカロン?小籠包でも作るかと思った」
「むむっ、私も中華料理だけじゃありませんよ?咲夜さんが来る前は私がメイド長だったんですから」
「ほえ、そうなの?」
「事実よ。中国のメイド長時代は大変だったけど」
ここにきて、新事実が発覚。マジかよ、全っ然知らなかった。美鈴のメイド服……なんか普通に似合いそう。
「どうせなら食べちゃおうぜ。パチェは起きてたら……」
「魔理沙が来てるから起きてる筈よ。呼んで来ましょうか?」
「いや、どうせなら
手早く寝間着から着替え―ぶっちゃけ慣れたが、逆は慣れない―、マカロンが乗った皿を両手で持ち、欠伸を噛み殺しながら図書館へ。魔理沙に半分ぐらい食われそう……
―*―*―*―*―*―*―*
「パチェー入るぞー……ふわぁ」
「…眠いなら寝たら良いのに」
「美鈴とレミィに言ってくれ。眠くないからって付き合わされてんだよ……」
「……それは災難ね」
共感してもらえて嬉しいよ。でも出来るなら寝たい……あ、ソファで寝そう……
「おーっす霊夜ー!」
「どふあぁ!?」
「なんだその声……」
「とっ、ととととと!」
魔理沙ぁ……何故後ろから叩いたぁ……マカロン落としかけたじゃんか……まあ落とさなかったからセーフかな。
「……ふぅ、危ねぇ……」
「おっ何だこれ、美味そう」
「あっ、こら!立ち食いすんなよ!」
皿をテーブルに置き、全員――いやフランと咲夜を除いた全員と魔理沙が座る。フランはもう寝たのかな?
「いただきまーす…ん、美味い」
ふわふわと柔らかく、それでいてしつこくない甘み。あーこれクセになるわー……いくらでもいけそう。
「あむっ……あらほんとね。美鈴の料理は久し振りな気がするわ」
「えっ、これ美鈴が作ったのか?嘘だろ?」
「あはは……残念ながらほんとです」
「何が残念よ、美味しいじゃない」
こあがいれてくれた紅茶を飲み、今日はなんだか甘い物食べてる割合が高いなーと思いつつ、ほうっ、と息をつく。
「美味しかったですか?」
「うん、とっても………美味しかっ………zzz…」
「……あら、寝ちゃったわね」
「ぐぬぬ……こいつ、寝てると女にしか見えないぜ……」
「最初は私もそう思ったわ。処女の血は美味しいから吸おうと思ってたのに……」
「えっ、それ吸血鬼になるんじゃ……」
「逆よ、吸血鬼の血を飲んだら吸血鬼になるのよ」
「そうなのか……」
―*―*―*―*―*―*―*
「んー…………っ、よく寝た……」
「おはよう、霊夜。と言っても、もう昼近いけどね」
「えっ、マジか……早いな」
「あ、そうそう……霊夜、ホワイトデーって知ってる?」
「……何じゃそりゃ。白い日?」
「違うわよ、昨日から1ヶ月後に男性が女性にチョコのお返しをするのよ」
「へー、お返しねぇ…………ん、お返し!?」
「期待してるわよ?」
「デスヨネー……」
この後滅茶苦茶頑張った。
先に言っときます。ホワイトデー編は書きません。
……いやー遅れた遅れた……すんませんほんとに……1日で書き終わると考えた13日の俺をぶん殴ってやりたいですわ……
ではまた次回。